単色デッキへの道part1:白篇
2005年4月10日昨日はサークル新歓コンパでした。そして今夜は合コン。
勉強とマジックに没頭する計画が早くも崩れそう。
先日から予告した黒単の話。
・・・の前に、今の環境の単色デッキについてちょっと考察を。
最近単色デッキが多いですよね。色事故が極めて起こりにくいため非常に安定するのですが、その分弱点もあります。
色の特性が前面に押し出される代わりに、「どうしようもない弱点」を補えないわけですね。
しかし、そこで登場するのが各種強力AF。先日の日記でも書いたように、メタ上位のデッキは概してそれらを活用しています。
というわけで、今日から数日に渡り、優秀AFに注目して単色デッキを考察していきます。
結構わかりきったことを書くことも多いですが、改めて確認するという意味でご覧下さい。頭でなんとなくわかっていても、意外と見落としている点があるかもしれませんよ。
○白単 注目AF:《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
今の白単は基本的に白ウイニーが主流です。
白単コントロールは見ないし、放粉痢プリズンも単色はないですよね。そもそも放粉痢プリズン自体を見かけなくなったというのは禁句。
そんな白単ですが、通常の白ウイニーでは基本的に不可能である
・爆発的なクリーチャー強化
・クリーチャー除去
・ライフゲイン(?)
を補ってくれるのが十手です。正直ライフはオマケですが。
緑と違って《巨大化》や《捕食者の一撃》のような強化カードがない白単ですが、十手を持って殴れば次から一気に+4/+4以上の修整が可能になります。
ただ、クリーチャーが数並べば《栄光の頌歌》でそれと同等以上の修整が可能になるので、単に強化能力しか持っていなかったならば十手は使われなかったと思います。
やはり重要なのは除去能力です。上記のように他の白のカードで代用できる強化能力とは根本的に異なり、「基本的に今の白ではできないこと」である単体除去能力を与えることが十手をここまで蔓延させる原因なのでしょう。
これぞ、まさにアーティファクトならではの「色の特性を無視した効果」です。
ただ、自分のように十手を採用しない人も珍しくありません。
http://diarynote.jp/d/51853/20050408.html現に、こちらの方も、十手ナシで勝っていますね。自分のデッキとコンセプトがほぼ同じようです。群れが無いぶん、こちらの方が尖っていますが。参考にしなければ。
十手を入れていない理由は人それぞれですが、自分は除去能力と十手の弱点(6日の日記参照)を天秤にかけ、十手を使うのが割に合わないと感じたので抜きました。
一応《輝く群れ》があれば単体除去も可能ですしね。相手に依存するので素直に除去と呼べない部分も大きいのですが、ポリスは群れで充分、というか群れの方が強いと思うのです。
正直、十手は同系対策のサイドが一番安定だと思います。
あとは細かい話になりますが、《手甲》と《骨断ちの矛槍》も装備品という点で「白にはできないこと」ですよね。
白だけで永続的な単体強化を行うにはエンチャント(クリーチャー)を使わなければいけないのですから。
装備先のクリーチャーが壊れても場に残るのはやはり強力ですよね。今更ながら。
クリーチャー強化自体は白にも可能ですが、より効率的な手段ということで軽量装備品が使われるわけですね。
現在はメインに《減衰のマトリックス》を積んだ妨害型白ウイニーも選択肢に入ると思いますが、その話はまた後日。
次回は青単の考察です。基本的にこの日記では単色デッキの考察をするだけで、対策方法などを逐一載せたりするつもりはありません。自分がやると見落としが多そうだし。
ただし毎回「その色にできないこと」「アーティファクトがその色の何を補っているか」を中心に考察を進めていきますので、そこから何を対策すれば良いかが見えてくることもあると思います。
そんな感じでこの記事を活用して頂ければ幸いです。興味があれば明日以降もどうぞ。
勉強とマジックに没頭する計画が早くも崩れそう。
先日から予告した黒単の話。
・・・の前に、今の環境の単色デッキについてちょっと考察を。
最近単色デッキが多いですよね。色事故が極めて起こりにくいため非常に安定するのですが、その分弱点もあります。
色の特性が前面に押し出される代わりに、「どうしようもない弱点」を補えないわけですね。
しかし、そこで登場するのが各種強力AF。先日の日記でも書いたように、メタ上位のデッキは概してそれらを活用しています。
というわけで、今日から数日に渡り、優秀AFに注目して単色デッキを考察していきます。
結構わかりきったことを書くことも多いですが、改めて確認するという意味でご覧下さい。頭でなんとなくわかっていても、意外と見落としている点があるかもしれませんよ。
○白単 注目AF:《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
今の白単は基本的に白ウイニーが主流です。
白単コントロールは見ないし、放粉痢プリズンも単色はないですよね。そもそも放粉痢プリズン自体を見かけなくなったというのは禁句。
そんな白単ですが、通常の白ウイニーでは基本的に不可能である
・爆発的なクリーチャー強化
・クリーチャー除去
・ライフゲイン(?)
を補ってくれるのが十手です。正直ライフはオマケですが。
緑と違って《巨大化》や《捕食者の一撃》のような強化カードがない白単ですが、十手を持って殴れば次から一気に+4/+4以上の修整が可能になります。
ただ、クリーチャーが数並べば《栄光の頌歌》でそれと同等以上の修整が可能になるので、単に強化能力しか持っていなかったならば十手は使われなかったと思います。
やはり重要なのは除去能力です。上記のように他の白のカードで代用できる強化能力とは根本的に異なり、「基本的に今の白ではできないこと」である単体除去能力を与えることが十手をここまで蔓延させる原因なのでしょう。
これぞ、まさにアーティファクトならではの「色の特性を無視した効果」です。
ただ、自分のように十手を採用しない人も珍しくありません。
http://diarynote.jp/d/51853/20050408.html現に、こちらの方も、十手ナシで勝っていますね。自分のデッキとコンセプトがほぼ同じようです。群れが無いぶん、こちらの方が尖っていますが。参考にしなければ。
十手を入れていない理由は人それぞれですが、自分は除去能力と十手の弱点(6日の日記参照)を天秤にかけ、十手を使うのが割に合わないと感じたので抜きました。
一応《輝く群れ》があれば単体除去も可能ですしね。相手に依存するので素直に除去と呼べない部分も大きいのですが、ポリスは群れで充分、というか群れの方が強いと思うのです。
正直、十手は同系対策のサイドが一番安定だと思います。
あとは細かい話になりますが、《手甲》と《骨断ちの矛槍》も装備品という点で「白にはできないこと」ですよね。
白だけで永続的な単体強化を行うにはエンチャント(クリーチャー)を使わなければいけないのですから。
装備先のクリーチャーが壊れても場に残るのはやはり強力ですよね。今更ながら。
クリーチャー強化自体は白にも可能ですが、より効率的な手段ということで軽量装備品が使われるわけですね。
現在はメインに《減衰のマトリックス》を積んだ妨害型白ウイニーも選択肢に入ると思いますが、その話はまた後日。
次回は青単の考察です。基本的にこの日記では単色デッキの考察をするだけで、対策方法などを逐一載せたりするつもりはありません。自分がやると見落としが多そうだし。
ただし毎回「その色にできないこと」「アーティファクトがその色の何を補っているか」を中心に考察を進めていきますので、そこから何を対策すれば良いかが見えてくることもあると思います。
そんな感じでこの記事を活用して頂ければ幸いです。興味があれば明日以降もどうぞ。
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