ギルド門侵犯TOP10
2013年2月5日 最新セットの話題 コメント (3)前回に続いて発売日後の記事となってしまいましたが、毎回恒例の新セット評価。
の前に、まずはラヴニカへの回帰の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201210080108434976/)
1:《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》
2:《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm(RTR)》
3:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》
4:《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》
5:《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》
6:《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》
7:《大軍のワーム/Armada Wurm(RTR)》
8:《イゼットの魔除け/Izzet Charm(RTR)》
9:《ロッテスのトロール/Lotleth Troll(RTR)》
10:《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》
うーん特に言うことない。強いて言うなら最初は評価低かったジェイスとか啓示がちゃんと入ってたりシャーマンや衰微も入ってる・・・でも誰でもわかるような範囲だしなあ。前回は簡単でしたね。
そして本題、「ギルド門侵犯」からのTOP10です。選択基準はいつも通り構築環境での評価で。前回同様、ショックランドはランキングに含めません。
ラヴニカへの回帰とは一変して塩セットと名高く、ショックランドが引き続き5種類収録されているにも関わらず予約キャンセルが後を立たなかったという噂があったりなかったりするこのエキスパンション。
値段は安いかもしれない、それでも強いカードはあるかもしれない!
「闇の隆盛」の再来とも言われるこのセットから、ショックランド以外に珠玉の10枚を掘り当てることはできるのか!?
【10位】《真火の聖騎士/Truefire Paladin(GTC)》
微妙に《サンホームのギルド魔道士/Sunhome Guildmage(GTC)》と迷ったんですが、やはり先制攻撃と警戒とパンプの組み合わせは序盤から終盤まで強かろうと思ってこちらを。環境的に普通に1マナ2点火力が取られてるので現状強いかと言われるとアレですが、カード自体は強いと思います。
【9位】《肉貪り/Devour Flesh(GTC)》
《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》以来の2マナのインスタントエディクト系スペル。《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger(ISD)》の重さに悩まされていた黒ユーザーにはとてもよい知らせなのではないでしょうか。
相変わらず《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》は環境に存在し、ボロスの加入によりトリコトラフト系のデッキがその数をさらに増やしそうな今、このカードは黒を含むコントロールに欠かせないパーツとなるでしょう。
【8位】《頭蓋割り/Skullcrack(GTC)》
《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》と《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》を許すな!
ということで環境に蔓延する厄介なゲイン系カードを無理なく無力化する火力がついに現れました。《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》と違ってしばらく構え続けても許容できるマナコストなのがいいですね。
仮に相手がその手のカードを引かなくても最終的には本体3点として使えるわけですから、無理なく運用できるという点でとても良いカードです。
【7位】《戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader(GTC)》
エンド前に《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》、メインにオレリアで6点×2の12点!
まあこれは修復が強いだけじゃないのかという話もありますが、見えないところから一気にダメージレースを詰めに行けるカードは常に可能性を秘めています。単体でも速攻の実質6点クロックなので、ミッドレンジからコントロール寄りのデッキで使われることがあるのではないでしょうか。
【6位】《ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager(GTC)》
リミテッドで既に使った・使われた方も多いと思いますが、こいつ本当に強い。こんだけ強ければ構築で使われる可能性も十分あるだろう、ということで見事ランクインを果たしました。
4マナ4/4トランプルだけ見れば現代ではそこまで驚異的ではない(単色で4マナ5/5がいる時代なので)のですが、トランプルはやはり強い。《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》を乗り越えられるサイズなので十分ですしね。
そして湧血の軽さも特筆すべきでしょう。もちろんコンバットトリックとして使うこともあるでしょうし、2マナで4点パンプ+トランプル(しかもカウンターできない!)というのはそれだけで魅力的です。デッキを組んでみたい。
【5位】《盲従/Blind Obedience(GTC)》
強請は置物に付いているのが一番強いわけで、さらにその置物がダメージレースに大きく寄与する能力を持つとなればその総合的な強さは言うまでもないでしょう。守るために使うと相手の速攻がタップインする程度しかメリットはないのですが、攻撃的なデッキが使うと
・瞬速クリーチャーを気にせずコンバットができる
・相手が直前に出したクリーチャーもブロッカーとして機能しない
という大きなメリットを享受できます。その上余ったマナでドレインができるとなれば言うことないですね。
特に《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》を併用する中速寄りのセレズニア系デッキに大して劇的に刺さるので、それらを苦手とするビートダウンがサイド等(もしくはメイン?)に積むことになるでしょう。
カード単体では1:1交換すら取っておらず微妙なテンポを稼ぐだけのいわゆる「アド損カード」ではありますが、ここまで効果が大きければまあいいのではないでしょうか。
【4位】《慈善獣/Alms Beast(GTC)》
あんまり評価されてない感じの4マナ6/6デメリット持ち。現在のマジックでは4マナ5/5は単色でもメリット持ちが許されますが6/6ではさすがにデメリットが付いてしまうようです。数年後にはさらにインフレが進むかもしれませんが・・・
それはともかく、現在の環境では6/6というサイズはほぼコンバットにおいて無敵と言っても過言ではないでしょう。《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》すら怖くありません。トークン含めて2回ブロックされると合計8点回復されますが些細な問題です。
何らかの方法で回避能力を持たせるととても強そうですが、そうでなくても単純にサイズの大きさというものはそれ自体がアドバンテージに繋がるので個人的には強いなあと思っています。
【3位】《軍勢の集結/Assemble the Legion(GTC)》
現代に蘇った《苦花/Bitterblossom(MOR)》!
確かに重い、重いけど5マナはそこまで重くない。放置するとトークンに押しつぶされる上に、PWと違ってクリーチャーの攻撃で処理されない。速攻を持っているけれどアタックが強制じゃないのも非常にいいですね。ぜひ使ってみたい一枚です。
【2位】《オレリアの憤怒/Aurelia’s Fury(GTC)》
発表直後に強いと言われ、ボロチャが発表されて一瞬で話題を奪われ、その後すぐにいやいやボロチャとか比べ物にならんくらい強いだろと再び評価され、さらに発売後は思ったより強くなさそう・・・?と言われ始めてるとか何とか。
そもそもに《とどろく雷鳴/Rolling Thunder(TMP)》がインスタントになった上に焼けないサイズの生物やプレイヤーにまで追加効果を及ぼすだけで十分強いのですが、問題はこれを使うデッキがあるかどうかという話でしょうね。
《戦慄の感覚/Feeling of Dread(ISD)》や《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》など他に優先されるべきスペルが多く存在するのも逆風かもしれません。ただ、やはりこの柔軟性は素晴らしいと思います。
たくさん入れるカードではないかもしれませんが、テンポを重視するデッキならば是非採用すべきではないでしょうか。
【1位】《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》
普通に強い。赤単やそれに類するデッキならばまず間違いなく4積みからスタートでしょう。本体に跳ね返すだけでも強いのに、なぜかクリーチャーにダメージを飛ばすことができます。火力で除去されても1:2交換を取れる可能性があるわけですね。
既に言われている通り、あまりにも強いせいで《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》を4枚使うボロス人間デッキで使いづらいように謎の部族に設定されているのではないかという説もあるほどw
また《冒涜の行動/Blasphemous Act(ISD)》での一撃必殺やアゾチャ+ボロチャとの組み合わせで無限ライフなど、微妙にシナジーの可能性も持っているのがニクいところ。たぶん「普通に使うのが一番強い」という結論にはなりそうですがw
カードの性質上、黒い除去を使うデッキ相手には3/3先制攻撃でしかなく《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》の超弱い版みたいな感じになってしまいがちです。ビートダウン対決が今後も続くようならば使われるでしょうし、エスパーコンなどが台頭してくると選択肢から外れることもあるかもしれませんね。とはいえ、赤いデッキの3マナ域には他に有力な選択肢が少なく、ビート相手には強いんだからいいだろうという理由で引き続き使われ続けるかもしれません。
という感じでいつものTOP10でした。
なんだかTOP10に厳選したカードなのに無理やり褒めたような文章が少なくないような気もしますが、そこは気のせいということで。
さて、これで書きたい記事は一通り済んだかな。スタンもモダンも新環境になったことだし、同じデッキばかりにこだわらず色々と組んでみようと思います(組もう組もう詐欺)。
の前に、まずはラヴニカへの回帰の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201210080108434976/)
1:《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》
2:《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm(RTR)》
3:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》
4:《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》
5:《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》
6:《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》
7:《大軍のワーム/Armada Wurm(RTR)》
8:《イゼットの魔除け/Izzet Charm(RTR)》
9:《ロッテスのトロール/Lotleth Troll(RTR)》
10:《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》
うーん特に言うことない。強いて言うなら最初は評価低かったジェイスとか啓示がちゃんと入ってたりシャーマンや衰微も入ってる・・・でも誰でもわかるような範囲だしなあ。前回は簡単でしたね。
そして本題、「ギルド門侵犯」からのTOP10です。選択基準はいつも通り構築環境での評価で。前回同様、ショックランドはランキングに含めません。
ラヴニカへの回帰とは一変して塩セットと名高く、ショックランドが引き続き5種類収録されているにも関わらず予約キャンセルが後を立たなかったという噂があったりなかったりするこのエキスパンション。
値段は安いかもしれない、それでも強いカードはあるかもしれない!
「闇の隆盛」の再来とも言われるこのセットから、ショックランド以外に珠玉の10枚を掘り当てることはできるのか!?
【10位】《真火の聖騎士/Truefire Paladin(GTC)》
微妙に《サンホームのギルド魔道士/Sunhome Guildmage(GTC)》と迷ったんですが、やはり先制攻撃と警戒とパンプの組み合わせは序盤から終盤まで強かろうと思ってこちらを。環境的に普通に1マナ2点火力が取られてるので現状強いかと言われるとアレですが、カード自体は強いと思います。
【9位】《肉貪り/Devour Flesh(GTC)》
《悪魔の布告/Diabolic Edict(TMP)》以来の2マナのインスタントエディクト系スペル。《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger(ISD)》の重さに悩まされていた黒ユーザーにはとてもよい知らせなのではないでしょうか。
相変わらず《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》は環境に存在し、ボロスの加入によりトリコトラフト系のデッキがその数をさらに増やしそうな今、このカードは黒を含むコントロールに欠かせないパーツとなるでしょう。
【8位】《頭蓋割り/Skullcrack(GTC)》
《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》と《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》を許すな!
ということで環境に蔓延する厄介なゲイン系カードを無理なく無力化する火力がついに現れました。《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》と違ってしばらく構え続けても許容できるマナコストなのがいいですね。
仮に相手がその手のカードを引かなくても最終的には本体3点として使えるわけですから、無理なく運用できるという点でとても良いカードです。
【7位】《戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader(GTC)》
エンド前に《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》、メインにオレリアで6点×2の12点!
まあこれは修復が強いだけじゃないのかという話もありますが、見えないところから一気にダメージレースを詰めに行けるカードは常に可能性を秘めています。単体でも速攻の実質6点クロックなので、ミッドレンジからコントロール寄りのデッキで使われることがあるのではないでしょうか。
【6位】《ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager(GTC)》
リミテッドで既に使った・使われた方も多いと思いますが、こいつ本当に強い。こんだけ強ければ構築で使われる可能性も十分あるだろう、ということで見事ランクインを果たしました。
4マナ4/4トランプルだけ見れば現代ではそこまで驚異的ではない(単色で4マナ5/5がいる時代なので)のですが、トランプルはやはり強い。《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》を乗り越えられるサイズなので十分ですしね。
そして湧血の軽さも特筆すべきでしょう。もちろんコンバットトリックとして使うこともあるでしょうし、2マナで4点パンプ+トランプル(しかもカウンターできない!)というのはそれだけで魅力的です。デッキを組んでみたい。
【5位】《盲従/Blind Obedience(GTC)》
強請は置物に付いているのが一番強いわけで、さらにその置物がダメージレースに大きく寄与する能力を持つとなればその総合的な強さは言うまでもないでしょう。守るために使うと相手の速攻がタップインする程度しかメリットはないのですが、攻撃的なデッキが使うと
・瞬速クリーチャーを気にせずコンバットができる
・相手が直前に出したクリーチャーもブロッカーとして機能しない
という大きなメリットを享受できます。その上余ったマナでドレインができるとなれば言うことないですね。
特に《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》を併用する中速寄りのセレズニア系デッキに大して劇的に刺さるので、それらを苦手とするビートダウンがサイド等(もしくはメイン?)に積むことになるでしょう。
カード単体では1:1交換すら取っておらず微妙なテンポを稼ぐだけのいわゆる「アド損カード」ではありますが、ここまで効果が大きければまあいいのではないでしょうか。
【4位】《慈善獣/Alms Beast(GTC)》
あんまり評価されてない感じの4マナ6/6デメリット持ち。現在のマジックでは4マナ5/5は単色でもメリット持ちが許されますが6/6ではさすがにデメリットが付いてしまうようです。数年後にはさらにインフレが進むかもしれませんが・・・
それはともかく、現在の環境では6/6というサイズはほぼコンバットにおいて無敵と言っても過言ではないでしょう。《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》すら怖くありません。トークン含めて2回ブロックされると合計8点回復されますが些細な問題です。
何らかの方法で回避能力を持たせるととても強そうですが、そうでなくても単純にサイズの大きさというものはそれ自体がアドバンテージに繋がるので個人的には強いなあと思っています。
【3位】《軍勢の集結/Assemble the Legion(GTC)》
現代に蘇った《苦花/Bitterblossom(MOR)》!
確かに重い、重いけど5マナはそこまで重くない。放置するとトークンに押しつぶされる上に、PWと違ってクリーチャーの攻撃で処理されない。速攻を持っているけれどアタックが強制じゃないのも非常にいいですね。ぜひ使ってみたい一枚です。
【2位】《オレリアの憤怒/Aurelia’s Fury(GTC)》
発表直後に強いと言われ、ボロチャが発表されて一瞬で話題を奪われ、その後すぐにいやいやボロチャとか比べ物にならんくらい強いだろと再び評価され、さらに発売後は思ったより強くなさそう・・・?と言われ始めてるとか何とか。
そもそもに《とどろく雷鳴/Rolling Thunder(TMP)》がインスタントになった上に焼けないサイズの生物やプレイヤーにまで追加効果を及ぼすだけで十分強いのですが、問題はこれを使うデッキがあるかどうかという話でしょうね。
《戦慄の感覚/Feeling of Dread(ISD)》や《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》など他に優先されるべきスペルが多く存在するのも逆風かもしれません。ただ、やはりこの柔軟性は素晴らしいと思います。
たくさん入れるカードではないかもしれませんが、テンポを重視するデッキならば是非採用すべきではないでしょうか。
【1位】《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》
普通に強い。赤単やそれに類するデッキならばまず間違いなく4積みからスタートでしょう。本体に跳ね返すだけでも強いのに、なぜかクリーチャーにダメージを飛ばすことができます。火力で除去されても1:2交換を取れる可能性があるわけですね。
既に言われている通り、あまりにも強いせいで《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》を4枚使うボロス人間デッキで使いづらいように謎の部族に設定されているのではないかという説もあるほどw
また《冒涜の行動/Blasphemous Act(ISD)》での一撃必殺やアゾチャ+ボロチャとの組み合わせで無限ライフなど、微妙にシナジーの可能性も持っているのがニクいところ。たぶん「普通に使うのが一番強い」という結論にはなりそうですがw
カードの性質上、黒い除去を使うデッキ相手には3/3先制攻撃でしかなく《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》の超弱い版みたいな感じになってしまいがちです。ビートダウン対決が今後も続くようならば使われるでしょうし、エスパーコンなどが台頭してくると選択肢から外れることもあるかもしれませんね。とはいえ、赤いデッキの3マナ域には他に有力な選択肢が少なく、ビート相手には強いんだからいいだろうという理由で引き続き使われ続けるかもしれません。
という感じでいつものTOP10でした。
なんだかTOP10に厳選したカードなのに無理やり褒めたような文章が少なくないような気もしますが、そこは気のせいということで。
さて、これで書きたい記事は一通り済んだかな。スタンもモダンも新環境になったことだし、同じデッキばかりにこだわらず色々と組んでみようと思います(組もう組もう詐欺)。
ラヴニカへの回帰TOP10
2012年10月7日 最新セットの話題発売日は過ぎてしまいましたが、毎度おなじみの新セット評価。
の前に、まずはアヴァシンの帰還の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201204252351307653/)
1:《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin(AVR)》
2:《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》
3:《処刑者の要塞/Slayers’ Stronghold(AVR)》
4:《僻地の灯台/Desolate Lighthouse(AVR)》
5:《終末/Terminus(AVR)》
6:《火柱/Pillar of Flame(AVR)》
7:《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil(AVR)》
8:《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》
9:《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons(AVR)》
10:《悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded(AVR)》
おいコラ!修復の天使とかがり火入ってねーぞ!
…いやまあ仕方ない、この2つは実際に使われ出してから一気に評価が上がったカードですからね。かがり火とか初日1000円台だったし。
それはそうとして魂の洞窟とかグリセルも入ってないですね。正解してる数の方が少ないんじゃないのかこれ。
その他に眼を向けてみると、《終末》と《ウルフィーの銀心》をきちんとピックアップできているのは大きい。特に後者は最初期はあまり目立って評価されていなかったはず。
無色ランドはカードは強いけど使う色のデッキがあまりなかったですね。これもそのうちデッキができたら評価される系のカードだと思うので、とりあえずは保留でいいでしょう。ただしティボルト、テメーはダメだ。あとこっそり1位になってるグリフィンね。ティボはともかくグリフィンは強いと思ったんだけどなぁ…。デルバー系に入らなかったのが全てですね。
気を取り直して本題、「ラヴニカへの回帰」からTOP10です。
なお、今回は既に発売日後のためにいくつかのカードに関しては実際に使用した感想も込みでお送りしようと思います。選択基準はいつも通り構築環境での評価で。
ちょうどこのブログが始まったころに発売された旧ラヴニカ、その長い長い年月を経て帰ってきたラヴニカ都市世界で繰り広げられる新たな戦い。予想以上に少ない再録カード、新たに追加された数々のサイクルやシステム。
初動予約でBOX完売といきなり最高のスタートを切った期待満点のこのセットから、最高の10枚を選びぬくことはできるのか!?
【10位】《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》
プレビューされるやいなや話題沸騰のこのカード。モダンやレガシーでの活躍は約束されているようなものですが、スタンダードでの役割はまだ未知数です。
マナコストの高めのカードも普通に使われるスタンダードでは相手の脅威に対処できないことも多々ありそうですが、そこは環境次第。壊したいものを考えるのも大事ですが、どのデッキが使うかも大事なファクターです。
個人的にはプレインズウォーカーにあまり触れないことが気になりますが、リリアナに対処できるだけまだマシでしょうか。
下環境での高評価とスタンでの未知数さを踏まえ、この順位です。
【9位】《ロッテスのトロール/Lotleth Troll(RTR)》
引き続きゴルガリから、今度は高性能生物を。緑を用いたゾンビデッキに使われることが確定しているため、使われるかどうかの議論をする必要はもはや無いと言っていいでしょう。
《野生の雑種犬》を思わせるその起動型能力ですが実際はクリーチャーカードのみ、と大きく異なるコスト。その分カウンターとして残り続け、さらに本人の持つトランプルと相性が良いので欠点を補って余りあると思われます。新環境で多用されると思われる《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》をほぼ無視できるのは大きいですね。
1マナで起動できる再生能力も強力で、再生禁止除去がすっかり消えてしまったスタンダードでは十分実用的な能力です。何にせよカードには強いことしか書いていないため、よほどゾンビ自体に向かい風の環境でなければその姿を見続けることになるでしょう。
【8位】《イゼットの魔除け/Izzet Charm(RTR)》
デュエルデッキ発売によって一足早くお披露目されたこの魔除け。その段階ではどうやら新魔除けは1マナ相当の効果×3なのかな?と言われていましたが、実際は2マナ相当の効果を持つ魔除けもちらほら見かけられ、単純なカードパワーではイゼットチャームはそこまで高くない、と言われるようになります。
しかし結局のところモード系呪文に必要なのは実質的な選択肢の多さ。最低限の除去として働きながらスペルも睨むことができる、というこのシンプルながら最高の汎用性は効果の低さを補って余りあります。
相手が十分なマナを揃えたり、もはやタフネス2が脅威ではなくなってきたタイミングこそ3番目のルーター能力が輝くときであり、カード全体の組み合わせで見た場合ではやはり強いと言って差し支えないと思われます。
【7位】《大軍のワーム/Armada Wurm(RTR)》
今回のタダツヨ枠その1。《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》を想起させるその能力とマナコストですが、今回は飛行の代わりにトランプル、さらに5/5という一回り大きなサイズを保有しています。
この手の生物の強さはつまるところ「カード1枚で相手の全体除去を要求する」という点になるわけですが、限環境は青白系に実用的な全体除去が2種類あるのでそのメリットはやや軽減されているかもしれません。
ただ、《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》でまとめて追放されないのはありがたいところ。もちろん《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》でのチャンプブロックも許さないので、見た目通りの強さは期待していいはずです。あとはこの色を用いたビッグマナ系のデッキが現れるかどうか?という所ですが、このカードにはデッキを組ませるだけの魅力があるのでその点は心配無用でしょうね。
【6位】《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》
今回のタダツヨ枠その2。《天才のひらめき/Stroke of Genius(USG)》よりは《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith(MBS)》と比べるべきでしょうか。青頂点は一部のヘビーな青黒コンで1~3枚程度使われていたことは使われていましたが、そこまで環境に強い影響を与えたカードではありませんでした。
ただ、このカードの大きく異なる点は「X点のライフを得る」というまさにその一文です。劣勢状態から大きなドロースペルで打開策を探す際、手札は増えたけれど使い切るマナがなくて結局負けてしまう、という場面は少なくありません。
しかし、このカードではドローと同時に延命も行ってくれるという、ターンを丸々費やしてしまうXドローにとって最高とも言える付随効果が備わっているのです。
もちろんほぼ盤面を捌き終わり、相手が僅かな可能性を信じて最後の戦力を展開した…という場面で心を盛大にへし折るのにも貢献しますね。さすがに中盤以降でX=5以上でプレイしてしまえばもはやビートダウン相手に負けることはほぼ無いのではないでしょうか。このカードは、本当に強いですよ。
【5位】《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》
新フィニッシャー枠の7マナ天使様。トリプルシンボルは辛いですが、その能力は劇的です。ビートダウン相手にはさながら《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》のような動きを見せるでしょうし、仮に除去されてしまったとしても手札に戻すという大きくテンポを奪う能力のおかげで返しに即座に負ける、という心配はありません。
既に言われているように自分で2枚使うことで追放除去さえ受けなければ延々と戦場に現れつづけることが可能です。コントロールでもリアニメイトでも使えそうですが、やはり複数を使いまわすという使い方を実現するためにも白系のコントロールで使うのがよさそうですね。《大軍のワーム/Armada Wurm(RTR)》と一緒に使って…オーバーキル?w
【4位】《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》
俺のデイジャがこんなにカウンターされるわけがない。
ということでカウンターされない《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》こと《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》です。まあ見た目通りの強さで、4マナの全体除去なので使わない理由もないわけですが、4ターン目にプレイしたい時にトリプルシンボルが揃わなくて負ける…という可能性も無くは無いと思います(今のところありませんでしたが)。
もはや当たり前になってしまった再生可能な全体除去ですが、《ロッテスのトロール/Lotleth Troll(RTR)》が存在するためゾンビ相手にはもはや打つ意味が無いのではないかというくらい効く生物がいないですね…。
打ち消されないの一文は環境にどれだけクロパが存在するかにその強さを大きく依存すると思いますが、コントロール対決でもフィニッシャーを出した返しにこれを打つと確実に通る、というその事実が構築やプレイングに影響を与えるかもしれませんね。
【3位】《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》
1マナハイブリッド生物の割になんだか能力がやけに多いこのカード。できることが多すぎて、そして入れることのできるデッキも多すぎて現状ではまだ正確な評価を下すことは難しそうですが、スタンダードから下の環境まで広く使われそうなイメージはあります。
とにかくメインから使える墓地対策として優秀なので、墓地利用系のデッキは常にこの生物の存在に頭を悩まされることになるでしょう。プレイヤーのライフに与える影響だけを見れば《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》かそれ以上のスペックなのですが、盤面に触れないのは仕方のないところ。さすがにそこまで求めるのは酷というものです。
黒いデッキが普通にマナブーストできるというのはこのカードの大きな特徴の一つなので、フェッチが使えるモダンやレガシーで緑を用いない黒いデッキがマナクリーチャーを獲得した、という見方をすることもできますね。
スタンダードではマナ能力を起動できる機会が少なそうですが、既に《思考掃き/Thought Scour(DKA)》や《忌まわしい回収/Grisly Salvage(RTR)》と併用するデッキも現れているようなのでこの先どんどん使われるのではないでしょうか。
【2位】《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm(RTR)》
魔除けの中で間違いなく最強なのはアゾリウスでしょう。青白という色の割にクリーチャー戦に依存した能力が2/3を占めていますが、このカラーは現代においては殴る色なので何も問題はありません。
そして、もちろん伝統的なコントロールで採用してもその強さは劣ることはありません。生物除去としての仕事がもちろん主な役割ですが、3番目のモードである「カードを1枚引く」が強い強い。
いやただの色拘束強い上にカウンターされる可能性のあるサイクリングだろ、と言われたらそれまでなのですが、やはり絶対に腐らないカードというのは強いものです。序盤では除去にもなりつつ、土地が詰まりそうならドローに変換。中盤以降も同様に構えつつ、青白カラーなら「奇跡」誘発のためのドローとして《熟慮/Think Twice(ISD)》と同様の役割を果たすことができます。
もちろんフィニッシャーが出てきてあとはダメージレース、という時にライフリンクでターンをずらすことも何ゲームかに1度くらいはあるでしょう。とにかく、見た目の地味さを大きく上回るその汎用性の高さが何よりの強さです。
【1位】《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》
1位はもちろんこのカード。4種類目のジェイスが、再び「神」を彷彿とさせる4マナ域で登場しました。
初見での評価は基本的に誰でも「-2は普通に強いけど+1がやや微妙?奥義もちょっと…」というものだと思います。順に見て行きましょう。
まず-2ですが、これは見た目通り強い。出したターンに盤面に脅威がいなければまず-2から入るのが基本です。ほぼ2ドローが約束されているので、返しにスペル等で除去されることがあっても1:3交換が確定しています。基本的にはジェイスをある程度守れる状況になったら-2で忠誠度を消費していってガンガン手札を増やしていくのが基本なので、逆に奥義を打つことは滅多にありません。
続いて問題の+1ですが、これは見た目より強い。単体で大きなクロックを用意してくる相手にはそれこそ前述のアゾチャや各種チャンプブロッカーが仕事をしてくれますし、逆に小さめの生物(パワー1~2くらい)を多く並べる相手には劇的な効果を発揮します。そうでなくてもパワーが1ずれてしまうのは意外と重要で、これは使ってみて初めて分かる系の強さかな?とも思いました。
奥義?奥義は…まあいいでしょう。使うことはないと思います。余裕があれば即座に-2を起動して手札を増やしていくのが正しい使い方ですね。
というわけでTOP10でした。
今回はちょっとだけ発売後期間に入ってからの記事掲載になりましたが、その代わり普段と違って実際に使ってみた感想込みでお送りしました。
そういえばショックランドが入っていませんが、まあ強さは分かっているしあえて入れる必要もないでしょう。ただ、M10ランドとの相性の良さは特筆すべきもので、3色のコントロールであってもショックランドが1枚出てしまえばその後のM10土地(とISD土地)が全てアンタップインになるのは想像以上に強いですね。
そんな感じで。
の前に、まずはアヴァシンの帰還の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201204252351307653/)
1:《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin(AVR)》
2:《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》
3:《処刑者の要塞/Slayers’ Stronghold(AVR)》
4:《僻地の灯台/Desolate Lighthouse(AVR)》
5:《終末/Terminus(AVR)》
6:《火柱/Pillar of Flame(AVR)》
7:《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil(AVR)》
8:《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》
9:《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons(AVR)》
10:《悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded(AVR)》
おいコラ!修復の天使とかがり火入ってねーぞ!
…いやまあ仕方ない、この2つは実際に使われ出してから一気に評価が上がったカードですからね。かがり火とか初日1000円台だったし。
それはそうとして魂の洞窟とかグリセルも入ってないですね。正解してる数の方が少ないんじゃないのかこれ。
その他に眼を向けてみると、《終末》と《ウルフィーの銀心》をきちんとピックアップできているのは大きい。特に後者は最初期はあまり目立って評価されていなかったはず。
無色ランドはカードは強いけど使う色のデッキがあまりなかったですね。これもそのうちデッキができたら評価される系のカードだと思うので、とりあえずは保留でいいでしょう。ただしティボルト、テメーはダメだ。あとこっそり1位になってるグリフィンね。ティボはともかくグリフィンは強いと思ったんだけどなぁ…。デルバー系に入らなかったのが全てですね。
気を取り直して本題、「ラヴニカへの回帰」からTOP10です。
なお、今回は既に発売日後のためにいくつかのカードに関しては実際に使用した感想も込みでお送りしようと思います。選択基準はいつも通り構築環境での評価で。
ちょうどこのブログが始まったころに発売された旧ラヴニカ、その長い長い年月を経て帰ってきたラヴニカ都市世界で繰り広げられる新たな戦い。予想以上に少ない再録カード、新たに追加された数々のサイクルやシステム。
初動予約でBOX完売といきなり最高のスタートを切った期待満点のこのセットから、最高の10枚を選びぬくことはできるのか!?
【10位】《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》
プレビューされるやいなや話題沸騰のこのカード。モダンやレガシーでの活躍は約束されているようなものですが、スタンダードでの役割はまだ未知数です。
マナコストの高めのカードも普通に使われるスタンダードでは相手の脅威に対処できないことも多々ありそうですが、そこは環境次第。壊したいものを考えるのも大事ですが、どのデッキが使うかも大事なファクターです。
個人的にはプレインズウォーカーにあまり触れないことが気になりますが、リリアナに対処できるだけまだマシでしょうか。
下環境での高評価とスタンでの未知数さを踏まえ、この順位です。
【9位】《ロッテスのトロール/Lotleth Troll(RTR)》
引き続きゴルガリから、今度は高性能生物を。緑を用いたゾンビデッキに使われることが確定しているため、使われるかどうかの議論をする必要はもはや無いと言っていいでしょう。
《野生の雑種犬》を思わせるその起動型能力ですが実際はクリーチャーカードのみ、と大きく異なるコスト。その分カウンターとして残り続け、さらに本人の持つトランプルと相性が良いので欠点を補って余りあると思われます。新環境で多用されると思われる《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》をほぼ無視できるのは大きいですね。
1マナで起動できる再生能力も強力で、再生禁止除去がすっかり消えてしまったスタンダードでは十分実用的な能力です。何にせよカードには強いことしか書いていないため、よほどゾンビ自体に向かい風の環境でなければその姿を見続けることになるでしょう。
【8位】《イゼットの魔除け/Izzet Charm(RTR)》
デュエルデッキ発売によって一足早くお披露目されたこの魔除け。その段階ではどうやら新魔除けは1マナ相当の効果×3なのかな?と言われていましたが、実際は2マナ相当の効果を持つ魔除けもちらほら見かけられ、単純なカードパワーではイゼットチャームはそこまで高くない、と言われるようになります。
しかし結局のところモード系呪文に必要なのは実質的な選択肢の多さ。最低限の除去として働きながらスペルも睨むことができる、というこのシンプルながら最高の汎用性は効果の低さを補って余りあります。
相手が十分なマナを揃えたり、もはやタフネス2が脅威ではなくなってきたタイミングこそ3番目のルーター能力が輝くときであり、カード全体の組み合わせで見た場合ではやはり強いと言って差し支えないと思われます。
【7位】《大軍のワーム/Armada Wurm(RTR)》
今回のタダツヨ枠その1。《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》を想起させるその能力とマナコストですが、今回は飛行の代わりにトランプル、さらに5/5という一回り大きなサイズを保有しています。
この手の生物の強さはつまるところ「カード1枚で相手の全体除去を要求する」という点になるわけですが、限環境は青白系に実用的な全体除去が2種類あるのでそのメリットはやや軽減されているかもしれません。
ただ、《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》でまとめて追放されないのはありがたいところ。もちろん《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》でのチャンプブロックも許さないので、見た目通りの強さは期待していいはずです。あとはこの色を用いたビッグマナ系のデッキが現れるかどうか?という所ですが、このカードにはデッキを組ませるだけの魅力があるのでその点は心配無用でしょうね。
【6位】《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》
今回のタダツヨ枠その2。《天才のひらめき/Stroke of Genius(USG)》よりは《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith(MBS)》と比べるべきでしょうか。青頂点は一部のヘビーな青黒コンで1~3枚程度使われていたことは使われていましたが、そこまで環境に強い影響を与えたカードではありませんでした。
ただ、このカードの大きく異なる点は「X点のライフを得る」というまさにその一文です。劣勢状態から大きなドロースペルで打開策を探す際、手札は増えたけれど使い切るマナがなくて結局負けてしまう、という場面は少なくありません。
しかし、このカードではドローと同時に延命も行ってくれるという、ターンを丸々費やしてしまうXドローにとって最高とも言える付随効果が備わっているのです。
もちろんほぼ盤面を捌き終わり、相手が僅かな可能性を信じて最後の戦力を展開した…という場面で心を盛大にへし折るのにも貢献しますね。さすがに中盤以降でX=5以上でプレイしてしまえばもはやビートダウン相手に負けることはほぼ無いのではないでしょうか。このカードは、本当に強いですよ。
【5位】《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》
新フィニッシャー枠の7マナ天使様。トリプルシンボルは辛いですが、その能力は劇的です。ビートダウン相手にはさながら《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》のような動きを見せるでしょうし、仮に除去されてしまったとしても手札に戻すという大きくテンポを奪う能力のおかげで返しに即座に負ける、という心配はありません。
既に言われているように自分で2枚使うことで追放除去さえ受けなければ延々と戦場に現れつづけることが可能です。コントロールでもリアニメイトでも使えそうですが、やはり複数を使いまわすという使い方を実現するためにも白系のコントロールで使うのがよさそうですね。《大軍のワーム/Armada Wurm(RTR)》と一緒に使って…オーバーキル?w
【4位】《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》
俺のデイジャがこんなにカウンターされるわけがない。
ということでカウンターされない《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》こと《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》です。まあ見た目通りの強さで、4マナの全体除去なので使わない理由もないわけですが、4ターン目にプレイしたい時にトリプルシンボルが揃わなくて負ける…という可能性も無くは無いと思います(今のところありませんでしたが)。
もはや当たり前になってしまった再生可能な全体除去ですが、《ロッテスのトロール/Lotleth Troll(RTR)》が存在するためゾンビ相手にはもはや打つ意味が無いのではないかというくらい効く生物がいないですね…。
打ち消されないの一文は環境にどれだけクロパが存在するかにその強さを大きく依存すると思いますが、コントロール対決でもフィニッシャーを出した返しにこれを打つと確実に通る、というその事実が構築やプレイングに影響を与えるかもしれませんね。
【3位】《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》
1マナハイブリッド生物の割になんだか能力がやけに多いこのカード。できることが多すぎて、そして入れることのできるデッキも多すぎて現状ではまだ正確な評価を下すことは難しそうですが、スタンダードから下の環境まで広く使われそうなイメージはあります。
とにかくメインから使える墓地対策として優秀なので、墓地利用系のデッキは常にこの生物の存在に頭を悩まされることになるでしょう。プレイヤーのライフに与える影響だけを見れば《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》かそれ以上のスペックなのですが、盤面に触れないのは仕方のないところ。さすがにそこまで求めるのは酷というものです。
黒いデッキが普通にマナブーストできるというのはこのカードの大きな特徴の一つなので、フェッチが使えるモダンやレガシーで緑を用いない黒いデッキがマナクリーチャーを獲得した、という見方をすることもできますね。
スタンダードではマナ能力を起動できる機会が少なそうですが、既に《思考掃き/Thought Scour(DKA)》や《忌まわしい回収/Grisly Salvage(RTR)》と併用するデッキも現れているようなのでこの先どんどん使われるのではないでしょうか。
【2位】《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm(RTR)》
魔除けの中で間違いなく最強なのはアゾリウスでしょう。青白という色の割にクリーチャー戦に依存した能力が2/3を占めていますが、このカラーは現代においては殴る色なので何も問題はありません。
そして、もちろん伝統的なコントロールで採用してもその強さは劣ることはありません。生物除去としての仕事がもちろん主な役割ですが、3番目のモードである「カードを1枚引く」が強い強い。
いやただの色拘束強い上にカウンターされる可能性のあるサイクリングだろ、と言われたらそれまでなのですが、やはり絶対に腐らないカードというのは強いものです。序盤では除去にもなりつつ、土地が詰まりそうならドローに変換。中盤以降も同様に構えつつ、青白カラーなら「奇跡」誘発のためのドローとして《熟慮/Think Twice(ISD)》と同様の役割を果たすことができます。
もちろんフィニッシャーが出てきてあとはダメージレース、という時にライフリンクでターンをずらすことも何ゲームかに1度くらいはあるでしょう。とにかく、見た目の地味さを大きく上回るその汎用性の高さが何よりの強さです。
【1位】《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》
1位はもちろんこのカード。4種類目のジェイスが、再び「神」を彷彿とさせる4マナ域で登場しました。
初見での評価は基本的に誰でも「-2は普通に強いけど+1がやや微妙?奥義もちょっと…」というものだと思います。順に見て行きましょう。
まず-2ですが、これは見た目通り強い。出したターンに盤面に脅威がいなければまず-2から入るのが基本です。ほぼ2ドローが約束されているので、返しにスペル等で除去されることがあっても1:3交換が確定しています。基本的にはジェイスをある程度守れる状況になったら-2で忠誠度を消費していってガンガン手札を増やしていくのが基本なので、逆に奥義を打つことは滅多にありません。
続いて問題の+1ですが、これは見た目より強い。単体で大きなクロックを用意してくる相手にはそれこそ前述のアゾチャや各種チャンプブロッカーが仕事をしてくれますし、逆に小さめの生物(パワー1~2くらい)を多く並べる相手には劇的な効果を発揮します。そうでなくてもパワーが1ずれてしまうのは意外と重要で、これは使ってみて初めて分かる系の強さかな?とも思いました。
奥義?奥義は…まあいいでしょう。使うことはないと思います。余裕があれば即座に-2を起動して手札を増やしていくのが正しい使い方ですね。
というわけでTOP10でした。
今回はちょっとだけ発売後期間に入ってからの記事掲載になりましたが、その代わり普段と違って実際に使ってみた感想込みでお送りしました。
そういえばショックランドが入っていませんが、まあ強さは分かっているしあえて入れる必要もないでしょう。ただ、M10ランドとの相性の良さは特筆すべきもので、3色のコントロールであってもショックランドが1枚出てしまえばその後のM10土地(とISD土地)が全てアンタップインになるのは想像以上に強いですね。
そんな感じで。
ミラディンの傷跡ブロック&M12追悼TOP10
2012年9月25日 最新セットの話題 コメント (7)RTRの公式フルスポイラーも出たので、そろそろ恒例の新セットTOP10企画をやる予定…ですが、その前にローテーション入れ替わりということでスタン落ちするセットの振り返りを。
前回はISDのTOP10と同時にやったのですが、今回は追悼企画単独でそれなりの文量になりそうだったので分けることにしました。
基準は自分でお世話になったカードや環境でよく使われたカードのうち、スタンダードから消えることによる影響の大きさです。
それではさっそく10位から見ていきましょう。
【10位】《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》
自分ではついに一度も使いませんでしたが、スタンだけでなくモダンでも大活躍のこのカード。デッキ構築が難しそうで、組む人によって様々なギミックが仕込まれている印象があります。
昨今のCIP生物インフレと相まって、一度回りだすと手のつけられない存在でした。《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》が環境に存在したのも大きいですね。
【9位】コントロール向けプレインズウォーカー
(主に《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》、《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》)
まさかの再録を果たしたギデオンはもちろん、マナの数さえ揃えばあらゆるデッキで運用可能なカーンもコントロールデッキには大きく貢献をしていました。
環境最後はコントロール自体がつらいメタゲームではありましたが、これらのPWを突破できずに負けたゲームも数多くあったことを思い出します。
【8位】コピー・クリーチャー
(《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》、《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》)
なぜかこの時期には2種類もの強力なクローン亜種があり、その両方が本家より軽いというコピー全盛期でした。強力な伝説のクリーチャーやファッティが多数存在したため、これらのカードは多くのデッキに使われることになり嫌が応にも意識せざるを得ない存在となりました。
特に2マナでキャストできる《幻影の像》はぶっ壊れの一言。レガシー級です。
【7位】各種装備品
(《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》、《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(NPH)》、《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》)
緑黒剣とバターは主にカウブレ期に猛威を奮ったため最近ではおとなしい印象がありますが、それでも強いことに変わりはありません。
《殴打頭蓋》はもはや装備品の枠を超えた能力であり、石鍛冶を経由せず5マナでキャストしても全く問題のない強さです。これもあらゆるカラーで使えたため、青系のコントロールだけでなく緑単系のビッグマナでも使え、さらにはDelver系のデッキがサイド後の消耗戦用に使用していた時期もありました。
赤白剣はむしろZENブロックが落ちてからが本番と言ったところで、特にステロイド系からマナクリ経由で2T目に出てくる赤白剣は恐怖の一言でした。カードの性質上、早く出せば出すほど強力であるために早出しを補助しつつ装備先にもなるマナクリとの相性は劇的でしたね。
【6位】《マナ漏出/Mana Leak(M12)》
2年振りにスタンに帰ってきてからその2年後に落ちるまで、やはりというか当然というか環境に影響を与え続けることになりました。
環境後期こそDelver同型における弱さや《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》の存在などから重要性が低くなったものの、2マナカウンターの歴史上最強クラスの一枚であることは疑いようもありません。
もうスタンでリークケアの3マナ立てを見ることがなくなると思うと少し寂しいですね。おそらくスタンダードに帰ってくることは今後無いのではないでしょうか。
【5位】《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》及び各種感染カード
スタンダード環境で「毒殺」という特殊勝利条件が用いられるのもあと少しです。やっていることはアタックしてダメージを与えているだけなのですが、やはりその殺傷力の高さとライフ回復による回避が不可能である点が大きかったように思います。スタン落ち最後の最後でM13の登場によりひと花咲かせていったということも印象深いところ。自分でも使っているので尚更です。
《墨蛾の生息地》はやや例外で、これは感染デッキだけでなくケッシグ系のビッグマナやカウブレ、初期Delverなどのクロックパーミ、さらには《鍛えられた鋼》デッキなどで純粋にミシュランとして使われた実績もあります。無色1マナ起動で回避持ちのミシュラ土地というだけで強力なのは当たり前ですね。
このカードのおかげでスタンダードですら30点を削るデッキが正当化されたという、ある意味凄いカードだと思います。
【4位】1マナのマナクリーチャー
(《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M12)》、《極楽鳥/Birds of Paradise(M12)》)
いつだったか「ラノエルとバッパラはスタンに同居させない」という旨の記事を見た覚えがありましたが、なんのことはなく久々にスタンでこの2体が仲良くマナを出している光景が各所で見られました。
前述の通り装備品との相性の良さや、緑系のビートダウンが3マナ域から一気に回り始めるという点から久々に大活躍していた気がします。これほどまでにスタンで《極楽鳥》が使われていたのは久しぶりではないでしょうか。よくマナを出し、よく焼かれていました。
とはいえ次環境でも《東屋のエルフ/Arbor Elf》と《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim》がいるのでなんとかなりそうではありますね。
【3位】各種Φマナスペル
多く使われたのは《はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)》、《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》、《四肢切断/Dismember(NPH)》、《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》、《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》、《精神的つまづき/Mental Misstep(NPH)》あたりでしょうか。
主にDelverと感染で多用されていたように感じます。やはりマナをライフで代替できる(しかも色があってなくても使える)というのは大きかったですね。特に0マナでキャストできて盤面の生物と1:1交換が取れる《はらわた撃ち》が環境に与えた影響は相当なものだったと思います。
それと同様に色を問わずタフネス5までを落とせる《四肢切断》の影響力もかなりのものでした。一番被害を受けたのはどう見ても黒自身ですよね…。(抹殺者とかね!)
ギタ調はΦマナスペルであるという点と同じくらいその効果が重要で、「仕掛けるタイミング」の重要性がどれほどのものかということを知ることができました。腕の問われる、難しいカードだったと思います。
【2位】各種タイタンおよびその他のフィニッシャー生物
これほどまでにフィニッシャーが充実していた環境が他にあったでしょうか。
タイタンサイクルでは文句無しで最強の緑タイタンこと《原始のタイタン/Primeval Titan(M12)》はもちろん、それ以外のタイタンもそれぞれその色で十分なマナを供給できる様々なデッキに投入され、ゲームを速やかに終わらせたり、または除去されても大きな傷を相手に残していきました。
「もう一つの青タイタン」こと《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》は一度ターンをまたいでしまえば取り返しのつかないアドバンテージを稼ぎ始めますし、《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》はりアニメイトや白の絡むビッグマナなどで、その「実質CIP除去能力」により数多くのビートダウンを黙らせてきました。
色を問わず使える《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》は多大なライフリソースを供給し、さらには除去されても分裂してしまうという特に赤や緑のデッキに対しては絶望的なまでの威力を誇りました(バウンスや追放のある青白系に対してはやや微妙でしたが)。
これらの強力なフィニッシャーの存在により、スタンダードはその気になればどの色であってもビッグマナ系やコントロールを組むことが可能であり、それは環境のメタゲームに最も適切な回答を用意できる色が常にコントロールカラーとしてビートダウンに立ちはだかるということでもありました。
これらの生物がローテーション落ちすることで気軽にアドバンテージを取れるデカブツという概念が一気に消えてしまいます。次の環境はどんな生物が選ばれるのでしょうか?
【1位】《思案/Ponder(M12)》
M11のローテ落ちにより《定業/Preordain(M11)》を失った青。
これまで思案は「悪くはないけど、コンボデッキ向けで普通のコントロールには入らないし、クロパ系にもマナフラ回避用に少し積まれるだけ」というのが定説でした。
しかし、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》との劇的なまでの相性の良さや、《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》からのフラッシュバックのお手軽アドバンテージ、さらに環境が高速化することによるコントロール側の対抗策として「アドバンテージよりも直近のターンに引く呪文の質を最適化する」という概念の誕生から、環境の青い数多くのデッキで使用されるようになりました。
また、そこまで流行することはなかったのものの「奇跡」系のカードともそれなりに相性良く使えるカードです(これに関してはさすがに《渦まく知識/Brainstorm》には遠く及びませんが)。
カードが再録され、それが新しいカードセットとの組み合わせでかつてとは桁違いの頻度で使われるようになったり、またかつてとは全く違う用途で使われるようになるのを見ると「いい再録だなぁ」と感じます。
個人的に最も素晴らしい再録の歴史を持っているのは《砕土/Harrow》だと思います。TMPの時は活躍していたかどうか全く知りませんが、INV期はドメインの5色基本土地サポートに、ZEN期には上陸サポートに、と全く違う形で活躍しました。
今回の《思案/Ponder(M12)》はそれに並ぶほどの素晴らしい再録であったと思います。というわけで、再録カードではありますがこのカードを第一位として締めくくらせていただきたいと思います。
※惜しくも選外だったカードたち
今回のTOP10はカード名ではなくグループやサイクルで括ることで強引に一枚でも多くのカードにスポットを当てようと思ったのですが、それでもどうしても10位までに収まりませんでした。けれどどうしても触れておきたい!というカードがまだ少しだけ残っているので、最後に追加しておきます。
【11位】《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
やはり《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》あってこその強さではあったと思いますが、それでもバウンスに1点ルーズがついただけでここまで強くなるものか、と使ってみてわかるこの強さ。
相手が手札を使い切るまでに殴り勝ってしまえばやっていることは除去と同じなわけで、レガシーでもソープロすら押しのけてこれを採用したDelver系のテンポデッキを組んだことがあります。相手にライフを与えるどころか失わせながらどんなデカブツも除去ができる青いスペルなんて、これ以上のカードがあるでしょうか。
各種エキスパンションは基本セットのカードに少しだけ効果を追加しただけのようなカードがよく含まれていますが、その中でもこのバウンス+ライフルーズという組み合わせは美しかったですね。自分に打ったときにはきちんとデメリットとして働く(そして、そこそこ自分に打つことも多い)というのもデザインとして綺麗だなぁと思いました。
【12位】各種SOM2色ランド(《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》など)
これまで登場した2色土地の中でもトップクラスに強く、使いやすいカードであったと思います。この環境でここまでビートダウンが優勢であった理由の一端がこのサイクルにあったことは疑いようもないはずです。
最もマナトラブルの起きやすい序盤にきちんとアンタップインして2色のマナが出せるという、まさに求めるものが全て詰まった理想の土地でした。序盤にマナトラブルが起きてゲームができないとつまらないと感じてしまうため、プレイヤーの精神衛生上とてもいいデザインでしたね。
フェッチランド、ショックランドに続く高品質の土地として名を残すことは間違いないでしょう。
長くなりましたが以上です。
それではまた。次は「ラヴニカへの回帰TOP10」を掲載予定です。
前回はISDのTOP10と同時にやったのですが、今回は追悼企画単独でそれなりの文量になりそうだったので分けることにしました。
基準は自分でお世話になったカードや環境でよく使われたカードのうち、スタンダードから消えることによる影響の大きさです。
それではさっそく10位から見ていきましょう。
【10位】《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》
自分ではついに一度も使いませんでしたが、スタンだけでなくモダンでも大活躍のこのカード。デッキ構築が難しそうで、組む人によって様々なギミックが仕込まれている印象があります。
昨今のCIP生物インフレと相まって、一度回りだすと手のつけられない存在でした。《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》が環境に存在したのも大きいですね。
【9位】コントロール向けプレインズウォーカー
(主に《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》、《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》)
まさかの再録を果たしたギデオンはもちろん、マナの数さえ揃えばあらゆるデッキで運用可能なカーンもコントロールデッキには大きく貢献をしていました。
環境最後はコントロール自体がつらいメタゲームではありましたが、これらのPWを突破できずに負けたゲームも数多くあったことを思い出します。
【8位】コピー・クリーチャー
(《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》、《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》)
なぜかこの時期には2種類もの強力なクローン亜種があり、その両方が本家より軽いというコピー全盛期でした。強力な伝説のクリーチャーやファッティが多数存在したため、これらのカードは多くのデッキに使われることになり嫌が応にも意識せざるを得ない存在となりました。
特に2マナでキャストできる《幻影の像》はぶっ壊れの一言。レガシー級です。
【7位】各種装備品
(《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》、《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(NPH)》、《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》)
緑黒剣とバターは主にカウブレ期に猛威を奮ったため最近ではおとなしい印象がありますが、それでも強いことに変わりはありません。
《殴打頭蓋》はもはや装備品の枠を超えた能力であり、石鍛冶を経由せず5マナでキャストしても全く問題のない強さです。これもあらゆるカラーで使えたため、青系のコントロールだけでなく緑単系のビッグマナでも使え、さらにはDelver系のデッキがサイド後の消耗戦用に使用していた時期もありました。
赤白剣はむしろZENブロックが落ちてからが本番と言ったところで、特にステロイド系からマナクリ経由で2T目に出てくる赤白剣は恐怖の一言でした。カードの性質上、早く出せば出すほど強力であるために早出しを補助しつつ装備先にもなるマナクリとの相性は劇的でしたね。
【6位】《マナ漏出/Mana Leak(M12)》
2年振りにスタンに帰ってきてからその2年後に落ちるまで、やはりというか当然というか環境に影響を与え続けることになりました。
環境後期こそDelver同型における弱さや《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》の存在などから重要性が低くなったものの、2マナカウンターの歴史上最強クラスの一枚であることは疑いようもありません。
もうスタンでリークケアの3マナ立てを見ることがなくなると思うと少し寂しいですね。おそらくスタンダードに帰ってくることは今後無いのではないでしょうか。
【5位】《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》及び各種感染カード
スタンダード環境で「毒殺」という特殊勝利条件が用いられるのもあと少しです。やっていることはアタックしてダメージを与えているだけなのですが、やはりその殺傷力の高さとライフ回復による回避が不可能である点が大きかったように思います。スタン落ち最後の最後でM13の登場によりひと花咲かせていったということも印象深いところ。自分でも使っているので尚更です。
《墨蛾の生息地》はやや例外で、これは感染デッキだけでなくケッシグ系のビッグマナやカウブレ、初期Delverなどのクロックパーミ、さらには《鍛えられた鋼》デッキなどで純粋にミシュランとして使われた実績もあります。無色1マナ起動で回避持ちのミシュラ土地というだけで強力なのは当たり前ですね。
このカードのおかげでスタンダードですら30点を削るデッキが正当化されたという、ある意味凄いカードだと思います。
【4位】1マナのマナクリーチャー
(《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M12)》、《極楽鳥/Birds of Paradise(M12)》)
いつだったか「ラノエルとバッパラはスタンに同居させない」という旨の記事を見た覚えがありましたが、なんのことはなく久々にスタンでこの2体が仲良くマナを出している光景が各所で見られました。
前述の通り装備品との相性の良さや、緑系のビートダウンが3マナ域から一気に回り始めるという点から久々に大活躍していた気がします。これほどまでにスタンで《極楽鳥》が使われていたのは久しぶりではないでしょうか。よくマナを出し、よく焼かれていました。
とはいえ次環境でも《東屋のエルフ/Arbor Elf》と《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim》がいるのでなんとかなりそうではありますね。
【3位】各種Φマナスペル
多く使われたのは《はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)》、《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe(NPH)》、《四肢切断/Dismember(NPH)》、《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》、《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》、《精神的つまづき/Mental Misstep(NPH)》あたりでしょうか。
主にDelverと感染で多用されていたように感じます。やはりマナをライフで代替できる(しかも色があってなくても使える)というのは大きかったですね。特に0マナでキャストできて盤面の生物と1:1交換が取れる《はらわた撃ち》が環境に与えた影響は相当なものだったと思います。
それと同様に色を問わずタフネス5までを落とせる《四肢切断》の影響力もかなりのものでした。一番被害を受けたのはどう見ても黒自身ですよね…。(抹殺者とかね!)
ギタ調はΦマナスペルであるという点と同じくらいその効果が重要で、「仕掛けるタイミング」の重要性がどれほどのものかということを知ることができました。腕の問われる、難しいカードだったと思います。
【2位】各種タイタンおよびその他のフィニッシャー生物
これほどまでにフィニッシャーが充実していた環境が他にあったでしょうか。
タイタンサイクルでは文句無しで最強の緑タイタンこと《原始のタイタン/Primeval Titan(M12)》はもちろん、それ以外のタイタンもそれぞれその色で十分なマナを供給できる様々なデッキに投入され、ゲームを速やかに終わらせたり、または除去されても大きな傷を相手に残していきました。
「もう一つの青タイタン」こと《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》は一度ターンをまたいでしまえば取り返しのつかないアドバンテージを稼ぎ始めますし、《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》はりアニメイトや白の絡むビッグマナなどで、その「実質CIP除去能力」により数多くのビートダウンを黙らせてきました。
色を問わず使える《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》は多大なライフリソースを供給し、さらには除去されても分裂してしまうという特に赤や緑のデッキに対しては絶望的なまでの威力を誇りました(バウンスや追放のある青白系に対してはやや微妙でしたが)。
これらの強力なフィニッシャーの存在により、スタンダードはその気になればどの色であってもビッグマナ系やコントロールを組むことが可能であり、それは環境のメタゲームに最も適切な回答を用意できる色が常にコントロールカラーとしてビートダウンに立ちはだかるということでもありました。
これらの生物がローテーション落ちすることで気軽にアドバンテージを取れるデカブツという概念が一気に消えてしまいます。次の環境はどんな生物が選ばれるのでしょうか?
【1位】《思案/Ponder(M12)》
M11のローテ落ちにより《定業/Preordain(M11)》を失った青。
これまで思案は「悪くはないけど、コンボデッキ向けで普通のコントロールには入らないし、クロパ系にもマナフラ回避用に少し積まれるだけ」というのが定説でした。
しかし、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》との劇的なまでの相性の良さや、《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》からのフラッシュバックのお手軽アドバンテージ、さらに環境が高速化することによるコントロール側の対抗策として「アドバンテージよりも直近のターンに引く呪文の質を最適化する」という概念の誕生から、環境の青い数多くのデッキで使用されるようになりました。
また、そこまで流行することはなかったのものの「奇跡」系のカードともそれなりに相性良く使えるカードです(これに関してはさすがに《渦まく知識/Brainstorm》には遠く及びませんが)。
カードが再録され、それが新しいカードセットとの組み合わせでかつてとは桁違いの頻度で使われるようになったり、またかつてとは全く違う用途で使われるようになるのを見ると「いい再録だなぁ」と感じます。
個人的に最も素晴らしい再録の歴史を持っているのは《砕土/Harrow》だと思います。TMPの時は活躍していたかどうか全く知りませんが、INV期はドメインの5色基本土地サポートに、ZEN期には上陸サポートに、と全く違う形で活躍しました。
今回の《思案/Ponder(M12)》はそれに並ぶほどの素晴らしい再録であったと思います。というわけで、再録カードではありますがこのカードを第一位として締めくくらせていただきたいと思います。
※惜しくも選外だったカードたち
今回のTOP10はカード名ではなくグループやサイクルで括ることで強引に一枚でも多くのカードにスポットを当てようと思ったのですが、それでもどうしても10位までに収まりませんでした。けれどどうしても触れておきたい!というカードがまだ少しだけ残っているので、最後に追加しておきます。
【11位】《蒸気の絡みつき/Vapor Snag(NPH)》
やはり《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》あってこその強さではあったと思いますが、それでもバウンスに1点ルーズがついただけでここまで強くなるものか、と使ってみてわかるこの強さ。
相手が手札を使い切るまでに殴り勝ってしまえばやっていることは除去と同じなわけで、レガシーでもソープロすら押しのけてこれを採用したDelver系のテンポデッキを組んだことがあります。相手にライフを与えるどころか失わせながらどんなデカブツも除去ができる青いスペルなんて、これ以上のカードがあるでしょうか。
各種エキスパンションは基本セットのカードに少しだけ効果を追加しただけのようなカードがよく含まれていますが、その中でもこのバウンス+ライフルーズという組み合わせは美しかったですね。自分に打ったときにはきちんとデメリットとして働く(そして、そこそこ自分に打つことも多い)というのもデザインとして綺麗だなぁと思いました。
【12位】各種SOM2色ランド(《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》など)
これまで登場した2色土地の中でもトップクラスに強く、使いやすいカードであったと思います。この環境でここまでビートダウンが優勢であった理由の一端がこのサイクルにあったことは疑いようもないはずです。
最もマナトラブルの起きやすい序盤にきちんとアンタップインして2色のマナが出せるという、まさに求めるものが全て詰まった理想の土地でした。序盤にマナトラブルが起きてゲームができないとつまらないと感じてしまうため、プレイヤーの精神衛生上とてもいいデザインでしたね。
フェッチランド、ショックランドに続く高品質の土地として名を残すことは間違いないでしょう。
長くなりましたが以上です。
それではまた。次は「ラヴニカへの回帰TOP10」を掲載予定です。
M13プレリ@BM池袋
2012年7月8日 最新セットの話題 コメント (1)欲しいカード特になかったけどまあプレリはプレリだし!ってことで午前の部から参加。
とりあえず前半のプールは赤が弱く(火力無し)、黒は賛美持ちも確定除去も無いので魅力なし、緑は枚数不足…ということで自然と青白で。
4回戦。
Round1:緑黒 ○×○
Round2:白黒 ×○×
Round3:確か緑黒? ○×○
Round4:緑黒 ○○
3-1で5パック。
緑黒多すぎィ!ていうか当たった相手全員黒使ってんじゃねえか!
みんな夜鷲と黒指輪を使ってくるんですけど何なんですかね…。
まあ大体ブロッカーで止めて上からエイヴン賛美ビートという名の悪斬ゲーか、ブロッカーで止めて《狂乱病の砂》でゴリゴリ削るだけのゲームでした。しかし《狂乱病の砂》強すぎだろ。もしくはブロッカーの《濃霧の層》と《ぬいぐるみ人形》が強すぎただけという話もある。
※ミスプレイ:Round2の3本目
相手の《グリクシスの首領、ネファロックス》とこっちの《極北のエイヴン》&《栄光の騎士》with《テューンの指輪》でダメージレース。相手には《巨大蠍》も。
残り13のところで相手が《闇の好意》付けてパンチ→こっち残り4、返しで《テューンの戦僧》で割りながらエイヴンと騎士でパンチして3点ゲインして相手残り1でこっち回復して残り7。これで殴られてもぴったりライフ1残って勝ち!…と思ったら《本質の吸収》トップされて負け。
最後のアタック時、《栄光の騎士》に装備されていた指輪をエイヴンに付け変えて殴っていればブロッカーが残るのでエッセンス持たれてても勝てるし、万が一追加の賛美生物引かれても耐えれてた(ネファロックスでテューンをサクってエイヴンでチャンプして返しに騎士でパンチすれば勝てる)。まあ、白い賛美生物を引かれた時だけは負けるんだけど。もったいねー!
そのまま後半の部にも参加。
とりあえず黒以外の4色がどれも使い物になりそうで、白にはパシフィズムが3枚。緑には2マナ域の有力生物が7枚(クモ*2、狼*3、幻想家*2)とイエヴァと酸スラとジャイグロ2枚、赤には火力いろいろ、青はスペルとスペル回収生物がいっぱい、と悩ましいところ。
とりあえず賛美のせいでテンポ環境?そしてパシフィズム3枚は流石に強いだろってことで2マナてんこ盛りの緑白ビート。
すげー早そうで強く見えなくも…ない?
Round1:白黒賛美 ○××
1本目は隼→オオカミ→アクラサ→オオカミ2匹目、の超ドブンで勝ち。2本目は《自然の伝令、イェヴァ》は出たけどそのあとスペルと土地しか引かず(生物こんなに入ってるのにw)《天使の祝祷》で守護者が寝かされ続けて負け。3本目は平地と島あるからキープしたら森引かずに、相手が1/1アンブロッカブル→2/1プロ黒賛美→3/1賛美→1/1飛行賛美、と展開してきて負け。
そのあとごらくちゃんと何度か回してみたけどこれデッキ弱すぎだろ!w
薄々気づいてたけどやっぱりオオカミは弱い。結局ただのクマだし…。あとパシフィズムが賛美環境だと若干いつもより弱い(どこに付けてもクロックがほとんど変わらないため)。というわけでアドバンテージ重視の青赤へガラっと組み換えた。
どう見てもこっちの方が強そう。
Round2:緑黒タッチ赤 ○×○
Round3:バント ××
Round4:青黒 ○○
2-2。
3戦目の2本目は《原初の狩人、ガラク》→インシネでトークン焼いて返しに殴ってからインシネ回収してガラクに打ちこんで落としたら次は《荘厳な大天使》→どんでん返しでパクったらどんでん返しでパクり返される→《生き返り》でガラク回収→《巻き直し》でなんとかカウンター→それはともかく大天使無理すぎだろ!で負け。基本セットシールドは怖いですね!
ちなみに今日は基本的に後手を取ったけど、緑白ビートの時は先手にした。言うても賛美環境だし、同じ生物並べ合ってもアタック側が一方的に勝つことが多いわけだから先手でいいんじゃないかなって感じは若干する。
今回はたまたま青白がライブラリーアウトも睨める防御的なデッキだったし、青赤コンもあからさまな後手デッキだったんだけど…もっとアグレッシブなデッキが組めるプールも結構多いはず。
でもまあクマビートはなんか割と簡単に止まるし賛美の恩恵受けづらいから緑白系の2マナ域並べるビートはなんか微妙かなーって感じがします。そういうデッキになるくらいなら受け身なコントロール組んだ方がやりやすいかも。今回はコモンでも十分使えるカードが多いし、あんまりカードには困らないですね。実際、上でも書いたように緑白と青赤のデッキがまるまる2つ組めちゃったりするわけですし。
何にせよ最初思ってたよりはだいぶ面白そうな環境なので、ドラフトはもちろん、シールドももうちょっとやってみたいかなーと感じました。
とりあえず前半のプールは赤が弱く(火力無し)、黒は賛美持ちも確定除去も無いので魅力なし、緑は枚数不足…ということで自然と青白で。
《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling(M13)》
《濃霧の層/Fog Bank(M13)》
《栄光の騎士/Knight of Glory(M13)》
《巻物泥棒/Scroll Thief(M13)》
《風のドレイク/Wind Drake(M13)》
2《アクラサの守護者/Guardians of Akrasa(M13)》
《極北のエイヴン/Arctic Aven(M13)》
《従者つきの騎士/Attended Knight(M13)》
《隊長の号令/Captain’s Call(M13)》
《古術師/Archaeomancer(M13)》
2《原初の土/Primal Clay(M13)》
《熟練の戦術家、オドリック/Odric, Master Tactician(M13)》
《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll(M13)》
《テューンの指輪/Ring of Thune(M13)》
《イーヴォ島の指輪/Ring of Evos Isle(M13)》
《狂乱病の砂/Sands of Delirium(M13)》
《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
《武勇の誇示/Show of Valor(M13)》
《どんでん返し/Switcheroo(M13)》
《本質の散乱/Essence Scatter(M13)》
2《神聖なる評決/Divine Verdict(M13)》
8《島/Island(M13)》
8《平地/Plains(M13)》
4回戦。
Round1:緑黒 ○×○
Round2:白黒 ×○×
Round3:確か緑黒? ○×○
Round4:緑黒 ○○
3-1で5パック。
緑黒多すぎィ!ていうか当たった相手全員黒使ってんじゃねえか!
みんな夜鷲と黒指輪を使ってくるんですけど何なんですかね…。
まあ大体ブロッカーで止めて上からエイヴン賛美ビートという名の悪斬ゲーか、ブロッカーで止めて《狂乱病の砂》でゴリゴリ削るだけのゲームでした。しかし《狂乱病の砂》強すぎだろ。もしくはブロッカーの《濃霧の層》と《ぬいぐるみ人形》が強すぎただけという話もある。
※ミスプレイ:Round2の3本目
相手の《グリクシスの首領、ネファロックス》とこっちの《極北のエイヴン》&《栄光の騎士》with《テューンの指輪》でダメージレース。相手には《巨大蠍》も。
残り13のところで相手が《闇の好意》付けてパンチ→こっち残り4、返しで《テューンの戦僧》で割りながらエイヴンと騎士でパンチして3点ゲインして相手残り1でこっち回復して残り7。これで殴られてもぴったりライフ1残って勝ち!…と思ったら《本質の吸収》トップされて負け。
最後のアタック時、《栄光の騎士》に装備されていた指輪をエイヴンに付け変えて殴っていればブロッカーが残るのでエッセンス持たれてても勝てるし、万が一追加の賛美生物引かれても耐えれてた(ネファロックスでテューンをサクってエイヴンでチャンプして返しに騎士でパンチすれば勝てる)。まあ、白い賛美生物を引かれた時だけは負けるんだけど。もったいねー!
そのまま後半の部にも参加。
とりあえず黒以外の4色がどれも使い物になりそうで、白にはパシフィズムが3枚。緑には2マナ域の有力生物が7枚(クモ*2、狼*3、幻想家*2)とイエヴァと酸スラとジャイグロ2枚、赤には火力いろいろ、青はスペルとスペル回収生物がいっぱい、と悩ましいところ。
とりあえず賛美のせいでテンポ環境?そしてパシフィズム3枚は流石に強いだろってことで2マナてんこ盛りの緑白ビート。
2《軍用隼/War Falcon(M13)》
《栄光の騎士/Knight of Glory(M13)》
2《命取りの出家蜘蛛/Deadly Recluse(M13)》
3《森林群れの狼/Timberpack Wolf(M13)》
2《エルフの幻想家/Elvish Visionary(M13)》
《オドリックの十字軍/Crusader of Odric(M13)》
2《アクラサの守護者/Guardians of Akrasa(M13)》
《庇護のグリフィン/Griffin Protector(M13)》
《自然の伝令、イェヴァ/Yeva, Nature’s Herald(M13)》
《歩哨蜘蛛/Sentinel Spider(M13)》
《酸のスライム/Acidic Slime(M13)》
2《剛力化/Titanic Growth(M13)》
3《平和な心/Pacifism(M13)》
《垂直落下/Plummet(M13)》
《どんでん返し/Switcheroo(M13)》
8《森/Forest(M13)》
6《平地/Plains(M13)》
2《島/Island(M13)》
すげー早そうで強く見えなくも…ない?
Round1:白黒賛美 ○××
1本目は隼→オオカミ→アクラサ→オオカミ2匹目、の超ドブンで勝ち。2本目は《自然の伝令、イェヴァ》は出たけどそのあとスペルと土地しか引かず(生物こんなに入ってるのにw)《天使の祝祷》で守護者が寝かされ続けて負け。3本目は平地と島あるからキープしたら森引かずに、相手が1/1アンブロッカブル→2/1プロ黒賛美→3/1賛美→1/1飛行賛美、と展開してきて負け。
そのあとごらくちゃんと何度か回してみたけどこれデッキ弱すぎだろ!w
薄々気づいてたけどやっぱりオオカミは弱い。結局ただのクマだし…。あとパシフィズムが賛美環境だと若干いつもより弱い(どこに付けてもクロックがほとんど変わらないため)。というわけでアドバンテージ重視の青赤へガラっと組み換えた。
《ボーラスの占い師/Augur of Bolas(M13)》
《濃霧の層/Fog Bank(M13)》
《虚無の忍び寄り/Void Stalker(M13)》
《ドラゴンの雛/Dragon Hatchling(M13)》
《巻物泥棒/Scroll Thief(M13)》
《炎の壁/Wall of Fire(M13)》
《かき回すゴブリン/Rummaging Goblin(M13)》
《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur(M13)》
《刃牙の猪/Bladetusk Boar(M13)》
2《古術師/Archaeomancer(M13)》
《炎の精霊/Fire Elemental(M13)》
《心爪のシャーマン/Mindclaw Shaman(M13)》
《送還/Unsummon(M13)》
《火山の力/Volcanic Strength(M13)》
《イーヴォ島の指輪/Ring of Evos Isle(M13)》
《灼熱の槍/Searing Spear(M13)》
2《予言/Divination(M13)》
《巻き直し/Rewind(M13)》
《溶岩噴火/Volcanic Geyser(M13)》
《どんでん返し/Switcheroo(M13)》
《金屑化/Turn to Slag(M13)》
9《山/Mountain(M13)》
8《島/Island(M13)》
どう見てもこっちの方が強そう。
Round2:緑黒タッチ赤 ○×○
Round3:バント ××
Round4:青黒 ○○
2-2。
3戦目の2本目は《原初の狩人、ガラク》→インシネでトークン焼いて返しに殴ってからインシネ回収してガラクに打ちこんで落としたら次は《荘厳な大天使》→どんでん返しでパクったらどんでん返しでパクり返される→《生き返り》でガラク回収→《巻き直し》でなんとかカウンター→それはともかく大天使無理すぎだろ!で負け。基本セットシールドは怖いですね!
ちなみに今日は基本的に後手を取ったけど、緑白ビートの時は先手にした。言うても賛美環境だし、同じ生物並べ合ってもアタック側が一方的に勝つことが多いわけだから先手でいいんじゃないかなって感じは若干する。
今回はたまたま青白がライブラリーアウトも睨める防御的なデッキだったし、青赤コンもあからさまな後手デッキだったんだけど…もっとアグレッシブなデッキが組めるプールも結構多いはず。
でもまあクマビートはなんか割と簡単に止まるし賛美の恩恵受けづらいから緑白系の2マナ域並べるビートはなんか微妙かなーって感じがします。そういうデッキになるくらいなら受け身なコントロール組んだ方がやりやすいかも。今回はコモンでも十分使えるカードが多いし、あんまりカードには困らないですね。実際、上でも書いたように緑白と青赤のデッキがまるまる2つ組めちゃったりするわけですし。
何にせよ最初思ってたよりはだいぶ面白そうな環境なので、ドラフトはもちろん、シールドももうちょっとやってみたいかなーと感じました。
アヴァシンの帰還プレリ@BM池袋 後半の部
2012年5月1日 最新セットの話題 コメント (2)続いて午後の部のシールド。
もらったカードプールは以下。
…うーん、これはちょっと難しい!
まずいかなる色選択になろうと《忌むべき者のかがり火》を採用するのは確定。できれば赤を使いたいな…と思って見ると、一見コモン生物が2枚ずつ揃ってて安定してそうやん?と思ったけど、よく見るとどれも弱いw《火柱》やティム化エンチャント《稲妻の勇気》もあるのでタッチはするけど、メインカラーにはならなさそう。
次に目が行くのがレア2枚を擁する緑。コモンにも2マナ域から優秀どころがそれなりに入っていて悪くなさそう。ただ、肝心の結魂パンプ生物(というか結魂持ってるやつら自体)が少ない。別に弱くないけど、どうしても重すぎるかな…という気がします。前半を終えた上でかなりテンポ環境だと思っていたから尚更。
黒は濃くすれば強そうな不死シェイド2枚だったり《血の芸術家》だったり微妙に行けそうだけど、微妙に行けそうくらいだと駄目なんだよ!バウンスやデカブツに苦しめられて勝手に死んでいく姿が目に見えるので無し。
そして白と青。優秀な飛行生物がたくさん揃っていて(そう、今回もまた《グリフの先兵》が2枚ある!)、最低限のスペルもある青が魅力的に見える。
白は一見《修復の天使》以外何もないように見えるけど、2マナ域の生物や《正義の一撃》、そして2枚のタッパーなどテンポと除去のバランスが悪くない気がする。そして修復の天使は青のCIP生物と相性がいい!
というわけで地味ながら実は強そうな白と青を選択し、予定通り赤をタッチカラーに。完成したデッキは以下。
もしかすると青緑タッチ赤の方が強いのかもしれないけど、強そうな部分がどれも重すぎるので軽さ重視で青白タッチ赤を選択。
今回は《忌むべき者のかがり火》という明確なボムがあり、長引けば有利なので序盤を最低限耐えられる選択。
例えば《遠沼の探検者》なんかは3マナ2/3というだけで強い。この環境は《火柱》と《正義の一撃》があり、なおかつパワー2が多いのでタフネス3が非常に強いと思われます。沼渡りが書いてあるせいで弱く見えるけど2/3バニラだと思えば強い。逆に、シールドで強そうな《州民の声》は不採用。アドバンテージは取っているけど地上1/1とかほぼ無意味なので実質6マナ3/3飛行。さすがに重い。
耐えたいなら《天使の壁》や《牙抜き》メインでは?と考えるかもしれませんが、ブリンク系スペルがあるのでオーラはできるだけ避けたい。天使の壁は弱くないけれど、パワー0の壁は結局相手がノーリスクでアタックブラフをできるので見た目ほど強くないと思う。繰り返しになるけれどこの環境はテンポ戦の一面を確実に持ち合わせているわけですから(それが全てとは言いませんが)、やはり最低限序盤の戦闘に使える生物の方が望ましい。
どちらもバウンスが無かったり、単純に自分より早いデッキ相手にはサイドインします。
Round1:青緑(ピン象)
1本目は先手。生物フルタップの状態から《修復の天使》で《グリフの先兵》ブリンクしてアンタップさせながら《イチイの精》ブロック→相手がパンプしたところで《現実からの剥離》でイチイと修復の天使バウンス、で爆アドwそのまま勝ち。
2本目は飛行生物で盤面支配して勝ち。
○○
Round2:赤白(ごらくちゃん)
1本目は後手。生物並べられたけど《枷霊》がブロッカーに立って4体くらいのアタックを牽制してくれる。その間に5マナ目を引き込み、《忌むべき者のかがり火》X=2で1:4交換。さすがに勝ち。
2本目は相手ワンマリ。地上止めて上から殴って勝ち?だったかな。
○○
Round3:緑白
1本目は先手で序盤は割とテンポよく動くも息切れして、《吠え霊》と《イチイの精》のダブルが止めきれずに負け。
2本目はこっちワンマリ。今度は相手の初動が遅めで、さらに《吠え霊》は《牙抜き》で無力化しつつ上から殴り、あとは《火柱》と《忌むべき者のかがり火》を合わせて本体に6点叩きこんで勝ち。
3本目は相手ワンマリで土地2枚ストップ。こちらは熊連中を並べてタッパーで《天使の壁》を無効化しながらパンチ。なんとかブロッカーを少しずつ出されるも《忌むべき者のかがり火》でなぎ払う。《恐るべき存在》を2回打たれて凌がれるが、結局相手は3枚目の土地を引くことなくさすがに勝ち。
×○○
Round4
全勝同士でIDを持ちかけられたので承諾。
ちょうど3-0ライン4人が隣同士のテーブルにいたので2卓ともIDしてから4人で即席の双頭巨人戦をやって遊んでましたw
ペアになった人が《黄金夜の刃、ギセラ》を中心に強力な生物を多く持っていたのでこちらは火力やバウンスでサポートに徹し、4回やって4回ともチーム勝ちw大阪にいたころはよく地区プレリで双頭巨人ドラフトとかやってましたけど、こっちでもやってないのかな?あれ楽しくて好きなんですよね。
というわけで後半の部は3-0-1で上位入賞でした。8パック(の引き換え権利)ゲット。
明らかに前半の部よりデッキは弱そうなんですが、《忌むべき者のかがり火》と他39枚で勝ててしまうという典型ですね。このカードはあかん。まあ、そういう意味では序盤から盤面構築しつつ次に繋ぐという構築が正しかったというべきか。青緑タッチ赤だとちょっと序盤が貧弱すぎて負けてそう…。
プレリを終えて改めて感じたことですが、やはりこの環境は除去が弱めなのでシステムクリーチャーが強い。そしてコンバットトリックも強い。なので、完全に受け身に回って時間を稼ぐ…というプラン自体は取らない方が良い(今回メインから《天使の壁》を取らなかったように)と思います。最低限でも相手と相討ちができたり、相手が初動遅れているようなら本体を削りに行ける2~3マナ域の積極的な生物がしっかり欲しい。
あまりに序盤から相手にノーリスクで動かれるとテンポ戦略ですぐ押しつぶされる可能性があります。除去は弱いけどバウンスはそれなりにありますし。それこそ3マナ2/3バニラでも十分序盤の支えになるくらい強いし、逆に言えば2~3マナでパワーが3出せるようならかなり強い。赤や緑には何体かいますね。
もちろん《暁の熾天使》は環境を定義しうるサイズのコモンですが、4マナ域はバウンスやタッパーが動き始める時間帯でもあるので過信は禁物かな?
というわけで前半後半合わせて6-1-1と、割といい成績でプレリを終えることができました。どっちも単に強い神話を引いただけという気もする。
発売したら早くドラフトもやりたいですね。
もらったカードプールは以下。
・白
《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》(FOIL)
2《聖なる司法高官/Holy Justiciar(AVR)》
《建築家の祝福/Builder’s Blessing(AVR)》
《真夜中の決闘者/Midnight Duelist(AVR)》
《ムーアランドの審問官/Moorland Inquisitor(AVR)》
《スレイベンの勇者/Thraben Valiant(AVR)》
《天使の壁/Angelic Wall(AVR)》
《月明かりの霊/Moonlight Geist(AVR)》
2《遠沼の探検者/Farbog Explorer(AVR)》
《幽体の門護衛/Spectral Gateguards(AVR)》
《州民の声/Voice of the Provinces(AVR)》
《正義の一撃/Righteous Blow(AVR)》
2《牙抜き/Defang(AVR)》
2《呪い破り/Cursebreak(AVR)》
《天使の慈悲/Angel’s Mercy(AVR)》
・青
《月の神秘家/Lunar Mystic(AVR)》
《盗品/Stolen Goods(AVR)》
《枷霊/Fettergeist(AVR)》
《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》
《消え去り/Vanishment(AVR)》
《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
2《グリフの先兵/Gryff Vanguard(AVR)》
《知恵比べ/Outwit(AVR)》
《一瞬の散漫/Fleeting Distraction(AVR)》
《幽体の牢獄/Spectral Prison(AVR)》
《現実からの剥離/Peel from Reality(RAV)》
《霊奪い/Geist Snatch(AVR)》
・黒
《殺戮の波/Killing Wave(AVR)》
《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》
2《常夜の影/Evernight Shade(AVR)》
《骨髄コウモリ/Marrow Bats(AVR)》
《人間の脆さ/Human Frailty(AVR)》
《残虐の勝利/Triumph of Cruelty(AVR)》
2《魂獄の悪鬼/Soulcage Fiend(AVR)》
《死体の運び屋/Driver of the Dead(AVR)》
《アンデッドの処刑人/Undead Executioner(AVR)》
《汚染された死体/Polluted Dead(AVR)》
《捕食者の計略/Predator’s Gambit(AVR)》
《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》
2《墓の入れ替え/Grave Exchange(AVR)》
2《死の風/Death Wind(AVR)》
・赤
《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》
《稲妻のやっかいもの/Lightning Mauler(AVR)》
《稲妻の勇気/Lightning Prowess(AVR)》
《轟く怒り/Thunderous Wrath(AVR)》
2《煮えたぎりの小悪魔/Scalding Devil(AVR)》
2《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》
2《流城の継承者/Heirs of Stromkirk(AVR)》
《火柱/Pillar of Flame(AVR)》
《いかづち/Thunderbolt(AVR)》
《異常な俊敏性/Uncanny Speed(AVR)》
《屋根職人の反乱/Thatcher Revolt(AVR)》
《破砕/Demolish(AVR)》
・緑
《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth(AVR)》
《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted(AVR)》
《貪爪/Vorstclaw(AVR)》
《木陰の小道/Bower Passage(AVR)》
《茨の雨/Rain of Thorns(AVR)》
《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》
《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》
《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》
2《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》
《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》
《道壊しワーム/Pathbreaker Wurm(AVR)》
《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》
《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》
《恐るべき存在/Terrifying Presence(AVR)》
・その他
《拷問者の三叉矛/Tormentor’s Trident(AVR)》
2《刃の篭手/Bladed Bracers(AVR)》
《先兵の盾/Vanguard’s Shield(AVR)》
…うーん、これはちょっと難しい!
まずいかなる色選択になろうと《忌むべき者のかがり火》を採用するのは確定。できれば赤を使いたいな…と思って見ると、一見コモン生物が2枚ずつ揃ってて安定してそうやん?と思ったけど、よく見るとどれも弱いw《火柱》やティム化エンチャント《稲妻の勇気》もあるのでタッチはするけど、メインカラーにはならなさそう。
次に目が行くのがレア2枚を擁する緑。コモンにも2マナ域から優秀どころがそれなりに入っていて悪くなさそう。ただ、肝心の結魂パンプ生物(というか結魂持ってるやつら自体)が少ない。別に弱くないけど、どうしても重すぎるかな…という気がします。前半を終えた上でかなりテンポ環境だと思っていたから尚更。
黒は濃くすれば強そうな不死シェイド2枚だったり《血の芸術家》だったり微妙に行けそうだけど、微妙に行けそうくらいだと駄目なんだよ!バウンスやデカブツに苦しめられて勝手に死んでいく姿が目に見えるので無し。
そして白と青。優秀な飛行生物がたくさん揃っていて(そう、今回もまた《グリフの先兵》が2枚ある!)、最低限のスペルもある青が魅力的に見える。
白は一見《修復の天使》以外何もないように見えるけど、2マナ域の生物や《正義の一撃》、そして2枚のタッパーなどテンポと除去のバランスが悪くない気がする。そして修復の天使は青のCIP生物と相性がいい!
というわけで地味ながら実は強そうな白と青を選択し、予定通り赤をタッチカラーに。完成したデッキは以下。
土地17
7《平地/Plains(M12)》
7《島/Island(M12)》
3《山/Mountain(M12)》
生物15
《ムーアランドの審問官/Moorland Inquisitor(AVR)》 2/2。3マナで先制
《スレイベンの勇者/Thraben Valiant(AVR)》 2/1警戒
《稲妻のやっかいもの/Lightning Mauler(AVR)》 結魂速攻
《枷霊/Fettergeist(AVR)》 3/4飛行、維持コストあり
《月明かりの霊/Moonlight Geist(AVR)》 2/1飛行、軽減能力持ち
2《遠沼の探検者/Farbog Explorer(AVR)》 2/3沼渡り
《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》 1/4結魂アンタップ
《霧鴉/Mist Raven(AVR)》 2/2飛行バウンス
《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》 3/4飛行瞬速ブリンク
2《聖なる司法高官/Holy Justiciar(AVR)》 2/1タッパー
2《グリフの先兵/Gryff Vanguard(AVR)》 3/2飛行CIPドロー
《幽体の門護衛/Spectral Gateguards(AVR)》 3/5警戒結魂
スペル8
2《刃の篭手/Bladed Bracers(AVR)》 +1/+1、人間か天使なら警戒
《火柱/Pillar of Flame(AVR)》 2点追放ソーサリー
《正義の一撃/Righteous Blow(AVR)》 2点レンジストライク
《現実からの剥離/Peel from Reality(RAV)》 お互い1体バウンス
《稲妻の勇気/Lightning Prowess(AVR)》 ティム化エンチャント
《消え去り/Vanishment(AVR)》 奇跡ライブラリートップバウンス
《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》 奇跡相手だけX点全体火力
もしかすると青緑タッチ赤の方が強いのかもしれないけど、強そうな部分がどれも重すぎるので軽さ重視で青白タッチ赤を選択。
今回は《忌むべき者のかがり火》という明確なボムがあり、長引けば有利なので序盤を最低限耐えられる選択。
例えば《遠沼の探検者》なんかは3マナ2/3というだけで強い。この環境は《火柱》と《正義の一撃》があり、なおかつパワー2が多いのでタフネス3が非常に強いと思われます。沼渡りが書いてあるせいで弱く見えるけど2/3バニラだと思えば強い。逆に、シールドで強そうな《州民の声》は不採用。アドバンテージは取っているけど地上1/1とかほぼ無意味なので実質6マナ3/3飛行。さすがに重い。
耐えたいなら《天使の壁》や《牙抜き》メインでは?と考えるかもしれませんが、ブリンク系スペルがあるのでオーラはできるだけ避けたい。天使の壁は弱くないけれど、パワー0の壁は結局相手がノーリスクでアタックブラフをできるので見た目ほど強くないと思う。繰り返しになるけれどこの環境はテンポ戦の一面を確実に持ち合わせているわけですから(それが全てとは言いませんが)、やはり最低限序盤の戦闘に使える生物の方が望ましい。
どちらもバウンスが無かったり、単純に自分より早いデッキ相手にはサイドインします。
Round1:青緑(ピン象)
1本目は先手。生物フルタップの状態から《修復の天使》で《グリフの先兵》ブリンクしてアンタップさせながら《イチイの精》ブロック→相手がパンプしたところで《現実からの剥離》でイチイと修復の天使バウンス、で爆アドwそのまま勝ち。
2本目は飛行生物で盤面支配して勝ち。
○○
Round2:赤白(ごらくちゃん)
1本目は後手。生物並べられたけど《枷霊》がブロッカーに立って4体くらいのアタックを牽制してくれる。その間に5マナ目を引き込み、《忌むべき者のかがり火》X=2で1:4交換。さすがに勝ち。
2本目は相手ワンマリ。地上止めて上から殴って勝ち?だったかな。
○○
Round3:緑白
1本目は先手で序盤は割とテンポよく動くも息切れして、《吠え霊》と《イチイの精》のダブルが止めきれずに負け。
2本目はこっちワンマリ。今度は相手の初動が遅めで、さらに《吠え霊》は《牙抜き》で無力化しつつ上から殴り、あとは《火柱》と《忌むべき者のかがり火》を合わせて本体に6点叩きこんで勝ち。
3本目は相手ワンマリで土地2枚ストップ。こちらは熊連中を並べてタッパーで《天使の壁》を無効化しながらパンチ。なんとかブロッカーを少しずつ出されるも《忌むべき者のかがり火》でなぎ払う。《恐るべき存在》を2回打たれて凌がれるが、結局相手は3枚目の土地を引くことなくさすがに勝ち。
×○○
Round4
全勝同士でIDを持ちかけられたので承諾。
ちょうど3-0ライン4人が隣同士のテーブルにいたので2卓ともIDしてから4人で即席の双頭巨人戦をやって遊んでましたw
ペアになった人が《黄金夜の刃、ギセラ》を中心に強力な生物を多く持っていたのでこちらは火力やバウンスでサポートに徹し、4回やって4回ともチーム勝ちw大阪にいたころはよく地区プレリで双頭巨人ドラフトとかやってましたけど、こっちでもやってないのかな?あれ楽しくて好きなんですよね。
というわけで後半の部は3-0-1で上位入賞でした。8パック(の引き換え権利)ゲット。
明らかに前半の部よりデッキは弱そうなんですが、《忌むべき者のかがり火》と他39枚で勝ててしまうという典型ですね。このカードはあかん。まあ、そういう意味では序盤から盤面構築しつつ次に繋ぐという構築が正しかったというべきか。青緑タッチ赤だとちょっと序盤が貧弱すぎて負けてそう…。
プレリを終えて改めて感じたことですが、やはりこの環境は除去が弱めなのでシステムクリーチャーが強い。そしてコンバットトリックも強い。なので、完全に受け身に回って時間を稼ぐ…というプラン自体は取らない方が良い(今回メインから《天使の壁》を取らなかったように)と思います。最低限でも相手と相討ちができたり、相手が初動遅れているようなら本体を削りに行ける2~3マナ域の積極的な生物がしっかり欲しい。
あまりに序盤から相手にノーリスクで動かれるとテンポ戦略ですぐ押しつぶされる可能性があります。除去は弱いけどバウンスはそれなりにありますし。それこそ3マナ2/3バニラでも十分序盤の支えになるくらい強いし、逆に言えば2~3マナでパワーが3出せるようならかなり強い。赤や緑には何体かいますね。
もちろん《暁の熾天使》は環境を定義しうるサイズのコモンですが、4マナ域はバウンスやタッパーが動き始める時間帯でもあるので過信は禁物かな?
というわけで前半後半合わせて6-1-1と、割といい成績でプレリを終えることができました。どっちも単に強い神話を引いただけという気もする。
発売したら早くドラフトもやりたいですね。
アヴァシンの帰還プレリ@BM池袋 前半の部
2012年4月30日 最新セットの話題 コメント (2)土曜は行きませんでしたが、そのぶん日曜にまとめて前半・後半の2回プレリに行ってきました。
長くなりそうだし、カードプールも書きたいので前後半に分けます。
まずは前半のカードプール。レア以上は赤で。レアリティ順。
とりあえず目に付くのが《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》を筆頭とする青の豪華なカード群。さすがにこれを使わない手はないので、青は確定。あとは結魂系が豊富で攻撃性能に優れている緑もすぐに確定。とりあえず強そうなところを並べてみて数がだいたい足りてそうなのでこの方針で。
そして完成したデッキがこちら。
※追記 デッキ内のカードの効果を簡単に併記
最初は青緑2色にしたかったけど、どうしても序盤を耐えるカードが足りなかった(3~4マナに届けば強いけど…)ので、元々《恐るべき存在》と《大衆への呼びかけ》の2枚を《死の風》2枚に変更してタッチ黒。レインジャーもいるし。
デッキはかなり強そうに見えるが、あとは間に合うかどうか。
デッキ的に明らかに先手が強いのでダイスで勝ったら先手を選択。
Round1:青白(UMAくん)
1本目は後手ワンマリ。3ターン目に2/2の+1/+1結魂、4ターン目に2/2の+2/+2結魂出して突然5/5が2体誕生のドブンwさすがにそのまま勝ち。
2本目は《暁の熾天使》でゲインされながら少しグダって、生物出たら自軍にアンセムする4マナ2/2がいる状態で《州民の声》出されて計算狂って負け。1枚から2体出ることを想定してなかった。
3本目は5ターン目タミヨウスタートwしかしタミヨウ強すぎて少しずつ盤面で巻き返し、《連携攻撃》でコンバットトリックしてそのままタミヨウ生き残ったまま勝ち。
○×○
Round2:青緑(ごらくちゃん)
1本目は先手。《掛け金探し》+《ドルイドの使い魔》の結魂ビートしてたけど《霧鴉》で剥がされ、再展開したところを4マナ2体バウンスで阿鼻叫喚。さすがに負け。
2本目はワンマリ。なぜか生物を全く引かずに負け。
××
Round3:青赤(flow兄貴)
1本目は後手で相手ワンマリ。結魂のでかいクロックで殴って勝ち。
2本目は青マナしか引かずにどんどん装備品で殴られ、辛うじて《壊滅的大潮》でリセット(素打ちで)したけど返しに普通に展開されて負け。だからこのカード入れたくないんだよ…一応サイドインしたけど即抜いた。
3本目は順調にビートダウンして勝ち。
○×○
Round4:青赤緑(ピン象)
1本目は後手。相手からタミヨウ(FOIL)を先に出されてブロッカー寝かされ、それでも捲り返そうとしたところで+1/+1を4つ置く奇跡がめくれて赤のティムが4点砲台になる悲劇が生じて負け。
2本目はレインジャーで土地伸ばして先にタミヨウ出して、《忌むべき者のかがり火》されたけどあんまり食らわずにコンバット有利にして勝ち。
3本目はレインジャーで土地伸ばして先にタミヨウ出して相手の青マナ縛りつつビートして勝ち。
先にタミヨウ出した方が勝ってるだけだろ!いい加減にしろ!
×○○
というわけで3-1。4パック貰いました。
タミヨウさんすごく強かったけど一度も-2使ってないな。使うタイミングが無かった。
とりあえず前半やった感想としては思ったより相当テンポ環境なのかな?ということ。後手を取る気が全く起きなかった。緑の強い結魂でサイズ上げながらバウンスしたり飛ばしたりしながら殴ったら最強やん?
唯一負けた同系は相手の方がバウンスを豊富に持っていたことだし…。
…しかし、それはカードプールに恵まれたゆえの考えだったのかもしれません。少なくともこのカードプールは構築に悩むことがほとんどありませんでしたが、後半はそう簡単には行きませんでした。
後半の部に続く。
長くなりそうだし、カードプールも書きたいので前後半に分けます。
まずは前半のカードプール。レア以上は赤で。レアリティ順。
・白
《栄光の目覚めの天使/Angel of Glory’s Rise(AVR)》
《敬虔な司祭/Devout Chaplain(AVR)》
《聖なる司法高官/Holy Justiciar(AVR)》
《スレイベンの勇者/Thraben Valiant(AVR)》
《天使の壁/Angelic Wall(P02)》
2《月明かりの霊/Moonlight Geist(AVR)》
《州民の声/Voice of the Provinces(AVR)》
《正義の一撃/Righteous Blow(AVR)》
《牙抜き/Defang(AVR)》
《奉仕へのいざない/Call to Serve(AVR)》
《呪い破り/Cursebreak(AVR)》
《信じ抜く心/Leap of Faith(AVR)》
《天使の慈悲/Angel’s Mercy(AVR)》
・青
《霧の海の船長/Captain of the Mists(AVR)》
《孤独な亡霊/Lone Revenant(AVR)》
《壊滅的大潮/Devastation Tide(AVR)》
《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》
《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》
《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》
《幽霊の接触/Ghostly Touch(AVR)》
《大衆への呼びかけ/Mass Appeal(AVR)》
《消え去り/Vanishment(AVR)》
《翼作り/Wingcrafter(AVR)》
2《グリフの先兵/Gryff Vanguard(AVR)》
《腐冠のグール/Rotcrown Ghoul(AVR)》
《ヘイヴングルのスカーブ/Havengul Skaab(AVR)》
《知恵比べ/Outwit(AVR)》
2《幽体化/Ghostform(AVR)》
《現実からの剥離/Peel from Reality(RAV)》
《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》
2《戦慄水/Dreadwaters(AVR)》
・黒
《悪魔の監督官/Demonic Taskmaster(AVR)》
《骨髄コウモリ/Marrow Bats(AVR)》
《脳食願望/Appetite for Brains(AVR)》
《墓所を歩くもの/Crypt Creeper(AVR)》
3《アンデッドの処刑人/Undead Executioner(AVR)》
《汚染された死体/Polluted Dead(AVR)》
《捕食者の計略/Predator’s Gambit(AVR)》
《本質の収穫/Essence Harvest(AVR)》
《墓の入れ替え/Grave Exchange(AVR)》
《死の風/Death Wind(AVR)》
・赤
《石大工/Stonewright(AVR)》
《小悪魔の一団/Gang of Devils(AVR)》
《自警団の正義/Vigilante Justice(AVR)》
《ソンバーワルドの自警団/Somberwald Vigilante(AVR)》
《煮えたぎりの小悪魔/Scalding Devil(AVR)》
《クルーインの打撃者/Kruin Striker(AVR)》
《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》
《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》
《流城の継承者/Heirs of Stromkirk(AVR)》
2《いかづち/Thunderbolt(AVR)》
2《破砕/Demolish(AVR)》
・緑
《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger(AVR)》
《ドルイドの使い魔/Druid’s Familiar(AVR)》
《道壊しワーム/Pathbreaker Wurm(AVR)》
《木陰の小道/Bower Passage(AVR)》
《獰猛さの勝利/Triumph of Ferocity(AVR)》
《自然の祝福/Blessings of Nature(AVR)》
《茨の雨/Rain of Thorns(AVR)》
《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》
2《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》
《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》
2《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》
2《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》
2《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》
《恐るべき存在/Terrifying Presence(AVR)》
《自然な最期/Natural End(AVR)》
・その他
《別世界の大地図/Otherworld Atlas(AVR)》
《グリセルブランドの巻物/Scroll of Griselbrand(AVR)》
《先兵の盾/Vanguard’s Shield(AVR)》
《熾天使の聖域/Seraph Sanctuary(AVR)》
とりあえず目に付くのが《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》を筆頭とする青の豪華なカード群。さすがにこれを使わない手はないので、青は確定。あとは結魂系が豊富で攻撃性能に優れている緑もすぐに確定。とりあえず強そうなところを並べてみて数がだいたい足りてそうなのでこの方針で。
そして完成したデッキがこちら。
※追記 デッキ内のカードの効果を簡単に併記
土地17
8《森/Forest(M12)》
7《島/Island(M12)》
2《沼/Swamp(M12)》
生物14
《翼作り/Wingcrafter(AVR)》 1マナ飛行結魂
《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger(AVR)》 3/3瞬速再生
《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》
2《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》 +1/+1結魂
《霧の海の船長/Captain of the Mists(AVR)》 人間出ると起きるタッパー
《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》 2Uでアンタップ結魂
《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》 3/1アンブロッカブル
《ドルイドの使い魔/Druid’s Familiar(AVR)》 +2/+2結魂
《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》 4/3バニラ
《孤独な亡霊/Lone Revenant(AVR)》 4/4呪禁/単騎で通ると《衝動》
2《グリフの先兵/Gryff Vanguard(AVR)》 3/2飛行CIPドロー
《道壊しワーム/Pathbreaker Wurm(AVR)》 6/4トランプル結魂
スペル9
2《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》 結魂同士だとお互い+2/+2
《現実からの剥離/Peel from Reality(AVR)》 1体ずつ選んでバウンス
2《死の風/Death Wind(AVR)》 -X/-Xインスタント
《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》 2体ブリンク
《消え去り/Vanishment(AVR)》 奇跡ライブラリトップ戻し
《自然の祝福/Blessings of Nature(AVR)》 奇跡+1/+1カウンター×4つ
《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》 つよい
最初は青緑2色にしたかったけど、どうしても序盤を耐えるカードが足りなかった(3~4マナに届けば強いけど…)ので、元々《恐るべき存在》と《大衆への呼びかけ》の2枚を《死の風》2枚に変更してタッチ黒。レインジャーもいるし。
デッキはかなり強そうに見えるが、あとは間に合うかどうか。
デッキ的に明らかに先手が強いのでダイスで勝ったら先手を選択。
Round1:青白(UMAくん)
1本目は後手ワンマリ。3ターン目に2/2の+1/+1結魂、4ターン目に2/2の+2/+2結魂出して突然5/5が2体誕生のドブンwさすがにそのまま勝ち。
2本目は《暁の熾天使》でゲインされながら少しグダって、生物出たら自軍にアンセムする4マナ2/2がいる状態で《州民の声》出されて計算狂って負け。1枚から2体出ることを想定してなかった。
3本目は5ターン目タミヨウスタートwしかしタミヨウ強すぎて少しずつ盤面で巻き返し、《連携攻撃》でコンバットトリックしてそのままタミヨウ生き残ったまま勝ち。
○×○
Round2:青緑(ごらくちゃん)
1本目は先手。《掛け金探し》+《ドルイドの使い魔》の結魂ビートしてたけど《霧鴉》で剥がされ、再展開したところを4マナ2体バウンスで阿鼻叫喚。さすがに負け。
2本目はワンマリ。なぜか生物を全く引かずに負け。
××
Round3:青赤(flow兄貴)
1本目は後手で相手ワンマリ。結魂のでかいクロックで殴って勝ち。
2本目は青マナしか引かずにどんどん装備品で殴られ、辛うじて《壊滅的大潮》でリセット(素打ちで)したけど返しに普通に展開されて負け。だからこのカード入れたくないんだよ…一応サイドインしたけど即抜いた。
3本目は順調にビートダウンして勝ち。
○×○
Round4:青赤緑(ピン象)
1本目は後手。相手からタミヨウ(FOIL)を先に出されてブロッカー寝かされ、それでも捲り返そうとしたところで+1/+1を4つ置く奇跡がめくれて赤のティムが4点砲台になる悲劇が生じて負け。
2本目はレインジャーで土地伸ばして先にタミヨウ出して、《忌むべき者のかがり火》されたけどあんまり食らわずにコンバット有利にして勝ち。
3本目はレインジャーで土地伸ばして先にタミヨウ出して相手の青マナ縛りつつビートして勝ち。
先にタミヨウ出した方が勝ってるだけだろ!いい加減にしろ!
×○○
というわけで3-1。4パック貰いました。
タミヨウさんすごく強かったけど一度も-2使ってないな。使うタイミングが無かった。
とりあえず前半やった感想としては思ったより相当テンポ環境なのかな?ということ。後手を取る気が全く起きなかった。緑の強い結魂でサイズ上げながらバウンスしたり飛ばしたりしながら殴ったら最強やん?
唯一負けた同系は相手の方がバウンスを豊富に持っていたことだし…。
…しかし、それはカードプールに恵まれたゆえの考えだったのかもしれません。少なくともこのカードプールは構築に悩むことがほとんどありませんでしたが、後半はそう簡単には行きませんでした。
後半の部に続く。
アヴァシンの帰還TOP10
2012年4月25日 最新セットの話題 コメント (2)毎度おなじみの新セット評価。
の前に、まずは闇の隆盛の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201201271213105334/)
1:《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad(DKA)》
2:《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells(DKA)》
3:《町民の結集/Gather the Townsfolk(DKA)》
4:《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben(DKA)》
5:《塔の霊/Tower Geist(DKA)》
6:《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》
7:《地獄乗り/Hellrider(DKA)》
8:《思考掃き/Thought Scour(DKA)》
9:《ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain(DKA)》
10:《悲劇的な過ち/Tragic Slip(DKA)》
おー、割といい感じじゃないですか?ゾンビ関係以外はけっこう当たってる気がします。当時のコメント欄を見てみるとゾンビは弱いと思っていたようですね。まあ今でもあのデッキそんなに強いと思ってませんが。
とは言え《町民の結集》(とソリン)は評価高すぎるか。《塔の霊》は…いつか活躍するって!まだ早かっただけだって!ていうか《地下牢の霊》と《絡み根の霊》はどこだよ!
そして本題、新セットの「アヴァシンの帰還」からTOP10です。
選択基準はいつも通り構築環境での評価で。「エルドラージ覚醒」から2年、再びやってきた大型扱い最終エキスパンション。何も無いと言われつつなんだかんだ言って色々と使われた「闇の隆盛」とは違って既に現段階で話題沸騰、大きく期待が持たれている(?)このセットの中から、未来ある10枚を厳選することはできるのか!?
【10位】《悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded》
さてさて早速この問題児の登場です!
公式プレビューで発表されて即座に「いくら2マナPWとは言えこれは酷い」「全ての能力が噛み合っていない」「Mine!」と散々ネタにされてしまったティボルト。確かにPWとは思えない使いづらさですが、自分はどちらかと言うと比較的彼に可能性を感じています。
そもそも彼の弱さは+1能力の「無作為」という一単語に集約されていると思いますが、まあ実際はそこまで困らないんじゃない?と思います。少なくとも手札が減っているわけではないですし、土地引きすぎハンドや土地無さ過ぎハンドを改善してくれる可能性もあります。
別に他にプレイしたいものがあるなら2T目に出して最速起動する必要もないし(ハンドが微妙だったらすればいいと思いますが)、ハンドに不要牌がダブついてきたら適度に改善されつつ《突然の衝撃/Sudden Impact》をプレイできる可能性を与えてくれるだけで十分じゃないかなーと思います。確実にハンドが減少してしまう《信仰無き物あさり》より強い場面も多いんじゃないでしょうか。もちろんリアニのように墓地をリソースにするデッキなら物あさり一択ですが。
何にせよ、見た目ほど弱くはないと思うので一度試してみたいなーと思わせてくれる一枚ですね。
【9位】《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》
シンプルに強い。5マナ5/5飛行呪禁に生け贄封じって基本的に軽いカードだと死なないってことでしょ?DoJは仕方ないですけど、レガシーだとあまり食らわないのでマーベリック系が使うかもという噂もありますね。エディクト系で1体ずつ削ることすら許されないのもずるい!
【8位】《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart》
結魂シリーズからあえて重いこいつ。重いので弱そうに見えますが、緑の生物で5マナならそこまで重くない。そして一度結魂してしまえば8/8という脅威のサイズですし、結婚先が先に出ていれば実質ヘイストみたいな感じでダメージを上乗せすることができます。自分の中ではこいつは「殴れる装備品」(生体武器とはまた違った意味で)のような位置付けですね。本当の意味で単体だと少し弱いのですが、他の1体はマナクリーチャーでもなんでもいい(バッパラを4/5飛行にしても十分ですし)ので、そこまで気にならないと思います。
結魂はプロテクションに引っかからないため、その気になれば《ミラディンの十字軍》を6/6にすることもできますね。その気になれば。
【7位】《苛立たせの小悪魔/Vexing Devil》
以前のプレビュー記事でも話しましたが、懲罰者カードの割に向いているベクトルが同じなので比較的使いやすそう。中盤以降はおそらく場に出ることになると思いますが、4/3というサイズはそこまで簡単に処理されるわけではないので完全に腐る、ということもないと思います。しかしながら結局は相手に選択権があるので過信は禁物。
【6位】《火柱/Pillar of Flame》
シンプル・イズ・ベスト!《マグマのしぶき》は終盤に引いても本体に打ち込めないという弱点があった(それでも使われましたが)のに、それが本体に打てるようになったとなれば弱いわけがありません。
ソーサリーになったのはあまり気にならず、むしろ《絡み根の霊》と《ゲラルフの伝書使》をきれいに焼けるのが素晴らしいですね。赤緑ステロイドは同系でこれの撃ち合いになる…のか?
【5位】《終末/Terminus》
「奇跡」シリーズからは全体除去を。基本的に「奇跡」が強いかどうかは、どれだけまんべんなく強く使えるかどうか…という点にかかっていると思います。これは重めのコントロールが全体除去として「奇跡」でプレイできれば言うことない効果ですし、素でプレイしてもギリギリ許せる程度。ただのラス効果だと6マナは重いですが、要は《最後の裁き》みたいなもんなので(微妙に違いますがだいたい同じ)6マナでも一応適正なコストだとは思います。不死連中や《ムーアランドの憑依地》が頻繁に使われている環境なので意味がありますね。
【4位】《僻地の灯台/Desolate Lighthouse》
青赤の出るデッキならとりあえず1枚入れておけばいいのでは?というくらいシンプルに強い土地。これがあれば青赤で「奇跡」を山ほど詰め込んだデッキが実現可能…かも?奇跡はマナが余るのが強みなので、相手ターン中にドローして奇跡の発生確率を上げつつ、序盤に引いてしまった奇跡を墓地送りにするという実に噛み合った動きが可能です。
もちろん奇跡が入っていない普通の青赤のデッキ(今のところそういうデッキは無いですが)でも強いことは間違いなく、もしかしたらモダンなど下の環境でも使われるかも?
【3位】《処刑者の要塞/Slayers’ Stronghold》
そしてさらに強いと思われるこの土地。とにかく起動コストの軽さの割に効果が強烈すぎる!3マナでパワー2を上げつつ警戒を付けるだけで《ケッシグの狼の地》と十分差別化ができるくらい強いのに、まさかの速攻まで。赤白という色的に「序盤強いけど、後半微妙」という生物が多く入るデッキになりがちですが、この土地はそういうデッキにピッタリです。
モダンでも、グダって手札にフェッチが余っていて《ステップのオオヤマネコ》をトップしてきたら突然6点くらいパンチできるわけですね。これは強い!
【2位】《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》
とにかく+1能力の強さが素晴らしい。当たり前ですが、青単色のプレインズウォーカーで盤面に干渉できるのは強いですよね。
そして2番目の能力も別に弱いわけではなく、コントロールで使えば《ギデオン・ジュラ》と相性が良く、ビートダウンで使えばナチュラルにドローが生かせます。唯一気になるのは5マナという重さですが、まあなんとかなるでしょう。とりあえずこれも使ってみないと分からないかな。
【1位】《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》
ついに登場してしまった追放領域からのプレイを許可するカード。本人は4マナ3/3飛行と極めて普通かまあまあ悪くない程度ですが、この能力がえげつない。まず普通に除去したとしても《ムーアランドの憑依地》で永久に回り続けるというコントロール泣かせなシナジーに加え、当然ながら追放系の除去からはスルリとすり抜けることができます。まあ簡単にいえば青白Delverでサイドボード(もしくはメインボード)で採用する可能性があるということですね。
そしてスタンだけではなく、既に《Force of Will》や《食物連鎖》とのシナジーでレガシーでも出番があるかも!?という話もありますね。最低限の実用性と大きな可能性を秘めた、1位にふさわしいカードだと思います。
というわけでTOP10でした。
ちょっと今回は話題になっているカードが多く、そして毎回「なんでこのカードが選ばれてないんですか?」というコメントも割と寄せられるので、最初から言い訳(笑)を書いておこうと思います。
○選外のカードたち
#各種「奇跡」シリーズ
5位でも書きましたが、僕はできるだけ「いつ引いてもプレイできる、いつ引いても強い」という基準で選びたいと思っています。もちろん「いつ引いても強いカード」なんてそもそも滅多にないのですが、奇跡カードはその仕様上、初手やそれに準ずる序盤に引いてしまうとものすごく効率が落ちてしまうデザインになっています。
《轟く怒り》なんかは初手にさえなければいつでも相手に打てるんじゃないの?と思われそうですが、結局初手に来てしまうと無駄になる確率が高いんですよね。仮に途中で上から引いてきて奇跡でプレイしたところで、初手に腐っていれば実質2枚で5点と変わりません(もちろんグダったら普通にプレイできるので弱いとまでは言いませんが)。
そんな感じで、専用デッキを組まずに使っても一番強いのはどれか?という観点で選んだときに《終末》が選ばれたというわけですね。もちろん、《僻地の灯台》の欄で書いたように奇跡をフル活用するデッキが現れる可能性もあります(実際組んでみる人はたくさんいると思います)ので、もしかしたら青や赤の奇跡カード全般の評価が跳ね上がる可能性も無くはない…かな?
前回のTOP10でゾンビ関係を全く選出しなかった理由にも挙げましたが、基本的に「できるかどうかも微妙、強いかどうかも微妙な完全新型デッキ」での活躍が主になりそうなカードの評価をあまり高くしないという自分ルールがある、と思って読んでくれたら幸いです。
#《魂の洞窟》
ある意味もっとも話題になっているこの土地ですが、僕はあまり評価していません。理由はシンプルで、「選んだ部族にしか色マナが使えないこと」。この一言に尽きます。
スタンダードならばケッシグ系が「狼男」や「タイタン」宣言をすれば強いと言われますが、その前段階として《感電破》や《金屑の嵐》などのスペルで序盤を凌ぐ必要がある以上、そこに使えない色マナをガン積みするのは少し不安ですね。1T目から細かいスペルを打ちまくるDelver系のデッキではもちろん論外です。PonderやVaporに色マナを供給できない土地に用はありません。
レガシーでは部族系デッキが多いので復権なるか?と思いきや、そもそも部族系デッキはカウンターを多用するデッキに有利という事実があり、そしてその相性を覆すためにコントロール側がサイドインするのはカウンターではなく除去なのであんまり意味がないですね。しかもせっかく単色なのに《不毛の大地》の的が増えてしまいますし。
おそらく一番使われるのはマーベリック系(緑白)のデッキが1枚だけ挿して、《聖遺の騎士》でサーチしつつ、それこそシガルダを無事に通すために使ったりするのではないでしょうか。
#《グリセブブランド》
EDHで使って、どうぞ。
#《修復の天使》
強いけどパッと使いたいデッキが思い浮かばない。《台所の嫌がらせ屋》をブリンクしたら強いけどそれ何のデッキだよという話ですし。Delverに入れて《瞬唱の魔道士》をブリンクしてフラッシュバックできる…というのもそれ何マナかかるんだよという話ですし。もしかしたらコントロールが瞬唱をブリンクするのに使うかな?素のスペックも低くはないですし、マナが潤沢に使えるデッキなら使うかもしれませんね。
こんな感じでしょうか。
やっぱり使いたいカードがたくさんあって10枚に絞るのは大変でした。
値段の話はまだまだ分かりませんが、《時間の熟達》が異常に高いらしいですね。きっとすぐ下がる!はず!多分!
とりあえず今回は素直に1~5位くらいまでを財布の許すかぎり必要枚数揃えたいなーと思います。
の前に、まずは闇の隆盛の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201201271213105334/)
1:《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad(DKA)》
2:《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells(DKA)》
3:《町民の結集/Gather the Townsfolk(DKA)》
4:《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben(DKA)》
5:《塔の霊/Tower Geist(DKA)》
6:《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》
7:《地獄乗り/Hellrider(DKA)》
8:《思考掃き/Thought Scour(DKA)》
9:《ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain(DKA)》
10:《悲劇的な過ち/Tragic Slip(DKA)》
おー、割といい感じじゃないですか?ゾンビ関係以外はけっこう当たってる気がします。当時のコメント欄を見てみるとゾンビは弱いと思っていたようですね。まあ今でもあのデッキそんなに強いと思ってませんが。
とは言え《町民の結集》(とソリン)は評価高すぎるか。《塔の霊》は…いつか活躍するって!まだ早かっただけだって!ていうか《地下牢の霊》と《絡み根の霊》はどこだよ!
そして本題、新セットの「アヴァシンの帰還」からTOP10です。
選択基準はいつも通り構築環境での評価で。「エルドラージ覚醒」から2年、再びやってきた大型扱い最終エキスパンション。何も無いと言われつつなんだかんだ言って色々と使われた「闇の隆盛」とは違って既に現段階で話題沸騰、大きく期待が持たれている(?)このセットの中から、未来ある10枚を厳選することはできるのか!?
【10位】《悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded》
さてさて早速この問題児の登場です!
公式プレビューで発表されて即座に「いくら2マナPWとは言えこれは酷い」「全ての能力が噛み合っていない」「Mine!」と散々ネタにされてしまったティボルト。確かにPWとは思えない使いづらさですが、自分はどちらかと言うと比較的彼に可能性を感じています。
そもそも彼の弱さは+1能力の「無作為」という一単語に集約されていると思いますが、まあ実際はそこまで困らないんじゃない?と思います。少なくとも手札が減っているわけではないですし、土地引きすぎハンドや土地無さ過ぎハンドを改善してくれる可能性もあります。
別に他にプレイしたいものがあるなら2T目に出して最速起動する必要もないし(ハンドが微妙だったらすればいいと思いますが)、ハンドに不要牌がダブついてきたら適度に改善されつつ《突然の衝撃/Sudden Impact》をプレイできる可能性を与えてくれるだけで十分じゃないかなーと思います。確実にハンドが減少してしまう《信仰無き物あさり》より強い場面も多いんじゃないでしょうか。もちろんリアニのように墓地をリソースにするデッキなら物あさり一択ですが。
何にせよ、見た目ほど弱くはないと思うので一度試してみたいなーと思わせてくれる一枚ですね。
【9位】《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》
シンプルに強い。5マナ5/5飛行呪禁に生け贄封じって基本的に軽いカードだと死なないってことでしょ?DoJは仕方ないですけど、レガシーだとあまり食らわないのでマーベリック系が使うかもという噂もありますね。エディクト系で1体ずつ削ることすら許されないのもずるい!
【8位】《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart》
結魂シリーズからあえて重いこいつ。重いので弱そうに見えますが、緑の生物で5マナならそこまで重くない。そして一度結魂してしまえば8/8という脅威のサイズですし、結婚先が先に出ていれば実質ヘイストみたいな感じでダメージを上乗せすることができます。自分の中ではこいつは「殴れる装備品」(生体武器とはまた違った意味で)のような位置付けですね。本当の意味で単体だと少し弱いのですが、他の1体はマナクリーチャーでもなんでもいい(バッパラを4/5飛行にしても十分ですし)ので、そこまで気にならないと思います。
結魂はプロテクションに引っかからないため、その気になれば《ミラディンの十字軍》を6/6にすることもできますね。その気になれば。
【7位】《苛立たせの小悪魔/Vexing Devil》
以前のプレビュー記事でも話しましたが、懲罰者カードの割に向いているベクトルが同じなので比較的使いやすそう。中盤以降はおそらく場に出ることになると思いますが、4/3というサイズはそこまで簡単に処理されるわけではないので完全に腐る、ということもないと思います。しかしながら結局は相手に選択権があるので過信は禁物。
【6位】《火柱/Pillar of Flame》
シンプル・イズ・ベスト!《マグマのしぶき》は終盤に引いても本体に打ち込めないという弱点があった(それでも使われましたが)のに、それが本体に打てるようになったとなれば弱いわけがありません。
ソーサリーになったのはあまり気にならず、むしろ《絡み根の霊》と《ゲラルフの伝書使》をきれいに焼けるのが素晴らしいですね。赤緑ステロイドは同系でこれの撃ち合いになる…のか?
【5位】《終末/Terminus》
「奇跡」シリーズからは全体除去を。基本的に「奇跡」が強いかどうかは、どれだけまんべんなく強く使えるかどうか…という点にかかっていると思います。これは重めのコントロールが全体除去として「奇跡」でプレイできれば言うことない効果ですし、素でプレイしてもギリギリ許せる程度。ただのラス効果だと6マナは重いですが、要は《最後の裁き》みたいなもんなので(微妙に違いますがだいたい同じ)6マナでも一応適正なコストだとは思います。不死連中や《ムーアランドの憑依地》が頻繁に使われている環境なので意味がありますね。
【4位】《僻地の灯台/Desolate Lighthouse》
青赤の出るデッキならとりあえず1枚入れておけばいいのでは?というくらいシンプルに強い土地。これがあれば青赤で「奇跡」を山ほど詰め込んだデッキが実現可能…かも?奇跡はマナが余るのが強みなので、相手ターン中にドローして奇跡の発生確率を上げつつ、序盤に引いてしまった奇跡を墓地送りにするという実に噛み合った動きが可能です。
もちろん奇跡が入っていない普通の青赤のデッキ(今のところそういうデッキは無いですが)でも強いことは間違いなく、もしかしたらモダンなど下の環境でも使われるかも?
【3位】《処刑者の要塞/Slayers’ Stronghold》
そしてさらに強いと思われるこの土地。とにかく起動コストの軽さの割に効果が強烈すぎる!3マナでパワー2を上げつつ警戒を付けるだけで《ケッシグの狼の地》と十分差別化ができるくらい強いのに、まさかの速攻まで。赤白という色的に「序盤強いけど、後半微妙」という生物が多く入るデッキになりがちですが、この土地はそういうデッキにピッタリです。
モダンでも、グダって手札にフェッチが余っていて《ステップのオオヤマネコ》をトップしてきたら突然6点くらいパンチできるわけですね。これは強い!
【2位】《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》
とにかく+1能力の強さが素晴らしい。当たり前ですが、青単色のプレインズウォーカーで盤面に干渉できるのは強いですよね。
そして2番目の能力も別に弱いわけではなく、コントロールで使えば《ギデオン・ジュラ》と相性が良く、ビートダウンで使えばナチュラルにドローが生かせます。唯一気になるのは5マナという重さですが、まあなんとかなるでしょう。とりあえずこれも使ってみないと分からないかな。
【1位】《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》
ついに登場してしまった追放領域からのプレイを許可するカード。本人は4マナ3/3飛行と極めて普通かまあまあ悪くない程度ですが、この能力がえげつない。まず普通に除去したとしても《ムーアランドの憑依地》で永久に回り続けるというコントロール泣かせなシナジーに加え、当然ながら追放系の除去からはスルリとすり抜けることができます。まあ簡単にいえば青白Delverでサイドボード(もしくはメインボード)で採用する可能性があるということですね。
そしてスタンだけではなく、既に《Force of Will》や《食物連鎖》とのシナジーでレガシーでも出番があるかも!?という話もありますね。最低限の実用性と大きな可能性を秘めた、1位にふさわしいカードだと思います。
というわけでTOP10でした。
ちょっと今回は話題になっているカードが多く、そして毎回「なんでこのカードが選ばれてないんですか?」というコメントも割と寄せられるので、最初から言い訳(笑)を書いておこうと思います。
○選外のカードたち
#各種「奇跡」シリーズ
5位でも書きましたが、僕はできるだけ「いつ引いてもプレイできる、いつ引いても強い」という基準で選びたいと思っています。もちろん「いつ引いても強いカード」なんてそもそも滅多にないのですが、奇跡カードはその仕様上、初手やそれに準ずる序盤に引いてしまうとものすごく効率が落ちてしまうデザインになっています。
《轟く怒り》なんかは初手にさえなければいつでも相手に打てるんじゃないの?と思われそうですが、結局初手に来てしまうと無駄になる確率が高いんですよね。仮に途中で上から引いてきて奇跡でプレイしたところで、初手に腐っていれば実質2枚で5点と変わりません(もちろんグダったら普通にプレイできるので弱いとまでは言いませんが)。
そんな感じで、専用デッキを組まずに使っても一番強いのはどれか?という観点で選んだときに《終末》が選ばれたというわけですね。もちろん、《僻地の灯台》の欄で書いたように奇跡をフル活用するデッキが現れる可能性もあります(実際組んでみる人はたくさんいると思います)ので、もしかしたら青や赤の奇跡カード全般の評価が跳ね上がる可能性も無くはない…かな?
前回のTOP10でゾンビ関係を全く選出しなかった理由にも挙げましたが、基本的に「できるかどうかも微妙、強いかどうかも微妙な完全新型デッキ」での活躍が主になりそうなカードの評価をあまり高くしないという自分ルールがある、と思って読んでくれたら幸いです。
#《魂の洞窟》
ある意味もっとも話題になっているこの土地ですが、僕はあまり評価していません。理由はシンプルで、「選んだ部族にしか色マナが使えないこと」。この一言に尽きます。
スタンダードならばケッシグ系が「狼男」や「タイタン」宣言をすれば強いと言われますが、その前段階として《感電破》や《金屑の嵐》などのスペルで序盤を凌ぐ必要がある以上、そこに使えない色マナをガン積みするのは少し不安ですね。1T目から細かいスペルを打ちまくるDelver系のデッキではもちろん論外です。PonderやVaporに色マナを供給できない土地に用はありません。
レガシーでは部族系デッキが多いので復権なるか?と思いきや、そもそも部族系デッキはカウンターを多用するデッキに有利という事実があり、そしてその相性を覆すためにコントロール側がサイドインするのはカウンターではなく除去なのであんまり意味がないですね。しかもせっかく単色なのに《不毛の大地》の的が増えてしまいますし。
おそらく一番使われるのはマーベリック系(緑白)のデッキが1枚だけ挿して、《聖遺の騎士》でサーチしつつ、それこそシガルダを無事に通すために使ったりするのではないでしょうか。
#《グリセブブランド》
EDHで使って、どうぞ。
#《修復の天使》
強いけどパッと使いたいデッキが思い浮かばない。《台所の嫌がらせ屋》をブリンクしたら強いけどそれ何のデッキだよという話ですし。Delverに入れて《瞬唱の魔道士》をブリンクしてフラッシュバックできる…というのもそれ何マナかかるんだよという話ですし。もしかしたらコントロールが瞬唱をブリンクするのに使うかな?素のスペックも低くはないですし、マナが潤沢に使えるデッキなら使うかもしれませんね。
こんな感じでしょうか。
やっぱり使いたいカードがたくさんあって10枚に絞るのは大変でした。
値段の話はまだまだ分かりませんが、《時間の熟達》が異常に高いらしいですね。きっとすぐ下がる!はず!多分!
とりあえず今回は素直に1~5位くらいまでを財布の許すかぎり必要枚数揃えたいなーと思います。
アヴァシンの帰還 プレビューカードチェック!
2012年4月17日 最新セットの話題 コメント (3)
既にプレビュー期間も二週目に入り、毎日新しいカードが公開されていっていますね。今回は特に情報統制が厳しかったようで、一切のリークがないままこのプレビューウィークに到達したようです。Wizardsの本気ですね。
既に新カードの情報を得ている人の方が多いと思うので(もしプレビューを毎日確認していない、という方はこちらをどうぞ:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/avacynrestored/cig#)、特に気になったカードだけピックアップします。なぜこんな中途半端なタイミングで?と言われそうですが、単に気が向いただけですw
パッと見のコスパが非常に高い。コンバット中やエンド前に隙なくキャストしつつ、アドバンテージを稼げる可能性のある単純に強いカードですね。3マナ以下で便利なCIPを持つクリーチャーと組み合わせれば最高です。
発売日のFNMに出るだけでこれが手に入るんだったかな?FNMを2回開催する店舗(BMや晴れる屋)は混みそうですね。
最初はインパクトが強くて騒がれていましたが、そろそろ評価が落ち着いてきたころでしょうか。まあそこまで大したカードではないと思います。
まともに運用するとすればレガシーくらいですね。ブレスト、ジェイス、Willとナチュラルに無駄牌を処理できるカードが多いので。スタンとモダンではさすがに無理がある気がする。でもレガシーでこれを入れたいデッキが何かあるのかと言われたら微妙なところ。
むしろこっちの方が凄くない?という噂。さすがにゲームに与えるインパクトがでかすぎて強そうに見えます。これまた任意のタイミングでキャストできないと微妙なカードではありますが、赤いデッキならば手札補充として中盤以降なら十分強い気もします。コンボデッキが使うのはさすがにきついかな。
天使を出す奇跡。《正義の命令》と比べるとナチュラルキャスト自体が軽くなっているので普通に使えないこともない(5マナで4/4飛行が1体、7マナで2体)。奇跡で打てれば3マナで天使が1体出ますが、残念ながら3T目にめくれても打てない。まあ奇跡はどれも見た目より1マナ重いと考えた方がいいですよね。
《正義の命令》がほぼサイクリング能力のおかげで使われていたということに目を瞑れば、これも悪いカードではないですね。
まさかの空民プレインズウォーカー。
とにかく彼女はプラス能力が強い、の一言に尽きますね。マイナス能力は余程切羽詰まったタイミングか、もしくは《未練ある魂》を併用したエスパーコントロールなどで使うかもしれません。
最初はそこまで値上がりしないかな?と思ったけど実際どうなんでしょう。評価もわりと割れてるみたいですが、まあPWなので初動価格は覚悟しないといけないかな。
いわゆる「懲罰者」カードながら、どちらを選んでも目指す方向性が一緒なので珍しく強そう。《怒鳴りつけ》もバーンで使うと結局ダメージに還元されるという理由で強かったので、これも弱くはないはず。ただ、「序盤は継続的なクロックが欲しいのに確実に4点テイクで落とされて、後半は本体に押し込みたいのに余っている除去で1:1交換(実質カウンター)される」という懲罰者ならではの弱点は健在。バーンとかで使うと相手の腐った除去を使われて弱いかもわからん。ボロスウイニーみたいなクロックのしっかりしたデッキで使いたいところ。
今回の赤はちょくちょく強いカード貰ってますね。ティボルトさんは別ですが。
逆《コジレックの審問》。一応追放が付いているので、リアニメイトで友情コンボされたりエルドラージが再び帰っていくのを防いだりはできます。ビッグマナ系に対するサイドカードかな?ケッシグに《緑の太陽の頂点》を見せられてぐぬぬってなりそうですがw
重いけど強そう。実質ヘイストみたいな使い方もできるし、仮に単体で出しても後から出てきた生物を強化することもできる。なんだか自分で殴れる装備品みたいだな、というのが第一印象です(生体武器とはまた違った意味で)。
結魂の注釈文にはプロテクションに引っかかることが書いていないので、《ミラディンの十字軍》を巨大化させることも可能そうですね。夢が広がる。
実質4マナでルーター。シンプルに強い。
スタンはもちろん、モダンくらいまでなら色が合ってれば1枚は入りそう?《火想者の高巣、ニヴィックス》と比べると涙が出るほどの高性能ですね。
え、これ強すぎじゃない?
既に《降霊術》とのコンボが話題になっているようですし、それでなくとも普通に使うだけで強いと思うんですが。
中盤以降に引いてきてしまった序盤用のクリーチャーがかなり立派なアタッカー&ブロッカーになりますし、もちろん毎ターン3マナで警戒与えつつ2点ずつ多く打ちこむだけでもかなり強い。今回の土地はかなり良質ですね。
とりあえずこんなもんか。
またカードが一通り出そろったらTOP10企画はやると思います。
既に新カードの情報を得ている人の方が多いと思うので(もしプレビューを毎日確認していない、という方はこちらをどうぞ:http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/avacynrestored/cig#)、特に気になったカードだけピックアップします。なぜこんな中途半端なタイミングで?と言われそうですが、単に気が向いただけですw
《修復の天使》3W
クリーチャー-天使
瞬速、飛行
~が戦場に出たとき、あなたがコントロールしている天使でないクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれを追放し、その後そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻してもよい。
3/4
パッと見のコスパが非常に高い。コンバット中やエンド前に隙なくキャストしつつ、アドバンテージを稼げる可能性のある単純に強いカードですね。3マナ以下で便利なCIPを持つクリーチャーと組み合わせれば最高です。
発売日のFNMに出るだけでこれが手に入るんだったかな?FNMを2回開催する店舗(BMや晴れる屋)は混みそうですね。
《時間の熟達》5UU
ソーサリー
このターンの後に追加の1ターンを行う。~を追放する。
奇跡 1U
最初はインパクトが強くて騒がれていましたが、そろそろ評価が落ち着いてきたころでしょうか。まあそこまで大したカードではないと思います。
まともに運用するとすればレガシーくらいですね。ブレスト、ジェイス、Willとナチュラルに無駄牌を処理できるカードが多いので。スタンとモダンではさすがに無理がある気がする。でもレガシーでこれを入れたいデッキが何かあるのかと言われたら微妙なところ。
《魂の再興》3RR
ソーサリー
各プレイヤーは自分の手札を全て捨ててカードを7枚引く。
奇跡 1R
むしろこっちの方が凄くない?という噂。さすがにゲームに与えるインパクトがでかすぎて強そうに見えます。これまた任意のタイミングでキャストできないと微妙なカードではありますが、赤いデッキならば手札補充として中盤以降なら十分強い気もします。コンボデッキが使うのはさすがにきついかな。
《Entreat the Angels》XXWWW
ソーサリー
白の4/4の天使・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。
奇跡 XWW
天使を出す奇跡。《正義の命令》と比べるとナチュラルキャスト自体が軽くなっているので普通に使えないこともない(5マナで4/4飛行が1体、7マナで2体)。奇跡で打てれば3マナで天使が1体出ますが、残念ながら3T目にめくれても打てない。まあ奇跡はどれも見た目より1マナ重いと考えた方がいいですよね。
《正義の命令》がほぼサイクリング能力のおかげで使われていたということに目を瞑れば、これも悪いカードではないですね。
《月の賢者タミヨウ》3UU
プレインズウォーカー-タミヨウ
+1:パーマネント1を対象とし、それをタップする。それはそのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
-2:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするタップ状態のクリーチャー1体につき、1枚のカードを引く。
-8:あなたは「あなたの手札の上限はなくなる。」および「カードが1枚いずれかの領域からあなたの墓地に置かれるたび、あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。」を持つ紋章を得る。
忠誠度4
まさかの空民プレインズウォーカー。
とにかく彼女はプラス能力が強い、の一言に尽きますね。マイナス能力は余程切羽詰まったタイミングか、もしくは《未練ある魂》を併用したエスパーコントロールなどで使うかもしれません。
最初はそこまで値上がりしないかな?と思ったけど実際どうなんでしょう。評価もわりと割れてるみたいですが、まあPWなので初動価格は覚悟しないといけないかな。
《苛立たしい小悪魔》 R
クリーチャー-デビル
~が戦場に出たとき、どの対戦相手も「~は自分に4点のダメージを与える」を選んでもよい。いずれかのプレイヤーがそうした場合、~を生け贄に捧げる。
4/3
いわゆる「懲罰者」カードながら、どちらを選んでも目指す方向性が一緒なので珍しく強そう。《怒鳴りつけ》もバーンで使うと結局ダメージに還元されるという理由で強かったので、これも弱くはないはず。ただ、「序盤は継続的なクロックが欲しいのに確実に4点テイクで落とされて、後半は本体に押し込みたいのに余っている除去で1:1交換(実質カウンター)される」という懲罰者ならではの弱点は健在。バーンとかで使うと相手の腐った除去を使われて弱いかもわからん。ボロスウイニーみたいなクロックのしっかりしたデッキで使いたいところ。
今回の赤はちょくちょく強いカード貰ってますね。ティボルトさんは別ですが。
《脳食願望》 B
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは手札を公開する。あなたはその中から点数で見たマナ・コストが4以上のカードを1枚選び、そのカードを追放する。
逆《コジレックの審問》。一応追放が付いているので、リアニメイトで友情コンボされたりエルドラージが再び帰っていくのを防いだりはできます。ビッグマナ系に対するサイドカードかな?ケッシグに《緑の太陽の頂点》を見せられてぐぬぬってなりそうですがw
《ウルフィーの銀心》 3GG
クリーチャー - 狼・戦士
結魂
~が他のクリーチャーと組になっている限り、それらのクリーチャーはそれぞれ+4/+4の修整を受ける。
4/4
重いけど強そう。実質ヘイストみたいな使い方もできるし、仮に単体で出しても後から出てきた生物を強化することもできる。なんだか自分で殴れる装備品みたいだな、というのが第一印象です(生体武器とはまた違った意味で)。
結魂の注釈文にはプロテクションに引っかかることが書いていないので、《ミラディンの十字軍》を巨大化させることも可能そうですね。夢が広がる。
《僻地の灯台》
土地
T:あなたのマナ・プールに(1)を加える。
1UR,T:カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
実質4マナでルーター。シンプルに強い。
スタンはもちろん、モダンくらいまでなら色が合ってれば1枚は入りそう?《火想者の高巣、ニヴィックス》と比べると涙が出るほどの高性能ですね。
《処刑者の要塞》
土地
T:あなたのマナ・プールに(1)を加える。
RW,T:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+0の修整を受けるとともに警戒と速攻を得る。
え、これ強すぎじゃない?
既に《降霊術》とのコンボが話題になっているようですし、それでなくとも普通に使うだけで強いと思うんですが。
中盤以降に引いてきてしまった序盤用のクリーチャーがかなり立派なアタッカー&ブロッカーになりますし、もちろん毎ターン3マナで警戒与えつつ2点ずつ多く打ちこむだけでもかなり強い。今回の土地はかなり良質ですね。
とりあえずこんなもんか。
またカードが一通り出そろったらTOP10企画はやると思います。
DKAプレリ(カードプール記載有)
2012年1月29日 最新セットの話題 コメント (19)BM池袋のプレリ行ってきました。
結果から言うと5回戦で2-2-1の負け組です。
で、今回貰ったプールが僕には難しすぎて正解が分からないので、上手い人にぜひアドバイスを貰いたいです。
以下に全カードプールを記載します。カード記載順は色順→生物・非生物をそれぞれ点数で見たマナコスト順に並べてあります。DKAのカードには簡単に説明を入れておきます。
赤字はレア・神話レアです。
とりあえず自分の構築中の思考は以下の通り。
パッと見で青の3マナ域が強く、またグリムグリンという色の合うボムがあるので青(と、最低限タッチ程度の黒)は確定。
白は除去2種(叱責、処刑者)は強いものの、他が弱いので可能性としてはタッチ程度。黒も多少除去とドローはあるが生物が弱い。従って、生物数も多く除去もある緑も確定。
また、赤は論外だがX火力だけはタッチする。
というわけで、青緑を中心としてX火力、グリムグリン+黒のシングルシンボルをいくつかタッチすることにしました。さらに、相手のデッキに強力な生物系ボムがいる場合は処刑者、叱責をサイドから追加する5色になります。
さすがにやり過ぎかもしれませんが、カードプールが弱すぎる上に色マナ調整が護符、岩屋、巡礼者とあったのでシングルシンボルならば複数タッチ可能と判断しました。
というわけで組んだデッキは以下の通り。
まあ色々ごちゃごちゃと書きましたがぶっちゃけ弱いです。2/2不死飛行がサクっと出て蜘蛛で相手を止めつつグリムグリンか小悪魔に繋がれば勝てるかも?程度のデッキでしかありません。
途中で緑を切ってエスパーカラータッチ小悪魔にまとめようとしたんですが、生物があまりにも貧弱になってしまうので断念しました。
これ、いまだに正しい組み方が分からないんですがどう組むのがいいんでしょうか?アドバイスお待ちしています~。
結果から言うと5回戦で2-2-1の負け組です。
で、今回貰ったプールが僕には難しすぎて正解が分からないので、上手い人にぜひアドバイスを貰いたいです。
以下に全カードプールを記載します。カード記載順は色順→生物・非生物をそれぞれ点数で見たマナコスト順に並べてあります。DKAのカードには簡単に説明を入れておきます。
赤字はレア・神話レアです。
【白】
《物騒な群衆/Unruly Mob(ISD)》
《上座の聖戦士/Elder Cathar(ISD)》
2《深夜の護衛/Midnight Guard(DKA)》(他の生物出たらアンタップする2/3)
《ガヴォニーの鉄大工/Gavony Ironwright(DKA)》(窮地で全員+1/+4)
《忌まわしきものの処刑者/Slayer of the Wicked(ISD)》
《エルゴードの審問官/Elgaud Inquisitor(DKA)》(2/2lifelink、死亡でスピリット1体)
《暁天/Break of Day(DKA)》(自軍+1/+1、窮地で破壊されない)
《邪悪の排除/Spare from Evil(ISD)》
《叱責/Rebuke(ISD)》
【青】
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
《縫い師の見習い/Stitcher’s Apprentice(ISD)》
《首無しスカーブ/Headless Skaab(DKA)》(3/6タップインのスカーブ)
《ランタンの霊魂/Lantern Spirit(ISD)》
2《嵐縛りの霊/Stormbound Geist(DKA)》(2/2ハイフライ不死)
《息吹のニブリス/Niblis of the Breath(DKA)》(U,Tapでタップorアンタップ能力持ち2/1飛行)
《恐慌盲/Hysterical Blindness(ISD)》
《血まみれの書の呪い/Curse of the Bloody Tome(ISD)》
《予言の寒気/Chill of Foreboding(DKA)》(お互い5枚削る、FB:7U)
《閉所恐怖症/Claustrophobia(ISD)》
《幻影の掌握/Grasp of Phantoms(ISD)》
《骨を灰に/Bone to Ash(DKA)》(2UU、生物カウンター1ドロー)
2《スキフサングの詠唱/Chant of the Skifsang(DKA)》(-13/-0エンチャント)
【黒】
《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》
《歩く死骸/Walking Corpse(ISD)》
《マルコフに選ばれし者/Chosen of Markov(DKA)》(変身すると4/4)
《腐敗した沼蛇/Rotting Fensnake(ISD)》
《モークラットのバンシー/Morkrut Banshee(ISD)》
2《夜の衝突/Bump in the Night(ISD)》
《悲劇的な過ち/Tragic Slip(DKA)》(陰鬱で-13/-13)
《死の重み/Dead Weight(ISD)》
2《墓所粛正/Gravepurge(DKA)》(墓地から好きな数の生物をトップに積み1ドロー)
《悲惨な旅/Harrowing Journey(DKA)》(対象プレイヤーが3ドロー3ルーズ)
《死の愛撫/Death’s Caress(DKA)》(3BBで生物破壊、人間ならタフネス分回復)
《渇きの呪い/Curse of Thirst(DKA)》(アップキープに呪いの数だけダメージ)
《ゾンビの黙示録/Zombie Apocalypse(DKA)》(人間全部破壊してゾンビを墓地から戻す)
【赤】
《内陸の隠遁者/Hinterland Hermit(DKA)》(2/1狼男、裏が3/2ブロック強制)
《松明の悪鬼/Torch Fiend(DKA)》(2/1、赤マナでサクってアーティファクト破壊)
《村の鉄鍛冶/Village Ironsmith(ISD)》
2《血に狂った新生子/Bloodcrazed Neonate(ISD)》
《やじる悪鬼/Heckling Fiends(DKA)》(2/2、2Rで対象にアタック強制)
《扇動する集団/Instigator Gang(ISD)》
《投げ飛ばし/Fling(DKA)》
《ファルケンラスの鉤爪/Talons of Falkenrath(DKA)》(瞬速オーラ、1Rで+2/+0)
《裏切りの血/Traitorous Blood(ISD)》
《砕かれた知覚/Shattered Perception(DKA)》(手札捨てて同じ枚数ドロー)
《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》
【緑】
2《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim(ISD)》
《暗茂みの狼/Darkthicket Wolf(ISD)》
《小村の隊長/Hamlet Captain(ISD)》
《軽蔑された村人/Scorned Villager(DKA)》(マナ生物狼男)
《ケッシグの出家蜘蛛/Kessig Recluse(DKA)》(2/3接死到達)
2《ホロウヘンジのゴミあさり/Hollowhenge Scavenger(ISD)》
《ホロウヘンジの獣/Hollowhenge Beast(DKA)》(5マナ5/5バニラ)
《ソンバーワルドの蜘蛛/Somberwald Spider(ISD)》
《赤子捕らえ/Kindercatch(ISD)》
《グール樹/Ghoultree(DKA)》(8マナ10/10)
2《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack(DKA)》(+1/+1カウンター1つ置く。陰鬱で3つ)
2《捕食/Prey Upon(ISD)》
《帰化/Naturalize(ISD)》
《森林の好意/Favor of the Woods(DKA)》(ゴミ)
2《野生の飢え/Wild Hunger(DKA)》(+3/+1トランプル付与。FB:3R)
【マルチカラー・無色】
《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》
《電位式巨大戦車/Galvanic Juggernaut(ISD)》
《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage(DKA)》
《旅行者の護符/Traveler’s Amulet(ISD)》
2《処刑人の頭巾/Executioner’s Hood(DKA)》(威嚇)
2《壁の守部/Warden of the Wall(DKA)》(タップインマナファクト。相手ターンは2/3飛行)
《悪魔の長帷子/Demonmail Hauberk(ISD)》
《憑依された沼墓/Haunted Fengraf(DKA)》(3マナサクってランダム生物回収)
《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto(ISD)》
とりあえず自分の構築中の思考は以下の通り。
パッと見で青の3マナ域が強く、またグリムグリンという色の合うボムがあるので青(と、最低限タッチ程度の黒)は確定。
白は除去2種(叱責、処刑者)は強いものの、他が弱いので可能性としてはタッチ程度。黒も多少除去とドローはあるが生物が弱い。従って、生物数も多く除去もある緑も確定。
また、赤は論外だがX火力だけはタッチする。
というわけで、青緑を中心としてX火力、グリムグリン+黒のシングルシンボルをいくつかタッチすることにしました。さらに、相手のデッキに強力な生物系ボムがいる場合は処刑者、叱責をサイドから追加する5色になります。
さすがにやり過ぎかもしれませんが、カードプールが弱すぎる上に色マナ調整が護符、岩屋、巡礼者とあったのでシングルシンボルならば複数タッチ可能と判断しました。
というわけで組んだデッキは以下の通り。
《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim(ISD)》
《軽蔑された村人/Scorned Villager(DKA)》
《暗茂みの狼/Darkthicket Wolf(ISD)》
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
《ランタンの霊魂/Lantern Spirit(ISD)》
《息吹のニブリス/Niblis of the Breath(DKA)》
2《嵐縛りの霊/Stormbound Geist(DKA)》
《電位式巨大戦車/Galvanic Juggernaut(ISD)》
《ケッシグの出家蜘蛛/Kessig Recluse(DKA)》
《ホロウヘンジのゴミあさり/Hollowhenge Scavenger(ISD)》
《ソンバーワルドの蜘蛛/Somberwald Spider(ISD)》
《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》
2《捕食/Prey Upon(ISD)》
《死の重み/Dead Weight(ISD)》
《悲劇的な過ち/Tragic Slip(DKA)》
《閉所恐怖症/Claustrophobia(ISD)》
《幻影の掌握/Grasp of Phantoms(ISD)》
《悪魔の長帷子/Demonmail Hauberk(ISD)》
《骨を灰に/Bone to Ash(DKA)》
《悲惨な旅/Harrowing Journey(DKA)》
《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》
《旅行者の護符/Traveler’s Amulet(ISD)》
《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto(ISD)》
7《島/Island(M12)》
6《森/Forest(M12)》
1《沼/Swamp(M12)》
1《山/Mountain(10E)》
※サイド後は相手によって《忌まわしきものの処刑者》、《叱責》、平地をサイドイン。
まあ色々ごちゃごちゃと書きましたがぶっちゃけ弱いです。2/2不死飛行がサクっと出て蜘蛛で相手を止めつつグリムグリンか小悪魔に繋がれば勝てるかも?程度のデッキでしかありません。
途中で緑を切ってエスパーカラータッチ小悪魔にまとめようとしたんですが、生物があまりにも貧弱になってしまうので断念しました。
これ、いまだに正しい組み方が分からないんですがどう組むのがいいんでしょうか?アドバイスお待ちしています~。
毎度おなじみの新セット評価。
の前に、まずはイニストラードの見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201109270307561055/)
1:《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt(ISD)》
2:《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》
3:《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》
4:《ステンシアの血の間/Stensia Bloodhall(ISD)》
5:《茨潰し/Bramblecrush(ISD)》
6:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》
7:《ガヴォニーの居住区/Gavony Township(ISD)》
8:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
9:《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》
10:《ケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakers(ISD)》
《茨潰し/Bramblecrush(ISD)》(笑)
これを書いてるときに完全に《内にいる獣/Beast Within(NPH)》の存在を忘れていましたwあとはステンシアがちょっと高すぎかな?たまに使われてますけど、思ってたよりは強くなかったですね。赤黒のビートダウンがいないもんな。
入っていないのは虫とトラフトかな。どっちも正直弱いと思ってました。あと《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run(ISD)》?緑タイタン系のデッキ嫌いなんですよねw
ムーアランド1位に選んでるのは偉い。あとは地味に《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》も選べてる。でもISDは強いカード多いからTOP10じゃ足りないですね。
そして本題、新セットの「闇の隆盛」からTOP10です。
選択基準はいつも通り構築環境での評価で。プレビューウィークからソリン以外ロクなもんが無いと言われつづけ、フルスポ公開日には溜息をつく人々が各所で見られたとか見られなかったとか。久々にみんなが「弱い」と口を揃えるこのエキスパンションで、構築使用に耐えうるカードを10枚も見つけることはできるのか!?
【10位】《悲劇的な過ち/Tragic Slip(DKA)》
相変わらずスタンダードはタフネス1環境が続いています。今まで1マナでタフネスを-1する除去はいくつか使われましたが(《肉体のねじ切り/Wring Flesh(M12)》、《悪性の傷/Virulent Wound(MBS)》など)、中盤以降も腐らないで使える可能性が高いのは素晴らしいですね。特に《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》からFBして使うと高確率で1:2交換が取れそうです。感染デッキでなければこれを使うことになるでしょう。
【9位】《ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain(DKA)》
マルチカラーロードの中でも色が一番強い青白。元々飛んでいる上に呪禁付与なので《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》とも相性がいいですね。ただカードは強いながらも意外とスピリットで揃えたデッキは難しそうで、その上3マナは渋滞しそうなのでこの位置です。もしかしたらゾンビロードの方が使われるかも?
【8位】《思考掃き/Thought Scour(DKA)》
《留意/Mental Note(JUD)》の上位互換。スタンではDelver系デッキが使うかもしれません。《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》でトップを確認したあと、土地が十分あるハンドの時に土地がめくれたら打ってみたり、《思案/Ponder(M12)》で見た不要牌を2枚とも落とせたり。他にも色々使い道がありそうですが、今のところ相手に打つことはあんまり無いかな?レガシーだと対エンチャントレスあたりで強いかもしれませんね。
【7位】《地獄乗り/Hellrider(DKA)》
赤英雄が使われていない環境で使われるか怪しいですが、タフネスが高いのとPWに強そうなのはいいですね。普通にブン回っている時も最後の押し込みに使えますし、割と見た目通りの強さだと思います。
【6位】《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》
現代版《幽体の行列/Spectral Procession(SHM)》。誰が見てもシンプルに強い。コントロール側が使う可能性すらありますね。
【5位】《塔の霊/Tower Geist(DKA)》
《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》が重くなって飛行かー、微妙…と思いきや、地味に2枚目のカードは墓地に落ちるようになっています。FBが絡めば1:3交換の可能性も!? 4マナ2/2飛行と最低限のラインはクリアしてますし、見た目よりかなり強そう。ぜひ使ってみたいですね。
【4位】《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben(DKA)》
リークと破滅の刃が3マナ、リングとアルケミーが4マナ、DOJが5マナ。ガットショットで落ちるのが救い。でも1マナかかる。これで2マナ2/1先制攻撃は《輝きの乗り手/Glowrider(LGN)》に土下座するレベル。
【3位】《町民の結集/Gather the Townsfolk(DKA)》
トークンは飛んでないけど、今はあまり地上に2/2以上が現れないのでそこまで関係なさそう。Delver-Bladeだと割とすぐ窮地も達成しそうですね。虫の変身素材になりつつ2ターン目のクロックになるのは高評価。
【2位】《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells(DKA)》
まず4マナ2/2×2と2点ゲインの時点で相当強い。2/2の黒くない生物なので割と除去耐性は低いけれど、それでも仕事は十分しています。お互い手数が途切れて来たらフィニッシャーにもなれるし、言うことないですね。ちなみにお互い出し合うと先に出した側がドローゴーすれば一方的に除去できます。つまり先置き有利ということですね。意図的にそういうデザインにしたのかな?
【1位】《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad(DKA)》
値段でも断トツ。能力も全て強く、紋章量産モードに入ってしまうと後続を止めきるのは不可能です。2枚目以降も無駄にならないのがいいですね。
横に並べるビートで使っても、コントロールで使っても強いはず。狩りの達人を1位にするか結構迷いましたが、さすがにソリンですよね。
思ったより使ってみたくなるカードはありますね。
候補に入れたけれど選外になった物もいくつかありました。《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage(DKA)》とか、《食百足/Vorapede(DKA)》とかね。
正直高値が付きそうなのは1位と2位くらいじゃないでしょうか。あまり剥かれなさそうで、その分全体的にシングル価格が高そうではありますが。
自分はいまのところソリンは初動高すぎてパス。サリアと狩りの達人あたりは値段によっては…という感じですね。
の前に、まずはイニストラードの見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201109270307561055/)
1:《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt(ISD)》
2:《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》
3:《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》
4:《ステンシアの血の間/Stensia Bloodhall(ISD)》
5:《茨潰し/Bramblecrush(ISD)》
6:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》
7:《ガヴォニーの居住区/Gavony Township(ISD)》
8:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
9:《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》
10:《ケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakers(ISD)》
《茨潰し/Bramblecrush(ISD)》(笑)
これを書いてるときに完全に《内にいる獣/Beast Within(NPH)》の存在を忘れていましたwあとはステンシアがちょっと高すぎかな?たまに使われてますけど、思ってたよりは強くなかったですね。赤黒のビートダウンがいないもんな。
入っていないのは虫とトラフトかな。どっちも正直弱いと思ってました。あと《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run(ISD)》?緑タイタン系のデッキ嫌いなんですよねw
ムーアランド1位に選んでるのは偉い。あとは地味に《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》も選べてる。でもISDは強いカード多いからTOP10じゃ足りないですね。
そして本題、新セットの「闇の隆盛」からTOP10です。
選択基準はいつも通り構築環境での評価で。プレビューウィークからソリン以外ロクなもんが無いと言われつづけ、フルスポ公開日には溜息をつく人々が各所で見られたとか見られなかったとか。久々にみんなが「弱い」と口を揃えるこのエキスパンションで、構築使用に耐えうるカードを10枚も見つけることはできるのか!?
【10位】《悲劇的な過ち/Tragic Slip(DKA)》
相変わらずスタンダードはタフネス1環境が続いています。今まで1マナでタフネスを-1する除去はいくつか使われましたが(《肉体のねじ切り/Wring Flesh(M12)》、《悪性の傷/Virulent Wound(MBS)》など)、中盤以降も腐らないで使える可能性が高いのは素晴らしいですね。特に《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》からFBして使うと高確率で1:2交換が取れそうです。感染デッキでなければこれを使うことになるでしょう。
【9位】《ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain(DKA)》
マルチカラーロードの中でも色が一番強い青白。元々飛んでいる上に呪禁付与なので《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》とも相性がいいですね。ただカードは強いながらも意外とスピリットで揃えたデッキは難しそうで、その上3マナは渋滞しそうなのでこの位置です。もしかしたらゾンビロードの方が使われるかも?
【8位】《思考掃き/Thought Scour(DKA)》
《留意/Mental Note(JUD)》の上位互換。スタンではDelver系デッキが使うかもしれません。《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》でトップを確認したあと、土地が十分あるハンドの時に土地がめくれたら打ってみたり、《思案/Ponder(M12)》で見た不要牌を2枚とも落とせたり。他にも色々使い道がありそうですが、今のところ相手に打つことはあんまり無いかな?レガシーだと対エンチャントレスあたりで強いかもしれませんね。
【7位】《地獄乗り/Hellrider(DKA)》
赤英雄が使われていない環境で使われるか怪しいですが、タフネスが高いのとPWに強そうなのはいいですね。普通にブン回っている時も最後の押し込みに使えますし、割と見た目通りの強さだと思います。
【6位】《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》
現代版《幽体の行列/Spectral Procession(SHM)》。誰が見てもシンプルに強い。コントロール側が使う可能性すらありますね。
【5位】《塔の霊/Tower Geist(DKA)》
《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》が重くなって飛行かー、微妙…と思いきや、地味に2枚目のカードは墓地に落ちるようになっています。FBが絡めば1:3交換の可能性も!? 4マナ2/2飛行と最低限のラインはクリアしてますし、見た目よりかなり強そう。ぜひ使ってみたいですね。
【4位】《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben(DKA)》
リークと破滅の刃が3マナ、リングとアルケミーが4マナ、DOJが5マナ。ガットショットで落ちるのが救い。でも1マナかかる。これで2マナ2/1先制攻撃は《輝きの乗り手/Glowrider(LGN)》に土下座するレベル。
【3位】《町民の結集/Gather the Townsfolk(DKA)》
トークンは飛んでないけど、今はあまり地上に2/2以上が現れないのでそこまで関係なさそう。Delver-Bladeだと割とすぐ窮地も達成しそうですね。虫の変身素材になりつつ2ターン目のクロックになるのは高評価。
【2位】《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells(DKA)》
まず4マナ2/2×2と2点ゲインの時点で相当強い。2/2の黒くない生物なので割と除去耐性は低いけれど、それでも仕事は十分しています。お互い手数が途切れて来たらフィニッシャーにもなれるし、言うことないですね。ちなみにお互い出し合うと先に出した側がドローゴーすれば一方的に除去できます。つまり先置き有利ということですね。意図的にそういうデザインにしたのかな?
【1位】《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad(DKA)》
値段でも断トツ。能力も全て強く、紋章量産モードに入ってしまうと後続を止めきるのは不可能です。2枚目以降も無駄にならないのがいいですね。
横に並べるビートで使っても、コントロールで使っても強いはず。狩りの達人を1位にするか結構迷いましたが、さすがにソリンですよね。
思ったより使ってみたくなるカードはありますね。
候補に入れたけれど選外になった物もいくつかありました。《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage(DKA)》とか、《食百足/Vorapede(DKA)》とかね。
正直高値が付きそうなのは1位と2位くらいじゃないでしょうか。あまり剥かれなさそうで、その分全体的にシングル価格が高そうではありますが。
自分はいまのところソリンは初動高すぎてパス。サリアと狩りの達人あたりは値段によっては…という感じですね。
今日の公式プレビューはついに待望のPWソリン!
前予想でも出ていたとおり、白黒の組み合わせになりました。
4マナというまずは合格ラインのマナコストに加え、初代エルズペスと同様に忠誠値を増やしながらブロッカーを出すことができます。この時点で十分強いですね。
-2は小マイナスでは初のエンブレム獲得能力。パワーが永久に上がるのはかなり強いですね。もちろんトークンも全て2/1ライフリンクになります。
奥義はゲームに即勝つわけではないですが、かなり強力であることは間違いないでしょう。
ビート相手に圧倒的な強さを誇るのはもちろん、コントロール相手ならPWを牽制しつつ2/1トークンが延々と出るわけで…。
というわけで、このカードはエスパーコントロールに確実に入ると思われます。少なくとも僕は入れます。ソリンがいれば不死軍団もあんまり怖くない…かもしれませんね!
前予想でも出ていたとおり、白黒の組み合わせになりました。
《イニストラードの君主、ソリン》 2WB
+1:魂絆を持つ1/1の黒である吸血鬼・クリーチャートークンを1体戦場に出す。
-2:あなたは「あなたのコントロールするクリーチャーは+1/+0の修正を受ける」の紋章を得る。
-6:最大3体までのクリーチャーと他のプレインズウォーカーを対象とし、それらを破壊する。この方法によって墓地に置かれたそれぞれのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
初期忠誠値3
4マナというまずは合格ラインのマナコストに加え、初代エルズペスと同様に忠誠値を増やしながらブロッカーを出すことができます。この時点で十分強いですね。
-2は小マイナスでは初のエンブレム獲得能力。パワーが永久に上がるのはかなり強いですね。もちろんトークンも全て2/1ライフリンクになります。
奥義はゲームに即勝つわけではないですが、かなり強力であることは間違いないでしょう。
ビート相手に圧倒的な強さを誇るのはもちろん、コントロール相手ならPWを牽制しつつ2/1トークンが延々と出るわけで…。
というわけで、このカードはエスパーコントロールに確実に入ると思われます。少なくとも僕は入れます。ソリンがいれば不死軍団もあんまり怖くない…かもしれませんね!
イニストラードのTOP10と、ZENブロック&M11追悼
2011年9月27日 最新セットの話題 コメント (2)もうすぐ発売ということでイニストラードのTOP10を。いつも通り構築視点です。
10位:《ケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakers(ISD)》
殴ると狼が出る、通称「緑英雄」。白英雄と違って墓地依存の上に1マナ重いので過度の期待は禁物だけど、基本的に2体出ればゲロ強いレベルなのでそこまでハードル高くは無い。
9位:《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》
1/1飛行を2体連れてきて、本人も合わせて初期値は3/3。全体除去の返しに出してもこのサイズなので十分。《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger(LRW)》を思い出しますね。《警備隊長/Captain of the Watch(M10)》といいレインジャーといい、この手のクリーチャーは大好きです。
8位:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
多分スタンではそこまで活躍しない…のかな?どうなんだろう。地味に《熟慮/Think Twice(ISD)》や《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》をFBしても元のコストより安くなるので得した気分にはなるし、悪くない気もする。とはいえメインの戦場はレガシーですね。どれくらい使われるかな?
7位:《ガヴォニーの居住区/Gavony Township(ISD)》
1ターン丸ごと使って全体強化する土地。スペルを使わずに強化できるので地味に狼男デッキと相性がいい。普通に白英雄や接合者、緑英雄と合わせて使っても当然強い。というか環境初期はこの手の緑白ビートがいっぱい出現しそう。
6位:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》
スタンだとたぶん微妙。使ってるのを見てたり、これが入ってるリストを見ても強く感じない。コントロールで使った時に忠誠度を気軽に上げれないのがどうもね。結局FBコストの方が安いスペルもほとんど出なかったし。ワンチャンあるとしたら《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》かな。下の環境だと吸血鬼デッキと死ぬほど相性いいし、黒の入ったビートダウンだとだいたい強いのでかなり使われそう。
5位:《茨潰し/Bramblecrush(ISD)》
さすがに強くない?土地破壊にもなるし置き物も壊せるしプレインズウォーカーも割れる。緑でギデオンをコンバット経由せず即壊せるのはかなり重要なので、メイン投入もあり得る気がする。
4位:《ステンシアの血の間/Stensia Bloodhall(ISD)》
《取引の教会、オルゾヴァ/Orzhova, the Church of Deals(GPT)》もオルゾフコンで使われたけど、より暴力的になった土地。生け贄のいらない《ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis(INV)》とも言えるか。仮にこのカラーのビートダウンが組めたとしたら、最後の2~6点を土地が削ってくれるのは相当でかい気がする。
3位:《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》
いつの時代もドロー操作はかならず使われます。今回は《熟慮/Think Twice(ISD)》もあるけど、より効果の大きいこちらを選択。実際はどちらも合わせて使われますけどね。相性いいし。FBしなくても十分強い。コモンで安心。手札から捨てられないのでリアニメイト戦略とはやや噛み合わない。
2位:《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》
カウンター構えながら展開という青の一番やりたいことを簡単に成し遂げてくれるカード。しばらくこの手のカードは白頂点しかありませんでしたが、より軽く動けるようになりますね。そして瞬唱でFBできるのも素晴らしい。
1位:《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt(ISD)》
土地が1/1飛行を出していいの?的な。実際どの程度出せるのかは分かりませんが、まあ2回でも起動できたら十分ですよね。墓地に落とす系のカードともよく噛み合います。
続いてスタン落ちカードの追悼を。だいたい自分で使ったことのあるカードが中心になります。
10位:《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
ZEN直後からジャンド一筋だったので当然最初はこれに目を付けることに。実際強かった。これだけで何回勝ったかわからない。
9位:《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
下の環境でも使っている優良カウンター。世界選手権ごろの青黒はこれに加えて1マナハンデスまでたくさん入っていたので、青黒同系はまるでレガシーのゲームを見ているようでした。もちろんカウブレでも何度もお世話になりました。互いにどれだけピアスをケアするかの駆け引きもありましたね。
8位:《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
ただつよ生物。普通に装備用の土台をかき集める仕事以外にも意図的にハンド8枚にして《復讐蔦》を落とす仕事もしていましたね。あれはせこいと思った。環境の最後までお世話になりました。
7位:《定業/Preordain(M11)》
今までの青い1マナドロー操作の中で最も使いやすいと言っても過言ではない。もちろんブレストより上とは言わないけど、単体だとこちらの方が強い場面の方も多いですね。特にコントロールで使う時の強さが素晴らしかった。
6位:《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》
ヴァラクートは使ってないのですがファイナルズ予選シーズンに緑単エルドラージを借りてひたすら参加していました。あと一歩のところで届きませんでしたが。これが何度スカったか数えきれないし、カウブレを使ってて相手のこれに苦しめられたことも数えきれない。
5位:《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
一応自分でもしばらく使っていたのですが、どちらかと言えば使われた方の多いカードでした。ジャンドの時もカウブレの時も、常にトップメタのデッキに対して立ちはだかる赤単にいつも頭を悩ませていた気がします。メタられる側を使うっていうのはこういうことなんだな、と改めて理解できました。
4位:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
元々3枚しか持っていなかったのですが、いろいろ思うところのあったGP神戸の帰りにちょっと真面目にマジック頑張ろう、と思って4枚目を会場のバイヤーから購入しました。いい思い出です。そしてスタンダードではその強すぎる力をようやく使いこなせる道筋が見えてきたところでお別れになってしまいました。これからもレガシーでお世話になります。
3位:《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
M10で採録された時の衝撃と、フレイバーテキストを読んだ時の感動は今でも思い出します。僕自身は稲妻が現役のころにプレイをしていたわけではないのですが、このゲームを続けていて良かったと思った瞬間でした。そんなわけで、FTのないM11版の稲妻は嫌いですw実際のゲームではジャンドと赤単でお世話になりました。
2位:《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》
ジャンド、カウブレと続いてメタのど真ん中を使い続けることでプレイングを磨き、同系対決に勝つというマジックの王道を学ぶことができました。ジャンドは結局同系が苦手なままでしたが、カウブレは同系に対して一定の自信を持てるくらいまでやり込んだという自負が持てました。そしてこれもまたレガシーでお世話になるカードの一つでもあります。
1位:《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》
スタンダードにも土地合戦を持ち込んだ張本人。とても好きな土地で、一時はランパンジャンドに投入していたこともありました。カウブレでは同系戦のプレイングがこれに左右されることもかなり多かったですね。後手4T目に相手の色マナ2枚を同時に割るのが大好きでした。《不毛の大地/Wasteland》リメイクの中では最もバランスの取れたいいカードだったと思います。
そして、これが落ちることでスタンダードの環境は想像以上に大きく変わるはずです。
そんな感じです。
とりあえずスタン新環境は青白系と緑白系から考えるかな。あとは土地の強い赤黒も考えてみたいですね。
10位:《ケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakers(ISD)》
殴ると狼が出る、通称「緑英雄」。白英雄と違って墓地依存の上に1マナ重いので過度の期待は禁物だけど、基本的に2体出ればゲロ強いレベルなのでそこまでハードル高くは無い。
9位:《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》
1/1飛行を2体連れてきて、本人も合わせて初期値は3/3。全体除去の返しに出してもこのサイズなので十分。《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger(LRW)》を思い出しますね。《警備隊長/Captain of the Watch(M10)》といいレインジャーといい、この手のクリーチャーは大好きです。
8位:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
多分スタンではそこまで活躍しない…のかな?どうなんだろう。地味に《熟慮/Think Twice(ISD)》や《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》をFBしても元のコストより安くなるので得した気分にはなるし、悪くない気もする。とはいえメインの戦場はレガシーですね。どれくらい使われるかな?
7位:《ガヴォニーの居住区/Gavony Township(ISD)》
1ターン丸ごと使って全体強化する土地。スペルを使わずに強化できるので地味に狼男デッキと相性がいい。普通に白英雄や接合者、緑英雄と合わせて使っても当然強い。というか環境初期はこの手の緑白ビートがいっぱい出現しそう。
6位:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》
スタンだとたぶん微妙。使ってるのを見てたり、これが入ってるリストを見ても強く感じない。コントロールで使った時に忠誠度を気軽に上げれないのがどうもね。結局FBコストの方が安いスペルもほとんど出なかったし。ワンチャンあるとしたら《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》かな。下の環境だと吸血鬼デッキと死ぬほど相性いいし、黒の入ったビートダウンだとだいたい強いのでかなり使われそう。
5位:《茨潰し/Bramblecrush(ISD)》
さすがに強くない?土地破壊にもなるし置き物も壊せるしプレインズウォーカーも割れる。緑でギデオンをコンバット経由せず即壊せるのはかなり重要なので、メイン投入もあり得る気がする。
4位:《ステンシアの血の間/Stensia Bloodhall(ISD)》
《取引の教会、オルゾヴァ/Orzhova, the Church of Deals(GPT)》もオルゾフコンで使われたけど、より暴力的になった土地。生け贄のいらない《ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis(INV)》とも言えるか。仮にこのカラーのビートダウンが組めたとしたら、最後の2~6点を土地が削ってくれるのは相当でかい気がする。
3位:《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》
いつの時代もドロー操作はかならず使われます。今回は《熟慮/Think Twice(ISD)》もあるけど、より効果の大きいこちらを選択。実際はどちらも合わせて使われますけどね。相性いいし。FBしなくても十分強い。コモンで安心。手札から捨てられないのでリアニメイト戦略とはやや噛み合わない。
2位:《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》
カウンター構えながら展開という青の一番やりたいことを簡単に成し遂げてくれるカード。しばらくこの手のカードは白頂点しかありませんでしたが、より軽く動けるようになりますね。そして瞬唱でFBできるのも素晴らしい。
1位:《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt(ISD)》
土地が1/1飛行を出していいの?的な。実際どの程度出せるのかは分かりませんが、まあ2回でも起動できたら十分ですよね。墓地に落とす系のカードともよく噛み合います。
続いてスタン落ちカードの追悼を。だいたい自分で使ったことのあるカードが中心になります。
10位:《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
ZEN直後からジャンド一筋だったので当然最初はこれに目を付けることに。実際強かった。これだけで何回勝ったかわからない。
9位:《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
下の環境でも使っている優良カウンター。世界選手権ごろの青黒はこれに加えて1マナハンデスまでたくさん入っていたので、青黒同系はまるでレガシーのゲームを見ているようでした。もちろんカウブレでも何度もお世話になりました。互いにどれだけピアスをケアするかの駆け引きもありましたね。
8位:《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
ただつよ生物。普通に装備用の土台をかき集める仕事以外にも意図的にハンド8枚にして《復讐蔦》を落とす仕事もしていましたね。あれはせこいと思った。環境の最後までお世話になりました。
7位:《定業/Preordain(M11)》
今までの青い1マナドロー操作の中で最も使いやすいと言っても過言ではない。もちろんブレストより上とは言わないけど、単体だとこちらの方が強い場面の方も多いですね。特にコントロールで使う時の強さが素晴らしかった。
6位:《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》
ヴァラクートは使ってないのですがファイナルズ予選シーズンに緑単エルドラージを借りてひたすら参加していました。あと一歩のところで届きませんでしたが。これが何度スカったか数えきれないし、カウブレを使ってて相手のこれに苦しめられたことも数えきれない。
5位:《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
一応自分でもしばらく使っていたのですが、どちらかと言えば使われた方の多いカードでした。ジャンドの時もカウブレの時も、常にトップメタのデッキに対して立ちはだかる赤単にいつも頭を悩ませていた気がします。メタられる側を使うっていうのはこういうことなんだな、と改めて理解できました。
4位:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
元々3枚しか持っていなかったのですが、いろいろ思うところのあったGP神戸の帰りにちょっと真面目にマジック頑張ろう、と思って4枚目を会場のバイヤーから購入しました。いい思い出です。そしてスタンダードではその強すぎる力をようやく使いこなせる道筋が見えてきたところでお別れになってしまいました。これからもレガシーでお世話になります。
3位:《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
M10で採録された時の衝撃と、フレイバーテキストを読んだ時の感動は今でも思い出します。僕自身は稲妻が現役のころにプレイをしていたわけではないのですが、このゲームを続けていて良かったと思った瞬間でした。そんなわけで、FTのないM11版の稲妻は嫌いですw実際のゲームではジャンドと赤単でお世話になりました。
2位:《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》
ジャンド、カウブレと続いてメタのど真ん中を使い続けることでプレイングを磨き、同系対決に勝つというマジックの王道を学ぶことができました。ジャンドは結局同系が苦手なままでしたが、カウブレは同系に対して一定の自信を持てるくらいまでやり込んだという自負が持てました。そしてこれもまたレガシーでお世話になるカードの一つでもあります。
1位:《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》
スタンダードにも土地合戦を持ち込んだ張本人。とても好きな土地で、一時はランパンジャンドに投入していたこともありました。カウブレでは同系戦のプレイングがこれに左右されることもかなり多かったですね。後手4T目に相手の色マナ2枚を同時に割るのが大好きでした。《不毛の大地/Wasteland》リメイクの中では最もバランスの取れたいいカードだったと思います。
そして、これが落ちることでスタンダードの環境は想像以上に大きく変わるはずです。
そんな感じです。
とりあえずスタン新環境は青白系と緑白系から考えるかな。あとは土地の強い赤黒も考えてみたいですね。
イニストラードプレリ@板橋&池袋BMと、ISD環境の感想
2011年9月26日 最新セットの話題土曜は板橋プレリの午後の部から参加。
引いたレアは
《冒涜の行動/Blasphemous Act(ISD)》
《うろつく餌食の呪い/Curse of Stalked Prey(ISD)》
《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》
《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold(ISD)》
《大笑いの写し身/Cackling Counterpart(ISD)》
《黴墓の大怪物/Moldgraf Monstrosity(ISD)》
全体的に微妙。X点火力とコピーインスタントが救いか。値段的にはゴミ。
最初は青白フライングビート組んでたけど、自分でまあまあ強いと思ってた青い部分が他の強いデック組んでた人と比べてゴミクズだったので途中から赤白オオカミガールに変更。
4回戦。
赤緑(こっち青白) ○○
飛行で瞬殺。
赤緑(シミチンさん。こっち青白) ××
生け贄シナジー+他の生物が死んだら2点飛ばす生物の組み合わせで死亡。
白黒(こっちサイド後赤白) ×○○
超テンポ勝負になったので赤白に。うまくオオカミガールが変身できて勝ち
青白(こっちメインから赤白) ○×○
メイン瞬殺、サイド後コントロールされて3本目でクソビートして勝ち
3-1で3パック。出たのは《心なき召喚/Heartless Summoning(ISD)》、《神聖なる報い/Divine Reckoning(ISD)》、《ファルケンラスの匪賊/Falkenrath Marauders(ISD)》とゴミ揃い。結局この日はロクなものを引かなかった。
日曜はBM池袋のプレリに参加。
引いたレアは
《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》
《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch(ISD)》
《内陸の湾港/Hinterland Harbor(ISD)》
《荘園のガーゴイル/Manor Gargoyle(ISD)》
《精神叫び/Mindshrieker(ISD)》
《夜明けのレインジャー/Daybreak Ranger(ISD)》
リリアナとスカーブ引けて金額面では言うこと無し。
さらに青白のコモン・アンコモンのただ強パーツがどれも2枚ずつあって強すぎて意味不明なカードプールだった。デッキはこんな感じ。
カードが強すぎて《甲冑のスカーブ/Armored Skaab(ISD)》、《その場しのぎのやっかいもの/Makeshift Mauler(ISD)》、《錯乱した助手/Deranged Assistant(ISD)》の2枚目が入らないくらいだった。
ちなみに途中まで《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》も入れてたけどあまりにも使いづらかったので抜きました。
5回戦。
赤緑 ○○
2本目は強引に本体火力で焼かれたけどあとは順当に勝ち。
赤白 ○○
こっちのフライヤーが止まらずそのまま勝ち。
赤白 ××
2本とも1ターン目に1マナ1/1の成長する赤や白のレア生物、2ターン目に《アヴァシンの仮面》スタートされて対処できず、さらに都合いいトップされて負け。
緑黒t白 ×○△
1本目超ぐだった末にミケウス対相手の2/2トークン製造吸血鬼で結局負け。2本目は普通に勝ち、3本目は100%勝ち確定の盤面でカウンターも除去も握ってたけど追加ターンに入るのがあと10秒早かったせいで残り2点を削るのが間に合わずに引き分け。限界。
赤白 ××
1本目は1/1フライングの群れビートをこっちがブロッカー引けずに火力圏内まで持ち込まれてX点火力本体で負け。あまりにフライヤー多い上に装備が強かったのでサイド後はタッチ緑に変更。
2本目はミケウスに脅し付けされたけど辛うじてタッチ緑も生かして盤面でまくり返したところでまたX点火力トップされて負け。しゃーなし。
このデッキで2-2-1のゴミクズでした。さすがにありえない。
唯一弱点があるとすれば1マナバウンスや2~3マナ域のブロッカーが少ないことだけど…それは贅沢言い過ぎかな。
終わった後はそのまま店内でドラフト。2卓目に参加。
1-1は《硫黄の滝/Sulfur Falls(ISD)》レアピックから。最初は赤の狼男を集めつつ空いてる白(なぜか《悪鬼の狩人》が4手目くらいに流れてきた)をやって赤白ビートかな?という感じだったけど赤が特に来ずに青がやたらと流れてくるので(《カラスの群れ》が複数取れて、その気になれば3枚目も取れそうだった)青白フライングビートに修正。
その後は青と白をひたすらガメまくってただ強デックの完成。3-14で《月鷺》が流れてきた時はさすがに驚愕した。どうやらドラフト初めての人が2人いたらしい。いや、それにしても流石にこれは…と思うけど。
デッキは以下。
赤緑 ○○
1本目は土地事故して島島平地で止まってるところに平地へ土地破壊+生物に13点を撃たれたけど、結局透明人間に装備が付いて4/1呪禁アンブロッカブルが完成してたのでそのまま勝ち。2本目は相手が狼男を変身させるためにひたすらターンを返してきたので、変身したところをバウンス×2回でテンポ取ってインビジブルに+2/+2エンチャント付けて勝ち。
緑黒タッチ白 ×○○
1本目は土地止まって負け。2本目、3本目は普通にフライングビートして勝ち。月鷺に装備2枚つけて10点パンチとかした。
青黒タッチ赤 ○×○
1本目は変身した5/4トランプルにダメージ2倍装備付けて相手のブロッカータップさせて10点パンチ×2で勝ち。2本目は土地13枚引いて負け。3本目はカラスの群れが2体とも生き残ってさすがに勝ち。
というわけで無事に3-0。さすがにデッキ強すぎた。
そんな感じで土日はプレリでした。全体を通じての感想は…
・とにかく環境が早い。ZZWと同じかそれ以上。M12なんて比じゃない。初動3マナみたいなコントロールも組めなくはないけど除去が弱いので変身妨害用の軽いスペルかバウンスは必要。
・強いデッキはたいがい青白か赤緑か赤白のどれか。黒は基本的に飛びぬけて弱いのでよほどレアに恵まれてないとやらない。赤白はクソビートの傾向が強いけど超軽量に寄せれる上にコモンが強いのでありっちゃあり。
・なんか普通にしてても生物が死なないのでゾンビ系青クリーチャーは評価下方修正。《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》とかまず出ない。同じ理由で陰鬱も弱い。特に-4/-4させる黒のやつは見え見えなのでケアしやすい。陰鬱するなら赤で自軍生物投げて2点飛ばす奴か、青でホムンクルス出すくらいしかない。何にせよマナがかかる。
・とにかく飛行が強い。あと装備品も強い。白は非常に強いけど青白にすると装備品に触れないため、いくらデッキが強くても装備品1枚で負けるゲームがありえる(割と重要)。
・赤緑は狼男が強いので1ターン飛ばしてでも変身させに来ることが多々ある。そういう時にいちいち確定除去を使ってたら後々持たないので、できればバウンスで対処したいところ。フラッシュバック送還の点数は超高い。
・変身カードはチェックリストを使うと見栄えが悪いので非透明スリーブにそのまま入れた方が好き。2日で1度もチェックリスト使わなかった。しかし、何度もプレイしてる変身カードは多少曲がったり抜き差しの際に傷ついたりしがちなので、システムとしては微妙。ゲームシステムとしては面白いけど単純にプレイしててストレスが溜まらないかと言うと溜まる。
・関連して、シールドで色変えサイドボーディング中にスリーブから抜いて入れ替える際、うっかりいつもの感覚で相手にカードの裏面を向けながらカード選別してると相手からこっちの変身の裏面を見られてしまい、入れ替えた色がばれることがある。
とりあえずこのへんでしょうか。
色々と言いたいことはあるとは言え、たぶんリミテッド環境としては面白い方だと思うのでまた久々にがっつりMOやってピック譜を上げるかもしれません(時間があれば)。
引いたレアは
《冒涜の行動/Blasphemous Act(ISD)》
《うろつく餌食の呪い/Curse of Stalked Prey(ISD)》
《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》
《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold(ISD)》
《大笑いの写し身/Cackling Counterpart(ISD)》
《黴墓の大怪物/Moldgraf Monstrosity(ISD)》
全体的に微妙。X点火力とコピーインスタントが救いか。値段的にはゴミ。
最初は青白フライングビート組んでたけど、自分でまあまあ強いと思ってた青い部分が他の強いデック組んでた人と比べてゴミクズだったので途中から赤白オオカミガールに変更。
4回戦。
赤緑(こっち青白) ○○
飛行で瞬殺。
赤緑(シミチンさん。こっち青白) ××
生け贄シナジー+他の生物が死んだら2点飛ばす生物の組み合わせで死亡。
白黒(こっちサイド後赤白) ×○○
超テンポ勝負になったので赤白に。うまくオオカミガールが変身できて勝ち
青白(こっちメインから赤白) ○×○
メイン瞬殺、サイド後コントロールされて3本目でクソビートして勝ち
3-1で3パック。出たのは《心なき召喚/Heartless Summoning(ISD)》、《神聖なる報い/Divine Reckoning(ISD)》、《ファルケンラスの匪賊/Falkenrath Marauders(ISD)》とゴミ揃い。結局この日はロクなものを引かなかった。
日曜はBM池袋のプレリに参加。
引いたレアは
《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》
《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch(ISD)》
《内陸の湾港/Hinterland Harbor(ISD)》
《荘園のガーゴイル/Manor Gargoyle(ISD)》
《精神叫び/Mindshrieker(ISD)》
《夜明けのレインジャー/Daybreak Ranger(ISD)》
リリアナとスカーブ引けて金額面では言うこと無し。
さらに青白のコモン・アンコモンのただ強パーツがどれも2枚ずつあって強すぎて意味不明なカードプールだった。デッキはこんな感じ。
《精神叫び/Mindshrieker(ISD)》
2《縫い師の見習い/Stitcher’s Apprentice(ISD)》
《錯乱した助手/Deranged Assistant(ISD)》
2《悪鬼の狩人/Fiend Hunter(ISD)》
《ランタンの霊魂/Lantern Spirit(ISD)》
《礼拝堂の霊/Chapel Geist(ISD)》
《村の鐘鳴らし/Village Bell-Ringer(ISD)》
《声無き霊魂/Voiceless Spirit(ISD)》
《スレイベンの歩哨/Thraben Sentry(ISD)》
《霊廟の護衛/Mausoleum Guard(ISD)》
《修道院のグリフィン/Abbey Griffin(ISD)》
《荘園のガーゴイル/Manor Gargoyle(ISD)》
《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch(ISD)》
《カラスの群れ/Murder of Crows(ISD)》
《霊捕らえの装置/Geistcatcher’s Rig(ISD)》
《旅行者の護符/Traveler’s Amulet(ISD)》
2《閉所恐怖症/Claustrophobia(ISD)》
《叱責/Rebuke(ISD)》
《雲散霧消/Dissipate(MIR)》
《アヴァシンの仮面/Mask of Avacyn(ISD)》
9《平地/Plains(4ED)》
8《島/Island(UNH)》
カードが強すぎて《甲冑のスカーブ/Armored Skaab(ISD)》、《その場しのぎのやっかいもの/Makeshift Mauler(ISD)》、《錯乱した助手/Deranged Assistant(ISD)》の2枚目が入らないくらいだった。
ちなみに途中まで《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》も入れてたけどあまりにも使いづらかったので抜きました。
5回戦。
赤緑 ○○
2本目は強引に本体火力で焼かれたけどあとは順当に勝ち。
赤白 ○○
こっちのフライヤーが止まらずそのまま勝ち。
赤白 ××
2本とも1ターン目に1マナ1/1の成長する赤や白のレア生物、2ターン目に《アヴァシンの仮面》スタートされて対処できず、さらに都合いいトップされて負け。
緑黒t白 ×○△
1本目超ぐだった末にミケウス対相手の2/2トークン製造吸血鬼で結局負け。2本目は普通に勝ち、3本目は100%勝ち確定の盤面でカウンターも除去も握ってたけど追加ターンに入るのがあと10秒早かったせいで残り2点を削るのが間に合わずに引き分け。限界。
赤白 ××
1本目は1/1フライングの群れビートをこっちがブロッカー引けずに火力圏内まで持ち込まれてX点火力本体で負け。あまりにフライヤー多い上に装備が強かったのでサイド後はタッチ緑に変更。
2本目はミケウスに脅し付けされたけど辛うじてタッチ緑も生かして盤面でまくり返したところでまたX点火力トップされて負け。しゃーなし。
このデッキで2-2-1のゴミクズでした。さすがにありえない。
唯一弱点があるとすれば1マナバウンスや2~3マナ域のブロッカーが少ないことだけど…それは贅沢言い過ぎかな。
終わった後はそのまま店内でドラフト。2卓目に参加。
1-1は《硫黄の滝/Sulfur Falls(ISD)》レアピックから。最初は赤の狼男を集めつつ空いてる白(なぜか《悪鬼の狩人》が4手目くらいに流れてきた)をやって赤白ビートかな?という感じだったけど赤が特に来ずに青がやたらと流れてくるので(《カラスの群れ》が複数取れて、その気になれば3枚目も取れそうだった)青白フライングビートに修正。
その後は青と白をひたすらガメまくってただ強デックの完成。3-14で《月鷺》が流れてきた時はさすがに驚愕した。どうやらドラフト初めての人が2人いたらしい。いや、それにしても流石にこれは…と思うけど。
デッキは以下。
《錯乱した助手/Deranged Assistant(ISD)》
《不可視の忍び寄り/Invisible Stalker(ISD)》
《幽体の乗り手/Spectral Rider(ISD)》
《銀筋毛の狐/Silverchase Fox(ISD)》
2《縫い合わせのドレイク/Stitched Drake(ISD)》
《悪鬼の狩人/Fiend Hunter(ISD)》
《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》
《礼拝堂の霊/Chapel Geist(ISD)》
《月鷺/Moon Heron(ISD)》
《霊廟の護衛/Mausoleum Guard(ISD)》
《スレイベンの歩哨/Thraben Sentry(ISD)》
2《カラスの群れ/Murder of Crows(ISD)》
《絞首台の守部/Gallows Warden(ISD)》
《嵐霊/Sturmgeist(ISD)》
《銀の象眼の短刀/Silver-Inlaid Dagger(ISD)》
《静かな旅立ち/Silent Departure(ISD)》
2《信仰の縛め/Bonds of Faith(ISD)》
《戦慄の感覚/Feeling of Dread(ISD)》
《閉所恐怖症/Claustrophobia(ISD)》
《大物潰し/Smite the Monstrous(ISD)》
《審問官のフレイル/Inquisitor’s Flail(ISD)》
8《平地/Plains(4ED)》
9《島/Island(UNH)》
赤緑 ○○
1本目は土地事故して島島平地で止まってるところに平地へ土地破壊+生物に13点を撃たれたけど、結局透明人間に装備が付いて4/1呪禁アンブロッカブルが完成してたのでそのまま勝ち。2本目は相手が狼男を変身させるためにひたすらターンを返してきたので、変身したところをバウンス×2回でテンポ取ってインビジブルに+2/+2エンチャント付けて勝ち。
緑黒タッチ白 ×○○
1本目は土地止まって負け。2本目、3本目は普通にフライングビートして勝ち。月鷺に装備2枚つけて10点パンチとかした。
青黒タッチ赤 ○×○
1本目は変身した5/4トランプルにダメージ2倍装備付けて相手のブロッカータップさせて10点パンチ×2で勝ち。2本目は土地13枚引いて負け。3本目はカラスの群れが2体とも生き残ってさすがに勝ち。
というわけで無事に3-0。さすがにデッキ強すぎた。
そんな感じで土日はプレリでした。全体を通じての感想は…
・とにかく環境が早い。ZZWと同じかそれ以上。M12なんて比じゃない。初動3マナみたいなコントロールも組めなくはないけど除去が弱いので変身妨害用の軽いスペルかバウンスは必要。
・強いデッキはたいがい青白か赤緑か赤白のどれか。黒は基本的に飛びぬけて弱いのでよほどレアに恵まれてないとやらない。赤白はクソビートの傾向が強いけど超軽量に寄せれる上にコモンが強いのでありっちゃあり。
・なんか普通にしてても生物が死なないのでゾンビ系青クリーチャーは評価下方修正。《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》とかまず出ない。同じ理由で陰鬱も弱い。特に-4/-4させる黒のやつは見え見えなのでケアしやすい。陰鬱するなら赤で自軍生物投げて2点飛ばす奴か、青でホムンクルス出すくらいしかない。何にせよマナがかかる。
・とにかく飛行が強い。あと装備品も強い。白は非常に強いけど青白にすると装備品に触れないため、いくらデッキが強くても装備品1枚で負けるゲームがありえる(割と重要)。
・赤緑は狼男が強いので1ターン飛ばしてでも変身させに来ることが多々ある。そういう時にいちいち確定除去を使ってたら後々持たないので、できればバウンスで対処したいところ。フラッシュバック送還の点数は超高い。
・変身カードはチェックリストを使うと見栄えが悪いので非透明スリーブにそのまま入れた方が好き。2日で1度もチェックリスト使わなかった。しかし、何度もプレイしてる変身カードは多少曲がったり抜き差しの際に傷ついたりしがちなので、システムとしては微妙。ゲームシステムとしては面白いけど単純にプレイしててストレスが溜まらないかと言うと溜まる。
・関連して、シールドで色変えサイドボーディング中にスリーブから抜いて入れ替える際、うっかりいつもの感覚で相手にカードの裏面を向けながらカード選別してると相手からこっちの変身の裏面を見られてしまい、入れ替えた色がばれることがある。
とりあえずこのへんでしょうか。
色々と言いたいことはあるとは言え、たぶんリミテッド環境としては面白い方だと思うのでまた久々にがっつりMOやってピック譜を上げるかもしれません(時間があれば)。
新たなるファイレクシアプレリ@板橋
2011年5月7日 最新セットの話題午前の部から参加。
引いたレアは《精神隷属器/Mindslaver(SOM)》、《執行の悪魔/Carnifex Demon(SOM)》、《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs(SOM)》、緑大長、青大長、棍棒での殴り合い。ゴミクズすぎる。悪魔が頼みの綱。
デッキは以下。
序盤を凌ぐ用の感染と、CIPとか起動型能力で除去代わりになるクリーチャーにほぼ限定して採用。執行の悪魔に繋げるか、単にアド差つけて勝つのを狙う。
Round1
一本目は2ターン目の3/1先制で殴りまくってΦレイコマで勝ち、二本目はガラっと変わってムカデ、嚢胞抱え、野犬の感染ビートで勝ち。とりあえずレイコマ(攻撃的な行動)が強すぎる
○○
Round2
1本目と3本目が3ターン目に《鍛えられた鋼/Tempered Steel(SOM)》出されてから各種マイアとかΦクリーチャー連打されてさすがに負け。
○××
Round3
《大霊堂の王、ゲス/Geth, Lord of the Vault(SOM)》をなんとか殺したと思ったらカーンが出てきて死亡。2本目もカーンまで到達されて《伝染病エンジン/Contagion Engine(SOM)》とのさいきょうこんぼ!を決められてgg。なぜ当たってしまったのだ。
××
Round4
後手のアドを生かしてひたすら除去っていき、《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》もグリッサの嘲笑で捌く。《瀉血/Exsanguinate(SOM)》でまくられそうになったけど間に合って勝ち。2本目はサイドインした《ヴィリジアンのお祭り騒ぎ》が強すぎた(主に相手の《マイアの戦闘球》との友情コンボ)で10枚くらいドローさせてもらって勝ち。
○○
2-2。合計2パックゲット。
あんまりデッキは強くなかったけど、赤総督はさすがに強かったかなー。なんで赤なのにマイナス修正なのかわかんないけど。あと微妙に1点除去が少なかったので血吸いの噛み付きは便利だった。マイコシンスの水源も多色化するにはかなりありがたい。
しかしレア引きもゴミだった上にゲームも消化不良だったので昼の部にも続けて参加。
引いたレアは《太陽破の天使/Sunblast Angel(SOM)》、《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster(SOM)》、《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》(Foil)、《容赦無い潮流/Inexorable Tide(SOM)》、呪文滑り、ぎらつく油、棍棒での殴りあい。
そうそう、こういうのが欲しかったんだよ・・・それはともかくNPHが相変わらず酷い。ていうか棍棒二回連続で引くとか無しだろ。
今回はカードプールも単体除去こそやや少ないものの良くまとまっていて組みやすい感じ。デッキは以下。
シンプルな青白コントロール。回避持ち、CIPクリーチャー、ボムと揃ってちょっと除去が足りてないかな・・・?という感じ。
Round1
1本目ヘルカイトを金屑化で除去られて負けたけど2本目、3本目はがっちり固めてグダグダになったゲームをヒポグリフとかでフライヤー拾って勝ち。《縫合の僧侶》頑張りすぎ。
×○○
Round2
2/3飛行感染に三角護符でパンプして毒殺。2本目も毒殺の方がは早そうだったので2マナ1/1アンブロッカブル感染をサイドイン、見事2T目に登場してパンプして殴って留め金で勝ち。
○○
Round3
相手も青白系。1本目はかなりギリギリの消耗戦で、相手の2/4に排他の儀式使わされたところでワームコイル出されて負け。2本目は何もできずに5/5の巫女とワームコイルが並んで無理。
××
Round4
一本目は先手渡されたので飛行とアンブロッカブル系で殴りまくって、途中除去で凌がれたけど太陽破の天使で一掃してからまた展開して勝ち。2本目は相手が土地事故してディスカードし始めたのでさすがに勝ち。
○○
3-1。3パックゲット。
神話レアこそ無いものの、レアは強かったしプールもまずまずだったのでこんなものかな。神話レア2枚出されるとさすがに負けてしまった。
青対決でだるくなりそうなゲームでは荒廃の工作員(感染アンブロッカブル)、クリーチャー系のボムがいる相手には心理の障壁(1点ルーズのリムソ)をよくサイドインしてました。
呪文滑りはよく相手の錆ダニとかΦタッパーの能力を吸い取って行くのがただつよ。縫合の僧侶はダメージレースや盤面硬直しがちなゲームでなかなか活躍しました。
賞品合計5パックから出たのも、残念ながらまともなのは《外科的摘出》くらい。《精神的つまづき》は一日通じて全く引けませんでした。そんな感じでカードの引き自体はちょっと残念だったけど、久々に丸一日リミテッドを楽しめて良かったです。
あと気になったところでは、先手後手の選択がかなりシビアになってきたと思います。Φマナのおかげで全体的なテンポが1ターン早くなってる感じですし、もっと具体的な話をすると先手マナマイア、後手マナマイア(その他タフネス1)、先手3ターン目《髄掘り》でマイア除去、となると限界です。
前までの環境なら《オキシダの屑鉄溶かし》くらいしか同じことができなかったけれど、あれはマイアに使ってくれたら別にいいんですが、髄掘りでマイアを最速除去されるのはさすがにきつい。しかもこれコモンですし。
これはごく一部の例に過ぎませんが、もしかしたら相手のデッキをよく見極めて先手後手を選択しないとやばいかもしれませんね。機械的に後手を取るだけだと色々と想定外の事態に陥る可能性があります。
とりあえず今回はこのへんで。また近いうちにリミテッド考察なり、NPHのTOP10なり、NPH後のマーフォークについて書いたりしたいと思います。
引いたレアは《精神隷属器/Mindslaver(SOM)》、《執行の悪魔/Carnifex Demon(SOM)》、《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs(SOM)》、緑大長、青大長、棍棒での殴り合い。ゴミクズすぎる。悪魔が頼みの綱。
デッキは以下。
《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》
《屍百足/Necropede(SOM)》
磁器の軍団兵
《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》
《嚢胞抱え/Cystbearer(SOM)》
鎌切り
納墓の総督
堕ちたる鉄術士
責め苦の総督
《死体の野犬/Corpse Cur(SOM)》
《血まなこの練習生/Bloodshot Trainee(SOM)》
《執行の悪魔/Carnifex Demon(SOM)》
大槌の接合者
絡み森の大長
《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》
《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》
血吸いの噛み付き
グリッサの嘲笑
マイコシンスの水源
《逆刺の戦具/Barbed Battlegear(SOM)》
電位の負荷
石弾化
攻撃的な行動
《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs(SOM)》
8《森/Forest(MBS)》
4《山/Mountain(MBS)》
4《沼/Swamp(MBS)》
序盤を凌ぐ用の感染と、CIPとか起動型能力で除去代わりになるクリーチャーにほぼ限定して採用。執行の悪魔に繋げるか、単にアド差つけて勝つのを狙う。
Round1
一本目は2ターン目の3/1先制で殴りまくってΦレイコマで勝ち、二本目はガラっと変わってムカデ、嚢胞抱え、野犬の感染ビートで勝ち。とりあえずレイコマ(攻撃的な行動)が強すぎる
○○
Round2
1本目と3本目が3ターン目に《鍛えられた鋼/Tempered Steel(SOM)》出されてから各種マイアとかΦクリーチャー連打されてさすがに負け。
○××
Round3
《大霊堂の王、ゲス/Geth, Lord of the Vault(SOM)》をなんとか殺したと思ったらカーンが出てきて死亡。2本目もカーンまで到達されて《伝染病エンジン/Contagion Engine(SOM)》とのさいきょうこんぼ!を決められてgg。なぜ当たってしまったのだ。
××
Round4
後手のアドを生かしてひたすら除去っていき、《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》もグリッサの嘲笑で捌く。《瀉血/Exsanguinate(SOM)》でまくられそうになったけど間に合って勝ち。2本目はサイドインした《ヴィリジアンのお祭り騒ぎ》が強すぎた(主に相手の《マイアの戦闘球》との友情コンボ)で10枚くらいドローさせてもらって勝ち。
○○
2-2。合計2パックゲット。
あんまりデッキは強くなかったけど、赤総督はさすがに強かったかなー。なんで赤なのにマイナス修正なのかわかんないけど。あと微妙に1点除去が少なかったので血吸いの噛み付きは便利だった。マイコシンスの水源も多色化するにはかなりありがたい。
しかしレア引きもゴミだった上にゲームも消化不良だったので昼の部にも続けて参加。
引いたレアは《太陽破の天使/Sunblast Angel(SOM)》、《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster(SOM)》、《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》(Foil)、《容赦無い潮流/Inexorable Tide(SOM)》、呪文滑り、ぎらつく油、棍棒での殴りあい。
そうそう、こういうのが欲しかったんだよ・・・それはともかくNPHが相変わらず酷い。ていうか棍棒二回連続で引くとか無しだろ。
今回はカードプールも単体除去こそやや少ないものの良くまとまっていて組みやすい感じ。デッキは以下。
《銀のマイア/Silver Myr(SOM)》
《銅のマイア/Copper Myr(SOM)》
《高僧の見習い/Abuna Acolyte(SOM)》
縫合の僧侶
呪文滑り
《絡み線の壁/Wall of Tanglecord(SOM)》
《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》
侵害の魂喰い
脊柱の飛行機械×2
《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》
探知の接合者
《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster(SOM)》
《剃刀のヒポグリフ/Razor Hippogriff(SOM)》
《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》
金切り声の猛禽
《太陽破の天使/Sunblast Angel(SOM)》
《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》
《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》
《拘引/Arrest(SOM)》
《思考の三角護符/Trigon of Thought(SOM)》
《憤怒の三角護符/Trigon of Rage(SOM)》
排他の儀式
9《平地/Plains(MBS)》
8《島/Island(MBS)》
シンプルな青白コントロール。回避持ち、CIPクリーチャー、ボムと揃ってちょっと除去が足りてないかな・・・?という感じ。
Round1
1本目ヘルカイトを金屑化で除去られて負けたけど2本目、3本目はがっちり固めてグダグダになったゲームをヒポグリフとかでフライヤー拾って勝ち。《縫合の僧侶》頑張りすぎ。
×○○
Round2
2/3飛行感染に三角護符でパンプして毒殺。2本目も毒殺の方がは早そうだったので2マナ1/1アンブロッカブル感染をサイドイン、見事2T目に登場してパンプして殴って留め金で勝ち。
○○
Round3
相手も青白系。1本目はかなりギリギリの消耗戦で、相手の2/4に排他の儀式使わされたところでワームコイル出されて負け。2本目は何もできずに5/5の巫女とワームコイルが並んで無理。
××
Round4
一本目は先手渡されたので飛行とアンブロッカブル系で殴りまくって、途中除去で凌がれたけど太陽破の天使で一掃してからまた展開して勝ち。2本目は相手が土地事故してディスカードし始めたのでさすがに勝ち。
○○
3-1。3パックゲット。
神話レアこそ無いものの、レアは強かったしプールもまずまずだったのでこんなものかな。神話レア2枚出されるとさすがに負けてしまった。
青対決でだるくなりそうなゲームでは荒廃の工作員(感染アンブロッカブル)、クリーチャー系のボムがいる相手には心理の障壁(1点ルーズのリムソ)をよくサイドインしてました。
呪文滑りはよく相手の錆ダニとかΦタッパーの能力を吸い取って行くのがただつよ。縫合の僧侶はダメージレースや盤面硬直しがちなゲームでなかなか活躍しました。
賞品合計5パックから出たのも、残念ながらまともなのは《外科的摘出》くらい。《精神的つまづき》は一日通じて全く引けませんでした。そんな感じでカードの引き自体はちょっと残念だったけど、久々に丸一日リミテッドを楽しめて良かったです。
あと気になったところでは、先手後手の選択がかなりシビアになってきたと思います。Φマナのおかげで全体的なテンポが1ターン早くなってる感じですし、もっと具体的な話をすると先手マナマイア、後手マナマイア(その他タフネス1)、先手3ターン目《髄掘り》でマイア除去、となると限界です。
前までの環境なら《オキシダの屑鉄溶かし》くらいしか同じことができなかったけれど、あれはマイアに使ってくれたら別にいいんですが、髄掘りでマイアを最速除去されるのはさすがにきつい。しかもこれコモンですし。
これはごく一部の例に過ぎませんが、もしかしたら相手のデッキをよく見極めて先手後手を選択しないとやばいかもしれませんね。機械的に後手を取るだけだと色々と想定外の事態に陥る可能性があります。
とりあえず今回はこのへんで。また近いうちにリミテッド考察なり、NPHのTOP10なり、NPH後のマーフォークについて書いたりしたいと思います。
Mental Misstep 青/Φ
インスタント アンコモン
点数で見たマナ・コストが1である呪文一つを対象とし、それを打ち消す。
・・・・。
ナカティル(笑)ラヴァマンサー(笑)ソープロ(笑)思考囲い(笑)ハイタイド(笑)ブレスト(笑)ポンダー(笑)
もうマーフォーク優勝でいいよね?
インスタント アンコモン
点数で見たマナ・コストが1である呪文一つを対象とし、それを打ち消す。
・・・・。
ナカティル(笑)ラヴァマンサー(笑)ソープロ(笑)思考囲い(笑)ハイタイド(笑)ブレスト(笑)ポンダー(笑)
もうマーフォーク優勝でいいよね?
『ミラディン包囲戦』の新カードが2枚判明!
2010年12月11日 最新セットの話題 コメント (2)
世界選手権の会場で行われている、巨大カードを用いた「人間マジック」において新セットのカードがお披露目されているようです(ソース:twitterの日本語公式アカウント)。
ミラディン側は一瞬プロテクションの色が変わった《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec》亜種か・・・と思いきや、なんと先制攻撃ではなく二段攻撃!
3マナ2/2二段攻撃に加えて黒除去体制と緑デカブツ体制があるだなんて、最近のクリーチャーは凄いですね。本来有効色である緑へのプロテクションも、ファイレクシア軍が黒緑であるということから設定されているのでしょう。
スタンダードではどれほど活躍できるか未知数ですが、カード自体はとても強い。
そしてファイレクシア側はなんとプロテクション赤白&先制・感染!
黒のクリーチャーで赤白のプロテクションということは、基本的にラス系以外のスペルでは除去できないということです。残念ながらヴァラクートでは焼かれてしまいますが。
こっちは二段攻撃ではなく先制攻撃ですが、そもそも本体に通ったら感染のパワー2は通常のパワー4と同等なので、どちらの十字軍も実質的なクロックは同じ、ということになりますね。面白いデザインだと思います。
青黒あたりがボロス相手のサイドに積むと強い・・・かも?
《ミラディンの十字軍》 1WW
クリーチャー‐人間・騎士
二段攻撃、プロテクション(黒)、プロテクション(緑)
2/2
《ファイレクシアの十字軍》 1BB
クリーチャー‐ゾンビ・騎士
先制攻撃、プロテクション(赤)、プロテクション(白)、感染
2/2
ミラディン側は一瞬プロテクションの色が変わった《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec》亜種か・・・と思いきや、なんと先制攻撃ではなく二段攻撃!
3マナ2/2二段攻撃に加えて黒除去体制と緑デカブツ体制があるだなんて、最近のクリーチャーは凄いですね。本来有効色である緑へのプロテクションも、ファイレクシア軍が黒緑であるということから設定されているのでしょう。
スタンダードではどれほど活躍できるか未知数ですが、カード自体はとても強い。
そしてファイレクシア側はなんとプロテクション赤白&先制・感染!
黒のクリーチャーで赤白のプロテクションということは、基本的にラス系以外のスペルでは除去できないということです。残念ながらヴァラクートでは焼かれてしまいますが。
こっちは二段攻撃ではなく先制攻撃ですが、そもそも本体に通ったら感染のパワー2は通常のパワー4と同等なので、どちらの十字軍も実質的なクロックは同じ、ということになりますね。面白いデザインだと思います。
青黒あたりがボロス相手のサイドに積むと強い・・・かも?
ミラディンの傷跡 TOP10
2010年10月6日 最新セットの話題 コメント (1)毎度おなじみの新セット評価。
の前に、まずはエルドラージ覚醒の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201007140046455678/)
1:《墓所のタイタン/Grave Titan》
2:《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》
3:《惑いの迷路/Mystifying Maze》
4:《破壊的な力/Destructive Force》
5:《耕作/Cultivate》
6:《霜のタイタン/Frost Titan》
7:《予感/Foresee》
8:《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
9:《水晶球/Crystal Ball》
10:《リリアナの死霊/Liliana’s Specter》
《予感/Foresee》(笑)《水晶球/Crystal Ball》(笑)
今見るとリミテッドランキングかよって感じですねw《原始のタイタン/Primeval Titan》も入っていませんし。
とはいえまあ他に入れるようなカードも無いので仕方ないか。マナリークくらいですかね。
そして本題、新セットの「ミラディンの傷跡」からTOP10です。
選択基準はいつも通り構築環境での評価で。かつて大暴れしたブロックの名を冠した、マジック初となる純粋な「続編」エキスパンション。金属と毒が飛び交う不可思議なこのセットの中から、次の環境で活躍する1枚を選び出すことはできるのか?
【10位】《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter》
ライブラリーのシャッフルというのはその大半以上がマナソースの獲得のために行われるわけですが、マナを得る行為にマナを要求して縛るというのはデザインとして非常に優れています。自分のデッキ構築にも注意が必要になりますが。
良サイドカードで、環境によってはメインボードも有りえるでしょう。逆に《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus》はダメですね。ライフでは序盤に相手の行動を縛ることはできません。
【9位】《皮裂き/Skinrender》
「《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu》が黒になって帰ってきた!」
と前回のノリで思わず言ってしまいそうになりますが、タンカヴーとは大きく異なる点もあります。
ダメージではないので破壊されないクリーチャーにも効きますし、射程圏外のサイズを持つクリーチャーも一気に縮めることができるのでダメージレースでは十分有利になれます。なんとかして黒いデッキを組みたくなりますね。
【8位】《起源の波/Genesis Wave》
アドバンテージの塊。大量のマナを出せるエルフなどでは既に採用されているようですね。
戦場に出せるのがXマナ以下という縛りをいかにクリアしてデッキを組むかが問われます。何か面白い使い方がありそうですね。
【7位】《マイアの貯蔵庫/Myr Reservoir》
マナブースト兼墓地回収を行える器用なアーティファクト。
コストの割にそれぞれの効果のパフォーマンスが高く、マイアデッキを組んでみようと思わせてくれます。《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere》を使いまわせるとカッコイイですね。
とはいえ、まだマイア自体が少ないので次以降でさらに強いマイアが追加されることに期待したいところ。
【6位】《記憶殺し/Memoricide》
《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》から秘儀が消えてすっきり。
つい最近まであった《思考の大出血/Thought Hemorrhage》は2色縛りということで使えるデッキが非常に限られていましたが、これならばちょっと黒をタッチするだけでどんなデッキでも使えます。特定のカードに依存するデッキがそれなりに環境に存在するので、良サイドカード。タイタンを抜きたい。
【5位】《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》
《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》ほど派手な効果ではないので一見地味ですが、装備品自体が装備するためのクリーチャーを供給してくれるというのは何気に革新的ですね。
環境的に非常に強い青と緑に対するプロテクションというのも大きい。
【4位】《金属海の沿岸/Seachrome Coast》などの2色地形
久しぶりに1ターン目から2色を出せる特殊地形が登場しました。ビートダウンなのにタップインばかりでストレスフルな序盤を過ごす・・・ということも減るのではないでしょうか。
土地の強弱は環境の速度を規定する大きな要素になるので、非常によく見るカードになるでしょう。最近の土地は通常レアなおかげで安く手に入ってありがたいですね。
【3位】《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》
さすがにプレイヤーにまで打てると世界が変わりますね。
当然盤面を制圧するという意味でも強いのですが、盤面で牽制したり単純に再生で止めたりしながら本体に2~3発飛ばして強引に勝つ、という使い方もできるのは大きいです。
除去能力を持つ大型クリーチャーということでコントロールでも使いたいのですが、クリーチャー数の調整がちょっと難儀ですね。
【2位】《槌のコス/Koth of the Hammer》
ついに赤単色で4マナのPWが登場しました!
PWの評価ではまず4マナ以下か否かが一番大事です。4マナ以下のPWは基本戦略として組み込めますが、5マナを越えるとどうしても補助的な役割に留まってしまいますからね。
とはいえ4マナ以下でも弱かったら意味無いんですが・・・コスさんは十分強いですね。最もシンプルな使い方でも除去耐性のある4マナ4/4ヘイストですし、山の枚数によってはマナブーストも可能です。奥義も現実的に届く範囲ですし、赤単色の4マナPWとしては十分すぎるくらいのカードーパワーでしょう。
【1位】《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
なぜ無色6マナでこれだけハイスペックなんでしょうか。おかしくない?
正直、6マナが現実的に出せるあらゆるデッキに1枚以上投入されるレベルの強さだと思います。
環境的に《糾弾/Condemn》が弱い(タイタン、エルドラージなどのせい)ことがさらに追い風になっていますね。《全ては塵/All Is Dust》との相性も見逃せません。最近のプレリカードは強いですね。
今回も多少の趣味評価を交えつつ評価を行ってみました。
3種類もPWがいたのですが、1種類しかTOP10に入れることはできませんでしたねー。今回は全体的にPWの強さ抑え気味のように見えます。除去が弱めの環境なので、これ以上強いPWが増えたらヤバいからでしょうかね。
では、そんな感じで。ちょっと遅くなりましたが恒例の新セットTOP10をお送りしました。次回更新からは新しいスタンダードのデッキを公開する予定です。
の前に、まずはエルドラージ覚醒の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201007140046455678/)
1:《墓所のタイタン/Grave Titan》
2:《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》
3:《惑いの迷路/Mystifying Maze》
4:《破壊的な力/Destructive Force》
5:《耕作/Cultivate》
6:《霜のタイタン/Frost Titan》
7:《予感/Foresee》
8:《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
9:《水晶球/Crystal Ball》
10:《リリアナの死霊/Liliana’s Specter》
《予感/Foresee》(笑)《水晶球/Crystal Ball》(笑)
今見るとリミテッドランキングかよって感じですねw《原始のタイタン/Primeval Titan》も入っていませんし。
とはいえまあ他に入れるようなカードも無いので仕方ないか。マナリークくらいですかね。
そして本題、新セットの「ミラディンの傷跡」からTOP10です。
選択基準はいつも通り構築環境での評価で。かつて大暴れしたブロックの名を冠した、マジック初となる純粋な「続編」エキスパンション。金属と毒が飛び交う不可思議なこのセットの中から、次の環境で活躍する1枚を選び出すことはできるのか?
【10位】《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter》
ライブラリーのシャッフルというのはその大半以上がマナソースの獲得のために行われるわけですが、マナを得る行為にマナを要求して縛るというのはデザインとして非常に優れています。自分のデッキ構築にも注意が必要になりますが。
良サイドカードで、環境によってはメインボードも有りえるでしょう。逆に《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus》はダメですね。ライフでは序盤に相手の行動を縛ることはできません。
【9位】《皮裂き/Skinrender》
「《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu》が黒になって帰ってきた!」
と前回のノリで思わず言ってしまいそうになりますが、タンカヴーとは大きく異なる点もあります。
ダメージではないので破壊されないクリーチャーにも効きますし、射程圏外のサイズを持つクリーチャーも一気に縮めることができるのでダメージレースでは十分有利になれます。なんとかして黒いデッキを組みたくなりますね。
【8位】《起源の波/Genesis Wave》
アドバンテージの塊。大量のマナを出せるエルフなどでは既に採用されているようですね。
戦場に出せるのがXマナ以下という縛りをいかにクリアしてデッキを組むかが問われます。何か面白い使い方がありそうですね。
【7位】《マイアの貯蔵庫/Myr Reservoir》
マナブースト兼墓地回収を行える器用なアーティファクト。
コストの割にそれぞれの効果のパフォーマンスが高く、マイアデッキを組んでみようと思わせてくれます。《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere》を使いまわせるとカッコイイですね。
とはいえ、まだマイア自体が少ないので次以降でさらに強いマイアが追加されることに期待したいところ。
【6位】《記憶殺し/Memoricide》
《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》から秘儀が消えてすっきり。
つい最近まであった《思考の大出血/Thought Hemorrhage》は2色縛りということで使えるデッキが非常に限られていましたが、これならばちょっと黒をタッチするだけでどんなデッキでも使えます。特定のカードに依存するデッキがそれなりに環境に存在するので、良サイドカード。タイタンを抜きたい。
【5位】《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》
《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》ほど派手な効果ではないので一見地味ですが、装備品自体が装備するためのクリーチャーを供給してくれるというのは何気に革新的ですね。
環境的に非常に強い青と緑に対するプロテクションというのも大きい。
【4位】《金属海の沿岸/Seachrome Coast》などの2色地形
久しぶりに1ターン目から2色を出せる特殊地形が登場しました。ビートダウンなのにタップインばかりでストレスフルな序盤を過ごす・・・ということも減るのではないでしょうか。
土地の強弱は環境の速度を規定する大きな要素になるので、非常によく見るカードになるでしょう。最近の土地は通常レアなおかげで安く手に入ってありがたいですね。
【3位】《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》
さすがにプレイヤーにまで打てると世界が変わりますね。
当然盤面を制圧するという意味でも強いのですが、盤面で牽制したり単純に再生で止めたりしながら本体に2~3発飛ばして強引に勝つ、という使い方もできるのは大きいです。
除去能力を持つ大型クリーチャーということでコントロールでも使いたいのですが、クリーチャー数の調整がちょっと難儀ですね。
【2位】《槌のコス/Koth of the Hammer》
ついに赤単色で4マナのPWが登場しました!
PWの評価ではまず4マナ以下か否かが一番大事です。4マナ以下のPWは基本戦略として組み込めますが、5マナを越えるとどうしても補助的な役割に留まってしまいますからね。
とはいえ4マナ以下でも弱かったら意味無いんですが・・・コスさんは十分強いですね。最もシンプルな使い方でも除去耐性のある4マナ4/4ヘイストですし、山の枚数によってはマナブーストも可能です。奥義も現実的に届く範囲ですし、赤単色の4マナPWとしては十分すぎるくらいのカードーパワーでしょう。
【1位】《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
なぜ無色6マナでこれだけハイスペックなんでしょうか。おかしくない?
正直、6マナが現実的に出せるあらゆるデッキに1枚以上投入されるレベルの強さだと思います。
環境的に《糾弾/Condemn》が弱い(タイタン、エルドラージなどのせい)ことがさらに追い風になっていますね。《全ては塵/All Is Dust》との相性も見逃せません。最近のプレリカードは強いですね。
今回も多少の趣味評価を交えつつ評価を行ってみました。
3種類もPWがいたのですが、1種類しかTOP10に入れることはできませんでしたねー。今回は全体的にPWの強さ抑え気味のように見えます。除去が弱めの環境なので、これ以上強いPWが増えたらヤバいからでしょうかね。
では、そんな感じで。ちょっと遅くなりましたが恒例の新セットTOP10をお送りしました。次回更新からは新しいスタンダードのデッキを公開する予定です。
『ミラディンの傷跡』から、気になるカード達をピックアップ!
2010年9月10日 最新セットの話題 コメント (2)
とりあえずPW3種は確定しましたね。
エルズペスはおそらく見た目通りの強さ。《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》とは何だったのか。
出したターンの次にいきなり奥義の撃てる、いわゆるガラクタイプのPWなので(しかも忠誠値が1残る)、《ネビニラルの円盤》的な使い方もできますね。
コスさんは赤単プレイヤー大歓喜。歩く火力がゴソっと消えるので赤単が生き残り続けられるかは微妙ですが。「赤単のPWであと残ってる能力って言えば…歩く火力かマナブーストとか土地破壊か《炎の一斉攻撃》くらいだよな」とか思ってたのですが、まさにそのまんま。
ただ、全ての能力が「山」縛りなのが難しいところ。《ニッサ・レヴェイン》のように、デッキ構築を縛るPWになりそうですね。
ヴェンセールは予約販売の時点で既にやたら高いようですが、これそんなに強いかなぁ…?
マイナス能力がアドバンテージも何も取らないのが弱すぎる。リミテッドなら強いんですけど。CIPでトークン出すクリーチャーをブリンクしまくって奥義まで到達して、紋章得てからクソゲー開始…っていうカードなんでしょうか。よくわかりません。単体で使えないPWは終盤のトップデッキ合戦で弱いので嫌いです。
続いて各種アーティファクト。
モックスは、まあ使われるでしょう。言うてもアーティファクト強い環境(のはず)ですし。下の環境に与える影響が心配。
でも神話なのが気に入らない。「1ターン目に複数出されるとやばい→じゃあ伝説にしよう→伝説なら神話にしていいよね」こんな感じ?マナベースを神話にするのはやめて欲しいですね。
キマイラは再録する《粗石の魔道士/Trinket Mage》でサーチできるのがいい感じ。相手ターンにも起動できたりソーサリー回避したりできるので、地味ですがかなり強い気がします。
《粗石の魔道士》といえば、《メムナイト》(0マナ1/1)を持ってきて、3マナでアドを得つつお手軽《復讐蔦》回収、ってのもいいですね。
クローンの殻は「秘匿」能力持ち。もう《大祖始》はいませんが、相手のエンド時に能動的に墓地に送ってエムラクール召喚…とかできたらいいですね!
前回のミラディンではよくわからない生き物として登場したマイアは今回、明確に部族として再登場しました。3マナ2/2で能力持ちのロードってだけで素敵。しかも、この2枚を組み合わせるだけで一瞬で無限マナが!…と思ったら、これロード2体いないと無限ループしないな。でも面白いことは確か。
そして、ロードといえば忘れてはいけないのがこいつ。
ついに部族とかそういう垣根を越えて、ただの青い《清浄の名誉/Honor of the Pure》付きクリーチャーが登場してしまいました。なんだこれ。
M10導入直後も《マーフォークの君主》《メロウの騎兵》で3マナロード8枚体制でデッキが組めていたので、今回も多分大丈夫でしょう。しかも今回は《珊瑚兜の司令官》もいますから、試す価値は十二分にあります。
…ただ、本人自身が君主や珊瑚兜で強化されないというデメリットがあり、それは「ロード同士を互いに強化して殴ることでクロックを爆発的に増大させる」というマーフォークの基本概念とは多少ズレてしまうのでやや微妙ではあるのですが。
実際、メロウしかいなかった時期に《栄光の頌歌》入れたマーフォーク組んでたんですが弱かったですからね。まあ、パワーが1あるか無いかの違いは大きいので多分普通に強いと思いますが。むしろ、単純なカードパワーで他の部族の青いクリーチャーを採用してもちゃんと強化してくれる…という面ではメリットになりますよね。
え、マナ能力?みんな殴ってるからマナとか出ないよ。
どうでもいいですけど、「感染」→「増殖」って流れが「パンデミック」というボードゲームみたいで面白いですね。ていうか普通に病原体が増殖してる(というか強制的に増殖させる)ってイメージなんでしょうけど。
今回1枚も紹介しませんでしたが、また気になるレベルの強そうな感染・増殖持ちが出たらそのときに触れましょう。
エルズペス・ティレル 2WW
+2:自分のクリーチャーの数だけライフゲイン
-2:1/1の兵士を3体出す
-5:自身と土地とトークン以外を破壊
初期値4
Koth of the Hammer 2RR
+1:対象の山をアンタップしてエンド時まで4/4のエレメンタルに
-2:マナプールに山の数だけ赤マナを加える
-5:山がティム化する紋章を得る
初期値3
滞留者ヴェンセール 3WU
+2:自分がオーナーである非土地パーマネントを追放してエンド時に戻す
-1:このターンクリーチャーはブロックされない
-8:スペルを唱える度にパーマネントを追放する紋章を得る
初期値3
エルズペスはおそらく見た目通りの強さ。《雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger》とは何だったのか。
出したターンの次にいきなり奥義の撃てる、いわゆるガラクタイプのPWなので(しかも忠誠値が1残る)、《ネビニラルの円盤》的な使い方もできますね。
コスさんは赤単プレイヤー大歓喜。歩く火力がゴソっと消えるので赤単が生き残り続けられるかは微妙ですが。「赤単のPWであと残ってる能力って言えば…歩く火力かマナブーストとか土地破壊か《炎の一斉攻撃》くらいだよな」とか思ってたのですが、まさにそのまんま。
ただ、全ての能力が「山」縛りなのが難しいところ。《ニッサ・レヴェイン》のように、デッキ構築を縛るPWになりそうですね。
ヴェンセールは予約販売の時点で既にやたら高いようですが、これそんなに強いかなぁ…?
マイナス能力がアドバンテージも何も取らないのが弱すぎる。リミテッドなら強いんですけど。CIPでトークン出すクリーチャーをブリンクしまくって奥義まで到達して、紋章得てからクソゲー開始…っていうカードなんでしょうか。よくわかりません。単体で使えないPWは終盤のトップデッキ合戦で弱いので嫌いです。
続いて各種アーティファクト。
オパールのモックス 0
伝説のアーティファクト
金属術-T:好きな色のマナ1点を加える
キマイラ的大群 X
X個の蓄積カウンターが置かれて戦場に出る
1:ターン終了時までx/xのクリーチャーになる
クローンの殻 5
刻印-ライブラリー上から4枚中1枚を裏向きで追放する
墓地に置かれたときに刻印されているクリーチャーを戦場に出す
2/2
マイアの感電者 3
他のマイアは+1/+1修整を受ける
1,T:他のマイアを全てアンタップする。
2/2
パラジウムのマイア 3
T:マナプールに無色2マナを加える
2/2
モックスは、まあ使われるでしょう。言うてもアーティファクト強い環境(のはず)ですし。下の環境に与える影響が心配。
でも神話なのが気に入らない。「1ターン目に複数出されるとやばい→じゃあ伝説にしよう→伝説なら神話にしていいよね」こんな感じ?マナベースを神話にするのはやめて欲しいですね。
キマイラは再録する《粗石の魔道士/Trinket Mage》でサーチできるのがいい感じ。相手ターンにも起動できたりソーサリー回避したりできるので、地味ですがかなり強い気がします。
《粗石の魔道士》といえば、《メムナイト》(0マナ1/1)を持ってきて、3マナでアドを得つつお手軽《復讐蔦》回収、ってのもいいですね。
クローンの殻は「秘匿」能力持ち。もう《大祖始》はいませんが、相手のエンド時に能動的に墓地に送ってエムラクール召喚…とかできたらいいですね!
前回のミラディンではよくわからない生き物として登場したマイアは今回、明確に部族として再登場しました。3マナ2/2で能力持ちのロードってだけで素敵。しかも、この2枚を組み合わせるだけで一瞬で無限マナが!…と思ったら、これロード2体いないと無限ループしないな。でも面白いことは確か。
そして、ロードといえば忘れてはいけないのがこいつ。
大建築家 1UU
ヴィダルケン・工匠
あなたのコントロールする他の青のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
U:アーティファクトクリーチャー1体を対象とし、エンド時まで青にする。
アンタップ状態の青クリーチャーを1体タップ:マナプールに無色2マナを加える。
このマナはアーティファクトの呪文や能力にしか使えない
1/3
ついに部族とかそういう垣根を越えて、ただの青い《清浄の名誉/Honor of the Pure》付きクリーチャーが登場してしまいました。なんだこれ。
M10導入直後も《マーフォークの君主》《メロウの騎兵》で3マナロード8枚体制でデッキが組めていたので、今回も多分大丈夫でしょう。しかも今回は《珊瑚兜の司令官》もいますから、試す価値は十二分にあります。
…ただ、本人自身が君主や珊瑚兜で強化されないというデメリットがあり、それは「ロード同士を互いに強化して殴ることでクロックを爆発的に増大させる」というマーフォークの基本概念とは多少ズレてしまうのでやや微妙ではあるのですが。
実際、メロウしかいなかった時期に《栄光の頌歌》入れたマーフォーク組んでたんですが弱かったですからね。まあ、パワーが1あるか無いかの違いは大きいので多分普通に強いと思いますが。むしろ、単純なカードパワーで他の部族の青いクリーチャーを採用してもちゃんと強化してくれる…という面ではメリットになりますよね。
え、マナ能力?みんな殴ってるからマナとか出ないよ。
どうでもいいですけど、「感染」→「増殖」って流れが「パンデミック」というボードゲームみたいで面白いですね。ていうか普通に病原体が増殖してる(というか強制的に増殖させる)ってイメージなんでしょうけど。
今回1枚も紹介しませんでしたが、また気になるレベルの強そうな感染・増殖持ちが出たらそのときに触れましょう。
マジック2011 TOP10
2010年7月13日 最新セットの話題 コメント (6)毎度おなじみの新セット評価。
の前に、まずはエルドラージ覚醒の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201004210254076751/)
1:《弱者の消耗/Consume the Meek》
2:《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
3:《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
4:《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》
5:《目覚めの領域/Awakening Zone》
6:《カルガの竜王/Kargan Dragonlord》
7:《前兆の壁/Wall of Omens》
8:《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad》
9:《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
10:《全ては塵/All Is Dust》
(選外:《消耗の蒸気/Consuming Vapors》、《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》)
一見、今回はかなり良かったように見えるんじゃないでしょうか?
三神の中からちゃんとエムラクールを選べてるし、リンヴァーラもちゃんと入っています。珊瑚兜もちゃんとレガシー枠で入ってますね。残念ながら1位と5位は大外しですがw
・・・しかし、一番残念なのは《復讐蔦/Vengevine》が入っていないこと。トップレア選べてないとかどんだけー。正直、これほど使われるとは全く思っていませんでした。
《消耗の蒸気/Consuming Vapors》は選外枠に入れてしまいましたが、サイドカードとしては使われた方かな。
《よろめきショック/Staggershock》、《巣の侵略者/Nest Invader》、《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》あたりの地味なラインは、まあTOP10しか選べないという性質上仕方ないですね。
そして本題、新基本セットの「マジック2011」からTOP10です。
選択基準はいつも通り構築環境での評価で。基本セットが一年更新になっていよいよ2回目のこのセット。再録と新規の入り混じるこのセットの中から、次の環境で活躍する1枚を選び出すことはできるのか?
なお、今回はM10からの再録カードは除外して選択させていただきます。
【10位】《リリアナの死霊/Liliana’s Specter》
《金切り声の混種》が単色になって帰ってきた!
大好きなクリーチャーだったので、中速寄りの黒いデッキでの活躍を期待。
【9位】《水晶球/Crystal Ball》
一度出てしまえば《師範の占い独楽》をも凌ぐ回転力を見せる本格派占い道具。
コントロールで使えば強いのは勿論のこと、独楽+ボブの組み合わせのように、《闇の後見》との組み合わせが見られるかも?
【8位】《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
《ロクソドンの教主》と《十二足獣》が合体して帰ってきた!
ドデカポッドと違い、普通にキャストしても非常に強いのが嬉しいですね。
これを中心にデッキを組むというカードではないし、4マナ域は既に渋滞しているし・・・と実際に採用されるかどうかは判りませんが、実際に居場所を見つければ大活躍は間違いないでしょう。
【7位】《予感/Foresee》
10位~8位と過去カードのリメイク(?)が続き、今度は純粋な再録組。
当時よりも青いデッキがメインに4マナ寝かすことへの抵抗感は少なく、最大で6枚もカードを見つつアドを得られる非常に強いスペル。
現状強いカウンターが《マナ漏出》くらいしか無いので、《ジェイスの創意》よりはこちらの方が使われそうです。
【6位】《霜のタイタン/Frost Titan》
あんまり評判は良くないですが、なんとなく好きです、これ。
相手とタイタン出し合いになったら一方的に勝てますし、除去に対するカウンターでテンポを取りやすくなります。終盤腐りがちなマナリークもちょっとだけ有効活用できますね。
個人的には4位のカードと組み合わせて何か面白いデッキを組みたいところ。
【5位】《耕作/Cultivate》
《木霊の手の内》が秘儀から解き放たれて帰ってきた!
つい最近も《成長の発作》が出たばかりで、3マナからのジャンプアップ選択肢が一気に増えましたね。《成長の発作》は3マナ→6マナの可能性を秘めてはいますが不安定かつ使い切り、対してこちらは確実に3マナ→5マナ。
特定のマナ域に到達することが主目的のデッキならば《成長の発作》でいいと思いますが、その後も安定してマナを運用し続けるデッキ、つまり中速~低速のデッキではこちらが優先されます。
足りない2色を一気に揃えることも、強引にタッチしたダブルシンボルのカードをプレイすることも可能に。これでますますタッチ《精神を刻む者、ジェイス》が増える!?
【4位】《破壊的な力/Destructive Force》
《燎原の火》が一回り大きくなって帰ってきた!
良くも悪くも4点が5点になったのは大きく、悪斬ワイルドファイアやジュワーワイルドファイアといったお手軽な勝ち方はできません。残念。
ただ、既に各所で言及されている通りプレインズウォーカーとの相性が抜群で、これだけでデッキを組めるレベルです。個人的には、このカードのおかげで遂に《チャンドラ・ナラー》にも活躍の機会が来たのでは?と思っています。
また、各種タイタンとも相性が良いのにも注目ですね!流した土地やクリーチャーを《太陽のタイタン》で拾って高速リカバリーなんて、素敵じゃないですか?
【3位】《惑いの迷路/Mystifying Maze》
《Mage of Ith》がマナ能力を得て(そして重くなって)帰ってきた!
実際のところ色々と機能は変わっているわけですが、やりたい事は大体同じです。4マナ払って実質5マナって重過ぎない?という意見もありそうですが、マナの出る土地で擬似的な除去ができるというのは、それはそれは重要な事なのです。
ちょっと前には《秩序の尖塔、プラーフ》という土地もありましたが、あれに比べれば軽い軽い。その上無色。コントロールが積まない理由がありません。
【2位】《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》
《適者生存》がクリーチャーになって帰ってきた!
自分の中でのサバイバルは「クリーチャーを1ターンに何度もグルグル回すコンボデッキのキーカード」というイメージがあったので、すぐ死ぬ上に1回しか起動できないこいつは見た目ほど強くないんじゃない?という思いがありました。
しかし、「普通に《復讐蔦》を落としてからイーオスに繋げるだけでも強いし、そうでなくても状況に応じたクリーチャーを常に手に入れられるのは十分強い」ということを聞いてからは評価が一転。
召喚酔いが解けるまでに処分しなければ何かしらの仕事をされてしまうわけで、蔦や血編みのように単体でアドバンテージを取れるクリーチャーや、《失われたアラーラの君主》のように必ず引きたいけれど枚数を入れたくないクリーチャーが数多く存在する環境では、十分見た目以上に強いカードになりそうです。
あ、ちなみに《獣相のシャーマン》と《悪斬の天使》はレアソートらしいので、片方を引いたら急いで隣のパックも剥いてしまいましょう!w
実際、自分も双頭巨人ドラフトの際に連続したパックからこの2枚を引きました。
【1位】《墓所のタイタン/Grave Titan》
ただつよ。
正直、タイタンシリーズはどいつもこいつも普通に強いんですよ!個人的に好きなのが今回上げた青タイタンと黒タイタンだというだけで、白も赤も緑も使われるデッキさえあれば強いのは判ってます。(まあ、青は使われるデッキがあるかどうか疑問の声が多いですが…)
その中でも黒タイタンはさすがに別格でしょう。6マナパワー合計10。10って。本体が除去されても4点クロックが残るわけで、洒落になりません。
新オーバーランこと《圧倒する暴走》と組み合わせると12+8+8=28点!しかも本体は接死+トランプルの合わせ技で、相手がどれだけタフネス高いクリーチャーで軽減しに来ても無意味!もうデッキを組まずにはいられないですね。
そんな感じで、なんだか「~が帰ってきた!」ばっかり言ってた気がします。
完全な再録ではなく、ちょっと形を変えてのリメイクが目立つ基本セットだったということがなんとなくわかりますね。
今回は箱買い…どうしよう。正直コモンからレアまで魅力的なカード揃いなので箱買いする価値は十分あると思うのですが、普通に金が無い。シングル買いする金もない。一番最初に買っとかないと無駄に値上がりしちゃうんで困るんですけどね。
まあ、なんとか黒タイタンだけは揃えて余裕があればシャーマンも、残りは頑張って地道に集める…という感じでしょうか。ROEの時に無駄に買いすぎたなぁ。
の前に、まずはエルドラージ覚醒の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201004210254076751/)
1:《弱者の消耗/Consume the Meek》
2:《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
3:《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
4:《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》
5:《目覚めの領域/Awakening Zone》
6:《カルガの竜王/Kargan Dragonlord》
7:《前兆の壁/Wall of Omens》
8:《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad》
9:《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
10:《全ては塵/All Is Dust》
(選外:《消耗の蒸気/Consuming Vapors》、《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》)
一見、今回はかなり良かったように見えるんじゃないでしょうか?
三神の中からちゃんとエムラクールを選べてるし、リンヴァーラもちゃんと入っています。珊瑚兜もちゃんとレガシー枠で入ってますね。残念ながら1位と5位は大外しですがw
・・・しかし、一番残念なのは《復讐蔦/Vengevine》が入っていないこと。トップレア選べてないとかどんだけー。正直、これほど使われるとは全く思っていませんでした。
《消耗の蒸気/Consuming Vapors》は選外枠に入れてしまいましたが、サイドカードとしては使われた方かな。
《よろめきショック/Staggershock》、《巣の侵略者/Nest Invader》、《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》あたりの地味なラインは、まあTOP10しか選べないという性質上仕方ないですね。
そして本題、新基本セットの「マジック2011」からTOP10です。
選択基準はいつも通り構築環境での評価で。基本セットが一年更新になっていよいよ2回目のこのセット。再録と新規の入り混じるこのセットの中から、次の環境で活躍する1枚を選び出すことはできるのか?
なお、今回はM10からの再録カードは除外して選択させていただきます。
【10位】《リリアナの死霊/Liliana’s Specter》
《金切り声の混種》が単色になって帰ってきた!
大好きなクリーチャーだったので、中速寄りの黒いデッキでの活躍を期待。
【9位】《水晶球/Crystal Ball》
一度出てしまえば《師範の占い独楽》をも凌ぐ回転力を見せる本格派占い道具。
コントロールで使えば強いのは勿論のこと、独楽+ボブの組み合わせのように、《闇の後見》との組み合わせが見られるかも?
【8位】《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
《ロクソドンの教主》と《十二足獣》が合体して帰ってきた!
ドデカポッドと違い、普通にキャストしても非常に強いのが嬉しいですね。
これを中心にデッキを組むというカードではないし、4マナ域は既に渋滞しているし・・・と実際に採用されるかどうかは判りませんが、実際に居場所を見つければ大活躍は間違いないでしょう。
【7位】《予感/Foresee》
10位~8位と過去カードのリメイク(?)が続き、今度は純粋な再録組。
当時よりも青いデッキがメインに4マナ寝かすことへの抵抗感は少なく、最大で6枚もカードを見つつアドを得られる非常に強いスペル。
現状強いカウンターが《マナ漏出》くらいしか無いので、《ジェイスの創意》よりはこちらの方が使われそうです。
【6位】《霜のタイタン/Frost Titan》
あんまり評判は良くないですが、なんとなく好きです、これ。
相手とタイタン出し合いになったら一方的に勝てますし、除去に対するカウンターでテンポを取りやすくなります。終盤腐りがちなマナリークもちょっとだけ有効活用できますね。
個人的には4位のカードと組み合わせて何か面白いデッキを組みたいところ。
【5位】《耕作/Cultivate》
《木霊の手の内》が秘儀から解き放たれて帰ってきた!
つい最近も《成長の発作》が出たばかりで、3マナからのジャンプアップ選択肢が一気に増えましたね。《成長の発作》は3マナ→6マナの可能性を秘めてはいますが不安定かつ使い切り、対してこちらは確実に3マナ→5マナ。
特定のマナ域に到達することが主目的のデッキならば《成長の発作》でいいと思いますが、その後も安定してマナを運用し続けるデッキ、つまり中速~低速のデッキではこちらが優先されます。
足りない2色を一気に揃えることも、強引にタッチしたダブルシンボルのカードをプレイすることも可能に。これでますますタッチ《精神を刻む者、ジェイス》が増える!?
【4位】《破壊的な力/Destructive Force》
《燎原の火》が一回り大きくなって帰ってきた!
良くも悪くも4点が5点になったのは大きく、悪斬ワイルドファイアやジュワーワイルドファイアといったお手軽な勝ち方はできません。残念。
ただ、既に各所で言及されている通りプレインズウォーカーとの相性が抜群で、これだけでデッキを組めるレベルです。個人的には、このカードのおかげで遂に《チャンドラ・ナラー》にも活躍の機会が来たのでは?と思っています。
また、各種タイタンとも相性が良いのにも注目ですね!流した土地やクリーチャーを《太陽のタイタン》で拾って高速リカバリーなんて、素敵じゃないですか?
【3位】《惑いの迷路/Mystifying Maze》
《Mage of Ith》がマナ能力を得て(そして重くなって)帰ってきた!
実際のところ色々と機能は変わっているわけですが、やりたい事は大体同じです。4マナ払って実質5マナって重過ぎない?という意見もありそうですが、マナの出る土地で擬似的な除去ができるというのは、それはそれは重要な事なのです。
ちょっと前には《秩序の尖塔、プラーフ》という土地もありましたが、あれに比べれば軽い軽い。その上無色。コントロールが積まない理由がありません。
【2位】《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》
《適者生存》がクリーチャーになって帰ってきた!
自分の中でのサバイバルは「クリーチャーを1ターンに何度もグルグル回すコンボデッキのキーカード」というイメージがあったので、すぐ死ぬ上に1回しか起動できないこいつは見た目ほど強くないんじゃない?という思いがありました。
しかし、「普通に《復讐蔦》を落としてからイーオスに繋げるだけでも強いし、そうでなくても状況に応じたクリーチャーを常に手に入れられるのは十分強い」ということを聞いてからは評価が一転。
召喚酔いが解けるまでに処分しなければ何かしらの仕事をされてしまうわけで、蔦や血編みのように単体でアドバンテージを取れるクリーチャーや、《失われたアラーラの君主》のように必ず引きたいけれど枚数を入れたくないクリーチャーが数多く存在する環境では、十分見た目以上に強いカードになりそうです。
あ、ちなみに《獣相のシャーマン》と《悪斬の天使》はレアソートらしいので、片方を引いたら急いで隣のパックも剥いてしまいましょう!w
実際、自分も双頭巨人ドラフトの際に連続したパックからこの2枚を引きました。
【1位】《墓所のタイタン/Grave Titan》
ただつよ。
正直、タイタンシリーズはどいつもこいつも普通に強いんですよ!個人的に好きなのが今回上げた青タイタンと黒タイタンだというだけで、白も赤も緑も使われるデッキさえあれば強いのは判ってます。(まあ、青は使われるデッキがあるかどうか疑問の声が多いですが…)
その中でも黒タイタンはさすがに別格でしょう。6マナパワー合計10。10って。本体が除去されても4点クロックが残るわけで、洒落になりません。
新オーバーランこと《圧倒する暴走》と組み合わせると12+8+8=28点!しかも本体は接死+トランプルの合わせ技で、相手がどれだけタフネス高いクリーチャーで軽減しに来ても無意味!もうデッキを組まずにはいられないですね。
そんな感じで、なんだか「~が帰ってきた!」ばっかり言ってた気がします。
完全な再録ではなく、ちょっと形を変えてのリメイクが目立つ基本セットだったということがなんとなくわかりますね。
今回は箱買い…どうしよう。正直コモンからレアまで魅力的なカード揃いなので箱買いする価値は十分あると思うのですが、普通に金が無い。シングル買いする金もない。一番最初に買っとかないと無駄に値上がりしちゃうんで困るんですけどね。
まあ、なんとか黒タイタンだけは揃えて余裕があればシャーマンも、残りは頑張って地道に集める…という感じでしょうか。ROEの時に無駄に買いすぎたなぁ。
昨日の夕方から日本橋へ。
あんまり買うもん無いなと思ってたけど結構買った。
《珊瑚兜の司令官》が100円で買えたのは嬉しい限り。
8枚欲しかったけど4枚しか売ってもらえなかった。
《闘争の学び手》@800
《カルガの竜王》@1000をそれぞれ4枚ずつ。
竜王はかなり安く感じたけど、前者は思ったより安くなかった。
《弱者の消耗》は2枚あったので1枚だけ@1200。
あと適当に必要そうなアンコモンを50~100程度で4枚ずつ揃えた。
サルカンは買おうかと悩んだけど、周囲の店の最安値が3000だったので断念。
さすがに3000は無いわ。地域によっては1000円代後半で買えるらしいのに。
余程明日のGPTでサルカンジャンド使いたい人が多いんだろうな・・・
あ、サルカン云々はともかく《巣の侵略者》は強いと思いますよ。タップイン多いから、一時的に1マナ出してテンポ調整できるのが強いと思う。パージにも引っかからないし、コーの火歩きも止められる。
ただ、相変わらずヒルが強い環境なのも事実です。特に《白蘭の騎士》や《前兆の壁》を突破できるかどうかは非常に大きい。
思ったより買うものが無かったので、代わりに新ジェイス1枚と、《恐血鬼》が安かったので4枚買っておきましたw完全に来年orブロック構築への投資ですがw
最近は青白コンも調整中なのでジェイスの3枚目が欲しかった。どうせ来年使うし。悪斬は身内から適当に借りる。
明日のGPTは新型ジャンドが多いようなら、青白を持っていってもいいかな・・・最近どれだけやっても青白に勝てないんだよね。海強すぎるだろ。強制色事故からのジェイスハメがきつすぎて泣ける。
レガシーのマーフォークはとりあえずメロウの枠を司令官に。
やっぱり司令官はかなり強い。第二段階、第三段階にそれぞれ無色2マナだけで到達するから、余剰マナを入れるだけですぐに育つ。
色マナ要求しないし、《カルガの竜王》の倍のスピードで優良飛行アタッカーになるし。部族の恩恵とかロード能力関係無しで、カード単体としてめちゃくちゃ強いと思う。
司令官もカルガも学び手もそうですけど、2マナ以下でLvUPコスト1マナのクリーチャーはどれも強いですね。
もしかしたらレベルアップウイニーが組めるかな?とは思いましたが、払うだけ払って稲妻打たれるのも癪なのでちょっと環境に合ってなさそう。
《敬慕される教師》は多分リミテッドレベルが限界だろうし・・・そもそも3マナ払えるなら3回レベルアップできてる。2体いても1マナしか得しないんだから、さすがに弱いですね。かといってLVUPコストが重いクリーチャーを入れたら本末転倒だし。
ところで、5/2(日)の日本選手権予選@大阪1次は都合により行けなくなりました。よりによってこの日と重なるとは・・・今年はなんとしても出たいんだけどなぁ。
仕方ない、滋賀・三重・京都くらいまでは遠征することにするか・・・
あんまり買うもん無いなと思ってたけど結構買った。
《珊瑚兜の司令官》が100円で買えたのは嬉しい限り。
8枚欲しかったけど4枚しか売ってもらえなかった。
《闘争の学び手》@800
《カルガの竜王》@1000をそれぞれ4枚ずつ。
竜王はかなり安く感じたけど、前者は思ったより安くなかった。
《弱者の消耗》は2枚あったので1枚だけ@1200。
あと適当に必要そうなアンコモンを50~100程度で4枚ずつ揃えた。
サルカンは買おうかと悩んだけど、周囲の店の最安値が3000だったので断念。
さすがに3000は無いわ。地域によっては1000円代後半で買えるらしいのに。
余程明日のGPTでサルカンジャンド使いたい人が多いんだろうな・・・
あ、サルカン云々はともかく《巣の侵略者》は強いと思いますよ。タップイン多いから、一時的に1マナ出してテンポ調整できるのが強いと思う。パージにも引っかからないし、コーの火歩きも止められる。
ただ、相変わらずヒルが強い環境なのも事実です。特に《白蘭の騎士》や《前兆の壁》を突破できるかどうかは非常に大きい。
思ったより買うものが無かったので、代わりに新ジェイス1枚と、《恐血鬼》が安かったので4枚買っておきましたw完全に来年orブロック構築への投資ですがw
最近は青白コンも調整中なのでジェイスの3枚目が欲しかった。どうせ来年使うし。悪斬は身内から適当に借りる。
明日のGPTは新型ジャンドが多いようなら、青白を持っていってもいいかな・・・最近どれだけやっても青白に勝てないんだよね。海強すぎるだろ。強制色事故からのジェイスハメがきつすぎて泣ける。
レガシーのマーフォークはとりあえずメロウの枠を司令官に。
やっぱり司令官はかなり強い。第二段階、第三段階にそれぞれ無色2マナだけで到達するから、余剰マナを入れるだけですぐに育つ。
色マナ要求しないし、《カルガの竜王》の倍のスピードで優良飛行アタッカーになるし。部族の恩恵とかロード能力関係無しで、カード単体としてめちゃくちゃ強いと思う。
司令官もカルガも学び手もそうですけど、2マナ以下でLvUPコスト1マナのクリーチャーはどれも強いですね。
もしかしたらレベルアップウイニーが組めるかな?とは思いましたが、払うだけ払って稲妻打たれるのも癪なのでちょっと環境に合ってなさそう。
《敬慕される教師》は多分リミテッドレベルが限界だろうし・・・そもそも3マナ払えるなら3回レベルアップできてる。2体いても1マナしか得しないんだから、さすがに弱いですね。かといってLVUPコストが重いクリーチャーを入れたら本末転倒だし。
ところで、5/2(日)の日本選手権予選@大阪1次は都合により行けなくなりました。よりによってこの日と重なるとは・・・今年はなんとしても出たいんだけどなぁ。
仕方ない、滋賀・三重・京都くらいまでは遠征することにするか・・・
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