単色デッキへの道part2:青篇
2005年4月14日更新にちょっと間が空いてしまいましたが、気にせず続けます。
今日は青単の話ですが、とりあえずレシピを上げましょうか。
【青単パーミッション】
4《泥棒カササギ/Thieving Magpie》
2《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
4《マナ漏出/Mana Leak》
4《邪魔/Hinder》
4《巻き直し/Rewind》
3《撹乱する群れ/Disrupting Shoal》
1《時間停止/Time Stop》
4《ブーメラン/Boomerang》
4《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
4《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
4《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》
3《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
2《隠れ石/Stalking Stones》
17《島/Island》
サイドは割愛します。
では、改めて考察を。
○青単 注目AF:《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
青単といえばもちろんパーミッション。現在はメタの一角を担っており、各所で成績を残しています。
某サイト掲示板などでもよく言われていますが、青単がここまで勢力を伸ばしているのも全て《ヴィダルケンの枷》のおかげ。これだけは断言していいと思います。
ところがこの《ヴィダルケンの枷》、実際にやっていることは単に「相手のクリーチャーを奪うだけ」です。
青とっては今更珍しくもなんともなく、奪うのに条件(パワーが島の枚数以下)まで付いているのにもかかわらず、このカードがここまで取り沙汰される理由は何でしょうか。
それはやはり
繰り返し起動できること
この一点に尽きると思います。
青にクリーチャーコントロール奪取型の呪文は数多くありましたが、現在のようにそれがデッキの中核となっているのは過去に例を見ません。
というか、過去の同系列のカードではそのようなデッキは組めなかったわけです。なぜなら一回使い切りだから。あくまでもカウンターをかいくぐって場に現われたクリーチャーを奪いつつブロッカーを確保する、という使い方が基本だったわけですね。
ところが。
《ヴィダルケンの枷》。何ですかコレは。
奪ったクリーチャーはブロッカーに回せるため、一回の能力起動で実質2体のクリーチャーに対処できます。
その上さらに危険なクリーチャーが現われても今度はそいつに乗り換えればいいわけで。
もはや普通のクリーチャーはカウンターする必要すらなく、特別な能力を持っているクリーチャーや危険なソーサリー・インスタントの対処にカウンターを集中させることができるのです。
これはカウンターの節約だけでなく、心理的な安心感にもつながります。枷があれば「クリーチャーは基本的に通していい」のですから。今までの青では考えられませんね。
基本的に青は除去な苦手な色なのですが、ヘタな除去よりも万能感漂う枷を持っている分、なぜかクリーチャー対処能力は現環境トップレベルになってしまいました。
ただし、《創造の標》や《トロールの苦行者》あたりには効かないのですけれど。この辺は温存しているカウンターの使いどころですね。
青単がクリーチャーに簡単に対処してしまう環境は考え物です。なのでポリスはあんまり今の青単が好きではありません。
あとは地味に《旅人のガラクタ》でしょうか。1ターン目が暇なデッキにはピッタリですし、2ターン目以降も基本は相手の行動待ちなので、相手が何もしなければすぐに4マナまで近づくことができます。
早い段階でカササギをプレイし《撹乱する群れ》でそのターンを乗り切ることができれば、ほぼ勝ちと思って問題ないかと思います。
中盤以降で必要なくなったら《知識の渇望》で捨てちゃいましょう。アーティファクトを引かなくても渇望は充分強いですけどね。
あとはスペルですが、カウンターの選択は特に疑問はないと思います。時間停止が1枚だけ入っていますが特に理由はありません。入れてみたかっただけです^^;
《撹乱する群れ》については賛否両論あると思いますが、自分で使っていて強いと思ったので入れてあります。デッキ構築にあたり、何かしらの奇襲的要素をナチュラルに入れることが可能ならば入れるべきだと思っていますので。
あとはバウンスの選択ですね。《残響する真実》と差し替えで《ブーメラン》を投入してあります。最近いくつかの記事で投入されているのを見かけますので。
使ってみての感想は、やっぱり《残響する真実》でいいかな・・・ということ。実際にブーメランが必要な場面は赤か緑の源獣を捌く時だけなので。
枷で対処しづらい《創造の標》の対抗策として使える《残響する真実》の方がこのデッキに合ってる気がします。
次は黒です。オリジナルデッキレシピ掲載の予定。
今日は青単の話ですが、とりあえずレシピを上げましょうか。
【青単パーミッション】
4《泥棒カササギ/Thieving Magpie》
2《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
4《マナ漏出/Mana Leak》
4《邪魔/Hinder》
4《巻き直し/Rewind》
3《撹乱する群れ/Disrupting Shoal》
1《時間停止/Time Stop》
4《ブーメラン/Boomerang》
4《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
4《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
4《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》
3《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
2《隠れ石/Stalking Stones》
17《島/Island》
サイドは割愛します。
では、改めて考察を。
○青単 注目AF:《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
青単といえばもちろんパーミッション。現在はメタの一角を担っており、各所で成績を残しています。
某サイト掲示板などでもよく言われていますが、青単がここまで勢力を伸ばしているのも全て《ヴィダルケンの枷》のおかげ。これだけは断言していいと思います。
ところがこの《ヴィダルケンの枷》、実際にやっていることは単に「相手のクリーチャーを奪うだけ」です。
青とっては今更珍しくもなんともなく、奪うのに条件(パワーが島の枚数以下)まで付いているのにもかかわらず、このカードがここまで取り沙汰される理由は何でしょうか。
それはやはり
繰り返し起動できること
この一点に尽きると思います。
青にクリーチャーコントロール奪取型の呪文は数多くありましたが、現在のようにそれがデッキの中核となっているのは過去に例を見ません。
というか、過去の同系列のカードではそのようなデッキは組めなかったわけです。なぜなら一回使い切りだから。あくまでもカウンターをかいくぐって場に現われたクリーチャーを奪いつつブロッカーを確保する、という使い方が基本だったわけですね。
ところが。
《ヴィダルケンの枷》。何ですかコレは。
奪ったクリーチャーはブロッカーに回せるため、一回の能力起動で実質2体のクリーチャーに対処できます。
その上さらに危険なクリーチャーが現われても今度はそいつに乗り換えればいいわけで。
もはや普通のクリーチャーはカウンターする必要すらなく、特別な能力を持っているクリーチャーや危険なソーサリー・インスタントの対処にカウンターを集中させることができるのです。
これはカウンターの節約だけでなく、心理的な安心感にもつながります。枷があれば「クリーチャーは基本的に通していい」のですから。今までの青では考えられませんね。
基本的に青は除去な苦手な色なのですが、ヘタな除去よりも万能感漂う枷を持っている分、なぜかクリーチャー対処能力は現環境トップレベルになってしまいました。
ただし、《創造の標》や《トロールの苦行者》あたりには効かないのですけれど。この辺は温存しているカウンターの使いどころですね。
青単がクリーチャーに簡単に対処してしまう環境は考え物です。なのでポリスはあんまり今の青単が好きではありません。
あとは地味に《旅人のガラクタ》でしょうか。1ターン目が暇なデッキにはピッタリですし、2ターン目以降も基本は相手の行動待ちなので、相手が何もしなければすぐに4マナまで近づくことができます。
早い段階でカササギをプレイし《撹乱する群れ》でそのターンを乗り切ることができれば、ほぼ勝ちと思って問題ないかと思います。
中盤以降で必要なくなったら《知識の渇望》で捨てちゃいましょう。アーティファクトを引かなくても渇望は充分強いですけどね。
あとはスペルですが、カウンターの選択は特に疑問はないと思います。時間停止が1枚だけ入っていますが特に理由はありません。入れてみたかっただけです^^;
《撹乱する群れ》については賛否両論あると思いますが、自分で使っていて強いと思ったので入れてあります。デッキ構築にあたり、何かしらの奇襲的要素をナチュラルに入れることが可能ならば入れるべきだと思っていますので。
あとはバウンスの選択ですね。《残響する真実》と差し替えで《ブーメラン》を投入してあります。最近いくつかの記事で投入されているのを見かけますので。
使ってみての感想は、やっぱり《残響する真実》でいいかな・・・ということ。実際にブーメランが必要な場面は赤か緑の源獣を捌く時だけなので。
枷で対処しづらい《創造の標》の対抗策として使える《残響する真実》の方がこのデッキに合ってる気がします。
次は黒です。オリジナルデッキレシピ掲載の予定。
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