マジックのルールについて。
2005年9月7日一回書き終わる直前に何故かブラウザが強制終了されてパーになったorz
というわけでちょっと予定より短めに。でも長いです。
先日行われた日本選手権の決勝で起こった例のアレや、連日のMWSプレイを通じて最近はルールについて考えることが多くなった。
そもそもマジックはカードゲームという超絶アナログゲームなわけ。なので勝手に処理してくれるTVゲームと異なりルール適用はプレイヤー自らの手で行わないといけない(MOとかは自動らしいけど)。
ってわけでお互いのルール認識の水準をいかに引き上げるかが問題になる。片方が理解していれば相手に教える事も可能だけど、お互いのプレイヤー・そして周りの人間が間違ってしまうと「誰も気付かないまま間違いがまかり通る」っていう非常に良くない事態に陥ってしまう。
「片方が理解してれば相手に教えられる」って書いたけど、リアルで行うゲームはともかくMWSは殺伐としがちな傾向がある。
相手と意見が合わなくなった途端、説明の途中で回線を切断したり。こういう人間はいつまでたっても正しいルールでプレイすることはできない。
リアルマジックでも即座に「ジャッジー」なんて声を上げたら失礼でしょう。ゲームロス程度になる行為ならともかく、ルールの認識なんてお互いで解決するのが一番早いわけだから。既に相手が勝手に間違ってルール適用してしまった状況になったらジャッジ呼ぶしかないけどさ。
相手が間違ったプレイをしそうなときに「え、それ無理ですよね」って言ってあげれば済むわけで。説明しても相手が理解しなければジャッジ呼べばよろし。
で、一応いくつか具体的な間違いのパターンを挙げてみる。大体の状況はこれで網羅できるんじゃないかな。
1.カードの効果を間違えている
先日エクテンやってたら相手が《永遠のドラゴン》で平地サイクリングを宣言。ライブラリーから平地を探してプレイした。
・・・ん?プレイした?
いやいやいや。手札に加えてくださいな。「only into hand」(手札に加えるだけだよー)の一言で解決。
2.場にあるカードの効果を忘れている
こっち白ウイニー、相手青トロン。自分は《薄青幕の侍》、《減衰のマトリックス》その他をコントロール。攻撃し、相手は《真面目な身代わり》でブロック、身代わりが死んだのでドロー。
うん、ちょっと待て。
「u cant draw」(引けないんだけど)って言ったら相手は何故か《減衰のマトリックス》に関する指摘だと思ったらしく、「not activated abi」(起動型じゃねーよ)って返答。
なので侍を強調して「RFG,OK?」(=remove from the game)で解決。身代わりのドローは「墓地に置かれたとき」だよね。
マトリックスに目を奪われて地味な侍の効果を忘れていた模様。
3.基本的なルールを間違えている
青トロンのミラーマッチ、相手は《水辺の学舎、水面院》をコントロール。相手の青マナ源がそれ一つだったので対消滅するべくこっちも水面院をプレイ。すると相手はそれに「対応して」青マナを捻出。
残念ながら土地のプレイはスタックされないし、レジェンド・ルールは状況起因効果なのでマナを出すタイミングはない。
一番間違えやすい上に、知らないと間違っていることにさえ気付かないのがこの状況起因効果。
あとは速攻に関するルールかな。《ちらつき蛾の生息地》をプレイしたそのターンに攻撃させてくる人がいた。
《キマイラ像》が使われてた時期も似たような間違いがあったなぁ。
「通常クリーチャーは、『ターン開始時から継続してコントロールしていない限り』攻撃に参加したり起動コストにタップ・シンボルを含む起動型能力を使用することは出来ない。
しかし、速攻を持つクリーチャーはこれらのルールを無視して、コントロールを得たそのターンに攻撃したり起動コストにタップ・シンボルを含む起動型能力をプレイすることが出来る。」
(こちらもwikiより引用、ただし『』は自分が付けた)
たとえ土地であろうとクリーチャーになっている時には上記のルールが適用される。特に重要なのが『』内。コントロールを奪った場合はそのターンに殴れないわけですねー。
中途半端だけど長いので一旦カット。
というわけでちょっと予定より短めに。でも長いです。
先日行われた日本選手権の決勝で起こった例のアレや、連日のMWSプレイを通じて最近はルールについて考えることが多くなった。
そもそもマジックはカードゲームという超絶アナログゲームなわけ。なので勝手に処理してくれるTVゲームと異なりルール適用はプレイヤー自らの手で行わないといけない(MOとかは自動らしいけど)。
ってわけでお互いのルール認識の水準をいかに引き上げるかが問題になる。片方が理解していれば相手に教える事も可能だけど、お互いのプレイヤー・そして周りの人間が間違ってしまうと「誰も気付かないまま間違いがまかり通る」っていう非常に良くない事態に陥ってしまう。
「片方が理解してれば相手に教えられる」って書いたけど、リアルで行うゲームはともかくMWSは殺伐としがちな傾向がある。
相手と意見が合わなくなった途端、説明の途中で回線を切断したり。こういう人間はいつまでたっても正しいルールでプレイすることはできない。
リアルマジックでも即座に「ジャッジー」なんて声を上げたら失礼でしょう。ゲームロス程度になる行為ならともかく、ルールの認識なんてお互いで解決するのが一番早いわけだから。既に相手が勝手に間違ってルール適用してしまった状況になったらジャッジ呼ぶしかないけどさ。
相手が間違ったプレイをしそうなときに「え、それ無理ですよね」って言ってあげれば済むわけで。説明しても相手が理解しなければジャッジ呼べばよろし。
で、一応いくつか具体的な間違いのパターンを挙げてみる。大体の状況はこれで網羅できるんじゃないかな。
1.カードの効果を間違えている
先日エクテンやってたら相手が《永遠のドラゴン》で平地サイクリングを宣言。ライブラリーから平地を探してプレイした。
・・・ん?プレイした?
いやいやいや。手札に加えてくださいな。「only into hand」(手札に加えるだけだよー)の一言で解決。
2.場にあるカードの効果を忘れている
こっち白ウイニー、相手青トロン。自分は《薄青幕の侍》、《減衰のマトリックス》その他をコントロール。攻撃し、相手は《真面目な身代わり》でブロック、身代わりが死んだのでドロー。
うん、ちょっと待て。
「u cant draw」(引けないんだけど)って言ったら相手は何故か《減衰のマトリックス》に関する指摘だと思ったらしく、「not activated abi」(起動型じゃねーよ)って返答。
なので侍を強調して「RFG,OK?」(=remove from the game)で解決。身代わりのドローは「墓地に置かれたとき」だよね。
マトリックスに目を奪われて地味な侍の効果を忘れていた模様。
3.基本的なルールを間違えている
青トロンのミラーマッチ、相手は《水辺の学舎、水面院》をコントロール。相手の青マナ源がそれ一つだったので対消滅するべくこっちも水面院をプレイ。すると相手はそれに「対応して」青マナを捻出。
残念ながら土地のプレイはスタックされないし、レジェンド・ルールは状況起因効果なのでマナを出すタイミングはない。
一番間違えやすい上に、知らないと間違っていることにさえ気付かないのがこの状況起因効果。
あとは速攻に関するルールかな。《ちらつき蛾の生息地》をプレイしたそのターンに攻撃させてくる人がいた。
《キマイラ像》が使われてた時期も似たような間違いがあったなぁ。
「通常クリーチャーは、『ターン開始時から継続してコントロールしていない限り』攻撃に参加したり起動コストにタップ・シンボルを含む起動型能力を使用することは出来ない。
しかし、速攻を持つクリーチャーはこれらのルールを無視して、コントロールを得たそのターンに攻撃したり起動コストにタップ・シンボルを含む起動型能力をプレイすることが出来る。」
(こちらもwikiより引用、ただし『』は自分が付けた)
たとえ土地であろうとクリーチャーになっている時には上記のルールが適用される。特に重要なのが『』内。コントロールを奪った場合はそのターンに殴れないわけですねー。
中途半端だけど長いので一旦カット。
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