ラヴニカのドラフト(その参)

2005年10月24日戦略記事・読み物

今日はセレズニア(白緑)

・ほぼ必須
《議事会の乗馬兵/Conclave Equenaut》
《信仰の足枷/Faith’s Fetters》
《古参兵の武具師/Veteran Armorer》
《護民官の道探し/Civic Wayfinder》
《鉄の樹の拳/Fists of Ironwood》
《種のばら撒き/Scatter the Seeds》
《包囲ワーム/Siege Wurm》
《棘茨の精霊/Bramble Elemental》
《かき集める勇気/Gather Courage》
《光と成す者/Transluminant》
《セレズニアの福音者/Selesnya Evangel》

・準必須
《尊い祖霊/Benevolent Ancestor》
《介護人/Caregiver》
《ヴィトゥ＝ガジーの守護者/Guardian of Vitu-Ghazi》
《力の種/Seeds of Strength》
《隔離する活力/Sundering Vitae》
《エルフの空掃き/Elvish Skysweeper》
各種《印鑑》
《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary》

・必要な物が足りなければ
《議事会の崇拝者/Votary of the Conclave》
《深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow》
《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale》
《ケンタウルスの護衛兵/Centaur Safeguard》
《袋叩き/Dogpile》

・アンコモン
《貪る光/Devouring Light》
《誓いを立てた巨人/Oathsworn Giant》
《砂蒔き/Sandsower》
《火花の結実/Seed Spark》
《木彫りの女人像/Carven Caryatid》
《占い棒使いのシャーマン/Dowsing Shaman》
《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak》
《虚無魔道士の番人/Nullmage Shepherd》
《圧倒/Overwhelm》
《根の血族の同盟者/Root-Kin Ally》
《戦利品狩り/Trophy Hunter》
《花粉光の羽/Pollenbright Wings》
《セレズニアの鋭射手/Selesnya Sagittars》
《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage》
《いかさま師の刃/Grifter’s Blade》

解説。
セレズニアはいかに早く「地上膠着状態」に持ち込めるかがカギ。
もしくは高速でクリーチャー頭数を揃えて一気に殴り終えるか。
最優先はやっぱり《セレズニアの福音者》かなぁ。
トークン系をひたすらかき集めるのも大事だけど、《護民官の道探し》とかの地味な補助も忘れないように。《光と成す者》も序盤を支えるのに重要だよね。
一旦膠着モードになったら相手の回避能力持ちを押さえつつ自分もなんとか攻め切らないといけない。
幸いトークンが出まくるおかげで《エルフの空掃き》とか《介護人》やらの犠牲キツめのカードも使えるはずなので、防御はなんとかなるけど・・・攻撃はファッティに任せるしかないですね。
あとはアンコモン・レアで運良く取れた強力カードも。

・・・そんな時に。何故か赤字になっている《袋叩き/Dogpile》。
ピックする気もない人は効果覚えてないかもしれない。

Dogpile / 袋叩き　(3)(赤)
インスタント　Ravnica: City of Guilds，コモン
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。袋叩きはそれに、あなたがコントロールする攻撃に参加しているクリーチャーの数に等しい値のダメージを与える。

つまり、ブロックされたクリーチャーも1体につき1点ダメージを稼いでくれるわけです。トークンだらけのこのデッキにとっては「ブロックされない」以上に強力だったり。
タッチ赤してこれを2〜3枚挿す(どうせ最後まで流れるから無理してピックしなくてOK)だけでフィニッシュ手段が手に入る・・・そうです。身内の先輩が試してみて強かったそうなので。
確かに膠着しまくるこのデッキならアリ・・・なのかもしれません。
まぁ緑白はタッチカラーも入れやすいはずなので2色にこだわる必要はありません。

アンコモンでは《セレズニアのギルド魔道士》が最強なのでこれを見かけたら緑白に走るぐらいの気持ちでいい。緑だけでも強いけど、緑白になったら変態。

【セレズニアまとめ】
トークン系と通常クリーチャーをバランスよく。
少なくとも地上だけは制圧できるように心がける。
緑白だけでは決め手に欠けるので、タッチ3色目は常に想定しておく。