メタを丁寧に考える?
2006年6月1日 戦略記事・読み物 コメント (2)今度は具体的なデッキ別に注意すること。ほとんど自分用メモ。
当たり前の事・今更な事も書いてあったりします。
○トロン
・長所
《シミックの空呑み》《潮の星、京河》の2大飛行クリーチャー。ケイガはともかく、空呑みは対処が難しすぎる。
純粋にダメージレースで勝つか、対象を取らない除去で片付けるか。《打撃》が刺されば嬉しいけど、残念ながら印鑑が・・・。現実的なのは《神の怒り》《残酷な布告》ぐらい。
ダメージレースを仕掛けても《燎原の火》で一掃されつつ後続も止められると終わる。実際問題、相手が回る前に優位を確立しておかなければまず勝てない。
《悪魔火》という過去最強に近いX火力まで抱えており、もはややり過ぎに近いレベル。
・短所
印鑑の色マナに依存していること、妨害手段がカウンターと火力であること、基本地形が(ほぼ間違いなく)入っていないということ。
従ってマナソースを攻めるのが最も効果的ではあるが、メインから土地・アーティファクト破壊を積めるデッキは少ない。《幽霊街》ならなんとかなるか？
現実的なのは手札破壊。ただ、オルゾフはそもそもトロンに相性が悪い。どうしても勝ちたければマグニボア系を使おう。
・総括
マナがかかる分そもそものカードパワーが違う。対策も不可能ではないが、このデッキの対策に労力を割くと他のデッキに対して弱くなる。あぁ、やりにくい。
○Ghost Husk
・長所
滅多に死なない《オルゾヴァの幽霊議員》が何より強く、殴れるドローエンジン《闇の腹心》、ビートダウンの攻撃が通らない《ナントゥーコの鞘虫》、鞘虫と超コンボの《分霊の確約》と軽量ながら強力なカードが揃う。《酷評》も厳しい。サイドにプロテクション集団が控えているのも恐ろしい。《オルゾフの司教》も活躍の機会を増やしている。親和ほどではないが、全体がよく噛み合っているいいデッキ。
・短所
ややクリーチャーの線が細い。幽霊議員が出たらそんなことも言えなくなるが。除去が単体のみなので《北の樹の木霊》あたりは苦手かもしれないが、誰が使うのか。欠点が少ない。
・対策
《オルゾヴァの幽霊議員》を対処できないと終わる。なんとかお供のクリチャーを処分するしかないだろう。《ナントゥーコの鞘虫》にも刺さることだし、《真髄の針》がいいかもしれない。
《魂の裏切りの夜》でほとんどのクリーチャーが消え失せるが、メインから《屈辱》があるので安心できないのがネック。
軽量除去で地味に対処していくのが確実かつ安全か。赤青を含むデッキならば《電解》でアドバンテージが手軽に取れる。
・総括
上位に残る数が多いだけあって苦手が少ない。それでいて一撃必殺コンボや不死身の4/4をナチュラルに内蔵しているのだからタチが悪い。《電解》が存在するのがせめてもの救いか。トロンは《燎原の火》を擁することもあり、相性が悪い。それ以外には安定した強さを誇る。
当たり前の事・今更な事も書いてあったりします。
○トロン
・長所
《シミックの空呑み》《潮の星、京河》の2大飛行クリーチャー。ケイガはともかく、空呑みは対処が難しすぎる。
純粋にダメージレースで勝つか、対象を取らない除去で片付けるか。《打撃》が刺されば嬉しいけど、残念ながら印鑑が・・・。現実的なのは《神の怒り》《残酷な布告》ぐらい。
ダメージレースを仕掛けても《燎原の火》で一掃されつつ後続も止められると終わる。実際問題、相手が回る前に優位を確立しておかなければまず勝てない。
《悪魔火》という過去最強に近いX火力まで抱えており、もはややり過ぎに近いレベル。
・短所
印鑑の色マナに依存していること、妨害手段がカウンターと火力であること、基本地形が(ほぼ間違いなく)入っていないということ。
従ってマナソースを攻めるのが最も効果的ではあるが、メインから土地・アーティファクト破壊を積めるデッキは少ない。《幽霊街》ならなんとかなるか？
現実的なのは手札破壊。ただ、オルゾフはそもそもトロンに相性が悪い。どうしても勝ちたければマグニボア系を使おう。
・総括
マナがかかる分そもそものカードパワーが違う。対策も不可能ではないが、このデッキの対策に労力を割くと他のデッキに対して弱くなる。あぁ、やりにくい。
○Ghost Husk
・長所
滅多に死なない《オルゾヴァの幽霊議員》が何より強く、殴れるドローエンジン《闇の腹心》、ビートダウンの攻撃が通らない《ナントゥーコの鞘虫》、鞘虫と超コンボの《分霊の確約》と軽量ながら強力なカードが揃う。《酷評》も厳しい。サイドにプロテクション集団が控えているのも恐ろしい。《オルゾフの司教》も活躍の機会を増やしている。親和ほどではないが、全体がよく噛み合っているいいデッキ。
・短所
ややクリーチャーの線が細い。幽霊議員が出たらそんなことも言えなくなるが。除去が単体のみなので《北の樹の木霊》あたりは苦手かもしれないが、誰が使うのか。欠点が少ない。
・対策
《オルゾヴァの幽霊議員》を対処できないと終わる。なんとかお供のクリチャーを処分するしかないだろう。《ナントゥーコの鞘虫》にも刺さることだし、《真髄の針》がいいかもしれない。
《魂の裏切りの夜》でほとんどのクリーチャーが消え失せるが、メインから《屈辱》があるので安心できないのがネック。
軽量除去で地味に対処していくのが確実かつ安全か。赤青を含むデッキならば《電解》でアドバンテージが手軽に取れる。
・総括
上位に残る数が多いだけあって苦手が少ない。それでいて一撃必殺コンボや不死身の4/4をナチュラルに内蔵しているのだからタチが悪い。《電解》が存在するのがせめてもの救いか。トロンは《燎原の火》を擁することもあり、相性が悪い。それ以外には安定した強さを誇る。
コメント
と軽くいなされることを覚悟で書きます。
相変わらず読み応えアリ。これからも期待してます。
それはそうと、トロンの印鑑は厄介ですよねえ、本当に。
火薬樽があったらなあとか思ってしまいます。
・・・ちと樽では遅い気もしますが。
この手の考察はデッキ構築と違ってあまり生産性がないので積極的に書くことはないのですが、今回は大会前ということで必要に駆られて垂れ流してみました。
シーストンピィはサイドから《三角エイの捕食者/Trygon Predator》で効率的に印鑑対策ができるのが強そうです。《罪+罰/Crime+Punishment》でも対策できなくもありませんが、入るデッキがありませんね・・・。