TSプレリ感想、コモンクリーチャー編

2006年9月24日戦略記事・読み物

土曜日のプレリに出てきました。
シールドのデッキは青黒緑。正直青の強さにビビりました。

とりあえず、各色の基本となるコモンのクリーチャーを挙げていこうと思います。
なお、スリヴァーは意図的に省略します。

○白

2W　キスキン・レベル　2/2
アーティファクト・クリーチャーでも白でもないクリーチャーによってはブロックされない。

1W　人間・騎士　2/2
側面攻撃

1WW　鳥　2/2
飛行、場に出た時にエンチャント破壊
W:対象のパーマネントを白に変える

1WW　人間・クレリック 1/2
T:1点プリベント
T:攻撃orブロッククリーチャー1体に1点ダメージ

3マナにパワー2の回避持ちが2種類。2マナの側面攻撃持ちがいたり、今回も白は低マナ域が充実している模様です。
ヒーラーはついに《弩弓歩兵》と合体してしまいました。

○青

1U　マーフォーク・ならず者　2/1
変異(U)
表向きになったら対象のパーマネントをタップorアンタップ

3U　鳥・ウィザード　3/1
瞬速、飛行
場に出たとき、対象のクリーチャーのP/Tを入れ替え

6U　イリュージョン　4/4
待機4-1U、飛行

1U　コー・ならず者　1/1
シャドー
対戦相手にダメージを与えるたび、1枚引いて1枚捨てる

強すぎ。青については多少詳しく書きます。
まず1/1シャドールーターは神です。こいつ一体で何枚カードを引いたことか。除去できないと負け。
変異は一見貧弱そうですが意外に強い。後述しますが、青黒のアーキタイプには地味にタップ状態を参照するスペルがあるので妙に強く感じました。
3/1瞬速飛行はコンバットトリックをばら撒きつつ降臨する強烈クロック。一気にゲームが進行します。
2マナ待機の4/4飛行は変態。待機4と5の違いはけっこう大きく感じました。

○黒

5B　ゾンビ　3/3
待機5-B、畏怖

2B　人間・ならず者　3/1
カード1枚捨てる:ターン終了時までシャドーを得る

微妙。他にもいくつかマトモなものはありますが、どれも大した事ないので割愛します。黒は除去の色。クリーチャーは弱いです。

○赤

2R 人間・騎士　2/2
側面攻撃
2:ターン終了時まで無色になる

1R ゴブリン・戦士　2/1
生け贄に捧げる:対象の飛行クリーチャーに2点。そのクリーチャーはターン終了時まで飛行を失う

2R　オーク・スカウト　2/2
パワー2以上のクリーチャーをブロックできない
R:ターン終了時まで飛行を得る

まず2/2側面攻撃。相手が赤ならまずこれが入ってると思って間違いなさそう。
飛行を撃ち落とす2/1ゴブリンはやたら強い。サイズに不満がない上、青の3/1飛行あたりを撃ち落としてくれます。
3つ目は赤に珍しい普通の飛行持ち。赤も空から殴ります。

○緑

4GG　ビースト　5/5
待機5-G

6G　ワーム　5/6
瞬速、トランプル

2G　昆虫・シャーマン　3/2
待機1-2GG
場に出たときにタップ状態の土地をコントロールしてなければ、カードを1枚引く

2GG　蜘蛛　2/4
飛行をブロックできる
墓地に落ちたら飛行をブロックできる黒の2/4蜘蛛を場に出す

2G ドライアド　3/1
緑:森渡りを得る。あなたに1点ダメージ
黒:沼渡りを得る。あなたに1点ダメージ

重いところに強いのが2種類。5/5の待機ビーストは1ターン目に待機できると超強い。
そのマナ域まで到達するのに大切なのが蜘蛛。普通の蜘蛛スペックを満たしつつ、何故かアポカリプスの暗影能力持ち。壁として立っていることが重要なので、この能力は非常に美味しい。青の3/1飛行を止めるためにも必須。
3/2のシャーマンは基本的に待機専用。3ターン目にどうしても展開したいなら話は別ですが、4ターン目以降は待機しようと召還しようと、どうせ次のターンから殴ることに違いはないのでほぼ100％待機で場に出します。
いまのところ青白赤というデッキタイプは見かけないので、ドライアドはまず間違いなく土地を渡れます。

とりあえず使って強かった・使われて強いと思ったクリーチャーはこのあたりです。この中の多くが環境の基本クリーチャーとして認識されることになるのはおそらく間違いありません。