イーブンタイド対応デッキ その1 白黒頑強
2008年7月20日コメント (2)
ちょっと前までは新セットが発売されるたびに何かオリジナルデッキレシピを書き上げては解説していた記憶があるのですが、ここ最近はあんまりやってませんでした。
というわけで久々に。まずはイーブンタイドでフューチャーされている対抗色の中から、一番好きなオルゾフカラーを。
どう見ても既出デッキです、本当にry
・・・まあ、ちょっと待ってください。
確かにアジャニ頑強は前環境から存在し、トーナメント上位に残る機会は少なかったものの一定の人気のあったデッキでした。
ちなみに僕も個人的には好きなデッキタイプなのですが、残念ながらマーフォークへの愛には勝てなかったために予選で使うことには至らなかった次第です。まあ、序盤の展開がどうにも微妙だったというのが本当の理由ですけど。
1ターン目《囲い》、2ターン目《苦花》、3ターン目《行列》、4ターン目《アジャニ》は・・・なんだろう、1〜2ターン目に《コイロスの洞窟》を並べれば一応可能、みたいな?実際は3ターン目にキッチン置いたり1ターン目を放棄したりするんで問題はないんですが、やっぱり鬼回りパターンって欲しいじゃないですか。
そこで満を辞して登場した《悪臭の荒野/Fetid Heath》。名前が酷い上にイラストから漂うアンコモン臭がネックですが、こいつのおかげで上記のような気の狂った展開(マナバランス的な意味で)も余裕です。沼と平地1枚ずつ持ってればWWWからBBBまで出る。
他にも、かなりアジャニに依存してるせいで、引きがかみ合わなければ1/1トークンが並びながらライフ減ってくだけの弱いデッキだったというのも弱点ですね。頑強持ちの2体もアジャニがいるからこそ採用されてるわけで、ただトークンと並べて使うだけなら他のデッキで使う方がいいわけで・・・。まあ、最強の頑強2体が両方同じデッキで使えるのはそれだけで強いんですけどね。
それにしても、もう少し「単純に高いカードパワー」が欲しかったわけです。簡単に言うとフィニッシャーが欲しかったんです!
久々に昔の日記を読んでフィニッシャー論を紐解いてみる(自分でも何書いたか正直忘れてました)。なになに・・・
1)大型かつ回避能力を持っている
2)除去されづらい能力、もしくは除去されても構わない能力を持っている
3)自身の能力で相手の攻撃を抑制できる、もしくはゴリ押しが可能なほど決定力が高い
だそうです。結構すぐ忘れるんだね。仕方ないね。
そこで《名誉の御身/Divinity of Pride》の出番です。
1)4/4飛行。まあ普通にクリアですね
2)能力はないけど黒くてタフネス4ならジャベリン以外は大丈夫じゃないかな?《損ない》が気になるけどキスキンぐらいしか使ってこないよね
3)ライフリンク。《賛美されし天使》と同じカテゴリ
こんな感じ。まあギリギリセーフかな?ライフゲインはアジャニとキッチンも手助けしてくれるし、相手の攻撃はトークンが妨害してくれるので進化もしやすそうですね。フィニッシャー論で述べたように、デッキの構造自体がその働きを支えてくれる子はさらにプラス評価してオッケーです。
あとは除去の選択とか。
環境的に単体除去で最強だと思っている《殺戮の契約》、万能除去の《忘却の輪》。数を並べるデッキに対しては頑強+苦花の分こちらが得なので、《神の怒り》を。
大口と契約が被るので、場合によっては《損ない/Unmake》の方がいいかも?赤単の亜神や相手が使ってくる御身、もしくは今後使われる可能性が高い《傷痕の神性/Deity of Scars》など・・・そいつらに対処する必要がある場合は入れ替えましょう。
環境的にトークン数体で防御が賄えるならば、ラスゴを外して《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》などでマナベースの安定に宛てるのも良いかと思います。コントロール気味の動きをする可能性のあるデッキにしては若干ランドが少ないので、このあたりは改良の効くポイントだと思います。気になった方は試してみてください。
というわけで久々に。まずはイーブンタイドでフューチャーされている対抗色の中から、一番好きなオルゾフカラーを。
クリーチャー12
4《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
3《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
3《叫び大口/Shriekmaw》
2《名誉の御身/Divinity of Pride》
スペル24
3《思考囲い/Thoughtseize》
4《苦花/Bitterblossom》
4《幽体の行列/Spectral Procession》
3《殺戮の契約/Slaughter Pact》
3《忘却の輪/Oblivion Ring》
3《神の怒り/Wrath of God》
4《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》
土地24
4《悪臭の荒野/Fetid Heath》
4《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
3《反射池/Reflecting Pool》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
2《近づきがたい監視塔/Forbidding Watchtower》
7《平地/Plains》
3《沼/Swamp》
サイド15
3《根絶/Extirpate》
3《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
2《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique》
3《解呪/Disenchant》
4《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》
どう見ても既出デッキです、本当にry
・・・まあ、ちょっと待ってください。
確かにアジャニ頑強は前環境から存在し、トーナメント上位に残る機会は少なかったものの一定の人気のあったデッキでした。
ちなみに僕も個人的には好きなデッキタイプなのですが、残念ながらマーフォークへの愛には勝てなかったために予選で使うことには至らなかった次第です。まあ、序盤の展開がどうにも微妙だったというのが本当の理由ですけど。
1ターン目《囲い》、2ターン目《苦花》、3ターン目《行列》、4ターン目《アジャニ》は・・・なんだろう、1〜2ターン目に《コイロスの洞窟》を並べれば一応可能、みたいな?実際は3ターン目にキッチン置いたり1ターン目を放棄したりするんで問題はないんですが、やっぱり鬼回りパターンって欲しいじゃないですか。
そこで満を辞して登場した《悪臭の荒野/Fetid Heath》。名前が酷い上にイラストから漂うアンコモン臭がネックですが、こいつのおかげで上記のような気の狂った展開(マナバランス的な意味で)も余裕です。沼と平地1枚ずつ持ってればWWWからBBBまで出る。
他にも、かなりアジャニに依存してるせいで、引きがかみ合わなければ1/1トークンが並びながらライフ減ってくだけの弱いデッキだったというのも弱点ですね。頑強持ちの2体もアジャニがいるからこそ採用されてるわけで、ただトークンと並べて使うだけなら他のデッキで使う方がいいわけで・・・。まあ、最強の頑強2体が両方同じデッキで使えるのはそれだけで強いんですけどね。
それにしても、もう少し「単純に高いカードパワー」が欲しかったわけです。簡単に言うとフィニッシャーが欲しかったんです!
久々に昔の日記を読んでフィニッシャー論を紐解いてみる(自分でも何書いたか正直忘れてました)。なになに・・・
1)大型かつ回避能力を持っている
2)除去されづらい能力、もしくは除去されても構わない能力を持っている
3)自身の能力で相手の攻撃を抑制できる、もしくはゴリ押しが可能なほど決定力が高い
だそうです。結構すぐ忘れるんだね。仕方ないね。
そこで《名誉の御身/Divinity of Pride》の出番です。
1)4/4飛行。まあ普通にクリアですね
2)能力はないけど黒くてタフネス4ならジャベリン以外は大丈夫じゃないかな?《損ない》が気になるけどキスキンぐらいしか使ってこないよね
3)ライフリンク。《賛美されし天使》と同じカテゴリ
こんな感じ。まあギリギリセーフかな?ライフゲインはアジャニとキッチンも手助けしてくれるし、相手の攻撃はトークンが妨害してくれるので進化もしやすそうですね。フィニッシャー論で述べたように、デッキの構造自体がその働きを支えてくれる子はさらにプラス評価してオッケーです。
あとは除去の選択とか。
環境的に単体除去で最強だと思っている《殺戮の契約》、万能除去の《忘却の輪》。数を並べるデッキに対しては頑強+苦花の分こちらが得なので、《神の怒り》を。
大口と契約が被るので、場合によっては《損ない/Unmake》の方がいいかも?赤単の亜神や相手が使ってくる御身、もしくは今後使われる可能性が高い《傷痕の神性/Deity of Scars》など・・・そいつらに対処する必要がある場合は入れ替えましょう。
環境的にトークン数体で防御が賄えるならば、ラスゴを外して《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》などでマナベースの安定に宛てるのも良いかと思います。コントロール気味の動きをする可能性のあるデッキにしては若干ランドが少ないので、このあたりは改良の効くポイントだと思います。気になった方は試してみてください。
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