日本選手権’08へ向けて　その1　予選シーズン

2008年8月18日

日本選手権本選まで1ヶ月となりました。
今回はイーブンタイド参入後の各国選手権の結果も踏まえ、メタゲームの整理と上位デッキへの対策なども考えていきたいと思います。

ところで早速本筋から若干逸れてしまうのですが、今年の春〜夏のスタンダードシーズンは例年と比べて少し違う点があります。さて何でしょうか。
使えるカードプールが多い？確かに。クリーチャーデッキだらけである？まあ一応。
しかし、そういうカード自体、環境自体に関わる話ではなく、もっと異なる次元での相違点があります（と、個人的には思っています）。
それは、「発売元公式サイト(http://mtg.takaratomy.co.jp/)においてプロプレイヤーによるメタゲーム解析記事が連載されていること」です。すなわち、名言を続々生み出す(主にヤソ氏が)ことで有名な「八十岡×川崎のスタンダードウォッチング」ですね。
読み手を楽しませるため、随所にネタ的なやり取りやキャラ付けが見られ、その影響もあって多少冗談交じりで読んでいる方もひょっとしたらいるのかな？と思います（いや、いないかな？）。
しかし内容の良し悪しだけでなく、公式記事というネットを利用しているマジックプレイヤーならほぼ100％閲覧する場所で、相応のクオリティが伴うメタゲーム分析記事が連載される、というその事実だけが与える影響のみを考えても、それは決して無視できないものではないかと考えます。

というわけで、何が言いたいかというと「予選のまとめは公式サイトを見てね☆」ということです。正直、あんな記事が連載されてるにも関わらずもう一度自分でまとめ直すとか、おそらく単なる恥晒しになる未来しか見えないもので。
というわけで、本稿は件の記事を一通り読んでいる、という前提で話を進めます。読んでない人はせっかくなので読んでみてください。

とりあえず、ここでは覚え書き程度に必要そうな情報を箇条書きでまとめてみます。普通の文章じゃなくて箇条書きでしか文章が書けないのは自分が理解してないからだ、って何かで読んだ。知らんがな。

・元々の3大メタはヒバリ、フェアリー、エルフ
・PTハリウッドの影響は大きかった
・具体的にはクイックントースト、マーフォーク、赤黒トークン
・《月の大魔術師》の影響力

そして本選で仕様可能になるイーブンタイドのカード群。
GP神戸にて、まずはブロック構築の場でその闘い振りを披露、そしてその影響を受けつつ舞台はスタンダードへ。