プロツアー京都 サイドイベントレポ
2009年3月2日 TCG全般 コメント (7)久々の国内プロツアー、終わりましたね。
僕も会場のフューチャーモニターでプロの素晴らしいデッキテク・プレイングを熱心に勉強!・・・してたわけではなく、土日だけ行ってひたすらサイドイベントで遊んでいました。
土曜は朝寝坊してスタンのPTQに間に合わなかったので、昼からのエクテンGPTに親和で出場。メインデッキは普通、サイドも十手2枚入ってるくらいであとは普通な感じ。
Round1:フェアリー ○○
青命令とか入ってました。最近は入ってるタイプもあるのかな?
古えの遺恨2枚引かれたけど何故か勝った。
Round2:バントビート ××
先手2ターン目ガドックで物読みが腐って、荒廃者出す前に十手引かれて蹂躙。
相手のPtEが強すぎました。バントチャームも無理。
Round3:デザイア ○○
荒廃者より頭蓋囲いを優先して並べ、待機開け1ターン前に囲い2つで20点パンチして勝ち。サイド後は《エーテル宣誓会の法学者》が無双。
Round4:赤白ビート? ○○
大立者、銀騎士、サルタリーの僧侶がアタッカーで《デュルガーの垣魔道士》がメインでした。ヘリックスとかPtEはきつかったけど、ブン回りしたり除去スタック《魂の火》あたりで勝ち。
Round5:親和エルフ ×○×
1本目は相手のブン回り、2本目はギリギリの攻防で最後相手が緑のスペル引けばイラクサが起きて殴り負ける、というところで相手のドローが《思考停止》で勝ち、3本目はこっちのハンド弱くて負け。
Round6:同系 ×○×
1本目は《致命的な激情》が刺さって勝ち。2本目は頭蓋囲いを止められなくて負け、3本目は頭蓋囲い2枚引かれて最後はなぜか《爆片破》で負け。
完全にTOP8目が無くなったので3-3でドロップしました。やっぱ親和は心が折れるシーンが多すぎるね。今回は出されなかったけどカタキもいるし・・・ブン回りあるデッキは好きなんですけどね。
日曜はちゃんと10時に間に合うよう会場入りしてX-BOX争奪スタンダードトーナメントに参加。デッキは当然マーフォーク、今回もきっちり環境に合わせて調整を施しました。デッキリストは以下の通り。
前回とはうってかわって普通のマーフォークに戻りました。以下は細かい調整点。
GAPPOやブライトニング、その他赤いデッキに対抗するためにはメインからの対策が必要です。当初は前回のウィザードデッキで強さの片鱗を見た《ヴィダルケンの異国者》を3~4枚積んで1ターン目はやることないから《フェアリーの集会場》タップインから始める構成でした。
しかしこの構成にはいくつか欠点があります。まず、2マナ域が多すぎて渋滞してしまうこと。そもそも《フェアリーの集会場》が環境的に弱すぎること。異国者自身は赤黒に対して劇的に除去耐性があるが、《火山の流弾》を打たれた後にこいつだけ生き残っても結局意味がないということ。
というわけで、1マナ域・ウィザード・流弾のケア・P赤のブロッカーといった数々の要素を評価し、《ブレンタンの炉の世話人》をメインに取ることになりました。いや、まあブレンタンの強みなんて今更解説いらんわけですが。
あと、赤系が多く消耗戦になることを見越してヒバリも今回はメインから投入してあります。
さらに、GAPPOを筆頭とする白系とはダメージレースを行いつつアドバンテージ勝負もしなければなりません。よってその両方をサポートしてくれるジェイスをメインに迎え入れることにしました。
そもそもPWというカードタイプそれ自体が強いので、PWを入れていないデッキは明らかに損ですからね。実際、今回の試合ではジェイスのあまりの強さに驚くことしばしばでした。
サイドからはいわゆる「青白コントロールにシフトする」というプランです。
いつもこのプランは念頭に置いていますが、今回は環境的にこの方向性を突き詰める必要性があると判断しての構成です。
《軍部政変》は前日のPTQで上位卓に残ったプレイヤーがサイドボードに忍ばせている光景を複数目撃し、「ラスゴの返しでギャンコマ」という死亡パターン回避ができるのは確かに強いな、と思い急遽投入することにしました。調整の結果は如何に?
Round1:白黒トークン ×○×
西欧系の外人さん。間違いなくプロだと思います。
game1:先手。メドウグレインからのダメージレースが厳しく、除去とカウンターが追いつかなくて負け。
game2:相手1マリガン。《潮の虚ろの漕ぎ手》でラスゴをキャッチされてレッドキャップまで出されて制圧されかけるものの、なんとか凌いで《軍部政変》まで辿り着く。自動的にラスゴも帰ってきて、後半は制圧して勝ち。
game3:《潮の虚ろの漕ぎ手》×2でシグと青命令を抜かれ、苦花が通ってしまう。こちらは薄れ馬を引かず、それでもダメージレースでこちらあと1で相手7、あと1枚除去があれば唯一立ってるトークンを除去してフルパンで勝ちだが引かずに負け。ハンデスが相当厳しいが、この相性差・引きの差でもここまで拮抗できたなら上出来か。0-1
Round2:赤単 ×○○
0-2は避けたいところで赤!普段は嘆くところだが今回はちゃんとケア済み。
game1:後手。ブレンタン引かずに大立者、ボガートの突撃隊、抉り出しなどで蹂躙されて負け。
game2:1マリガン。ギリギリまで追い詰められるものの、ヒバリで攻めて死んだあとは変わり谷とシグだけで20点殴りきって勝ち。シグ強すぎだろ・・・。
game3:後手ながらブレンタンの保護付きでブン回り。ロードを守ってブレンタン消費した後の《火山の流弾》は1度は食らうものの、2度目はきちんとケアして展開を抑え、旗騎士と変わり谷で殴り切って勝ち。1-1
Round3:ブライトニング ○○
game1:先手。相手が序盤詰まって3ターン目に大立者スタート。こちらは銀エラ→メロウでビートスタイル、さすがに余裕で勝ち。
game2:相手1マリガン。相手がサイドボーディング間違えていて、さらにラスゴもケアされてなかったので多大なアドバンテージを得てコントロールし切って勝ち。2-1
Round4:フェアリー ×○×
中国系の外人さん。
game1:先手1マリガンで土地1枚。あと1枚引けば回りそう・・・なハンドだが相手は2T目苦花、さらに結局5T目まで2枚目の土地は引かず。無理です。
game2:1T目思考囲いを食らうも、相手の除去をケアしたシグが単体で12点くらい削り切って勝ち。シグ最強説。
game3:ランド2で銀エラ、メロウ、旗騎士がいたので余裕のキープ。しかし3枚目を一向に引かず、旗騎士は素早くコショウ煙されてしまい、ジェイスを先に出されてしまって負け。事故×2は厳しい。2-2
Round5:ジャンドビッグマナ ○○
game1:後手。相手2T目ランパンからの先攻3T目《カメレオンの巨像》を2T目旗騎士からの3T目《誘惑蒔き》で拝借してメロウの騎兵で5/5に。相手のカメコロや《若き群れのドラゴン》はPtEがなんとかしてくれました。
game2:相手カメコロ×2、群れドラ1セットでこちらは絶望的。ジェイスと銀エラを駆使してライブラリーを掘り、ライフ6のギリギリの場面でラスゴに辿り着く。相手のアタックを青命令で止めると相手がオーバーキル気味に群れドラをさらに追加。次のターンのラスゴのアドバンテージと言ったらもう。3-2
Round6:赤白GAPPO ○○
西欧系の外人さん。相手がサイドボード戻し忘れで最初はゲームロスを貰い、その直後ジャッジが警告に訂正、初期ハンド6枚の状態でスタート、という謎のペナルティを受けていました。
game1:後手。1T目ブレンタン、相手は《白蘭の騎士》スタート。こちらもメロウや旗騎士を並べ、誘惑蒔きで騎士を貰い、ダメージレースで勝利。ブレンタンが横にいるときの誘惑蒔きは強いなあ・・・。
game2:ラスゴ2回くらい打たれたりアジャニ2回くらい出された気がするけど、シグと変わり谷を中心に《火山の流弾》をケアしたビートを行い、最終的には変わり谷3枚だけで殴りつつカウンター構えて勝ち。素晴らしいデッキだと絶賛してもらえました。ありがたいことです。外人さんはプロレベルの人でもオリジナルデッキが大好きなイメージがあります。4-2
Round7:ブライトニング ×○×
連続して赤系に当たる。このあたりまで来ると変なデッキは周囲に全然いません。
game1:先手。ブレンタンが相手を抑えてビートして勝ち。
game2:土地が2枚でしばらくストップ。相手がブン回り、なんとかジェイスに繋ぎ、土地を引いてようやく体制が整いかけたところで荒廃稲妻でラスゴと青命令が落とされ終了。
game3:土地が2枚でストップ。・・・またかよ!よりによってアダーカー+変わり谷という最悪の組み合わせ。ヒィヒィ言いながらちょっとずつ展開するものの、普通に回られて最後はブレンタン無視の《苦悩火》で終了。4-3
Round8:フェアリー ×○○
game1:先手1マリガン。土地はあるが引きが噛みあわず、相手のカウンターにひたすら阻まれて、PtEのない状態で霧縛りされて負け。
game2:相手3T目フルタップでメインでヴェンデリオンをプレイという、日本選手権のときの嫌な思い出が蘇るプレイ。相手はシグを見たが何故かボトムに送らず、その後旗騎士とシグが仲良く島渡りビートして勝ち。
game3:相手先手2T目《苦花》、こちら後手で《薄れ馬》想起、相手3T目《苦花》2枚目、こちら《薄れ馬》通常プレイ。この試合のハイライトでした。その後はジェイスゲーに舞台が移り、お互い出しては殴って壊し、を済ませた後は手札にたまったカウンターで霧縛りを裁いたり、シグを守ったりして勝ち。シグ強すぎだろ・・・。
というわけで5-3の16位で商品7パック+マウスパッド+Tシャツを貰いました。
結果的に3敗してしまったものの、そのうち2本が事故の影響が多大にあるものなのでデッキ自体は悪くなかったんじゃないかと思います。
さすがに1年半使っていればプレイングも熟練の域(のはず)なので、少なくとも赤系のデッキにはよほど事故る以外の理由では基本的に負ける気がしません。ただ、サイドボードからコントロールに完全にシフトして若干重くなるのだから、土地を1枚サイドに積んでおくべきだったかな・・・とは思っています。
厳しいと思ったのはやはり手札破壊で、特に思考囲いと漕ぎ手の2種類を擁する白黒トークンはかなり苦しめられました。PT本戦の結果から見るに、また白黒が増えてくる可能性もあるのでそこはやや懸念すべき点です。
今日のMVPは疑うことなくシグ一択で次が変わり谷ですが、ブレンタン、PtE、ラスゴ、軍部政変、そしてジェイスなどの調整の結果新たに入れたカード達も大活躍したので満足しています。
当たった相手もほとんどがメタデッキであり、プレイも上手な人が多かったので有意義な練習になりました(相手がこっちのデッキ知らないせいでプレイングミスしてる、というのは多々ありましたが、それはローグデッキの強みということで良いでしょう)。
というわけで、サイドイベント5-3程度で何を偉そうな・・・という感じだとは思いますが、非常に楽しめて自信も付いたので個人的にはほぼ文句なしのトーナメントでした。
身内の先輩方は双頭巨人シールドで2位に入賞してコンプセットを貰っていました。いつも空き時間に近くからプレイを眺めているのですが、やっぱり楽しそうですねー。次に機会があれば参加してみたいかも。
僕も会場のフューチャーモニターでプロの素晴らしいデッキテク・プレイングを熱心に勉強!・・・してたわけではなく、土日だけ行ってひたすらサイドイベントで遊んでいました。
土曜は朝寝坊してスタンのPTQに間に合わなかったので、昼からのエクテンGPTに親和で出場。メインデッキは普通、サイドも十手2枚入ってるくらいであとは普通な感じ。
Round1:フェアリー ○○
青命令とか入ってました。最近は入ってるタイプもあるのかな?
古えの遺恨2枚引かれたけど何故か勝った。
Round2:バントビート ××
先手2ターン目ガドックで物読みが腐って、荒廃者出す前に十手引かれて蹂躙。
相手のPtEが強すぎました。バントチャームも無理。
Round3:デザイア ○○
荒廃者より頭蓋囲いを優先して並べ、待機開け1ターン前に囲い2つで20点パンチして勝ち。サイド後は《エーテル宣誓会の法学者》が無双。
Round4:赤白ビート? ○○
大立者、銀騎士、サルタリーの僧侶がアタッカーで《デュルガーの垣魔道士》がメインでした。ヘリックスとかPtEはきつかったけど、ブン回りしたり除去スタック《魂の火》あたりで勝ち。
Round5:親和エルフ ×○×
1本目は相手のブン回り、2本目はギリギリの攻防で最後相手が緑のスペル引けばイラクサが起きて殴り負ける、というところで相手のドローが《思考停止》で勝ち、3本目はこっちのハンド弱くて負け。
Round6:同系 ×○×
1本目は《致命的な激情》が刺さって勝ち。2本目は頭蓋囲いを止められなくて負け、3本目は頭蓋囲い2枚引かれて最後はなぜか《爆片破》で負け。
完全にTOP8目が無くなったので3-3でドロップしました。やっぱ親和は心が折れるシーンが多すぎるね。今回は出されなかったけどカタキもいるし・・・ブン回りあるデッキは好きなんですけどね。
日曜はちゃんと10時に間に合うよう会場入りしてX-BOX争奪スタンダードトーナメントに参加。デッキは当然マーフォーク、今回もきっちり環境に合わせて調整を施しました。デッキリストは以下の通り。
土地24
4《ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub》
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
4《秘教の門/Mystic Gate》
4《変わり谷/Mutavault》
7《島/Island》
1《平地/Plains》
クリーチャー23
3《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》
4《銀エラの達人/Silvergill Adept》
4《石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret》
3《川の案内者、シグ/Sygg, River Guide》
4《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》
3《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
2《目覚ましヒバリ/Reveillark》
スペル13
3《流刑への道/Path to Exile》
3《賢人の消火/Sage’s Dousing》
4《謎めいた命令/Cryptic Command》
3《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
サイドボード15
1《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》
3《霊魂放逐/Remove Soul》
3《薄れ馬/Wispmare》
2《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》
4《神の怒り/Wrath of God》
2《軍部政変/Martial Coup》
前回とはうってかわって普通のマーフォークに戻りました。以下は細かい調整点。
GAPPOやブライトニング、その他赤いデッキに対抗するためにはメインからの対策が必要です。当初は前回のウィザードデッキで強さの片鱗を見た《ヴィダルケンの異国者》を3~4枚積んで1ターン目はやることないから《フェアリーの集会場》タップインから始める構成でした。
しかしこの構成にはいくつか欠点があります。まず、2マナ域が多すぎて渋滞してしまうこと。そもそも《フェアリーの集会場》が環境的に弱すぎること。異国者自身は赤黒に対して劇的に除去耐性があるが、《火山の流弾》を打たれた後にこいつだけ生き残っても結局意味がないということ。
というわけで、1マナ域・ウィザード・流弾のケア・P赤のブロッカーといった数々の要素を評価し、《ブレンタンの炉の世話人》をメインに取ることになりました。いや、まあブレンタンの強みなんて今更解説いらんわけですが。
あと、赤系が多く消耗戦になることを見越してヒバリも今回はメインから投入してあります。
さらに、GAPPOを筆頭とする白系とはダメージレースを行いつつアドバンテージ勝負もしなければなりません。よってその両方をサポートしてくれるジェイスをメインに迎え入れることにしました。
そもそもPWというカードタイプそれ自体が強いので、PWを入れていないデッキは明らかに損ですからね。実際、今回の試合ではジェイスのあまりの強さに驚くことしばしばでした。
サイドからはいわゆる「青白コントロールにシフトする」というプランです。
いつもこのプランは念頭に置いていますが、今回は環境的にこの方向性を突き詰める必要性があると判断しての構成です。
《軍部政変》は前日のPTQで上位卓に残ったプレイヤーがサイドボードに忍ばせている光景を複数目撃し、「ラスゴの返しでギャンコマ」という死亡パターン回避ができるのは確かに強いな、と思い急遽投入することにしました。調整の結果は如何に?
Round1:白黒トークン ×○×
西欧系の外人さん。間違いなくプロだと思います。
game1:先手。メドウグレインからのダメージレースが厳しく、除去とカウンターが追いつかなくて負け。
game2:相手1マリガン。《潮の虚ろの漕ぎ手》でラスゴをキャッチされてレッドキャップまで出されて制圧されかけるものの、なんとか凌いで《軍部政変》まで辿り着く。自動的にラスゴも帰ってきて、後半は制圧して勝ち。
game3:《潮の虚ろの漕ぎ手》×2でシグと青命令を抜かれ、苦花が通ってしまう。こちらは薄れ馬を引かず、それでもダメージレースでこちらあと1で相手7、あと1枚除去があれば唯一立ってるトークンを除去してフルパンで勝ちだが引かずに負け。ハンデスが相当厳しいが、この相性差・引きの差でもここまで拮抗できたなら上出来か。0-1
Round2:赤単 ×○○
0-2は避けたいところで赤!普段は嘆くところだが今回はちゃんとケア済み。
game1:後手。ブレンタン引かずに大立者、ボガートの突撃隊、抉り出しなどで蹂躙されて負け。
game2:1マリガン。ギリギリまで追い詰められるものの、ヒバリで攻めて死んだあとは変わり谷とシグだけで20点殴りきって勝ち。シグ強すぎだろ・・・。
game3:後手ながらブレンタンの保護付きでブン回り。ロードを守ってブレンタン消費した後の《火山の流弾》は1度は食らうものの、2度目はきちんとケアして展開を抑え、旗騎士と変わり谷で殴り切って勝ち。1-1
Round3:ブライトニング ○○
game1:先手。相手が序盤詰まって3ターン目に大立者スタート。こちらは銀エラ→メロウでビートスタイル、さすがに余裕で勝ち。
game2:相手1マリガン。相手がサイドボーディング間違えていて、さらにラスゴもケアされてなかったので多大なアドバンテージを得てコントロールし切って勝ち。2-1
Round4:フェアリー ×○×
中国系の外人さん。
game1:先手1マリガンで土地1枚。あと1枚引けば回りそう・・・なハンドだが相手は2T目苦花、さらに結局5T目まで2枚目の土地は引かず。無理です。
game2:1T目思考囲いを食らうも、相手の除去をケアしたシグが単体で12点くらい削り切って勝ち。シグ最強説。
game3:ランド2で銀エラ、メロウ、旗騎士がいたので余裕のキープ。しかし3枚目を一向に引かず、旗騎士は素早くコショウ煙されてしまい、ジェイスを先に出されてしまって負け。事故×2は厳しい。2-2
Round5:ジャンドビッグマナ ○○
game1:後手。相手2T目ランパンからの先攻3T目《カメレオンの巨像》を2T目旗騎士からの3T目《誘惑蒔き》で拝借してメロウの騎兵で5/5に。相手のカメコロや《若き群れのドラゴン》はPtEがなんとかしてくれました。
game2:相手カメコロ×2、群れドラ1セットでこちらは絶望的。ジェイスと銀エラを駆使してライブラリーを掘り、ライフ6のギリギリの場面でラスゴに辿り着く。相手のアタックを青命令で止めると相手がオーバーキル気味に群れドラをさらに追加。次のターンのラスゴのアドバンテージと言ったらもう。3-2
Round6:赤白GAPPO ○○
西欧系の外人さん。相手がサイドボード戻し忘れで最初はゲームロスを貰い、その直後ジャッジが警告に訂正、初期ハンド6枚の状態でスタート、という謎のペナルティを受けていました。
game1:後手。1T目ブレンタン、相手は《白蘭の騎士》スタート。こちらもメロウや旗騎士を並べ、誘惑蒔きで騎士を貰い、ダメージレースで勝利。ブレンタンが横にいるときの誘惑蒔きは強いなあ・・・。
game2:ラスゴ2回くらい打たれたりアジャニ2回くらい出された気がするけど、シグと変わり谷を中心に《火山の流弾》をケアしたビートを行い、最終的には変わり谷3枚だけで殴りつつカウンター構えて勝ち。素晴らしいデッキだと絶賛してもらえました。ありがたいことです。外人さんはプロレベルの人でもオリジナルデッキが大好きなイメージがあります。4-2
Round7:ブライトニング ×○×
連続して赤系に当たる。このあたりまで来ると変なデッキは周囲に全然いません。
game1:先手。ブレンタンが相手を抑えてビートして勝ち。
game2:土地が2枚でしばらくストップ。相手がブン回り、なんとかジェイスに繋ぎ、土地を引いてようやく体制が整いかけたところで荒廃稲妻でラスゴと青命令が落とされ終了。
game3:土地が2枚でストップ。・・・またかよ!よりによってアダーカー+変わり谷という最悪の組み合わせ。ヒィヒィ言いながらちょっとずつ展開するものの、普通に回られて最後はブレンタン無視の《苦悩火》で終了。4-3
Round8:フェアリー ×○○
game1:先手1マリガン。土地はあるが引きが噛みあわず、相手のカウンターにひたすら阻まれて、PtEのない状態で霧縛りされて負け。
game2:相手3T目フルタップでメインでヴェンデリオンをプレイという、日本選手権のときの嫌な思い出が蘇るプレイ。相手はシグを見たが何故かボトムに送らず、その後旗騎士とシグが仲良く島渡りビートして勝ち。
game3:相手先手2T目《苦花》、こちら後手で《薄れ馬》想起、相手3T目《苦花》2枚目、こちら《薄れ馬》通常プレイ。この試合のハイライトでした。その後はジェイスゲーに舞台が移り、お互い出しては殴って壊し、を済ませた後は手札にたまったカウンターで霧縛りを裁いたり、シグを守ったりして勝ち。シグ強すぎだろ・・・。
というわけで5-3の16位で商品7パック+マウスパッド+Tシャツを貰いました。
結果的に3敗してしまったものの、そのうち2本が事故の影響が多大にあるものなのでデッキ自体は悪くなかったんじゃないかと思います。
さすがに1年半使っていればプレイングも熟練の域(のはず)なので、少なくとも赤系のデッキにはよほど事故る以外の理由では基本的に負ける気がしません。ただ、サイドボードからコントロールに完全にシフトして若干重くなるのだから、土地を1枚サイドに積んでおくべきだったかな・・・とは思っています。
厳しいと思ったのはやはり手札破壊で、特に思考囲いと漕ぎ手の2種類を擁する白黒トークンはかなり苦しめられました。PT本戦の結果から見るに、また白黒が増えてくる可能性もあるのでそこはやや懸念すべき点です。
今日のMVPは疑うことなくシグ一択で次が変わり谷ですが、ブレンタン、PtE、ラスゴ、軍部政変、そしてジェイスなどの調整の結果新たに入れたカード達も大活躍したので満足しています。
当たった相手もほとんどがメタデッキであり、プレイも上手な人が多かったので有意義な練習になりました(相手がこっちのデッキ知らないせいでプレイングミスしてる、というのは多々ありましたが、それはローグデッキの強みということで良いでしょう)。
というわけで、サイドイベント5-3程度で何を偉そうな・・・という感じだとは思いますが、非常に楽しめて自信も付いたので個人的にはほぼ文句なしのトーナメントでした。
身内の先輩方は双頭巨人シールドで2位に入賞してコンプセットを貰っていました。いつも空き時間に近くからプレイを眺めているのですが、やっぱり楽しそうですねー。次に機会があれば参加してみたいかも。
コメント
以前からリンクさせてもらってたので
レポ見てもしや?と思いコメントさせていただきました〜
どうもありがとうございました^^
これはどうも。お疲れ様でした。
まぁ、やる気があれば?
とりあえず前日に徹夜したりしないことから始めようか
シグ1回出ちゃうとめちゃ強いですよねーww自分も使ってみてプロテクションの理不尽さが最高でしたね!
蒔きと谷が少々ないだけでパーツは全て残ってるので、たまに気分転換にフィッシュで出てみようかな☆レシピ・結果見てるとめちゃ強そうなんですけど(^皿^)
はい、シグは最強です。やばいです。正直下の環境でも運用できるレベルです。
ブレンタンとかシグが機能していて、メロウの騎兵が場に維持できる状況なら別に流弾とか怖くないんですよね。要は変わり谷とシグが死ななければいいので。
レポ内でも触れましたが相手の起きてる土地を見て谷を起動する/しない、シグ用のマナを残す/残さないなどの判断は結局自分が行うので、押し引きの判断さえ間違えなければ苦手な相手にも勝てちゃうのです。サイドでも対策してますし。
まあ、苦悩火だけはこのレシピではどうやっても無理なのですが(汗
是非一度自分でも組んでみたいレシピですね!マーフォーク自体攻めの駆け引きとか、展開するかしないかの駆け引きとか使ってて非常に楽しかったんですよね。
自分も他人にほめていただけるようなオリジナルないいデッキを目指したいですねー!自分のデッキでもシグをフィニッシャーにとってみるとか!!笑
今、プロテクションは非常に有効ですものね。
しかもマナがかかるとはいえ好きな色のプロテクションですから、その有用性といったら…。
リンクさせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。