GP神戸は

2009年4月21日 TCG全般
絶望的なまでに酷い成績でした。具体的には0-3スタート。

使用デッキは超ローグデッキのむかつきストーム。簡単に言うと《むかつき》と《天使の嗜み》でライブラリを引ききって土地を相手に投げつけて勝つデッキです。
デッキの構造自体はだいたいTEPSと同じ、1マナキャントリップや《深遠の覗き見》、ロータスあたりですね。マナが揃えてば全てインスタントタイミングで動けるので、その点は優れているといえます。相手がロータス待機解除後のドローステップにヴェンディリオン、とかやってきたら対応して殺すことができますからね。
弱いのはコンボを一度始めてしまうとライブラリが0になるので、妨害されると絶対に立ち直れないこと…かな。ちゃんと妨害への対抗策もあるのですが。ちゃんとメインからガドック・法学者には対策積んでありますからね。
先週のGPTでもメタデッキ相手に想定通りの戦いができたし、遠く離れた地の友人と連絡を取り合い最後の調整を重ね、いざ本戦へ!

1戦目はZOOらしきデッキ。
メイン《エーテル宣誓会の法学者》でまずびっくり。もしかして斉藤プロのシェアデッキか?とカバレッジを読んでからふと思い返しましたが、他の部分の構成が全然違った(気がする)ので多分違うはず。
それでもメインは取れたのですが、サイド後から2本目は《窒息》で一撃死、3本目はガドック、エーテル×2、さらに《法の定め》まで出てきて死亡。どれか2つだけなら黒パクトと《残響する真実》が両方ハンドにあったのでなんとかなったのですが…。
相手どんだけストーム嫌いなんだよという話です。早速心が折れました。

2戦目は赤緑バーン。
なんと相手が1~2本目のどちらもトリプルマリガンという奇跡のようなラッキーだったのですが、コンボパーツは完全に揃ってるのにいつまでもマナ引かなかったり、ロータスは4T目に出るのにいつまでもむかつきを引かなかったりと散々な結果に。相手がモグファナと火力ちょっとしか引いてないのに負けるってどういうことだよ…。20枚以上ライブラリ掘ったのに何も見つかりませんでした。
楽勝のマッチアップだっただけにげんなり。

3戦目はエルフ。
1本目は相手が先攻3T目にコンボ開始。緑パクトを2回打たれたので8マナを阻害すれば《天使の嗜み》で凌いだ後に次のターンに殴られる前に勝てたのですが、黒パクト2枚だけでは《鏡の精体》と《遺産のドルイド》2体、《樺の知識のレインジャー》のうち2体をどう殺しても8マナは出てしまうので無理。
2本目は《残響する真実》を思考囲いされて間に合わずに死亡。

もうドロップすることさえ面倒になったので、気が済むまで続けることに。どうせレーティングいくら落ちても国内GPとか無いからどうでもいいし。
4本目はデザイア。1本目は後手ながら勝ち、2本目は思考囲いで安全確認した次のターンにコンボ開始するも、まさかの《差し戻し》トップデッキされて《天使の嗜み》が1枚完全に無駄に。しかしこっちもすぐ引き戻して今度はカウンターされずに勝ち。

…あとはテゼレッターとかNLBとかナヤ色の《タマノーア》コンボとかに当たりました。
青いデックはひたすら《もみ消し》抱えててロータス打ち消してくるし、ナヤカラーのデックから《金粉の光》は飛んでくるし…でもう完全にやる気を喪失して当然のように初日落ちで終了。ソーサリータイミングの遅いクリーチャーコンボに負けるとか、もはや意味がわかりません。

という感じで、残念ながら愚痴しか出てこないような結果に終わったのでした。
コンボデッキ回しちゃいけない日だったんですねぇ。

2日目は自信を無くしてエクテンはやりたくなかったのでスタンに出場。デッキは京都のときのマーフォークのサイドを1枚変えただけ。
なんか勝てるマッチアップで2回も引き分け食らったりとか、トップデッキ勝負で火力か速攻持ちを引かれなければ勝ち、みたいな場面できっちり引かれたり…などなどのしょうもない流れで2勝したあとは負けたり引き分けたり散々でした。
やっぱメタの変化についていけてなかったなー。

しかし、会場の至るところで「昨日はむかつき+嗜みのコンボに当たったw」とか「メインからブレンタンのマーフォークに当たったー」とか色々と話題に上っている光景だけはちらほら目にしたので良しとしましょう。全然良くないけど。

次はにっせんシーズンですねー。
《翻弄する魔道士/Meddling Mage》の再録も確定したことだし、こいつを入れたマーフォークかウィザードで出るんじゃないでしょうか。
たまには普通のデッキでちゃんと練習して出てもいいんですけどねー。なんか上手い人には軸をずらさないと勝てそうにないので「ブン回りがあって、相手がデッキの中身を完全にわかっていないせいでプレイミスする」くらいのデッキがちょうどいいですね。
そんな感じでメタの中心からの真っ向勝負を避けてる内はいつまで経っても強豪プレイヤーにはなれないのかな、とちょっとだけ反省したりする今日このごろでした。

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