M10後のスタンダード その１ 青白マーフォーク
2009年7月5日 TCG全般 コメント (2)
ぶっつけなのでネタのストックはほとんどありません。
最初はキャラクター的にやっぱりマーフォーク。短い期間ながらも、再び8ロードで組める時代がやってくるのです。
クリーチャー26
4《呪い捕らえ/Cursecatcher》
4《石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret》
4《銀エラの達人/Silvergill Adept》
3《川の案内者、シグ/Sygg, River Guide》
4《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》
4《マーフォークの君主/Merfolk Sovereign》
3《航跡の打破者/Wake Thrasher》
スペル11
4《流刑への道/Path to Exile》
3《賢人の消火/Sage’s Dousing》
4《謎めいた命令/Cryptic Command》
土地23
4《ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub》
4《変わり谷/Mutavault》
3《氷河の城砦/Glacial Fortress》
2《秘教の門/Mystic Gate》
8《島/Island》
2《平地/Plains》
サイドボード
3《Harm’s Way》
4《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》
3《薄れ馬/Wispmare》
3《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
2《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》
シンプル イズ ベスト！
色々と試したいカードはありますが(特に《Harm’s Way》と《Silence》)、とりあえずは思いっきり純粋な形に。その甲斐あって、メインボードのクリーチャーはついにマーフォーク率100%を達成 しました。まあ、《誘惑蒔き》とか《翻弄する魔道士》が抜けただけなんですが。
いや、でもやっぱここまで追求するとマーフォークの弱めな部族シナジーも流石に強く感じてしまいます。主にシグ。逆に、ウィザードがかなり若干減ったので《賢人の消火》4積みは厳しそう。《誘惑蒔き》が抜けて除去が減ったのでPtEもフル投入になり、この点でも《消火》と相性が悪いですし。
新ロードこと《マーフォークの君主》ですが、とにもかくにも8ロードであるというだけでとりあえず強い。そして、微妙だなーと思っていた起動型能力は思った以上に使い勝手が良かったです。
《航跡の打破者》との超シナジーは当然として、青命令やPtE、シグ、《メロウの騎兵》に続いてマーフォークの裏テーマの１つであるところの「接触戦闘したくないでござる」が思った以上に強化されました。
トークンや接死、先制攻撃持ちなどの肉の壁を並べられてもとりあえず１体はアンブロッカブル。最低２点、大抵はコンスタントに３～４点を通せるので除去の節約になります。
新土地の《氷河の城砦》が入る関係で基本地形がかなり多くなりました。部族ランドもあるし、白マナを使うカードもそこまで多くないので今のところはこんな感じで大丈夫かな？と感じています。《秘教の門》は0でもいいかと思いましたが、平地をメインに複数投入したり、シグを生かすためには最低でもこのくらいは必要ですね。
相変わらず《火山の流弾》と《炎渦竜巻》はしんどいのですが、前者はロードの絶対数が増えたので多少はマシになった気がします。シグとロードが並んでいたら、ロードだけ守ればいいのは安心ですね。２枚持たれてたら死亡ですが。
ラスは《神聖なる埋葬》になって１マナ重くなったのでちょっとだけ対処しやすくなりました。せっかくなので《呪い捕らえ》も久々にフル投入で、竜巻とまとめて打つ時期を遅らせてあげましょう。M10以降さらに増えるであろう《幽体の行列》対策にもなりますし。
《Harm’s Way》はメインに入れるスペースが見当たらなかったのでとりあえずサイドに落としておきました。ビート相手や赤い相手には入れることになるでしょう。《ブレンタンの炉の世話人》と被ってるのが気になる。
･･･しかしトースト相手にもサイドインするんならもうメインでいい気もしますけどね。けど《流刑への道》を抜いてまで入れるカードではない気がしますし、《呪い捕らえ》外すのもなんだか･･･軽いクリーチャー減らすとシナジー薄くなって弱いんですよね。３マナ域増えて地味にデッキ重くなってますし。まあ、もし実際メイン運用してみて相当強そうなら入れ替えてみます。このへんはまだ調整始めたばっかりなので仕方ないですね。
ちなみに《silence》はクロックパーミッションである関係上、ソーサリータイミングの呪文には構造上強いのであんまり必要性を感じませんでした。対応して流弾撃たれたりしたら単に１枚損する上にシグの起動コストにも響く、という欠点もあります。
あ、あとは今更ながら M10ルールでの《航跡の打破者》の強さは神。青命令やシグのマナを残しつつフルタップしつつ《変わり谷》を無駄に起動せずに済みます。マナバーン(笑)
コメント
自分はサイレンス４積みで調整しているのですが、メタ次第ではサイドでいいかもしれませんね。しかし、ソーサリータイミングの多いデッキだと擬似的な超軽量カウンターとして働いてくれています。命令が少々重いという展開の時に、思いっきり生物並べた後、アップキープサイレンスがなかなか強力でした☆自分はサイレンス型で調整してみます
行列がますます増えそうな情勢で呪い捕らえはいいですね＾皿＾ 万が一、紅蓮地獄や竜巻があっても魚なら１ターンの差でカウンターが構えられますもんね
８ロードはプロキシで回していてやっぱり異常でした！！ロードが３体とか４対並ぶとトークン相手でも負ける気がしないですね。しかも旗騎士・メロウがでていれば４ターン目くらいに並べることも可能っていう展開力・・・魚面白すぎです！
最後ですが、マナ立てながら打破者フルバンプは本当に強かったです(*´д｀*) 打破者とシグいれば勝てるクソゲーでしたｗｗｗ
長期戦が不利なマーフォークで、ブン回りした時に確実に勝ちに行くことを考えればサイレンスは魅力的ですよね。しかし入れるスペースが見つからない･･･そちらの過去記事を見た感じでは呪い捕らえやPtEなどのスペースをサイレンスや《Harm’s Way》に充てている感じでしょうか？
TSP時代もよく4/4や5/5の集団で殴りまくっていたものでした。あの頃の気分を再び味わえるのはとても気持ちが良いものですね。旗騎士・メロウのマーフォーク親和も健在ですし、もしかすると本当にワンチャンスあるかもしれません。
赤よりむしろ白単ビートが厳しそうなので、そこがなんとかなるように調整していきたいところですね。去年のGP神戸でのブロック構築時の経験からすると、打破者＋シグor君主のシナジーをいかに安定させるかで勝率はかなり変わってくるように思います。