ZENのカードいくつか紹介とMO体験記
2009年9月16日 TCG全般
情報はいつも通りサルベから。
気になったもの、面白いものを3つだけ紹介。
画像1枚目。
とりあえず《イーオスのレインジャー》で持ってきたくなるカード。ナカティルと硬鎧の8枚体制ならば十分そうですよね。
問題はたとえ5つ以上の土地があったとしても1ターンは弱いままであること。流弾やジャンドチャームで一緒に流されてしまうと残念です。そして、そもそも土地が5枚も安定して並ぶのかどうか。上陸もありますし、次の環境は土地が多めの構成が一般的になるのかもしれませんね。もしくはビートダウンにもランパン系を積むとか。
まあぶっちゃけネタカードなんですが、けっこうデザインとしては面白い。イラストもなんとなくかっこいい気が。アボシャンの例もありますし、タコ系の生物は何かをタップさせることが得意なのでしょうか。
支払うマナが8マナ固定じゃなくて、支払った数だけ・・・とかにして貰えれば強そうなんですが、それだとリアニメイトしたときに強すぎるますかね。大して問題ない気もしますけど。
アンコモンの2色地形は1点ライフゲインのタップインデュアルランド。
インベイジョンのと比べると当然ながら上位互換なのですが、そのメリットはライフ1点だけです。2点だったらめっちゃ強かったのにな・・・。まあ1点のライフでゲームが左右されることも珍しくないですし、そこまで悪くない気はします。
対抗色は相変わらず断片ランドを使うしかありませんが、有効色だけ出せれば良いのならこっちを使うことになるでしょう。どうせ序盤は毎ターン土地を出す必要があるわけですし、そのついでにライフゲインできるなら、何もないよりはずっと良いですね。
他にもいろいろなカードが判明していますので、現段階で知りうる情報を全て知りたい方はサルベのスポイラー(http://mtgsalvation.com/zendikar-spoiler.html)へどうぞ。
最近はあんまりスタンの大会もなく、使い収めの近づくマーフォークを持て余している状態です。いやまあ週末に大抵どっかで草の根はあるんですが、なんか日選予選/本戦やGP、ファイナルズ予選など公式の構築イベントばかりに出続けてきた影響で、それ以外に参加する習慣が全然ついてないんですよね。土曜がバイトなせいでわざわざ休みを取る必要があるというのも大きい。
落ちるまでにあと1~2回は大会で使いたいんですが・・・。
そんな感じで、最近はリミテッド、特にM10のドラフトばかりやっています。
とは言ってもここ1~2年ほど、身内は金曜夜にしか人が揃わず、しかもドラフトできる面子が8人揃うのは稀なので、ドラフトはOBが多めにやってくる飲み会後などのイベントになってしまっているのが現状です。
それでは全く練習にならないので、しばらく前からずっとエタドリでドラフトをしていたのですが、ドラフト後に対戦したがる人がほとんどいない(いたとしても1人で、2人以上と対戦できることは皆無)なので、今更ながらMOに手を出してみることにしました。
身内のY野さんもちょっと興味を示していたので、僕の辿った道程を書いておきます。
データ上のカードに金を払うのはアホらしいと思い今までは全くやっていなかったのですが、毎回サイドイベントドラフトで0-1デッキを組んでしまうようならそっちの方がよほどお金の無駄だ、と思い時間のある夏休みを生かして導入することに。・・・そもそもカードを持っていなかったので、まずはVISA対応カードを発行する所からのスタートでしたが。
まずはパックとチケットをドラフト2回分くらい買い揃えて、早速ドラフトルームに特攻!ちなみにチケットは1枚1ドル、パックは1つ3.99ドルでした。
スイス、4-3-2-2、8-4の3択ですが、なんかスイスは面倒だと思ってとりあえず4-3-2-2に。
大好きな黒単タッチ青や青白、白黒などをドラフトし続けるものの、全然勝てない。
そもそも操作に慣れていなかったり、あと無駄に回線落ちするせいでもありました。明らかに勝てる場や引きで、弱そうなデッキに時間切れで負けたりとか、「1ターンまるごと優先権スキップ」のキーを誤って自分のターンに押してしまい、(相手が後手を選択したときが特にわかりにくい!)第1ターンを土地すら置けずにエンドしてしまったりとか。
とりあえず1勝すれば2パック帰ってくるので出費は実質1パックと2チケくらいか、と思っていたのですが、それでも何度かパック+チケット購入が続くのでちょっと疑問に思い、8-4に参加してみることに。
すると何故かこちらの方がうまく行き、3-0優勝がけっこうな頻度で達成できている状態です。おかげでパックは残り3から一気に30超まで増えてくれました。ちゃんと協調に成功すればしっかりカードが流れてくる感じ。
ようやく操作に慣れてきたり、あと回線がちゃんと安定してくれるおかげですね。それでも時折めちゃくちゃ重くなってしまい、時間切れで初戦落ちすることも1~2回ありましたが。
ドラフトで得たレアもまとめて売り払いチケットも余裕ができ、このペースでいけるなら、そこまで金銭的に無理せず続けていけるか・・・?という感じ。
聞いた話では構築も一度カードが揃えばドラフトより稼げるという話で、初期投資さえすればある程度のデッキは組めるようです。というのも、MO内のシングル市場価格はその供給量の多さからでしょうか、非常に安いのです。
ドラフトで得たレアや賞品で余ったパックを売り払いチケットに換えればそこまで損した気分にはなりません。コモン・アンコモンはbotが数十枚単位を二束三文で販売しています(現行で高かったのはPtEと血編みくらいで、これらは4枚ずつ揃えるのに合計10チケ必要でした)。
・・・まあ、立派な構築デッキを組むにはやはりお金がかかりますが、パルス、悪斬あたりの超高額カードを求めなければ、それなりのデッキをかなり安価で作成することができます。
と、なんか全然お金かからないみたいな書き方をしていますが、僕自身もドラフトの成績が安定したり、やりくりの方法を知るまでに初期投資として一気に170ドルくらい使いました。円高万歳。
ちょっと情報収集を適当にやりすぎたり回線が悪いせいで無駄に浪費している部分もありますが、普通にリミテッドができる人なら100ドル弱も出せば十分事足りる気がします。
とは言っても多分自分のことだから、ドラフトの成績が安定している「と錯覚している」だけだと思います。この先ほとんど追加投資なしでドラフト練習を続けられる可能性はほぼ皆無だと思いますが、8-4なら2回勝てれば1パック増えるので微量ながら黒字なんですよね。それに時折トップが混ざれば十分いけるわけで。
5回に1回優勝、2回準優勝、残りは負け、という形でもほぼプラマイゼロで、手元に残ったカードを売った分のチケットも加えて考えれば、黒字安定は確実に不可能としても、そこまで出費せずドラフトの練習ができる気がします。
そんな感じで、平日夜1回、休日に2~3回程度の練習なら継続できそうですが、やってみません?>Y野さん
まだMO初心者なので間違ったこと・効率の悪いことを書いているかもしれません。経験者の方は気付かれたら教えてくれると嬉しいです。
あ、ちなみにドラフト自体は黒にこだわることをやめ、緑や赤を毛嫌いすることもやめてからそれなりに勝てるようになりました。しかし赤がアンコモン頼りなのは変わらない。
気になったもの、面白いものを3つだけ紹介。
画像1枚目。
《硬鎧の群れ》 G1マナ5/5!
クリーチャー-昆虫
あなたのアップキープ開始時に5つ以上の土地をコントロールしている場合、~の上に+1/+1カウンターを4つ置く。
1/1
とりあえず《イーオスのレインジャー》で持ってきたくなるカード。ナカティルと硬鎧の8枚体制ならば十分そうですよね。
問題はたとえ5つ以上の土地があったとしても1ターンは弱いままであること。流弾やジャンドチャームで一緒に流されてしまうと残念です。そして、そもそも土地が5枚も安定して並ぶのかどうか。上陸もありますし、次の環境は土地が多めの構成が一般的になるのかもしれませんね。もしくはビートダウンにもランパン系を積むとか。
《潮汐を作るもの、ロートス》 5UUUついに登場、伝説のタコ!誰もがネタカードであることを確信しつつ、期待を抱いていたのではないでしょうか。
伝説のクリーチャー-タコ
~が攻撃するたび、最大8つまでのパーマネントを対象とする。8マナ支払ったらそれらをタップし、次のターンアンタップしない。
8/8
まあぶっちゃけネタカードなんですが、けっこうデザインとしては面白い。イラストもなんとなくかっこいい気が。アボシャンの例もありますし、タコ系の生物は何かをタップさせることが得意なのでしょうか。
支払うマナが8マナ固定じゃなくて、支払った数だけ・・・とかにして貰えれば強そうなんですが、それだとリアニメイトしたときに強すぎるますかね。大して問題ない気もしますけど。
新2色ランド
土地
~はタップ状態で戦場に出る。戦場に出たとき1点ライフを得る。
T:(有効色のうち片方)をマナプールに加える。
アンコモンの2色地形は1点ライフゲインのタップインデュアルランド。
インベイジョンのと比べると当然ながら上位互換なのですが、そのメリットはライフ1点だけです。2点だったらめっちゃ強かったのにな・・・。まあ1点のライフでゲームが左右されることも珍しくないですし、そこまで悪くない気はします。
対抗色は相変わらず断片ランドを使うしかありませんが、有効色だけ出せれば良いのならこっちを使うことになるでしょう。どうせ序盤は毎ターン土地を出す必要があるわけですし、そのついでにライフゲインできるなら、何もないよりはずっと良いですね。
他にもいろいろなカードが判明していますので、現段階で知りうる情報を全て知りたい方はサルベのスポイラー(http://mtgsalvation.com/zendikar-spoiler.html)へどうぞ。
最近はあんまりスタンの大会もなく、使い収めの近づくマーフォークを持て余している状態です。いやまあ週末に大抵どっかで草の根はあるんですが、なんか日選予選/本戦やGP、ファイナルズ予選など公式の構築イベントばかりに出続けてきた影響で、それ以外に参加する習慣が全然ついてないんですよね。土曜がバイトなせいでわざわざ休みを取る必要があるというのも大きい。
落ちるまでにあと1~2回は大会で使いたいんですが・・・。
そんな感じで、最近はリミテッド、特にM10のドラフトばかりやっています。
とは言ってもここ1~2年ほど、身内は金曜夜にしか人が揃わず、しかもドラフトできる面子が8人揃うのは稀なので、ドラフトはOBが多めにやってくる飲み会後などのイベントになってしまっているのが現状です。
それでは全く練習にならないので、しばらく前からずっとエタドリでドラフトをしていたのですが、ドラフト後に対戦したがる人がほとんどいない(いたとしても1人で、2人以上と対戦できることは皆無)なので、今更ながらMOに手を出してみることにしました。
身内のY野さんもちょっと興味を示していたので、僕の辿った道程を書いておきます。
データ上のカードに金を払うのはアホらしいと思い今までは全くやっていなかったのですが、毎回サイドイベントドラフトで0-1デッキを組んでしまうようならそっちの方がよほどお金の無駄だ、と思い時間のある夏休みを生かして導入することに。・・・そもそもカードを持っていなかったので、まずはVISA対応カードを発行する所からのスタートでしたが。
まずはパックとチケットをドラフト2回分くらい買い揃えて、早速ドラフトルームに特攻!ちなみにチケットは1枚1ドル、パックは1つ3.99ドルでした。
スイス、4-3-2-2、8-4の3択ですが、なんかスイスは面倒だと思ってとりあえず4-3-2-2に。
大好きな黒単タッチ青や青白、白黒などをドラフトし続けるものの、全然勝てない。
そもそも操作に慣れていなかったり、あと無駄に回線落ちするせいでもありました。明らかに勝てる場や引きで、弱そうなデッキに時間切れで負けたりとか、「1ターンまるごと優先権スキップ」のキーを誤って自分のターンに押してしまい、(相手が後手を選択したときが特にわかりにくい!)第1ターンを土地すら置けずにエンドしてしまったりとか。
とりあえず1勝すれば2パック帰ってくるので出費は実質1パックと2チケくらいか、と思っていたのですが、それでも何度かパック+チケット購入が続くのでちょっと疑問に思い、8-4に参加してみることに。
すると何故かこちらの方がうまく行き、3-0優勝がけっこうな頻度で達成できている状態です。おかげでパックは残り3から一気に30超まで増えてくれました。ちゃんと協調に成功すればしっかりカードが流れてくる感じ。
ようやく操作に慣れてきたり、あと回線がちゃんと安定してくれるおかげですね。それでも時折めちゃくちゃ重くなってしまい、時間切れで初戦落ちすることも1~2回ありましたが。
ドラフトで得たレアもまとめて売り払いチケットも余裕ができ、このペースでいけるなら、そこまで金銭的に無理せず続けていけるか・・・?という感じ。
聞いた話では構築も一度カードが揃えばドラフトより稼げるという話で、初期投資さえすればある程度のデッキは組めるようです。というのも、MO内のシングル市場価格はその供給量の多さからでしょうか、非常に安いのです。
ドラフトで得たレアや賞品で余ったパックを売り払いチケットに換えればそこまで損した気分にはなりません。コモン・アンコモンはbotが数十枚単位を二束三文で販売しています(現行で高かったのはPtEと血編みくらいで、これらは4枚ずつ揃えるのに合計10チケ必要でした)。
・・・まあ、立派な構築デッキを組むにはやはりお金がかかりますが、パルス、悪斬あたりの超高額カードを求めなければ、それなりのデッキをかなり安価で作成することができます。
と、なんか全然お金かからないみたいな書き方をしていますが、僕自身もドラフトの成績が安定したり、やりくりの方法を知るまでに初期投資として一気に170ドルくらい使いました。円高万歳。
ちょっと情報収集を適当にやりすぎたり回線が悪いせいで無駄に浪費している部分もありますが、普通にリミテッドができる人なら100ドル弱も出せば十分事足りる気がします。
とは言っても多分自分のことだから、ドラフトの成績が安定している「と錯覚している」だけだと思います。この先ほとんど追加投資なしでドラフト練習を続けられる可能性はほぼ皆無だと思いますが、8-4なら2回勝てれば1パック増えるので微量ながら黒字なんですよね。それに時折トップが混ざれば十分いけるわけで。
5回に1回優勝、2回準優勝、残りは負け、という形でもほぼプラマイゼロで、手元に残ったカードを売った分のチケットも加えて考えれば、黒字安定は確実に不可能としても、そこまで出費せずドラフトの練習ができる気がします。
そんな感じで、平日夜1回、休日に2~3回程度の練習なら継続できそうですが、やってみません?>Y野さん
まだMO初心者なので間違ったこと・効率の悪いことを書いているかもしれません。経験者の方は気付かれたら教えてくれると嬉しいです。
あ、ちなみにドラフト自体は黒にこだわることをやめ、緑や赤を毛嫌いすることもやめてからそれなりに勝てるようになりました。しかし赤がアンコモン頼りなのは変わらない。
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