毎度おなじみの新セット評価。
の前に、まずはアラーラ再誕の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/200904300230347681/
1:《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
2:《霧を歩むもの、ウリル/Uril, the Miststalker》
3:《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4:《謎の仮面/Mask of Riddles》
5:《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
6:《途方もない力/Colossal Might》
7:《呪文砕きのビヒモス/Spellbreaker Behemoth》
8:《魂の操作/Soul Manipulation》
9:《否定の壁/Wall of Denial》
10:《ビヒモスの大槌/Behemoth Sledge》

まあ普通?《呪詛術士》と《妄信的迫害》が無いのは何かの冗談ですね。
しかしこの2枚+血編み、あと脈動くらいしか安定して活躍したカードが無いですね。全部多色なのにこのカードパワーの低さはさすがアラーラブロック。
《時の篩》?そんなのM10前に判るわけないだろ常考・・・。

そして本題、新セットの「ゼンディカー」からTOP10です。
選択基準はいつも通り、スタンダードを中心とした構築環境での使用に耐えうるかどうか。
話題沸騰のこのセット、果たして先見の明を持って強いカードを10枚選ぶことができるのか?

【10位】《堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen》
上陸の効果が豪勢すぎる。フェッチを構えて出しても6マナ域相当ですから十分使える範囲内ですね。土地を安定して伸ばせる《聖遺の騎士》などと組み合わせれば凄いことになりそうです。

【9位】《精霊への挑戦/Brave the Elements》
アドバンテージを失わない《恭しきマントラ》。・・・は言いすぎにしても、やっぱり1マナで防御と攻め手を両立できるのは素晴らしい。白系のウイニーデッキは間違いなく現れるのでそこにも使えそう。

【8位】《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
凄い勢いでビートを刻む。土地がめくれなかったら宇宙。相手が境界石をめくったらハハッワロス状態(何度もやられました)。というか土地がヒットしなかったら相手のドローがバレるわけで、デメリット能力の中に地味にメリットが含まれているのが嫌ですね・・・。1マナクリーチャーとしては未知の領域。ゴブリンデッキの活躍に期待がかかります。

【7位】《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch》
吸血鬼ビートのボスキャラ。殴り合いのときに2~4点ドレインしつつ4/4飛行が出てきたら流石に困る。悪斬を受け止められるのもいいですね。黒の大型フライヤー+プロテクション白は困りもの。《真心の光を放つもの》でも対処できません。
白いデッキが悪斬を入れるように、吸血鬼にはこいつが入るのでしょう。

【6位】《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》
軽いクリーチャーにCIPで除去が付いているのだから言うことはありません。吸血鬼だと詰みそうな真心や鹿を対処できるのもナイス。悪斬あたりを殺せたら神ですね。まあ相手も警戒すると思いますが。

【5位】《噴出の稲妻/Burst Lightning》
あまり話題に上っていないものの、非常に強い火力。序盤の除去にはショックで十分だし、中盤以降は5マナ4点インスタント。ダメージ効率的にはX火力と同じですので、Xが固定される代わりに序盤の効率とインスタントを手に入れたX火力みたいなもんですね。唯一微妙なのは鹿などタフネス3を相手にした時ですが、そっちは稲妻で対処すればいいでしょう。両方入れると強い。

【4位】《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》
書いてあることがおかしい。タフネス1でも納得いくレベル。《ケリノアのコウモリ/Kelinore Bat(M10)》に謝ればいいと思う。序盤は盤面を支配しますし、中盤以降も相手の大型をストップさせることができるので言うことなし。まあ悪斬は仕方ない。飛行魂絆と接死の組み合わせが違和感ありすぎてすぐ接死を忘れる。

【3位】《審判の日/Day of Judgment》
再生できるラスゴ。それでも根本的な強さは変わらず。1年くらい4マナラスが無くてもいいかと思っていましたが、それはそれで環境が歪むのでしょうか。若干ありがたみが無く、弱さだけが目立ってしまうのは残念。《不屈の随員》がまた活躍しそうです。

【2位】《光輝王の昇天/Luminarch Ascension》
見た目よりもはるかに強いカード。使えば判ります。コントロール気味に組まれたデッキで4ターン分凌げばもはやggなわけで、白い《苦花》と言うよりはむしろ条件の易しい勝利条件カードと言って良いでしょう。
実際4/4飛行を2マナインスタントで無尽蔵に出されて勝てるわけがありませんし。コントロールが4ターン無傷なら勝利確定、と書くとなんだかすごく強く見えませんか?

【1位】《征服者の誓約/Conqueror’s Pledge》
なぜ作ったし
カードリストで発見したときは目を疑い、すぐにデッキ構築に移りました。LRWブロックから何も学んでいない感に満ち溢れるソーサリー。《風立ての高地》のようなコスト踏み倒し系カードが無いのは大きなマイナスですが、それでも十分素打ちできるマナ域ですから、白系のトークンデッキは《警備隊長》と合わせてちょっと重めのシフトで組まれることになるでしょう。


そんな感じで白と黒が4枚ずつで赤が2枚、と非常に偏った選択となりました。
コブラは・・・まあ未知数とだけ言っておきます。土地が無いとマナが出せないのでマナブーストに勘定すると痛い目に合うこと必至。《聖遺の騎士》と組み合わせれば爆発力アップする上に土地供給も安定しますが、それは聖遺とフェッチが強いだけとちゃうんかという話。コブラのために他のカードを選ぶのではなく、他のカードと相性がいいからコブラ入れる、くらいの感覚じゃないと危険な気がします。

今回もまたランクインさせたカードを用いてデッキを組もうかな?と思います。お楽しみに。

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