日曜は発売記念パーティ@浪速区民センター。
ドラフト3回戦×2回の、計6回戦。外のドラフトでスイス式を、それも2回もできるのは珍しいので楽しみにして参加。

始まる前にふらっどさんのスタン調整に少しだけお付き合い。
こっちは最近お試し中の、対コントロールに強烈に寄せたヘビージャンド。相手もジャンドですが、もはや同系対決と言っていいか怪しいレベル。
結果は、こっちが土地28なのにあんまり引けずに先に脅威に辿りつかれて負けることが多々。群れドラの分、同系に弱いのは明らかだけど少し運も悪かったかな?しかし、コントロールには他の部分で対処できてるから汚染者はこの形ならサイドで、メインは普通に群れドラでも良かったかも。
もうちょっとマナの色を調整して、除去の種類を整えたらいけそうかな?

そして本番の第一ドラフト。もちろんZEN2、WWK1です。
いくつか7ドラの卓があったようですが、自分の入った第1ポッドは普通に8ドラ。
初手は内容の薄いパックから《見栄え損ない》。2手目は《マラキールの門番》で、黒志向。同じパックにアジサシ、サラカーを確認。
5手目に《マーフォークの海忍び》が流れてきたので、明らかに青が空いてると判断して参入。その後《見栄え損ない》が1週目でもう1枚、《無謀な識者》と《鞭打ちの罠》が2週目まで残っていたので他の青は下でアジサシ、長魚を取ってるプレイヤー1人程度だと判断。10手目以降で《精神ヘドロ》も。
2パック目はまた初手《見栄え損ない》FOIL。その後《面晶体のカニ》《生きている津波》、《マラキールの門番》2枚目などをゲット。サラカー、蚊も入手。そして《見栄え損ない》4枚目をゲット。
WWKは初手パックが弱くて《ボジューカの盗賊》しか見るものがなし。しかしその後、《航海ドレイク》が2枚連続で取れて、黒ゼンディコンも2枚、遅い順目で入手。不安だった序盤も《無情な選刃》2枚、《方解石のカミツキガメ》でなんとかカバーできそう。

完成したデックがこちら。
draftdeckNo.1
《鼓動の追跡者》
2《無情な選刃》
《サラカーの匪賊》
2《腐敗したゼンディコン》
《無謀な識者》
《方解石のカミツキガメ》
2《マラキールの門番》
2《航海ドレイク》
《生きている津波》
《マーフォークの海忍び》
《心臓刺しの蚊》

4《見栄え損ない》
《乱動への突入》
《精神ヘドロ》
《鞭打ちの罠》

10《沼》
7《島》
《飛翔する海崖》
確定除去が《マラキールの門番》しか無く不安定だが、さすがに強デック。

Round1:青白同盟者
1本目は序盤から並べられるウマーラやカザンドゥを除去し、レアの3/4魂絆同盟者は門番で対処。こっちは追跡者からの選刃でガンガン削って一気にライフ10まで落とし、そのまま殴り勝ち。
2本目も同じように除去+超ビートで1点も削らせずに完勝。

Round2:赤緑
1本目はゼンディコンで守ってドレイクで押しているところに唱えられる《召喚の罠》で、出てきたのが火吹き能力持ちドラゴン!ドレイクをブロックされて見栄えで相討ちに取るも、今度は相手ターンに出てくる《ヘルカイトの突撃者》!回りに2/3や1/1が並んでいて《見栄え損ない》が足りず、《マラキールの門番》でドラゴンを対処できず負け。
2本目、3本目は相手がドラゴンに辿りつく前にドレイクとゼンディコン、あとカミツキガメで一気に殴りきって勝ち。

Round3:赤青
1本目はムカデとウマーラを除去して選刃と追跡者で殴り、そのまま1点も削らせず勝ち。
2本目はライフ7と8でライフレースしてるところで、3点パンチ貰って《尖塔の連射》でちょうど4点貰って負け。
3本目は門番で除去→門番をキッカーバウンスで戻してドローしてもう一度プレイ→相手の赤ゼンディコンと門番をトラップで戻して門番をもう1度プレイ、で都合3回使いまわしてアド取りまくって勝ち。

3-0.さすが卓内最強デッキ(多分)。ドラフトマイスター権利と商品3パックゲット。
貰ったパックから出たのは・・・1パック目からいきなり《精神を刻むもの、ジェイス》!これで2枚目か・・・前回も2パック剥いたら出たし、愛されてるかもしれん。残りの2パックはカズールとドラゴン呼ぶ1/1でした。

続いて第ニドラフト。
今回は人数の関係で全ての卓が7ドラ。BYEも期待できる。
3-0したので第一ポッド。見知った顔は教祖さまと、大ボス候補のなかしゅーさん。

初手は安心の夜鷲。他にはアジサシ、未達などを確認。2手目《生きている津波》、続いて《複製の儀式》で青が確定。そして黒が流れて来ず、まさかの5手目《噴出の稲妻》。少なくとも上2人くらいに赤はいなさそう。続けて《松明投げ》《刃牙の猪》などを入手。ほぼ青赤が確定するが、軽い部分が《高地の狂戦士》《無謀な識者》くらいしかなくて不安。
2パック目は《マーフォークの海忍び》から。続いて《噴出の稲妻》2枚目も取れて下との協調も確認し、次に《カズールの大将軍》。《霊気の想像体》《溶鉄の荒廃者》《髑髏砕きの巨人》も取れるが、やや力不足か。やはりアジサシ、ウマーラ、ムカデが欲しい。またも遅い順目で《鞭打ちの罠》ゲット。
3パック目は《風のゼンディコン》から。軽いところが欲しかったので嬉しい。そして今回も入手できた《航海ドレイク》に続き、《蒸気の捕獲》!
タッパーの《潮力の精霊》、《サラカーの消し去り》などの中堅どころもゲットし、ポロリとこぼれてきた《石の偶像の罠》もピック。
しかし赤は完全に協調できているはずなのにコモンの3点火力が全く流れてこない・・・というか、赤の強いカードが1枚たりとも流れてこない。ソートの偏りか、それとも上に実は赤がいたのか?あの流し方で?
途中、タッパー2枚目と流砂で迷って、軽い除去欲しさに流砂ピックしてしまったけど流砂は上から2枚くらい流れてきた。ミスはこれくらいかな。コモンとアンコで迷ったら基本アンコで良かったのに・・・結局流砂は2枚もデッキに入らないので無駄になりました。

完成したデックはこちら。
draftdeckNo.2
《高地の狂戦士》
《霊気の想像体》
《風のゼンディコン》
《溶鉄の荒廃者》
《潮力の精霊》
《無謀な識者》
《刃牙の猪》
《生きている津波》
《マーフォークの海忍び》
《航海ドレイク》
《髑髏砕きの巨人》
《カズールの大将軍》
《松明投げ》
《サラカーの消し去り》

2《噴出の稲妻》
《マグマの裂け目》
《取り消し》
《複製の儀式》
《蒸気の捕獲》
《石の偶像の罠》
《鞭打ちの罠》

《流砂》
《ハリマーの深み》
9《山》
7《島》

序盤がかなり不安だが、中盤以降のアンコ・レアパワーで勝てそうなデッキ。

Round4:青白黒
ライフゲイン土地が多めに入り、除去も多いコントロール気味に構築されたデッキ。1本目はこっちが色事故で、青マナしか出ない。《霊気の想像体》ノンキックでちまちま削るしかなく、相手のルーターなどを捌いているとそのうち土地が増えて、《失われた真実のスフィンクス》がキッカーでプレイされる。これはキャンセルしたものの、次のターンに出てきたのが《大巨人のスフィンクス》!《噴出の稲妻》キッカーでもどうすることもできず、負け。
2本目もこちらの引きが芳しくなく、またスフィンクスに蹂躙されて負け。

Round5:BYE。まあ7ドラだし。

Round6:赤黒(なかしゅーさん)
ついに大ボス。3つ上家のここで3パック目の赤がガン止まりしていた可能性が高い・・・。これは厳しい戦いになりそう。
1本目は後手。相手が土地2枚、3枚でそれぞれ1ターンずつ止まっているところでこっちはゼンディコンと狂戦士でビート。狂い戦士はティムで即死するが、次に《髑髏砕きの巨人》を展開、と思ったらすぐに返しでショック+ティムで死亡。
ここで相手のタップ状態のティムに目掛けて《複製の儀式》!当然許せるはずもなく、相手は《見栄え損ない》を自分のティムに打って1:2交換。そんなことしてる間にも延々とゼンディコンが2点ずつ刻んでおり、最後はドレイクも並んで相手投了。
2本目はこっちダブルマリガン。相手はノーマリガンながらも土地が赤マナ4つだけで黒マナがしばらく出ていない状況。
+2/+0装備付きのクリーチャーたちで攻められて、それでも序盤を除去で必死に凌ぎ、キッカー《霊気の想像体》も相討ちに使いながら《潮力の精霊》で頑張って守ってついに《マーフォークの海忍び》まで辿りつく。精霊は除去されるが海忍びは生き残り、ひたすら土地を並べてコツコツ殴る。相手が展開してマナが山1つだけになったところでキッカー《複製の儀式》を相手の《髑髏砕きの巨人》へ!
この時点でこっちライフ8、相手ライフ6。相手は長考の後、黒ゼンディコンと装備品付きの巨人でフルアタック。こちらはトークン2体でブロック。するとキッカー混みの《吸血鬼の一噛み》を巨人に打たれ、一気に9点ゲインされてライフ15。相手はクリーチャー0体になり、こちらは海忍びと4/3トークン残り3体。フルアタックしてもライフが1残ってしまい、まさかのワンチャンス残される。さすがプロは上手い・・・けど、結局ライフ1でクリーチャー4体に対処できる方法は無かったらしく、次のターンに投了されて勝ち。やった!なかしゅーさんに勝てたぞ!

第二ドラフト2-1、総合成績5-1。
全勝者に最後僕が勝ったので全勝がいなくなりました。第一ドラフトポッド内では教祖様にオポ負けでしたが、6試合総合のオポネントではトップで、なんと優勝!
・・・とは言え、優勝商品は何もないんですけどね。6-0で5パック、5-1-0で3パック、5-1で2パックだったので2パックだけゲット。
「もうジェイス出たからこれはデーモンの方でいいっすわー」とか煽りながら剥いてると、アンコモンに《セジーリのマーフォーク》。個人的にこれが当たりレアフラグというか予告みたいな感じになってるので(?)、テンションup。しかし出てきたのは《虚石の探索》。周囲から「ざまあww」との煽り返しを受ける。
そんな感じで2パック目も剥いていくと、ん・・・これは・・・
《深淵の迫害者》出たー!
まさかの予告ホームラン成功。周囲から「マジっすかwww」と驚きの声。
ドラフト自体ではまったく取りきって嬉しいレアは出ませんでしたが、総合優勝した上に商品でジェイスとデーモンが出たので何の文句もありません。いい一日でした。

コメント

bun
2010年2月8日19:38

こんばんは。優勝おめでとうございます!
ドキドキしながらレポートを読ませていただきました。

結局2回目のドラフトでは3つ上家のなかしゅーさんまで赤プレイヤーはいなかったんでしょうか?
1パック目を考えると1-5《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》が、かなり目立つので、いるかいないかの判断はかなり難しいところです。
特に7ドラだと言う事を加味すると間隔の誤差がありそうですね。

ポリス
2010年2月8日20:42

>bunさん
ありがとうございます。
いつもドラフトの記事で勉強させて頂いています。特に、どの水準のカードが流れてきたら上家のサインとして認識するか?という判断基準を身に着けるにあたって、bunさんの記事が非常に参考になりました。

2ndドラフトでは青黒(身内、下下家)、青赤(自分)、青白黒、赤黒(なかしゅーさん)の4人のデッキしか確認できませんでした。おそらく下家は緑白かな、という感じですが・・・。
1-5から1-8までで稲妻、松明、猪と取れていますので、かなり赤は薄かったように感じます。あと、記事には書いていませんが2-13が《尖塔の連射》だったり。全体的に赤の評価が低かったのか、パック内に赤の強いカードが多かったのかもしれませんね。おそらくなかしゅーさんの初手は百足だと思います。

bun
2010年2月9日15:49

そう言ってもらえると励みになります^^

情報ありがとうございます。
1-5から1-8でそこまで取れているならかなりの流れですね。
卓の上半分は赤がいないんじゃないかと思うくらいです。
赤はアンコモンが割と貧弱で、それらより優先するべきものも余りありませんし。
2-13《尖塔の連射》は嬉しいサプライズですねw

周囲の協調路線にしっかり沿った良いドラフトだったと思います。

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