PTQサンファン、Finals Gateway予選
2010年2月28日 大会レポ コメント (4)
日曜は朝から西宮でエクテンのPTQ。
どっちかというと新環境に入ってからまだ一度も公式の場でスタンをやってなかったので、併催のゲートウェイに出ることも考えつつ参加。
エクテンの使用デッキはマーフォーク。
ソプター使ってみたり、フェアリーにしてみたり、テゼレッターや軽量Zoo、ボロスなど色々と試しつつ、そこまで心の琴線に響くデッキが無かったので、じゃあ勝っても負けても納得できるようにマーフォークでいいか、という感じ。
使いたいと思っていた《セジーリのマーフォーク》の初運用。
直前までメインに2枚《精神を刻む者、ジェイス》が入っていましたが、メインに4マナ寝かせて場に干渉しないのもアレなのでPtEと青命令を4枚ずつに。
Round1:ソプターコンボ(ノナカさん) ×○×
1本目はこっちマリガンから土地が2枚でストップして、全く展開がスムーズにいかない。
しかもスネアとリークを持たれていて、銀エラとロードが落とされ、全く間に合わないまま、ようやく3マナに届いたメロウの返しにソプターコンボ+《クラーク族の鉄工所》の無限ライフ+トークンで投了。
2本目はビジョン待機からアトランティス、メロウと展開。今度は相手が土地止まり気味。ソプターコンボは揃うが、土地が3枚なので怖くない。
エンド時のヴェンデリオンでスネア2、交錯、爆薬、ソプター、審判の日のハンドを動かさずキープして、万が一のトップ土地からのラスでも大丈夫なようにライフを削り、次ターンにロード追加して島渡って勝ち。
3本目はまたこっちが土地詰まり気味。やっぱ23は少ないかな。スタンの頃はもっと重い構成でも普通に回ったけど・・・
それはともかく、結局コンボが揃った上に延長ターンに入って即座にアイアンワークスで無限コンボされて負け。
土地をしっかり引けてれば相性は決して悪くない(良くもないが)だけに残念。
Round2:超起源 ×○○
1本目は先行。相手2T目続唱からのジェネシスは《マナ漏出》。しかし3T目も続けてプレイされ、ライフ10のスフィンクス+大祖始、出せた十手もハゲ天使で割られて負け。
2本目は2T目に《セジーリのマーフォーク》出したら、まさかの2回連続2ターン目《超起源》!
しかし相手が出すのは大祖始だけで、こちらはヴェンデリオンとメロウが出せる。まずヴェンデリオンだけ殴って3点。返しに賛美した大祖始に殴られて11点貰い、残り8。ここで返しにアトランティスを出し、メロウ、セジーリ、三人衆で殴って10点与え、セジーリで4点ゲインでこっち12。
これで返しのアタックでも1点残る状態になり、まさかの超起源からのまくり勝ち。
3本目はリーク1、青命令2のハンドをキープ。今度は普通に3T目に超起源だが、当然リーク。途中でロードと谷を展開しつつ、2ターン後に今度は土地4枚から1マナ残して超起源。
ここで、前2ゲームで何度か続唱でめくれた《跳ね返りの罠》のオラクルを確認して貰った後、超起源カウンター+相手の土地バウンスのモードで青命令。相手は罠をプレイしてこようとするが、対象を2つ取っているため、「単一の対象を持つ呪文」ではないので対象に取れない。まあ、それを確認したかったからジャッジ呼んだわけで・・・
ハンドにはまだ青命令があり、場には相手を2ターン以内で削りきれるパーマネントがある。相手投了。
Round3:フェアリー ○××
いつのスタンだよ、っていう感じのマッチアップ。
1本目は後手ながら相性差+相手の土地が少なくて勝ち。
2本目はフェアリー相手に軽量クロックの全くないコントロールハンドをキープしてしまい、苦花からの展開を全く止められず負け。過去の経験を全く生かせていない・・・
3本目はこっち2T目に《翻弄する魔導士》宣言は苦花!
しかし相手からはX=2の爆薬。これで展開に歯止めがかけられ、思うように十手や銀エラを展開できない。とりあえず谷とメロウと魔導士で殴ろうかという時にヴェンデリオンが。谷と相討ちさせると2枚目。さらに思考囲いも。
中盤ようやく爆薬を起動させるが、相手はビジョン解除から十手プレイ。しばらく谷で殴られてカウンターが乗ったところで、谷と十手、それぞれについて青命令でバウンスドロー。これが単純にプレイミスで普通に十手だけバウンスしとけば良かった。そしてこっちのターンで十手を出し、翻弄2枚目で宣言十手。しかし、返しの爆薬X=2で全てを失う。さっき青命令を無駄使いしてなければカウンターできたかもしれないのに・・・。
それが響き、結局相手の十手が再度生き残り、シグやロードを引いても全く意味がなく負け。
1-2ドロップ。続けてもよかったが、スタンに出ることに。
当たり運はそれなりに良かっただけに、デッキ構成やプレイングや引き運など、色々と微妙なところがあり上手くいかず。やはりエクテンは難しい。
《マーフォークの君主》は毎回展開しづらく、ハンドで腐っていた。多分いらない。また、青相手にスネアも呪い捕らえもいないのはあまりにも一方的に不利になるのでどちらかを採用したいところ。《超起源》だけ考えればキャッチャーが良さそうだが、コンボ全般+受けの広さも考えればスネア優先かな、流石に。
土地も《変わり谷》や《幽霊街》の起動まで考えればやはり23では心細く、最低24は欲しい。青命令もちゃんと打ちたいしね。
逆に、《セジーリのマーフォーク》は非常に好感触だった。ロードを伴って3/2先制魂絆になると単純にダメージレースが楽になる。ビートダウン相手にはメロウとセジーリがいれば盤面で勝てるかもしれない。
《危害のあり方》や《屈折の罠》が役に立ちそうだが、エクテンで2点と3点の差は大きいし、後者は素のコストが重すぎる。単純に「両方採用しない」でも別にいいけど・・・スタンの時みたいに「コントロール化」戦略を取ろうか?それにしてもラスとヒバリは重過ぎる気がするが・・・最近のZooはカウンターがあるから尚更タチが悪い。
なんとかならないかなぁ。どうにもエクテンは苦手だ。
で、気を取り直してスタン。こちらはある程度気楽にいける・・・と思いきや、なかしゅーさんやローリーさんを始めとして強豪プレイヤーの姿がちらほら。何か周り強くない?
デックはもちろんジャンド。今回は、WWK発売後から試している「《地盤の際/Tectonic Edge》をスペル換算して土地28(!)のヘビージャンド」。
実は直前まで前回書いた「ヒル+ランパン3ずつの型」にするかどうか悩んでいたのですが、今回は《地盤の際》の感触を知りたかったのでこっちの形に。あと、近いうちに書くかもしれない?サイドボーディング論のサンプルとして、サイドにヒルを入れておくことにしました。実際ヒルが強いマッチアップもとても多い。
《地盤の際》は基本的にほぼミシュラン専用の除去カードで、苦手なエスパー・青白系にはそれ以外でも土地事故を狙って適宜起動を狙う、という使い方をします。
まあ、ミシュランを狙うことがそのまま色事故へと繋がるので都合が良いといえばいいんですが。
Round1:白単ウイニー ○×○
1本目は3ターン目のトリナクスから、すぐに2体目も。《清浄の名誉》に続いて《コーの火歩き》が出てくるが、《怒り狂う山峡》と一緒に3体で殴りながらトークンを生成。そのうち群れドラまで繋がり、《エメリアの天使》2体を適当に殺して勝ち。
2本目は《コーの火歩き》の返しにヒルを出すが、《真心の光を放つ者》される。少し間を置いてのギャンコマは本体がパージ、2体目も本体をパージ。盤面には白騎士。たまにいるよな、こういうジャンド対策カードを親の敵のように突っ込んでるデッキ・・・
こっちもデスマークやパルスで対抗するが、土地が伸びず群れドラが間に合わなくて負け。
サイドプランのミスに気付いたので修整。ギャンコマは本体を除去されるだけで残り物が無力すぎる。
3本目は序盤をヒルとデスマークと稲妻で耐え、群れドラ含む全員でブン殴って勝ち。これだけ色対策カード入れられても勝ててしまうあたり、さすがジャンド。
Round2:BossNaya(ローリーさん) ○××
早くも大ボス。デッキ相性がきつい。
1本目はお互いやりたいことをやりあった結果、地上を固めてから殴ったこっちのドラゴンが対処されることなく勝ち。
2本目は《石鍛冶の神秘家》やイーオスでアドを稼がれたものの、ギャンコマで色々細かく処理。・・・が、1マナ域を一通りサーチしつくしたデッキの血編みはとても強く、普通に手数が足りずに負け。
3本目は相手ナカティル連打からの聖遺というスタート。トリナクスは忘却されてしまい、ギャンコマも出してすぐフルにブロックに使って耐え、ギリギリライフ5のところで群れドラに繋げる(相手は聖遺、ナカティル、教主2体)。・・・と思ったら、そう、ご察しの通り聖遺から《セジーリのステップ》でナカティルがプロテクションを持ち、賛美2つで5/5でぴったり削られて負け。
うーん、これはもうちょっと対策を考えないとかなりマズイかも。一瞬プレイヤー補正かと思ったけど、あの引きと回り方なら前に誰が座ってても多分負けてる。
Round3:緑単エルドラージ(yana9さん) ○×○
年末から当たりすぎじゃない?しかも全部お互い同じデッキのマッチアップ。
1本目は相手が森2枚と《ニッサに選ばれし者》2枚しかプレイできず、こっちはトリナクス2体からスタートして負けるはずもなく。
2本目はガラクを除去できず、トークン2体に《茨異種》まで出てしまう。盤面にトリナクスやギャンコマは用意できたが、ついに張られるエルドラージ。
ここでガラクで土地2つ起こして茨異種パンプでフルパンされたら死んでたけど、相手のミスプレイでトークン2体しか殴られずワンチャンス。そこでトップデッキ《大渦の脈動》!エルドラージ破壊して、フルタップの隙に茨異種もデスマーク。ワンチャンスを完璧に生かすことに成功。
これで次ターンからはチャンプ絡めてブロックで生き残り、すぐに群れドラへ・・・とも思ったら、相手のトップデッキがまさかのエルドラージ2枚目!そのまま負け。
3本目は相手の大ドルイドを出るそばから稲妻で捌き、ヒルでひたすらパンプして殴る。マナがギリギリのところで悩みながらフルタップで出された茨異種はあっさりハンドのデスマークで退場。《東屋のエルフ》2体もパルスして、5マナ到達を許さない。6マナに先に到達し、群れドラを叩きつけて勝ち。
ジャンド使って緑単に負けるわけにはいかんのじゃー
Round4:青白ジェイスコン(なかしゅーさん) ○○
まさかのプロ両方ヒット。どこのプロツアーだ。
相手のデッキは先日のプロツアーで登場した例のアレ。
1本目は3T目ブライトニングをカウンターさせた後、血編みからトリナクスでトリナクスを《本質の散乱》してもらい、3点パンチ。相手が単体で打つ宝探しがひたすらただのキャントリップ状態で、土地が止まり気味。追い討ちをかけるように相手のタップ状態のエッジをこっちのエッジで壊し、赤緑ミシュラを置く。ついにエルフ1体のためにラスゴが打たれるが、そのままミシュランで2回殴って勝ち。
2本目は血編みからのヒル、これは血編みがカウンターされ返しにヒルがマイコンでパクられる。フルタップの隙にギャンコマを通し、さらに《ゴブリンの廃墟飛ばし》で土地を1つ割りつつギャンコマ以外みんなでアタック、ブロックされたトークンを本体に投げつける動きが続く。
相手はジェイスを起動したり、宝探ししたりするが一向に土地が増えない。こちらはハンドにエッジを握っていて、土地を置いてもいつでも壊す準備は万端。
・・・だが、結局廃墟飛ばしの壊した1マナが響いたのか、そのまま血編み+ヒルも追加して、ジェイス無視してひたすら本体を殴ってたら相手投了。
3-1で3位。BYEゲットならずだが、悪くは無い結果。
やはりメインの《地盤の際》は強い。青白、エスパー系への相性がそれなりに改善されるし、同系にも一方的に有利になる。こちらはマナベースが異様に強固なので、先に展開しきってマナ差を固定する、いわゆる《不毛の大地》的な使い方も普通に強い。
サイドのヒルも強かった。元々このスペースは鹿だったが、対処されなければ勝つ・・・という意味ではヒルの方がプレイしやすい分安定するし、青と黒しか入っていないデッキはないので鹿の除去耐性はそこまで強くない。だったらヒルでいいや、ということで、この選択はここ最近サイドボーディングについて考えていたおかげかもしれない。
しかし、そもそもRound2以外全てサイドインしているのだから、やはりメインに積んだ方がいいのか。エッジの方をサイドに回そうかな。同型相手でも先手なら強いし、隙を見て4点殴れるだけでだいぶ違う。
久々にスタンの大会に出れた。やはりジャンドは使ってて面白い。
何も考えずに強いカードを順番に打てばいいわけではなく(それでも勝てるときは結構あるが)、まだ見えていない部分まで想像したり、リスク管理を行うのはそれなりに難しい。血編みも4T目にぶっぱすりゃ勝てるわけでもないしな
とりあえず、エクテンをちゃんと練習する+スタンもサイドを中心に再確認。
来週はゲームデイ、多分行けるはずなので頑張っていっぱい商品を貰おう。
どっちかというと新環境に入ってからまだ一度も公式の場でスタンをやってなかったので、併催のゲートウェイに出ることも考えつつ参加。
エクテンの使用デッキはマーフォーク。
ソプター使ってみたり、フェアリーにしてみたり、テゼレッターや軽量Zoo、ボロスなど色々と試しつつ、そこまで心の琴線に響くデッキが無かったので、じゃあ勝っても負けても納得できるようにマーフォークでいいか、という感じ。
土地:23
4《ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub》
3《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4《島/Island》
1《平地/Plains》
3《変わり谷/Mutavault》
2《幽霊街/Ghost Quarter》
クリーチャー:20
4《セジーリのマーフォーク/Sejiri Merfolk》
4《銀エラの達人/Silvergill Adept》
4《アトランティスの王/Lord of Atlantis》
4《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》
2《マーフォークの君主/Merfolk Sovereign》
2《川の案内者、シグ/Sygg, River Guide》
スペル:17
3《祖先の幻視/Ancestral Vision》
4《流刑への道/Path to Exile》
4《マナ漏出/Mana Leak》
4《謎めいた命令/Cryptic Command》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
サイド:15
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
4《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
3《不忠の糸/Threads of Disloyalty》
使いたいと思っていた《セジーリのマーフォーク》の初運用。
直前までメインに2枚《精神を刻む者、ジェイス》が入っていましたが、メインに4マナ寝かせて場に干渉しないのもアレなのでPtEと青命令を4枚ずつに。
Round1:ソプターコンボ(ノナカさん) ×○×
1本目はこっちマリガンから土地が2枚でストップして、全く展開がスムーズにいかない。
しかもスネアとリークを持たれていて、銀エラとロードが落とされ、全く間に合わないまま、ようやく3マナに届いたメロウの返しにソプターコンボ+《クラーク族の鉄工所》の無限ライフ+トークンで投了。
2本目はビジョン待機からアトランティス、メロウと展開。今度は相手が土地止まり気味。ソプターコンボは揃うが、土地が3枚なので怖くない。
エンド時のヴェンデリオンでスネア2、交錯、爆薬、ソプター、審判の日のハンドを動かさずキープして、万が一のトップ土地からのラスでも大丈夫なようにライフを削り、次ターンにロード追加して島渡って勝ち。
3本目はまたこっちが土地詰まり気味。やっぱ23は少ないかな。スタンの頃はもっと重い構成でも普通に回ったけど・・・
それはともかく、結局コンボが揃った上に延長ターンに入って即座にアイアンワークスで無限コンボされて負け。
土地をしっかり引けてれば相性は決して悪くない(良くもないが)だけに残念。
Round2:超起源 ×○○
1本目は先行。相手2T目続唱からのジェネシスは《マナ漏出》。しかし3T目も続けてプレイされ、ライフ10のスフィンクス+大祖始、出せた十手もハゲ天使で割られて負け。
2本目は2T目に《セジーリのマーフォーク》出したら、まさかの2回連続2ターン目《超起源》!
しかし相手が出すのは大祖始だけで、こちらはヴェンデリオンとメロウが出せる。まずヴェンデリオンだけ殴って3点。返しに賛美した大祖始に殴られて11点貰い、残り8。ここで返しにアトランティスを出し、メロウ、セジーリ、三人衆で殴って10点与え、セジーリで4点ゲインでこっち12。
これで返しのアタックでも1点残る状態になり、まさかの超起源からのまくり勝ち。
3本目はリーク1、青命令2のハンドをキープ。今度は普通に3T目に超起源だが、当然リーク。途中でロードと谷を展開しつつ、2ターン後に今度は土地4枚から1マナ残して超起源。
ここで、前2ゲームで何度か続唱でめくれた《跳ね返りの罠》のオラクルを確認して貰った後、超起源カウンター+相手の土地バウンスのモードで青命令。相手は罠をプレイしてこようとするが、対象を2つ取っているため、「単一の対象を持つ呪文」ではないので対象に取れない。まあ、それを確認したかったからジャッジ呼んだわけで・・・
ハンドにはまだ青命令があり、場には相手を2ターン以内で削りきれるパーマネントがある。相手投了。
Round3:フェアリー ○××
いつのスタンだよ、っていう感じのマッチアップ。
1本目は後手ながら相性差+相手の土地が少なくて勝ち。
2本目はフェアリー相手に軽量クロックの全くないコントロールハンドをキープしてしまい、苦花からの展開を全く止められず負け。過去の経験を全く生かせていない・・・
3本目はこっち2T目に《翻弄する魔導士》宣言は苦花!
しかし相手からはX=2の爆薬。これで展開に歯止めがかけられ、思うように十手や銀エラを展開できない。とりあえず谷とメロウと魔導士で殴ろうかという時にヴェンデリオンが。谷と相討ちさせると2枚目。さらに思考囲いも。
中盤ようやく爆薬を起動させるが、相手はビジョン解除から十手プレイ。しばらく谷で殴られてカウンターが乗ったところで、谷と十手、それぞれについて青命令でバウンスドロー。これが単純にプレイミスで普通に十手だけバウンスしとけば良かった。そしてこっちのターンで十手を出し、翻弄2枚目で宣言十手。しかし、返しの爆薬X=2で全てを失う。さっき青命令を無駄使いしてなければカウンターできたかもしれないのに・・・。
それが響き、結局相手の十手が再度生き残り、シグやロードを引いても全く意味がなく負け。
1-2ドロップ。続けてもよかったが、スタンに出ることに。
当たり運はそれなりに良かっただけに、デッキ構成やプレイングや引き運など、色々と微妙なところがあり上手くいかず。やはりエクテンは難しい。
《マーフォークの君主》は毎回展開しづらく、ハンドで腐っていた。多分いらない。また、青相手にスネアも呪い捕らえもいないのはあまりにも一方的に不利になるのでどちらかを採用したいところ。《超起源》だけ考えればキャッチャーが良さそうだが、コンボ全般+受けの広さも考えればスネア優先かな、流石に。
土地も《変わり谷》や《幽霊街》の起動まで考えればやはり23では心細く、最低24は欲しい。青命令もちゃんと打ちたいしね。
逆に、《セジーリのマーフォーク》は非常に好感触だった。ロードを伴って3/2先制魂絆になると単純にダメージレースが楽になる。ビートダウン相手にはメロウとセジーリがいれば盤面で勝てるかもしれない。
《危害のあり方》や《屈折の罠》が役に立ちそうだが、エクテンで2点と3点の差は大きいし、後者は素のコストが重すぎる。単純に「両方採用しない」でも別にいいけど・・・スタンの時みたいに「コントロール化」戦略を取ろうか?それにしてもラスとヒバリは重過ぎる気がするが・・・最近のZooはカウンターがあるから尚更タチが悪い。
なんとかならないかなぁ。どうにもエクテンは苦手だ。
で、気を取り直してスタン。こちらはある程度気楽にいける・・・と思いきや、なかしゅーさんやローリーさんを始めとして強豪プレイヤーの姿がちらほら。何か周り強くない?
デックはもちろんジャンド。今回は、WWK発売後から試している「《地盤の際/Tectonic Edge》をスペル換算して土地28(!)のヘビージャンド」。
土地:28
4《怒り狂う山峡/Raging Ravine》
2《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》
2《野蛮な地/Savage Lands》
3《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
2《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
3《沼/Swamp》
2《山/Mountain》
3《森/Forest》
3《地盤の際/Tectonic Edge》
クリーチャー:15
4《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
3《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》
スペル:17
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《不屈の自然/Rampant Growth》
2《終止/Terminate》
3《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
4《荒廃稲妻/Blightning》
サイド:15
4《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster》
2《精神腐敗/Mind Rot》
2《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》
1《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
3《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
3《死の印/Deathmark》
実は直前まで前回書いた「ヒル+ランパン3ずつの型」にするかどうか悩んでいたのですが、今回は《地盤の際》の感触を知りたかったのでこっちの形に。あと、近いうちに書くかもしれない?サイドボーディング論のサンプルとして、サイドにヒルを入れておくことにしました。実際ヒルが強いマッチアップもとても多い。
《地盤の際》は基本的にほぼミシュラン専用の除去カードで、苦手なエスパー・青白系にはそれ以外でも土地事故を狙って適宜起動を狙う、という使い方をします。
まあ、ミシュランを狙うことがそのまま色事故へと繋がるので都合が良いといえばいいんですが。
Round1:白単ウイニー ○×○
1本目は3ターン目のトリナクスから、すぐに2体目も。《清浄の名誉》に続いて《コーの火歩き》が出てくるが、《怒り狂う山峡》と一緒に3体で殴りながらトークンを生成。そのうち群れドラまで繋がり、《エメリアの天使》2体を適当に殺して勝ち。
2本目は《コーの火歩き》の返しにヒルを出すが、《真心の光を放つ者》される。少し間を置いてのギャンコマは本体がパージ、2体目も本体をパージ。盤面には白騎士。たまにいるよな、こういうジャンド対策カードを親の敵のように突っ込んでるデッキ・・・
こっちもデスマークやパルスで対抗するが、土地が伸びず群れドラが間に合わなくて負け。
サイドプランのミスに気付いたので修整。ギャンコマは本体を除去されるだけで残り物が無力すぎる。
3本目は序盤をヒルとデスマークと稲妻で耐え、群れドラ含む全員でブン殴って勝ち。これだけ色対策カード入れられても勝ててしまうあたり、さすがジャンド。
Round2:BossNaya(ローリーさん) ○××
早くも大ボス。デッキ相性がきつい。
1本目はお互いやりたいことをやりあった結果、地上を固めてから殴ったこっちのドラゴンが対処されることなく勝ち。
2本目は《石鍛冶の神秘家》やイーオスでアドを稼がれたものの、ギャンコマで色々細かく処理。・・・が、1マナ域を一通りサーチしつくしたデッキの血編みはとても強く、普通に手数が足りずに負け。
3本目は相手ナカティル連打からの聖遺というスタート。トリナクスは忘却されてしまい、ギャンコマも出してすぐフルにブロックに使って耐え、ギリギリライフ5のところで群れドラに繋げる(相手は聖遺、ナカティル、教主2体)。・・・と思ったら、そう、ご察しの通り聖遺から《セジーリのステップ》でナカティルがプロテクションを持ち、賛美2つで5/5でぴったり削られて負け。
うーん、これはもうちょっと対策を考えないとかなりマズイかも。一瞬プレイヤー補正かと思ったけど、あの引きと回り方なら前に誰が座ってても多分負けてる。
Round3:緑単エルドラージ(yana9さん) ○×○
年末から当たりすぎじゃない?しかも全部お互い同じデッキのマッチアップ。
1本目は相手が森2枚と《ニッサに選ばれし者》2枚しかプレイできず、こっちはトリナクス2体からスタートして負けるはずもなく。
2本目はガラクを除去できず、トークン2体に《茨異種》まで出てしまう。盤面にトリナクスやギャンコマは用意できたが、ついに張られるエルドラージ。
ここでガラクで土地2つ起こして茨異種パンプでフルパンされたら死んでたけど、相手のミスプレイでトークン2体しか殴られずワンチャンス。そこでトップデッキ《大渦の脈動》!エルドラージ破壊して、フルタップの隙に茨異種もデスマーク。ワンチャンスを完璧に生かすことに成功。
これで次ターンからはチャンプ絡めてブロックで生き残り、すぐに群れドラへ・・・とも思ったら、相手のトップデッキがまさかのエルドラージ2枚目!そのまま負け。
3本目は相手の大ドルイドを出るそばから稲妻で捌き、ヒルでひたすらパンプして殴る。マナがギリギリのところで悩みながらフルタップで出された茨異種はあっさりハンドのデスマークで退場。《東屋のエルフ》2体もパルスして、5マナ到達を許さない。6マナに先に到達し、群れドラを叩きつけて勝ち。
ジャンド使って緑単に負けるわけにはいかんのじゃー
Round4:青白ジェイスコン(なかしゅーさん) ○○
まさかのプロ両方ヒット。どこのプロツアーだ。
相手のデッキは先日のプロツアーで登場した例のアレ。
1本目は3T目ブライトニングをカウンターさせた後、血編みからトリナクスでトリナクスを《本質の散乱》してもらい、3点パンチ。相手が単体で打つ宝探しがひたすらただのキャントリップ状態で、土地が止まり気味。追い討ちをかけるように相手のタップ状態のエッジをこっちのエッジで壊し、赤緑ミシュラを置く。ついにエルフ1体のためにラスゴが打たれるが、そのままミシュランで2回殴って勝ち。
2本目は血編みからのヒル、これは血編みがカウンターされ返しにヒルがマイコンでパクられる。フルタップの隙にギャンコマを通し、さらに《ゴブリンの廃墟飛ばし》で土地を1つ割りつつギャンコマ以外みんなでアタック、ブロックされたトークンを本体に投げつける動きが続く。
相手はジェイスを起動したり、宝探ししたりするが一向に土地が増えない。こちらはハンドにエッジを握っていて、土地を置いてもいつでも壊す準備は万端。
・・・だが、結局廃墟飛ばしの壊した1マナが響いたのか、そのまま血編み+ヒルも追加して、ジェイス無視してひたすら本体を殴ってたら相手投了。
3-1で3位。BYEゲットならずだが、悪くは無い結果。
やはりメインの《地盤の際》は強い。青白、エスパー系への相性がそれなりに改善されるし、同系にも一方的に有利になる。こちらはマナベースが異様に強固なので、先に展開しきってマナ差を固定する、いわゆる《不毛の大地》的な使い方も普通に強い。
サイドのヒルも強かった。元々このスペースは鹿だったが、対処されなければ勝つ・・・という意味ではヒルの方がプレイしやすい分安定するし、青と黒しか入っていないデッキはないので鹿の除去耐性はそこまで強くない。だったらヒルでいいや、ということで、この選択はここ最近サイドボーディングについて考えていたおかげかもしれない。
しかし、そもそもRound2以外全てサイドインしているのだから、やはりメインに積んだ方がいいのか。エッジの方をサイドに回そうかな。同型相手でも先手なら強いし、隙を見て4点殴れるだけでだいぶ違う。
久々にスタンの大会に出れた。やはりジャンドは使ってて面白い。
何も考えずに強いカードを順番に打てばいいわけではなく(それでも勝てるときは結構あるが)、まだ見えていない部分まで想像したり、リスク管理を行うのはそれなりに難しい。血編みも4T目にぶっぱすりゃ勝てるわけでもないしな
とりあえず、エクテンをちゃんと練習する+スタンもサイドを中心に再確認。
来週はゲームデイ、多分行けるはずなので頑張っていっぱい商品を貰おう。
コメント
コメントありがとうございます。
こちらこそまたお会いした時にはよろしくお願いします。
マナリーク減らすしか無いですかね。
屈折の罠は、抱えている時にPtEとバントチャームをスルーしながら死んだことがあるのでZOO相手は微妙な印象でした。
ボロスの流弾を弾けるのは神なのですが。
スロットは確かに無いです。でもあんまりリーク減らしたくないですよね。フェアリーと違ってハンデスもスプライトもいないので、超起源に弱くなってしまいますから・・・。
とりあえずは重い部分や微妙に削れそうなところと入れ替えるしかないですかね。
スタンの時は赤緑が全くおらず、赤単や赤黒ばかりだったので《危害のあり方》が強かったのですが、エクテンがこの状況ではダメージ移し変え系のスペルはちょっと範囲が狭すぎるかもしれませんね。
できれば《誤った指図》系のスペルが欲しいのですが、最近の対象変更スペルはことごとく赤いカードばかりなのがなんとも。