週末は追いコンの後カラオケでオール。
今年は午後の空き時間に行く場所がゲーセンからヒトカラに変わったので、自分で思った以上に力が向上していた様子。
合唱団の現役時代よりも明らかに音域が伸びていた。粉雪とか二人のアカボシあたりが余裕で出るとは思わなかったなw何事も継続は力なり、って感じかな。

WWKのリリースイベント期間が知らない間に終わってたみたいで、もうWWK×3ドラフトは無くなった。意外と面白かったのでもうちょっとやりたかったな…
基本的に同じエキスパンションを3つ使うドラフトが好きなんです。シンプルな戦略が立てやすいですからね。逆にACRドラフトは難しくて苦手だった…ただでさえ3種パックなのに、超多色環境でしたからね。

それはさておき、WWK×3ではやはり青が強かったように思う。《航海ドレイク/Voyager Drake》《地平線のドレイク/Horizon Drake》の2大ドレイクに加えて、2マナ2/2飛行ヘイストの《風のゼンディコン/Wind Zendikon》、そして地上を固める《方解石のカミツキガメ/Calcite Snapper》を中心にして、ほぼ青単色に近い形で「地上を止めて空から殴る」タイプのデッキが組めた。
微妙なダメージレースになったときも、《永久凍土の罠/Permafrost Trap》がなんとかしてくれる事が多いのが嬉しい。このカードはやたら安く流れて来るが、個人的にはM10環境の《睡眠/Sleep》並か、インスタントな分それ以上に強いんじゃないかと思っている。
もちろん、最強カードの《蒸気の捕獲/Vapor Snare》が使えるのも強い。
もちろん序盤にもたつくと赤黒系の同盟者や緑単などに撲殺されることもあったけれど、青白や青緑できれいに組めた時の強さは半端じゃなかった。

ZZW環境でも青は非常に好きで、5色の中では特にプレイする機会が多い。今のところは青>黒>緑>赤>白な感じ。白は余程のことがなければ参入したくない。

今日は4-3-2-2ドラフト。少し前まではちょくちょく8-4で頑張っていたけど、やっぱりまだあの場で勝ち越せるほどの腕ではないように思う。
確実に2-0スタートできるなら8-4でもいいけど、2没や1没、場合によっては回線落ちで敗北するリスクも決して低くない状況では8-4を選択し続ける勇気がなくなってしまった。しばらくは最低限でも緒戦突破、できれば2勝以上を目指して、細く長く練習を続けていこうかな、と思っている。

そんなわけで今日からMOのピック譜も載せることにします。アドバイス、突っ込みなどがあればお願いしますね。ドラフト記事を書くにあたって、文章の体裁はbunさんの方法を参考にさせていただきます。
http://www.geocities.jp/police_draft/20100315.html

1-1
特に見るところも無いパックから若干レア取り気味に《ゴブリンの先達/Goblin Guide》。青白のライブラリアウト系同盟者を狙いに《面晶体のカニ/Hedron Crab》も無くはないけど、個人的にこいつは嫌い。この環境の青は積極的に殴るものだと思っているので、盤面構築に貢献できないクリーチャーは入れたくない。

1-2
コモン抜け。一応後でソートも確認したけど、どうやらAソートではないみたい。単純に一番強い《見栄え損ない/Disfigure》をピック。

1-3《ウマーラの猛禽/Umara Raptor》
1-4《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper》
1-5わかりやすい緑のサインである《変わり樹のバジリスク/Turntimber Basilisk》をキャッチ。代わりにそろそろ初手は切る算段。
1-6《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》
1-7《召喚士の破滅/Summoner’s Bane》
1-8《マグマの裂け目/Magma Rift》
1-9《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》
1-10まさかの《ベイロスの檻の罠/Baloth Cage Trap》に歓喜。やっぱり緑はやっても良さそうだ。
1-11《面晶体集め/Hedron Scrabbler》
1-12《ゼンディカーの彼方導き/Zendikar Farguide》
1-13《絡め汁/Tanglesap》
1-15《戦いのハルダ/Battle Hurda》

まだ青黒か青緑かを決めることはできない。黒緑はまずないけど。
黒緑はどちらも色拘束が異様に厳しいので、この2色をピックさせられる流れで勝てた覚えがない。なんとかして回避したいところ。
赤はまだ迷いが見られるピックだが、1パック目終わりごろにはほぼ確実に切るつもりでいた。

2-1
一瞬だけ《噴出の稲妻/Burst Lightning》に目が行くが、赤は切るって言ったでしょ!そもそも《光輪狩り/Halo Hunter》より優先させる理由が何もない。普通に後者を取る。

2-2
青も黒も何もないので《大木口の幼生/Timbermaw Larva》。

2-3
《ベイロスの檻の罠/Baloth Cage Trap》2枚目と《放牧の林鹿/Grazing Gladehart》の二択だが特に悩まず後者を。

2-4
ここで嬉しい《リバー・ボア/River Boa》。《大木口の幼生/Timbermaw Larva》もいるし、どうやら下方面の緑はきっちり絞れているようだ。

2-5《領地のベイロス/Territorial Baloth》

2-6《風乗りの長魚/Windrider Eel》と《乱動の精霊/Roil Elemental》をギリギリまで悩んで後者を。青緑になるならば緑メインで青がセカンドカラーになるはずなので、本音から言えば前者が取りたい。…が、さすがに見過ごす理由も無い。

2-7《飛翔する海崖/Soaring Seacliff》。青緑だととても強い。
2-8《乱動への突入/Into the Roil》
2-9ラッキーな《風乗りの長魚/Windrider Eel》。2-1から考えると白をやっているプレイヤーが結構いそう?相変わらずMOはなぜか白好きが多いなぁ。
2-10《秘宝の破壊/Relic Crush》
2-11《コーの決闘者/Kor Duelist》
2-12《命拾い/Narrow Escape》
2-13《冒涜された地/Desecrated Earth》

あまりにも悩ましいドラフトになってしまった。いまだに2色目が決め切れていない。ほぼ青緑で確定だとは思うけれど、3パック目の黒は除去が多いからまだワンチャンス青黒もありえる。

3-1
《蒸気の捕獲/Vapor Snare》ゲット!これ一枚でデッキの強さが跳ね上がる。若干上陸デッキ寄りに組めているのも噛み合っていてすばらしい。

3-2
パック内の赤が強いのが気掛かりだが、《狼茨の精霊/Wolfbriar Elemental》FOILをありがたく頂戴する。

3-3
フィニッシュカードの《永久凍土の罠/Permafrost Trap》を。しかし冷静に思い返せば3-1から3-3まで全て《焼尽の猛火/Searing Blaze》を流しているような…仮に赤単をやってる人でもいようものなら衝撃的に強いデッキを組ませてしまうことになるな。

3-4《灰色革の狩人/Graypelt Hunter》

3-5
欲しかった《航海ドレイク/Voyager Drake》。タフネス3の安心感は他の飛行クリーチャーとは一線を画する。どうやらデッキになりそうだ。

3-6《帆凧/Kitesail》と少しだけ悩んで《巨森のゼンディコン/Vastwood Zendikon》

3-7カットせずに《闘士蜘蛛/Grappler Spider》。

3-8カット気味だが、一応タッチで使うことも考えつつ《海辺の回収者/Shoreline Salvager》。

3-9《呪文の歪曲/Spell Contortion》
3-10《東屋のエルフ/Arbor Elf》
3-11《ヴァラクートのかぎ爪/Claws of Valakut》カット
3-12《闘士蜘蛛/Grappler Spider》
3-13《飛び地の精鋭/Enclave Elite》
3-14《セジーリのステップ/Sejiri Steppe》

結局青緑になった。デッキは以下。

《飛翔する海崖/Soaring Seacliff》
10《森/Forest》
7《島/Island》

《東屋のエルフ/Arbor Elf》
2《闘士蜘蛛/Grappler Spider》
《面晶体集め/Hedron Scrabbler》
《リバー・ボア/River Boa》
《ウマーラの猛禽/Umara Raptor》
《放牧の林鹿/Grazing Gladehart》
《変わり樹のバジリスク/Turntimber Basilisk》
《風乗りの長魚/Windrider Eel》
《灰色革の狩人/Graypelt Hunter》
《航海ドレイク/Voyager Drake》
《大木口の幼生/Timbermaw Larva》
《狼茨の精霊/Wolfbriar Elemental》
《領地のベイロス/Territorial Baloth》
《ベイロスの檻の罠/Baloth Cage Trap》
《巨森のゼンディコン/Vastwood Zendikon》
《乱動の精霊/Roil Elemental》

《乱動への突入/Into the Roil》
《呪文の歪曲/Spell Contortion》
《召喚士の破滅/Summoner’s Bane》
《永久凍土の罠/Permafrost Trap》
《蒸気の捕獲/Vapor Snare》

緑の大型に青のフライヤーとスペル、という典型的な青緑になった。
ジャイグロ系スペルが全く取れていないのが気掛かりではあるが、デッキ自体は爆弾カードもあり、まあまあ強そう。

第一回戦:白黒
1本目は後手。相手1ターン目《ハーダの自由刃》、2ターン目はアタック後に《腐敗したゼンディコン》。こちらは《闘士蜘蛛》スタート。
両方アタックされたので自由刃をブロックするが《精霊への挑戦》で一方的に殺される。そして返しの《ウマーラの猛禽》は《見栄え損ない》と、2マナで2体除去されて若干焦る。
キッカー《乱動への突入》で1ターン凌ぎ、次ターンに《ベイロスの檻の罠》でゼンディコンを討ち取る。再度現れる《腐敗したゼンディコン》を《蒸気の捕獲》し、《領地のベイロス》を追加してそのまま勝ち。

2本目は相手《泥地の吸血鬼》から。こちらは《闘士蜘蛛》からの《ウマーラの猛禽》、《航海ドレイク》と綺麗に繋ぎ、相手の《エメリアの天使》を《蒸気の捕獲》でまさかの永久機関の完成。相手はたまらず《忌まわしい最期》するが、そんな1:2交換させてる時点でもはや負けるはずもなく。

まさに《蒸気の捕獲》様々だった。1枚で勝てる。

第二回戦:青白
1本目は後手。相手2ターン目《コーの空漁師》スタート。その後も空猟師2体目、《巣立つグリフィン》追加でこちらの動きも悪くて負け。
2本目はこっちが飛行連打+リバーボアで余裕勝ち。
3本目はウマーラスタートで、少し後に《灰色革の狩人》も追加。バウンスを絡めて多少凌がれるが、《巨森のゼンディコン》が強く勝ち。

第三回戦:赤黒タッチ緑
1本目は後手。思った通り《焼尽の猛火》を打たれ、同盟者たちに殴り殺されて巻け。
2本目はギリギリのダメージレースで勝てそうなところを、《永久凍土の罠》を構えずに《航海ドレイク》キッカーでベイロスを飛ばしてしまったばかりにブロッカーが足りなくて負け。プレイミスだな、さすがに・・・。

最終戦は相手のデッキも除去が強かったけれど、頑張ればなんとかなったかもしれない…。それだけにミスプレイが悔やまれる。
デッキがそれなりに上手く組めても実際のデュエルで生かしきれなければ何も意味がない。ちょっとでも序盤もたつくと相変わらずハメ殺しに近い動きをするデッキが多い環境なので、序盤の立ち回りを考慮したキープ基準の重要性は変わらない。
ドラフトに満足して弛緩せずに、対戦もしっかり練習しないといけないなぁ。

コメント

bun
2010年3月16日23:29

こんばんは。
難しいドラフトでしたね。
1パック目には1-3《ウマーラの猛禽/Umara Raptor(ZEN)》の後で青に入れる要素が余りなく、上でやっているかと思いきや、2-6、2-9その他を見ると卓には青がいなさそう。
緑も1-5、1-10以外は厳しいな・・・と言うところでしたが、2パック目でかなりリカバリーできましたね。
2-2の《大木口の幼生/Timbermaw Larva(ZEN)》がかなりの英断だったと思います。
全体を通してバウンスが取れる機会がほとんどなかったのが、厳しかったですね。

MOでは、白の人気の高さはかなりのものです。入りやすいんでしょうか?
WWK参入後は加熱気味だった赤への人気が一段落して入れる事もありますが、依然として人気色です。逆に緑・青は安定して入れると思います。

《呪文の歪曲/Spell Contortion(WWK)》はどうでしたでしょう?
使ってみたいと思いつつ、デッキに入れられずにいます。
使用感など教えて頂ければ幸いです。

ポリス
2010年3月17日0:28

>bunさん
コメントありがとうございます。
そうですね、「難しいドラフト」だった、という表現が一番しっくりきます。かなり後半まで色の確定ができませんでした。
そのせいで結果的には無駄になってしまったピック(《見栄え損ない》、《光輪狩り》など)がありますが…さすがに仕方ないですかね。
特に協調ドラフトを目指すこの環境では珍しく、上の色が読みきれない難儀なドラフトになりました。

確かに2-2はターニングポイントになった感があります。ここで何か黒い良カードを掴まされていたら、一層混乱したドラフトになっていた気がしますね。
白をやるプレイヤーは一体どこから始めるんでしょうね?アンコモン以下に初手クラスが少なく、コモンに限るとほぼ《コーの空漁師》一択(それでも他に強いカードがあればそっち取りますが…)くらいなので、全く予想ができません。
赤は人気の割にやはり全体的なカードパワーが落ちているので、できれば触りたくない色です。1-3《松明投げ》で一瞬悩んだのですが、この程度では赤に参入したくない…と思ってウマーラの方を選択しました。

《呪文の歪曲》は、WWK×3環境でテンポ系の青デックを組めたときに非常に強く感じたのでZZWでも実験的に投入しています。優位な盤面を固定しつつアドバンテージも稼げる可能性もあるのは嬉しいですね。当然ながら、先手時に強いことが多いです。
逆に後手の時はそんなに強くないので、相手の色やアーキタイプによってサイドの《飛び地の精鋭》や《ゼンディカーの彼方導き》、《絡め汁》などと入れ替えることが多いです。

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