土曜・日曜と参加してきたので簡単にレポを。

土曜は朝イチのメインイベント(上位数名に36~21パック)へ。

貰ったパックはレアの《目覚めの領域》を始めとして赤と緑の「落とし子」関連コモン・アンコモンが大量に揃ったカードプール。
残念ながら肝心のエルドラージは、最弱と評判の《エムラクールの手》と《ウラモグの道滅ぼし》だけ。前者は入れたけど後者は重いだけで弱いので却下。まあ前者も普通に弱いんですが。

その分他のところがまあまあ強く、緑の5マナ4/4落とし子ロードが2枚、ペラッカのワームが2枚、《乱暴者の噴火》(自分のクリーチャーを全て4/4ヘリオンに変えるソーサリー)など。
また、特筆すべきは族霊鎧で、緑の3マナ+3/+3、白の5マナ+3/+3と警戒、レアの4マナ+2/+2、アタック誘発でランド全部アンタップの3種がデッキに。白の5マナ2/5でサーチもできて安心。相性のいいオーラのナーリッドも。

赤は除去が《熱光線/Heat Ray》だけでまともな火力が全く無かったので、シングルシンボルのエルドラージ・ドローン2種と熱光線と噴火だけタッチの緑白タッチ赤に。
マナフィックスは前述のランパン2種にコモン土地があり、かなり安定。エルドラージ対決になったら無理そうだけど、その前に勝てるといいなという感じ。

Round1
1本目は族霊鎧を複数貼り付けたランパン2/4が最後まで生き残り勝ち。2本目はコジレックの職工を出されて負け。3本目は土地4枚目が引ければ回る・・・というハンドだったけど引けずに負け。
あんまり相手のデッキが強そうじゃなかっただけに残念。
0-1

Round2
1本目、2本目はお互いブン回って一方がライフ20のまま終了。3本目はまた族霊鎧がめっちゃ強くて勝ち。
1-1

Round3
1本目は《目覚めの領域》からトークン並べるクリーチャーも追加して盤面が凄いことに。相手もサイズ大きいブロッカーを並べてきたので若干マズかったけど、10体並んだところで《乱暴者の噴火》で4/4を10体並べて勝ち。
2本目も領域スタート。今度は落とし子ロードを2枚引いて落としビートで勝ち。
2-1

Round4
1本目はインスタント除去一杯打たれた上に、赤のインスタント回収の反復で2枚も回収されて、うっかり殴って返しがガラ空きになったところで《窯の悪鬼》が超巨大化して圧敗。
2本目は相手の《グール・ドラズの暗殺者》が最終形態で-4を飛ばし放題に。さらに《よろめきショック》を回収されたりしてアド取られすぎワロタ状態で負け。
2-2

2敗で目が無くなったのでドロップ。プレイミスが多かった。
カードプールは(エルドラージが全然無い以外は)強かったので残念。除去があんまり無かったけど、除去単よりはサイズ大きいのを展開しまくった方が強い環境っぽかったのであんまり気にならず。

その後はドラフト。
赤緑の《窯の悪鬼》+ジャイグロいっぱいの赤緑。除去も欲しかったけど全然取れなかった。中途半端にエルドラージ寄りになったし失敗ドラフト。

1回はビートして勝ったけど2本目、3本目とダブマリが続いて土地事故で負け。
1没。

もう一回ドラフト。
割と普通の青白レベルアップで、肝心の《敬慕される教師》が1枚もないけどアンセム(《英雄の時》)入り。レベル1でも大概な強さになるのでかなり強かった。
2/3フライングになる熊とかドレイクが複数取れててまあまあ。

1戦目は相手赤緑。1本目は2/3で空から殴って勝ち。2本目は青アンコのアンブロッカブルで殴って勝ち。
2戦目、相手は青緑。1本目は序盤2/2飛行マーフォークで殴りあったところで相手だけ緑のデカブツ出てきて負け。2本目はサイドインした《魂の管理人》でめっちゃ回復して、アンブロッカブルの最終形態とかドレイク2体とか、英雄の時とかで勝ち。3本目は土地多すぎのハンドをキープしてしまって負け。
2没。

なんかシールドとドラフトのテンポが違いすぎてキープ基準が難しい。
初日はまさかの収穫ゼロで帰宅。

日曜は正午からのミニプレリに参加。
貰ったプールが弱すぎる。相変わらず赤の除去は《熱光線》1枚で使う価値無し。黒は除去それなり。《消耗の蒸気》はトークン相手に弱いのでサイド。あとは普通に緑か。相変わらずエルドラージに恵まれず、コジレックの職工1枚だけ。マナブースト・サポートが皆無なので出るかどうかも怪しい。

1戦目は相手青白レベルアップ。
こっちは《巣の侵略者》、《薄暗狩り》2体、+2/+2装備でテンポビート。相手の初動が弱く、除去1発で止まったのでそのまま勝ち。
2本目は青白相手なので消耗の蒸気サイドイン。相手の初動が《卓絶の達人》でレベル5まで来て死んだかと思ったけどトップ蒸気で除去って、逆転して勝ち。

2戦目は相手青黒タッチ赤。
2/2飛行マーフォークで殴られながらゴーマゾアで地上を止められ、《マゴーシのスフィンクス》まで出されて負け。
2本目はこちらが終始攻勢で、職工も出せて勝ち。3本目は土地2で2ターン止まり、その間に+2/+2装備が1/1に付いてしまい2点ドレイン除去が届かなくなり、そのまま負け。

あまりに弱すぎたのでドロップ。教祖様と双頭巨人ドラフトへ。

とりあえず正統派の赤緑マナブースト・エルドラージを中心にピックして、あとはサポートデッキとしてバウンス、除去、壁を中心とした青黒をピック。
赤緑の方は信じられないくらい強い(マナ壁2枚、落とし子系クリーチャーいっぱい、赤除去いっぱい、少数精鋭のレベルアップ・・・ティム、緑の4/4になる熊、レアの6/6になる奴、ウラモグの破壊者2枚+職工1枚)。
青黒は壁っぽいクリーチャー少数とバウンス2枚、睡眠発作2枚を初めとする除去いっぱい、あと隣のエルドラージを守るための族霊鎧など。

教祖様が赤緑でビートダウン担当、自分が青黒でスペル補助担当。

1戦目は相手が《魂の管理人》スタート。かなり回復されそうで眉を潜めたけど、よく見たら見方のハンドにはティムが。
こっちの土地が3枚で止まるけど一応サポートスペルは打てる状態。いかにも怪しい相手の《こだまの魔導士》だけ除去して、赤緑がティムをレベル1にした途端に相手の動きが止まる。
頑張って落とし子を絡めて出てきた職工は自分がバウンスして、そのまま職工を出してきた方を《破壊者》で滅殺し続けて勝ち。

2戦目は緑黒と赤単ペア。隣で見ていたので緑黒側からコジレックが出てくるのは確認済。滅殺はこっちを狙おう、という計画だけ立てておく。

自分が0/6の壁マーフォークや黒の3マナ4/4などで守りを固め、隣がひたすらマナブーストで6マナの3倍《精神石》まで到着。
緑黒の方が黒のレベルアップ接死や、緑の3マナ2/2接死を展開してくるのでブロックし辛くて面倒。序盤はかなりライフを削られるが、《家畜化》で前者を奪ってしばらく対処。

教祖様の方はマナばっかりで脅威が薄かったので精神石を割って3ドロー、そうするとようやく《破壊者》の御姿が。すぐにプレイ。
さて、緑黒の方を殴りたいけどあちらは接死だらけ、赤単の方は落とし子だらけで微妙に強くないな・・・と思っていたら、自分がトップデッキ《ひずみの一撃》!
まさにこのコンボをやりたくて投入していたようなもの。破壊者を9/8アンブロッカブルにして緑黒側を2ターン連続でアタック。相手の残りライフは9。相手は長引くと負けることを察し、よろめきショックを全て本体に撃ってくる。
こちらのライフも8まで落ち込むが、自分のハンドには既に勝利を確定させるカードが。《記憶の壁》で墓地から《ひずみの一撃》を拾い、改めて破壊者へ。ちょうど9点削りきって勝ち。

いやー、気持ちよかった!結局自分のクリーチャーでは1点もライフを削りませんでしたwぜんぶ隣まかせ。
ただつよデックの隣に座って、数少ない邪魔を排除したりフィニッシュのサポートをして勝利に貢献する、という普段はできないゲームができてとても面白かったです。
卓で優勝して2人とも6パックずつ入手。なんとか楽しく終わることができました。いやー、双頭巨人はコンフラの時に一回やっただけだけど、やっぱり面白いな。またやりたい。

レポは以上。
あとは全体的なカード評価を。

・無色
ひたすら《ウラモグの破壊者》(8マナ8/8)ゲー。これの先出しできた方が勝つと言っても過言ではない(特にシールドは)。
《エムラクールの手》は弱い。滅殺は最低2はないと全く脅威にならない。
神話エルドラさんは当たり前のように強いけど、レアは微妙。アンコも《コジレックの職工》はキャストトリガーがあるので強いけどもう片方は重すぎて・・・。

・白
2/3フライングになる熊は強い。発動者も素で3マナ2/1フライングで能力も強いのでいい感じ。他はそこまで強く感じない。
アンコだと+3/+3警戒の族霊鎧が血を吐く強さ。

・青
回避持ちになるレベルアップは環境的に強いけど、おじいさんがいないとドラフトでは流石に重い。アンブロッカブルの方はやたら強いけど。
システムが少ないので睡眠発作がかなり強い確定除去。あとバウンスがエルドラージ、族霊鎧、コスト重い装備品など、色々と刺さってかなり高得点。実質的に除去力は赤に次いで二位だと思う。

・黒
グレイブディガーが3マナで飛んでるのは偉い。ただ、下手な除去よりは回避持ちクリーチャーや接死の方が強いのであんまり好きじゃない。
特に、コモン確定除去のVendettaが環境に合ってなさすぎて困る。エルドラージゲーを考慮すれば黒よりも青の方が除去能力が高い。端的に言えば弱い。

・赤
単色で除去コンが組める勢いの謎に豊富な火力。レアだけど相手だけラスもある。トークン生成能力も高いし、壁戦略にも合致できる。単純に強い。

・緑
飛びぬけて強いマナブーストと巨大クリーチャー。また、《オーラのナーリッド》が緑にはめずらしい超強力な回避能力持ち。族霊鎧との相性が非常にいいので、強い族霊鎧が取れたらナーリッドビートを組みたくなるレベル。
回避能力が無くても発動者のトランプル付与が強いので安心。

・その他
装備は全体的に重いけどどれも一応強い。まあ+2/+2がお手軽かな。壁が殴れるのが地味にけっこうきつい。
《進化する未開地》と《予言のプリズム》のお陰でタッチがかなり容易なのはありがたい。後者は特に、この手のマナフィルターでは珍しくアドを失わないいいカード。

とりあえず第一印象はこんな感じ。
シールドは余程偏ったプール貰わないかぎり大体似たようなデッキ志向になるので微妙。ドラフトはアーキタイプ確率したら面白いかもなー、くらい。

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