まるまる一ヶ月近くMOドラフトから離れていたけれど、ようやくROEも実装され、プレイするための時間も取れたので久々にプレイ。
リアルでまあまあ回数はこなしているとはいえ、いきなり8-4は抵抗があったのでとりあえず4-3-2-2で様子見してみました。
ピック譜はこちら:http://www.geocities.jp/police_draft/20100518.html

1-1:《カラストリアの血の長、ドラーナ/Drana, Kalastria Bloodchief》
黒は最も触りたくない色の一つだが、ここから始めるなら文句無し。他に初手候補も無い。

1-2:《死骸孵化/Corpsehatch》
黒継続。《乱暴者の噴火》もあるが、ただでさえ弱い黒が被ると悲惨なので絞りに行く。

1-3:《最後の口づけ/Last Kiss》
1-4:《死者のインプ/Cadaver Imp》
白がかなり流れているイメージがあるが、入るタイミングを逃してしまったので微妙か。さすがに《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker》で良かったかも。

1-5:《ウラモグの手先/Pawn of Ulamog》
1-6:《バーラ・ゲドの蠍/Bala Ged Scorpion》
少なくとも黒が被ってはいなが、多すぎて絞りきれない。連続して《虚身の勇者/Null Champion》《ゾフの影/Zof Shade》を流してしまったのも気掛かり。

1-7:《マンモスの陰影/Mammoth Umbra》
1-8:《無傷の発現/Emerge Unscathed》
1-9:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
1-10:《族霊導きの鹿羚羊/Totem-Guide Hartebeest》
1-11:《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》
1-12:《ハイエナの陰影/Hyena Umbra》ラッキー!

後半でかなり白が漏れてきていたので仕方なく参入。他に入れる色がなかったというのもあるが・・・。やはり《暁輝きの発動者》をピックしておくべきだったな。

2-1:《魂縛りの守護者/Soulbound Guardians》
微妙ピック。白黒というデッキのビジョンが見えなかったので、ドラーナが回り始めるまで耐えることだけ考えた。

2-2:《睡眠発作/Narcolepsy》
ここで唐突な青参入。1-12《海門の神官/Sea Gate Oracle》がかなり引っかかっていたのと、白がシングルシンボルだらけなので青黒タッチ白にした方がデッキが強くなりそう、という予測から。

その後も青黒タッチ白を意識してのピック。
2-3:《ハーダの巡回スパイ/Hada Spy Patrol》
2-4:《護衛のゴーマゾア/Guard Gomazoa》
2-5:《死者のインプ/Cadaver Imp》
2-6:《家畜化/Domestication》ラッキー!
2-7:《剥奪/Deprive》
2-8:《霜風の発動者/Frostwind Invoker》

2-9:《予言のプリズム/Prophetic Prism》
青白黒ということでレベル要素が多少絡みそうだったが、あまり数を取っていない(むしろ1パック目で流している)ので《勇者のドレイク/Champion’s Drake》はスルー。優秀なマナサポートを選択。

2-10:《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》ミスピック?この色なら不要か。
2-11:《略奪の爆撃/Raid Bombardment》
2-12:《ジュワー島の小走り/Jwari Scuttler》

一転して青だらけの返しパックとなった。2-2でよく決断できたな、と自分でも少し驚いている。
これはリアルドラフトでも似たようなピック(その時は白緑路線→最終的に青緑タッチ白に)を経験していたことが生きた。白は《族霊導きの鹿羚羊/Totem-Guide Hartebeest》を中心としたオーラシナジーのみをタッチするという選択がかなり有効な戦略であり、その相方として青は最も相応しい。

3-1:《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker》
3-2:《岸壁安息所の騎士/Knight of Cliffhaven》
3-3:《血の復讐/Vendetta》との二択で《失脚/Oust》。オーラ戦略に対してより強い方を選択。
3-4:かなり強いパックの中から《敬慕される教師/Venerated Teacher》。
3-5:《隊商の随員/Caravan Escort》
3-6:《失脚/Oust》2枚目。ラッキー!
3-7:《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher》カット
3-8:《踏みつけの仔/Stomper Cub》ミスピック。《無傷の発現/Emerge Unscathed》が取りたかった。
3-9:《現実のひきつけ/Reality Spasm》
3-10:《族霊導きの鹿羚羊/Totem-Guide Hartebeest》ラッキー!
3-11:《啓蒙/Demystify》サイド
3-12:《グロータグの包囲抜け/Grotag Siege-Runner》カット
3-13:《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid》苦笑しつつカット

最後は白い部分がかなり流れてきた。結局黒は1パック目以外ロクに取れず、青白Lvタッチ黒という形に。やはり黒が濃すぎて絞りきれなかったのが原因か。

デッキはこんな感じ。
《隊商の随員/Caravan Escort》
《岸壁安息所の騎士/Knight of Cliffhaven》
《ハーダの巡回スパイ/Hada Spy Patrol》
《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker》
《護衛のゴーマゾア/Guard Gomazoa》
《敬慕される教師/Venerated Teacher》
《死者のインプ/Cadaver Imp》
《バーラ・ゲドの蠍/Bala Ged Scorpion》
《霜風の発動者/Frostwind Invoker》
2《族霊導きの鹿羚羊/Totem-Guide Hartebeest》
《カラストリアの血の長、ドラーナ/Drana, Kalastria Bloodchief》

2《失脚/Oust》
《予言のプリズム/Prophetic Prism》
《無傷の発現/Emerge Unscathed》
《ハイエナの陰影/Hyena Umbra》
《睡眠発作/Narcolepsy》
《最後の口づけ/Last Kiss》
《家畜化/Domestication》
《死骸孵化/Corpsehatch》
《マンモスの陰影/Mammoth Umbra》
《現実のひきつけ/Reality Spasm》

平地6
島6
沼5

色・アーキタイプともに固めるタイミングが遅かったため、ビートしたいのかコントロールしたいのか曖昧な構成に。マナフィクサーも足りてない。あと1枚はプリズムか《進化する未開地/Evolving Wilds》が欲しかった。

Round1:白黒レベルアップ
《虚身の勇者》を育てて《英雄の時》で強くするデッキ。どっちも2枚ずつ見た。
game1:土地は3色揃っていて、除去も打てるけどクリーチャーが無いハンド。マナ揃ってれば上から引いてなんとかなるだろ、と思ったら最後までクリーチャー引かずに負け。
game2:相手の攻撃を《護衛のゴーマゾア》でシャットアウトし、《ハーダの巡回スパイ》だけで勝ち。
game3:ギリギリまで追い込まれるけど最低限の防御網は展開して、プリズム経由で光臨した《カラストリアの血の長、ドラーナ》で思う存分ドヤ顔できて勝ち。

game2,3ともにプリズムのおかげで綺麗に回すことができた。これだけ簡単に回るなら3色+ドラフトもかなり真剣に検討する必要があるな。
あと、レベルアップにスタックで《最後の口づけ》のおかげで相当テンポ取れた場面が多かった。《血の復讐》《絶望の誘導》と並んで、この環境のインスタント除去の強さを再確認。

Round2:ジャンド
game1:一度レベルアップした《バーラ・ゲドの獣壊し》を《失脚》しつつ盤面を固めていったけど《茨噛み付き》が止められなくて負け。
game2:《隊商の随員》→《ハーダの巡回スパイ》→《敬慕される教師》の流れで相手のクリーチャーは除去しまくって勝ち。
game3:序盤は土地2枚で止まり《岸壁安息所の騎士》に《ハイエナの陰影》で殴るだけだが、カード2枚で除去される。《ハーダの巡回スパイ》《暁輝きの発動者》と並べ、相手が《エムラクールの孵化者》からのフルタップで返してきた隙に《マンモスの陰影》をスパイに付けてまあ勝ちだろ、と思っていたら《災難の範囲》で壊滅。土地は十分揃っていたのに上から何も引かずに負け。

2没。
かなり苦しい流れで汲まされたデッキだったが、思ったよりちゃんと回った。

いやー、しかしここまで決め打って色を絞ってもデッキの核になりきれない黒はマジでかわいそうだな。今回は爆弾カードもあったということでかなり強引に色をタッチしたけど、さすがに毎回ダブルシンボルのタッチしたデッキはやってられない。
途中まで描いていたビジョンとしては青黒レベルアップタッチ白だったんだけど、2パック目以降全くと言っていいほど黒が流れてこなかったのが想定外だった。下方面はどこから黒に入ったんだろう・・・。逆に、2パック目の青の安さが衝撃的だった。2-6《家畜化》って・・・。仮に自分も頑なにスルーしていたら青は卓1だったかもしれない。

なんか弱い色2色(要は白黒赤のうち2つ)の組み合わせになってしまいそうになったら、緊急回避的に青に逃げるのはアリなのかもしれないな。コモン~アンコモンにシングルシンボルで強いカードが多いし、多少被ったとしてもそれなりの物は手に入る。
今回はピックできなかったけど《ハリマーの波見張り》なんかは顕著で、単体でも強い壁+後半の最強アタッカーだし、色被り上等な能力も心強い。先出しでハメ勝ちができるカードはリミテッドでは貴重だ。

特に白はコモンのシングルシンボルにエンドカードやアドバンテージ・エンジンがあるので3色をやる分には非常に触りやすく、特に緑白、白黒、白赤になってしまいそうなタイミングで青に参入し、白を3色目に回しタッチで運用する・・・という戦略はかなり使えそうな気がする。
簡単に言えば《暁輝きの発動者》と《族霊導きの鹿羚羊》強いね!ということ。前者が強いのは当たり前だけど、後者はこの環境のマイフェイバリットとも言うべき相棒だ。

今後も2色にこだわり過ぎず、適度に3色以上も見据えたピックをできるように常に頭の片隅に置いておこう。

コメント

listener
2010年5月19日8:46

>緊急回避的に青に逃げるのはアリなのかもしれないな。
これ同感です。
前回の黒がそうだったように
今回の青はヤバそうな時に、とりあえず逃げこんでおけばなんとかなりそうな気がします。

>白はコモンのシングルシンボルにエンドカードやアドバンテージ・エンジンがあるので3色をやる分には非常に触りやすく、
>特に緑白、白黒、白赤になってしまいそうなタイミングで青に参入し、白を3色目に回しタッチで運用する

見事なまとめです。
ボクも頭の中でその戦略がもやもやしていたのですがスッキリしました。

めちゃくちゃ安い白を中心に拾っていったら
カードは余っているのに勝てない赤白になった経験が何度かあります。

殴るにしても粘るにしても、途中で青を拾って3色にしておけば良かったと後悔しました。

>《暁輝きの発動者》と《族霊導きの鹿羚羊》

白はこの2枚だけ拾ってタッチするという選択を
頭に入れておこうと思います。

流れに沿って安い色を拾っていくと
どうしても白黒赤のうち2色に落ち着いてしまいそうですから。

bun
2010年5月19日16:22

お疲れ様です。

1-12を考慮しての2-2が非常にスマートでした!
それにしても黒メインで組もうとすると相方選びが難しいですね。
今回はポリスさんの機転から3色に落ち着く事が出来ましたが、つっぱって白黒を続行していたらどうなっていた事か・・・。
1パック目の流れから、恐らく下家は白プレイヤーだと思われますが、2パック目の黒不作には目を覆わんばかり。
1戦目の対戦相手が白黒レベルですが、もしかすると下家かも知れませんね。
そう仮定すると、1パック目の青不作から《虚身の勇者/Null Champion(ROE)》を拾って・・・と言う流れでしょうか。

3-3の《血の復讐/Vendetta(ROE)》VS《失脚/Oust(ROE)》ですが、各種《発動者/Invoker(ROE)》を考慮すると、個人的には《血の復讐/Vendetta(ROE)》かなと思いました。
インスタントなので、一応は《陰影/Umbra(ROE)》に耐性がありますし。
リアルでもMOでもぜんぜんドラフトできていないので、妄想の域ですがw

ポリス
2010年5月20日1:18

>listenerさん
安く流れてる時の白って、条件付き単体除去とかタッパーとか微妙なあたりが無駄に枚数揃って全然デッキにならないですよね。
今回の白の強さはほぼアーキタイプに依存しているので、「色が安い」という理由だけで参入すると痛い目を見ることになりそうです。

>bunさん
ありがとうございます。2-2の判断は経験が生きたな、と思います。
多分白黒レベルは下家ですね。やはり《虚身の勇者/Null Champion》を絞りきれなかったのが下から被せられた原因でしょうね。

《血の復讐/Vendetta》と《失脚/Oust》については、今回は色マナバランスが厳しいデッキになりそうだったので、「プレイできるのが遅れても族霊鎧に対処できる、大きくなったレベルアッパーを除去しても痛くない」という、かなり後ろ向きな理由で選択しました。
確かに発動者を殺す分にはVendettaの方がいいですね。あんまり考えてませんでしたw

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索