マジック2011 TOP10
2010年7月13日 最新セットの話題 コメント (6)毎度おなじみの新セット評価。
の前に、まずはエルドラージ覚醒の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201004210254076751/)
1:《弱者の消耗/Consume the Meek》
2:《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
3:《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
4:《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》
5:《目覚めの領域/Awakening Zone》
6:《カルガの竜王/Kargan Dragonlord》
7:《前兆の壁/Wall of Omens》
8:《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad》
9:《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
10:《全ては塵/All Is Dust》
(選外:《消耗の蒸気/Consuming Vapors》、《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》)
一見、今回はかなり良かったように見えるんじゃないでしょうか?
三神の中からちゃんとエムラクールを選べてるし、リンヴァーラもちゃんと入っています。珊瑚兜もちゃんとレガシー枠で入ってますね。残念ながら1位と5位は大外しですがw
・・・しかし、一番残念なのは《復讐蔦/Vengevine》が入っていないこと。トップレア選べてないとかどんだけー。正直、これほど使われるとは全く思っていませんでした。
《消耗の蒸気/Consuming Vapors》は選外枠に入れてしまいましたが、サイドカードとしては使われた方かな。
《よろめきショック/Staggershock》、《巣の侵略者/Nest Invader》、《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》あたりの地味なラインは、まあTOP10しか選べないという性質上仕方ないですね。
そして本題、新基本セットの「マジック2011」からTOP10です。
選択基準はいつも通り構築環境での評価で。基本セットが一年更新になっていよいよ2回目のこのセット。再録と新規の入り混じるこのセットの中から、次の環境で活躍する1枚を選び出すことはできるのか?
なお、今回はM10からの再録カードは除外して選択させていただきます。
【10位】《リリアナの死霊/Liliana’s Specter》
《金切り声の混種》が単色になって帰ってきた!
大好きなクリーチャーだったので、中速寄りの黒いデッキでの活躍を期待。
【9位】《水晶球/Crystal Ball》
一度出てしまえば《師範の占い独楽》をも凌ぐ回転力を見せる本格派占い道具。
コントロールで使えば強いのは勿論のこと、独楽+ボブの組み合わせのように、《闇の後見》との組み合わせが見られるかも?
【8位】《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
《ロクソドンの教主》と《十二足獣》が合体して帰ってきた!
ドデカポッドと違い、普通にキャストしても非常に強いのが嬉しいですね。
これを中心にデッキを組むというカードではないし、4マナ域は既に渋滞しているし・・・と実際に採用されるかどうかは判りませんが、実際に居場所を見つければ大活躍は間違いないでしょう。
【7位】《予感/Foresee》
10位~8位と過去カードのリメイク(?)が続き、今度は純粋な再録組。
当時よりも青いデッキがメインに4マナ寝かすことへの抵抗感は少なく、最大で6枚もカードを見つつアドを得られる非常に強いスペル。
現状強いカウンターが《マナ漏出》くらいしか無いので、《ジェイスの創意》よりはこちらの方が使われそうです。
【6位】《霜のタイタン/Frost Titan》
あんまり評判は良くないですが、なんとなく好きです、これ。
相手とタイタン出し合いになったら一方的に勝てますし、除去に対するカウンターでテンポを取りやすくなります。終盤腐りがちなマナリークもちょっとだけ有効活用できますね。
個人的には4位のカードと組み合わせて何か面白いデッキを組みたいところ。
【5位】《耕作/Cultivate》
《木霊の手の内》が秘儀から解き放たれて帰ってきた!
つい最近も《成長の発作》が出たばかりで、3マナからのジャンプアップ選択肢が一気に増えましたね。《成長の発作》は3マナ→6マナの可能性を秘めてはいますが不安定かつ使い切り、対してこちらは確実に3マナ→5マナ。
特定のマナ域に到達することが主目的のデッキならば《成長の発作》でいいと思いますが、その後も安定してマナを運用し続けるデッキ、つまり中速~低速のデッキではこちらが優先されます。
足りない2色を一気に揃えることも、強引にタッチしたダブルシンボルのカードをプレイすることも可能に。これでますますタッチ《精神を刻む者、ジェイス》が増える!?
【4位】《破壊的な力/Destructive Force》
《燎原の火》が一回り大きくなって帰ってきた!
良くも悪くも4点が5点になったのは大きく、悪斬ワイルドファイアやジュワーワイルドファイアといったお手軽な勝ち方はできません。残念。
ただ、既に各所で言及されている通りプレインズウォーカーとの相性が抜群で、これだけでデッキを組めるレベルです。個人的には、このカードのおかげで遂に《チャンドラ・ナラー》にも活躍の機会が来たのでは?と思っています。
また、各種タイタンとも相性が良いのにも注目ですね!流した土地やクリーチャーを《太陽のタイタン》で拾って高速リカバリーなんて、素敵じゃないですか?
【3位】《惑いの迷路/Mystifying Maze》
《Mage of Ith》がマナ能力を得て(そして重くなって)帰ってきた!
実際のところ色々と機能は変わっているわけですが、やりたい事は大体同じです。4マナ払って実質5マナって重過ぎない?という意見もありそうですが、マナの出る土地で擬似的な除去ができるというのは、それはそれは重要な事なのです。
ちょっと前には《秩序の尖塔、プラーフ》という土地もありましたが、あれに比べれば軽い軽い。その上無色。コントロールが積まない理由がありません。
【2位】《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》
《適者生存》がクリーチャーになって帰ってきた!
自分の中でのサバイバルは「クリーチャーを1ターンに何度もグルグル回すコンボデッキのキーカード」というイメージがあったので、すぐ死ぬ上に1回しか起動できないこいつは見た目ほど強くないんじゃない?という思いがありました。
しかし、「普通に《復讐蔦》を落としてからイーオスに繋げるだけでも強いし、そうでなくても状況に応じたクリーチャーを常に手に入れられるのは十分強い」ということを聞いてからは評価が一転。
召喚酔いが解けるまでに処分しなければ何かしらの仕事をされてしまうわけで、蔦や血編みのように単体でアドバンテージを取れるクリーチャーや、《失われたアラーラの君主》のように必ず引きたいけれど枚数を入れたくないクリーチャーが数多く存在する環境では、十分見た目以上に強いカードになりそうです。
あ、ちなみに《獣相のシャーマン》と《悪斬の天使》はレアソートらしいので、片方を引いたら急いで隣のパックも剥いてしまいましょう!w
実際、自分も双頭巨人ドラフトの際に連続したパックからこの2枚を引きました。
【1位】《墓所のタイタン/Grave Titan》
ただつよ。
正直、タイタンシリーズはどいつもこいつも普通に強いんですよ!個人的に好きなのが今回上げた青タイタンと黒タイタンだというだけで、白も赤も緑も使われるデッキさえあれば強いのは判ってます。(まあ、青は使われるデッキがあるかどうか疑問の声が多いですが…)
その中でも黒タイタンはさすがに別格でしょう。6マナパワー合計10。10って。本体が除去されても4点クロックが残るわけで、洒落になりません。
新オーバーランこと《圧倒する暴走》と組み合わせると12+8+8=28点!しかも本体は接死+トランプルの合わせ技で、相手がどれだけタフネス高いクリーチャーで軽減しに来ても無意味!もうデッキを組まずにはいられないですね。
そんな感じで、なんだか「~が帰ってきた!」ばっかり言ってた気がします。
完全な再録ではなく、ちょっと形を変えてのリメイクが目立つ基本セットだったということがなんとなくわかりますね。
今回は箱買い…どうしよう。正直コモンからレアまで魅力的なカード揃いなので箱買いする価値は十分あると思うのですが、普通に金が無い。シングル買いする金もない。一番最初に買っとかないと無駄に値上がりしちゃうんで困るんですけどね。
まあ、なんとか黒タイタンだけは揃えて余裕があればシャーマンも、残りは頑張って地道に集める…という感じでしょうか。ROEの時に無駄に買いすぎたなぁ。
の前に、まずはエルドラージ覚醒の見直し。
(参照:http://police.diarynote.jp/201004210254076751/)
1:《弱者の消耗/Consume the Meek》
2:《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
3:《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
4:《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》
5:《目覚めの領域/Awakening Zone》
6:《カルガの竜王/Kargan Dragonlord》
7:《前兆の壁/Wall of Omens》
8:《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad》
9:《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
10:《全ては塵/All Is Dust》
(選外:《消耗の蒸気/Consuming Vapors》、《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》)
一見、今回はかなり良かったように見えるんじゃないでしょうか?
三神の中からちゃんとエムラクールを選べてるし、リンヴァーラもちゃんと入っています。珊瑚兜もちゃんとレガシー枠で入ってますね。残念ながら1位と5位は大外しですがw
・・・しかし、一番残念なのは《復讐蔦/Vengevine》が入っていないこと。トップレア選べてないとかどんだけー。正直、これほど使われるとは全く思っていませんでした。
《消耗の蒸気/Consuming Vapors》は選外枠に入れてしまいましたが、サイドカードとしては使われた方かな。
《よろめきショック/Staggershock》、《巣の侵略者/Nest Invader》、《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》あたりの地味なラインは、まあTOP10しか選べないという性質上仕方ないですね。
そして本題、新基本セットの「マジック2011」からTOP10です。
選択基準はいつも通り構築環境での評価で。基本セットが一年更新になっていよいよ2回目のこのセット。再録と新規の入り混じるこのセットの中から、次の環境で活躍する1枚を選び出すことはできるのか?
なお、今回はM10からの再録カードは除外して選択させていただきます。
【10位】《リリアナの死霊/Liliana’s Specter》
《金切り声の混種》が単色になって帰ってきた!
大好きなクリーチャーだったので、中速寄りの黒いデッキでの活躍を期待。
【9位】《水晶球/Crystal Ball》
一度出てしまえば《師範の占い独楽》をも凌ぐ回転力を見せる本格派占い道具。
コントロールで使えば強いのは勿論のこと、独楽+ボブの組み合わせのように、《闇の後見》との組み合わせが見られるかも?
【8位】《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
《ロクソドンの教主》と《十二足獣》が合体して帰ってきた!
ドデカポッドと違い、普通にキャストしても非常に強いのが嬉しいですね。
これを中心にデッキを組むというカードではないし、4マナ域は既に渋滞しているし・・・と実際に採用されるかどうかは判りませんが、実際に居場所を見つければ大活躍は間違いないでしょう。
【7位】《予感/Foresee》
10位~8位と過去カードのリメイク(?)が続き、今度は純粋な再録組。
当時よりも青いデッキがメインに4マナ寝かすことへの抵抗感は少なく、最大で6枚もカードを見つつアドを得られる非常に強いスペル。
現状強いカウンターが《マナ漏出》くらいしか無いので、《ジェイスの創意》よりはこちらの方が使われそうです。
【6位】《霜のタイタン/Frost Titan》
あんまり評判は良くないですが、なんとなく好きです、これ。
相手とタイタン出し合いになったら一方的に勝てますし、除去に対するカウンターでテンポを取りやすくなります。終盤腐りがちなマナリークもちょっとだけ有効活用できますね。
個人的には4位のカードと組み合わせて何か面白いデッキを組みたいところ。
【5位】《耕作/Cultivate》
《木霊の手の内》が秘儀から解き放たれて帰ってきた!
つい最近も《成長の発作》が出たばかりで、3マナからのジャンプアップ選択肢が一気に増えましたね。《成長の発作》は3マナ→6マナの可能性を秘めてはいますが不安定かつ使い切り、対してこちらは確実に3マナ→5マナ。
特定のマナ域に到達することが主目的のデッキならば《成長の発作》でいいと思いますが、その後も安定してマナを運用し続けるデッキ、つまり中速~低速のデッキではこちらが優先されます。
足りない2色を一気に揃えることも、強引にタッチしたダブルシンボルのカードをプレイすることも可能に。これでますますタッチ《精神を刻む者、ジェイス》が増える!?
【4位】《破壊的な力/Destructive Force》
《燎原の火》が一回り大きくなって帰ってきた!
良くも悪くも4点が5点になったのは大きく、悪斬ワイルドファイアやジュワーワイルドファイアといったお手軽な勝ち方はできません。残念。
ただ、既に各所で言及されている通りプレインズウォーカーとの相性が抜群で、これだけでデッキを組めるレベルです。個人的には、このカードのおかげで遂に《チャンドラ・ナラー》にも活躍の機会が来たのでは?と思っています。
また、各種タイタンとも相性が良いのにも注目ですね!流した土地やクリーチャーを《太陽のタイタン》で拾って高速リカバリーなんて、素敵じゃないですか?
【3位】《惑いの迷路/Mystifying Maze》
《Mage of Ith》がマナ能力を得て(そして重くなって)帰ってきた!
実際のところ色々と機能は変わっているわけですが、やりたい事は大体同じです。4マナ払って実質5マナって重過ぎない?という意見もありそうですが、マナの出る土地で擬似的な除去ができるというのは、それはそれは重要な事なのです。
ちょっと前には《秩序の尖塔、プラーフ》という土地もありましたが、あれに比べれば軽い軽い。その上無色。コントロールが積まない理由がありません。
【2位】《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》
《適者生存》がクリーチャーになって帰ってきた!
自分の中でのサバイバルは「クリーチャーを1ターンに何度もグルグル回すコンボデッキのキーカード」というイメージがあったので、すぐ死ぬ上に1回しか起動できないこいつは見た目ほど強くないんじゃない?という思いがありました。
しかし、「普通に《復讐蔦》を落としてからイーオスに繋げるだけでも強いし、そうでなくても状況に応じたクリーチャーを常に手に入れられるのは十分強い」ということを聞いてからは評価が一転。
召喚酔いが解けるまでに処分しなければ何かしらの仕事をされてしまうわけで、蔦や血編みのように単体でアドバンテージを取れるクリーチャーや、《失われたアラーラの君主》のように必ず引きたいけれど枚数を入れたくないクリーチャーが数多く存在する環境では、十分見た目以上に強いカードになりそうです。
あ、ちなみに《獣相のシャーマン》と《悪斬の天使》はレアソートらしいので、片方を引いたら急いで隣のパックも剥いてしまいましょう!w
実際、自分も双頭巨人ドラフトの際に連続したパックからこの2枚を引きました。
【1位】《墓所のタイタン/Grave Titan》
ただつよ。
正直、タイタンシリーズはどいつもこいつも普通に強いんですよ!個人的に好きなのが今回上げた青タイタンと黒タイタンだというだけで、白も赤も緑も使われるデッキさえあれば強いのは判ってます。(まあ、青は使われるデッキがあるかどうか疑問の声が多いですが…)
その中でも黒タイタンはさすがに別格でしょう。6マナパワー合計10。10って。本体が除去されても4点クロックが残るわけで、洒落になりません。
新オーバーランこと《圧倒する暴走》と組み合わせると12+8+8=28点!しかも本体は接死+トランプルの合わせ技で、相手がどれだけタフネス高いクリーチャーで軽減しに来ても無意味!もうデッキを組まずにはいられないですね。
そんな感じで、なんだか「~が帰ってきた!」ばっかり言ってた気がします。
完全な再録ではなく、ちょっと形を変えてのリメイクが目立つ基本セットだったということがなんとなくわかりますね。
今回は箱買い…どうしよう。正直コモンからレアまで魅力的なカード揃いなので箱買いする価値は十分あると思うのですが、普通に金が無い。シングル買いする金もない。一番最初に買っとかないと無駄に値上がりしちゃうんで困るんですけどね。
まあ、なんとか黒タイタンだけは揃えて余裕があればシャーマンも、残りは頑張って地道に集める…という感じでしょうか。ROEの時に無駄に買いすぎたなぁ。
コメント
なめるな、《燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze(ZEN)》だ。
萌えチャン(´・ω・) カワイソス
よくわからんけど(´・ω・) カワイソス
見ました!
ランパン系からの早出し青タイタンは魅力的ですね。自分は破壊的な力も絡めてよりハメゲー寄りなデッキを考え中ですが、やりすぎかな?w形になったら公開しますね。