土曜はまほねこでアンリコレガシー。
参加者は16人と少なく、スイス4回戦の後TOP4でシングルエリミ。
デッキはいつも通りのマーフォークで、リストはBCL10月で使ったのと75枚同じ。
『限界ポリス』
土地:21
13《島/Island》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《変わり谷/Mutavault》

クリーチャー:21
4《呪い捕らえ/Cursecatcher》
4《銀エラの達人/Silvergill Adept》
4《アトランティスの王/Lord of Atlantis》
4《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》
4《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》
1《波止場の用心棒/Waterfront Bouncer》

スペル:18
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《目くらまし/Daze》
4《Force of Will》
4《行き詰まり/Standstill》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》

サイドボード
2《呪文貫き/Spell Pierce》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《水没/Submerge》
4《水流破/Hydroblast》
2《誤った指図/Misdirection》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》


Round1:白ANT
1-1:先手、相手1マリガン。相手がペタルからのマナを使ってリチュアルを打ったところでひたすら悩むが、ハンデスを1発打たれると相手のマナが4になるし、ハンドにWillがあったのでスルーでいっかー、と思っていると強迫から2枚目のリチュアル、でむかつきに繋がって負け。冷静に考えたら相手の黒マナがペタル以外無かったのでWill一択だった。凡ミス。
1-2:相手のボブ1枚目を弾きつつ、呪い捕らえでちくちく殴る作業。《思考囲い》をミスディレで相手に弾き返して、さらに呪い捕らえを2体追加してさすがに勝ち。
1-3:相手が先手で初手即キープだったので、かなり厳しいハンドだと判断。こちらは初手が青マナの出ない論外のハンド、2回目がクリーチャーと土地しかない(しかも呪い捕らえがいない)のでやはり不可、ダブマリしたところで呪い捕らえ、ピアス、デイズ、薬瓶、スティル。トリマリしたらさすがに勝てないので、このハンドで上から島引きに期待するしかない・・・と思ったけど、結局しばらく引けずに負け。
×○×

Round2:白スタックス
2-1:先手。薬瓶の返しにチャリス1が出てきたけど問題なし。《亡霊の牢獄》はスルーして普通にマナ払いながら殴って勝ち。
2-2:相手が《古えの墳墓》で8点くらい食らってくれたこともあり、プリズン張られたあとも珊瑚兜レベル4+十手で一気にゲーム終了。さすがに相性差。
○○

Round3:赤黒ゴブリン
まほねこレガシーでも当たった人。
3-1:先手ダブマリ。相手のバイアルが通ってしまい、こちらは何もできず負け。
3-2:相手1マリ。水流破とwillでしっかり捌いて殴り勝ち。・・・サイド後の先手ゲームは毎回必ず勝てるんだけどなぁ。
3-3:まさかのトリマリ!したものの結局相手の先手ラッキー→2T目司令官になすすべも無く負け。ラッキーの返しでWIllトップ、ギャンコマ出された返しに水流破トップと、あと1枚多ければワンチャンあっただけに悔しい・・・
既にここでTOP4の目無し。

Round4:緑ANT
4-1:先手。強迫2枚引かれていたのでWillだけでは耐え切れずすぐ負け。
4-2:相手ノーランドキープ。こちらはちゃんとクロックもカウンターもあり、《ザンティッドの大群》はうっかり通るものの相手のマナが足りず勝ち。
4-3:相手がコンボの準備直前に入ったように見えたので一旦スティルで蓋をして呪い捕らえで殴るものの、やはりクロックが遅すぎて相手にしっかり準備されてしまい、負け。スティル張ってから島とロードしか引かず、強迫でスティル割られてロード×2と変わり谷を引いたときは何事かと思った。スペルどこだよ。
×○×

1-3(笑)
さすがにこれは無いw重要なゲームでダブマリトリマリ連発してたり、全くスペル引き込めなかったらそりゃ負けるわ・・・。明らかなミスプレイは1-1のリチュアルをWillしなかった事くらいか。
ゴブリン相手もなんか勝てそうなのにいつも3本目でマリガン死するんだよなぁ。あと、メインがちょっと対ビートダウンに寄せすぎてるかも。もうちょっと対コントロール・コンボに寄せるか。ビート意識し過ぎて食えるはずのコントロール・コンボに負けてたら意味ないし。
最近ちょっと負けすぎなので多分この構成は間違ってる気がする。要調整。


そして日曜は難波アメニティでファイナルズ予選。
予約しておいたので問題なく参加できました。人数制限が少なく2人抜け、スイスラウンド5回戦のTOP8で4人トーナメントを2つ行い、それぞれの優勝者が抜ける形式、らしい。よく判んない形式ですね。

デッキは2週間ずっとデッキ丸ごと借りて練習し続けてきた緑単エルドラージ。
先週は練習不足で至らないゲームも多かったけど、そもそもデッキ自体は環境でも飛びぬけて強いし、さらに一週間練習を積んでサイドボードも最後のピースが埋まったので自信はあった。
『緑単エルドラージ』
土地:26
4《カルニの庭/Khalni Garden》
4《地盤の際/Tectonic Edge》
4《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
1《ウギンの目/Eye of Ugin》
1《惑いの迷路/Mystifying Maze》
12《森/Forest》

クリーチャー:17
4《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker》
4《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》
4《原始のタイタン/Primeval Titan》
2《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
2《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
1《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》

スペル:17
3《探検/Explore》
3《耕作/Cultivate》
4《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
4《召喚の罠/Summoning Trap》
3《全ては塵/All Is Dust》

サイドボード:15
3《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》
4《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
2《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm》
2《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge》
1《全ては塵/All Is Dust》
3《漸増爆弾/Ratchet Bomb》

基本的にメインボード最強なのでほとんどサイドボードはせず、青白・青黒系には《探検》と《全ては塵》を1枚ずつ抜いて《ガイアの復讐者》2枚を追加し、赤単・ボロス系にはエルドラージ部分とタイタンと耕作と探検を抜いてサイド15枚をフル投入して完全に違うデッキにするプラン。
《ガイアの復讐者》は青系に強いのはもちろん、《反逆の印》が怖くてサイド後は素でプレイしたくない緑タイタンの代わりにもなります。赤単とボロスにはタイタン全抜きした方がいいですからね。

Round1:青黒コン
1-1:先手ダブマリ。さすがにきついかな?と思ったけど、壁から耕作に繋がり、相手がベレレンを置いてきたので返しの自分メインでトラップ素キャストからウラモグ光臨。破壊されないことを忘れて《血の復讐》を打ってきたので、無駄に10点失ったことに気付いて相手は投了。
1-2:2ターン目の壁を門番キッカーで除去される嫌な流れ。さらに《記憶殺し》でトラップが抜かれ、さらにウラモグも抜かれるが、タイタンからのコジレックに繋がって勝ち。なんか黒いデッキには毎回記憶殺し打たれるんですけど、基本的にヴァラクートと違ってタイタン依存してないのでそこまできつくないんですよね。2発打たれても余裕で勝てる。
○○

Round2:エルフ
2-1:後手1マリガン。相手開始時に《活力の力線》スタート。・・・メインから?
壁とチャリスX=2でマナを伸ばし、ダストでロード含む3体+力戦もついでに消し去る。一度こうなってしまえばもう負けるはずもなく、ウラモグ光臨して勝ち。
2-2:1マリ。相手が1T目ラノエルから2T目大ドルイド、こっちは返しに《漸増爆弾》。・・・すると相手は3T目に《エルドラージの碑》!さすがに見切り発車すぎないか?と思ったけど、ちゃんと毎回クリーチャーを展開してきて負け。
2-3:相手1マリ。一旦ダストで捌いたけどシャーマンが酸スラを持ってきて若干きつい。けど、タイタンとベイロスで殴りつつ残った1点をマスティコアで打ち込んでなんとか1ターン差で勝ち。
○×○

Round3:青白コン(standさん)
3-1:後手。序盤に壁を何度か《乱動への突入》されつつも、チャリス3枚引いて2、2、3で置いたおかげで寺院が無くてもエルドラージに届く盤面になる。コジレックはラスで流れたもののウラモグが生き残り勝ち。
3-2:マナ加速がカウンターされて土地も伸びず、ジェイス奥義で負け。
3-3:壁、チャリスからの4ターン目タイタンにマナリーク、しかし《召喚の罠》!という完璧な流れで出てきたのは・・・何も無し!?この大事な場面でのトラップ空振りに流石に落胆。その後《光輝王の昇天》達成で残り4まで削られて次のターン死ぬかな、というところでダストをトップしてなんとか一掃。しかし、残り4だったのでラスで壁流されてギデオンで殴られて負け。楽勝モードのハンドだったため、運の無さが悔やまれる。
○××

Round4:青黒ミミック
4-1:先手。胸壁2体が《破滅の刃》2枚で除去され、3体目がようやく着地。しかしジェイスでコントロールされ、ミミックも場に。とりあえず奥義間近なジェイスは一旦ダストで流したものの再度現れる。なんとかコジレックはキャストできる盤面になったが、相手がもう1枚《破滅の刃》を引いていたらミミックに刻印されて負けだが・・・という状況。とはいえ流石にキャストしたけど、相手が3枚目の破滅の刃を持っていて負け。
4-2:土地が微妙に伸びずトラップとタイタンばかりが集まってくるが、6マナ溜まったところで相手の《深淵の迫害者》アタックに合わせてキャスト→最初はカウンター、次のターンは通りエムラクール光臨!で流石に勝ち。
4-3:相手の《精神を刻む者、ジェイス》をガン無視して《ガイアの復讐者》で本体を殴り続け、ブロッカーの《リリアナの死霊》をウラモグで割って勝ち。
なんかヴァラクートで復讐者使っててジェイスを殴って壊しに行ってる人も見かけたけど、どう考えても本体殴った方が強いですね。奥義間近とかならともかく。
○×○

Round5:エスパーコン(SPくん)
ここで身内対決。一応相性はいいはずだが、青白と違ってハンデスと記憶殺しが入っているのでやや微妙か。
5-1:先手。相手1マリ。ジョラーガ、壁からの加速で3ターン目タイタンのブン回り。既に寺院を2枚素引きしていたのでウギン+追加の緑マナをサーチ。どうしようもなかったようで相手投了。
5-2:チャリスでブーストしてタイタンを通しにいったがカウンターされ、トラップするものの・・・またハズレwしかし結局マナ伸びてエルドラージに繋がって勝ち。相手の引きが全体的に芳しくなかったようだ。
○○
ちなみに彼のデックはサイドまで含めてフルフォイル(神ジェイス4枚も!)なので、見かけたら「デッキ高いですね!いくらかかったんですか!」って言ってあげると喜ぶと思います。

というわけで4-1なのでTOP8には問題なく入れました。
デッキチェックの後、シングルエリミネーション開始。

準決勝:ボロス
ついに当たった赤系デック。プレイも練習したし、サイドプランも完璧なのでもう怖くない。
S-1:後手1マリ。相手は上陸猫スタートで、こちらは返しのカルニトークンでブロック。《戦隊の鷹》が追加され、こちらは壁で返す。ネコの4点+鷹の1点を貰い、返しにフルタップでチャリス2で設置。相手はガイド追加して6点パンチ、さらに無警戒に2枚目の鷹も追加。ここの返しで狙い通りの《全ては塵/All Is Dust》!カルニの庭を置いてターンを返す。
相手は返しにガイドと鷹で、こちらはタイタンでウギン出しつつカルニトークン追加+ジョラーガでブロッカー完備。さすがに勝っただろ、と思いきや相手の3枚のハンドが《冒険者の装具》→鷹に装備、セットランド《乾燥台地》起動で鷹が5点パンチ、残り3になって本体稲妻で相手は手札使い切ってピッタリ終了。
えー、この盤面で1ターンにライフ8点削りきられて負けるの?さすがにその完璧すぎる引きは無いわ・・・。メイン《反逆の印》でもなければまず取れると思ってたのに。

S-2:ここでまさかのダブルマリガン、しかもそのハンドはカルニ含む土地とジョラーガとペラッカ。どう考えても間に合うわけないけど、トリプルして勝てるわけないし・・・。予想通り普通に除去されながらブン回られ、負け。サイドカード1枚もプレイできなかった。でもこれ、トリマリするべきだったかな。しても多分負けてたと思うけど。
××

最後の最後でアンラッキーの連続に見舞われ、シングルエリミ1没。権利獲得ならず。
重要な場面でのトラップスカやマリガンを結構食らったのが痛かったなぁ。なんか抜けれそうな気がしたんだけど。
というか今週末はレガシーも含めるとマリガンしすぎw

今回このデッキを使い続けてみて思いましたが、やっぱり自分はトップメタのデッキを練習・調整しまくるのが性に合ってる気がしますね。緑単エルドラージは使ってて楽しかったし、プレイスキルもまた上昇したような気がします。
デッキを2週間も貸してくれたり、サイドボーディング・プレイングの指南をして頂いたKyosoサマ、ありがとうございました!ちゃんとデザイナーの所に名前書いときましたよ!本戦でも頑張って下さい。

では、週末の大会レポはこんなところで。

コメント

京河
2010年10月25日15:35

赤系相手って耕作よりもジョラーガ優先するんですかね?
除去1枚でマナ加速の役割を果たせなくなるジョラーガよりかは、7マナに向けて安定してマナを伸ばせる耕作の方がいいような気がするんですが。

ポリス
2010年10月25日15:47

>水城京河さん
赤系にはブロッカーにもなり、相手の火力を使わせることのできるジョラーガの方が優秀です。実際2ターン目にレベルアップせずにアタックしてから壁などを出すことが多いですが、このタイミングで結局稲妻で除去しないと相手は延々と1マナを構え続けてテンポを失います。生き残るならば次のターンからマナクリーチャーとして活用すればいいだけです。
赤系相手にはとりあえず4マナ近くまで壁以外のクリーチャーはひたすら焼かせたりブロッカーに使い、ベイロスまで繋げてからマスティコアの餌として使うのが勝ちパターンになります。

耕作は加速としても遅く、ブロッカーにもマスティコアの餌にもならないので抜きます。

京河
2010年10月25日16:19

なるほど。
説明ありがとうございます。

にゃが@あずキャット
2010年10月25日18:16

リンクさせていただきました。
あの時はセコい引きしかしてませんでした。m(_ _)m

SP
2010年10月25日18:22

えー、そんなこと広められたらデッキの値段数えないといけなくなるじゃないですかー

nophoto
教祖
2010年10月25日19:37

なんかKyosoて書くとイケメンやなwていうかデザイナー俺じゃねーだろw

>耕作とジョラーガ
大体合ってるけど、もうひとつ大きな理由としてサイド後投入されるイグナスを考慮に入れてる。サイド後の自分と相手のデッキ考えるとジョラーガ優先せざるをえんかなと。

やはり魚使ってた1週間が悔やまれるなw

ポリス
2010年10月25日23:35

>にゃがさん
リンクありがとうございます。

>SPくん
え、数えてなかったの?

>教祖様
あんまり本文で「教祖様」って連呼してると変な宗教入ってる人みたいに見えちゃいますからw
デザイナーはまあ、メインもサイドも両方弄ってるからいいんじゃないでしょうか。

ほんとに最初のスペシャル予選が勿体無かったですねー。
これからはちゃんと強いデッキを使うことにしますw

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