新型マーフォークでうみんちゅレガシーに参加
2010年11月8日 大会レポ コメント (3)土曜はリミッツ予選に行ってきました・・・が、そのレポはまた後ほど。
とりあえず今日のうみんちゅレガシーのレポを。
最近ちょっと普段のマーフォークに限界を感じてきたので、思い切って大幅に手を加えることにしました。
ここ1~2ヶ月ほどで感じていた欠点は、
・サイズで負ける相手にどうしてもジリ貧になる
・単体除去の多いコントロールを倒しきれないことがある
・装備品を多用する白いビートダウンに装備品だけで負ける
などなど。
あとはせっかくミラディンの傷跡が出たことだし何か新しいカードを使いたいな、というのもあり、今回持ち込んだデッキがこちら。
スタンダードのマーフォークでも利用していた、《大建築家》+《溶鉄の尾のマスティコア》のシナジーを採用しました。ボードに直接触れる手段も増え、プレイヤーへの最後の押し込みにも使えるマスティコアはレガシーでも十分使えると判断。ソープロでは普通に除去されてしまいますが、逆に除去されなければゲームが終わります。
大建築家は《変わり谷》は強化できないというデメリットはあるものの、それ以外には問題なく作用しますし十手のキャストも容易になります。
ではレポを。
Round1:赤バーン
1-1:後手ダブルマリガン。相手が初動《ミシュラのガラクタ》で、さらに《渋面の溶岩使い》が普通に通る。しかし建築家からのマスティコアが間に合い勝ち。
1-2:マスティコアの巨大なクロックが一瞬でゲーム終わらせて勝ち。バーンには4/4再生持ちがまず除去られないですね。
○○
Round2:親和
2-1:先手で相手1マリ。Vialスタートで、相手の《囁きの大霊堂》からの《バネ葉の太鼓》は通して大霊堂を不毛で割ると相手ストップ。その後は司令官に十手付けて4ターン目から殴り始めて勝ち。
2-2:初動が薬瓶からの銀エラというヌルキープをしてしまい、《大霊堂の信奉者》×2と《電結の荒廃者》で負け。
2-3:痛恨のダブマリ。それでもかなりテンポ良さそうなハンドで薬瓶スタート・・・したところで《真髄の針》で指定薬瓶!これで一気に減速してしまう。それでもギリギリでマスティコアが間に合うか?といった所で建築家にスタックで司令官を《紅蓮破》されてマナが足りずに負け。
○××
Round3:緑白装備ビート
3-1:後手1マリ。不毛×2で相手の土地を壊すが教主×2が残り、《石鍛冶の神秘家》に十手が装備される。なんとか対消滅するものの、今度は《火と氷の剣》をサーチされて負け。
3-2:薬瓶からの不毛×3でハメて勝ち。
3-3:《肉体と精神の剣》を装備されて2発殴られるものの、司令官に十手を纏わせて空から殴って装備付きの教主を始末し、その後は地上をマスティコアで制圧して勝ち。
×○○
Round4:青単マーフォーク
4-1:先手。無色土地キープだったもののこちらだけ薬瓶スタートで勝てそうな感じだったけど、相手がアトランティス出した返しに薬瓶を起動してクリーチャーを追加するのをうっかり忘れて、そのせいでクロック足りなくて負け。酷い・・・。
4-2:やはり無色土地+薬瓶スタートだが、今回はクロックが間に合い勝ち。
4-3:相手が谷でアタック→こっち銀エラでブロックのあとに薬瓶からアトランティス出して結局相打ち・・・とか、こっちに司令官(Lv.0)がいるのにアトランティスも一緒に殴ってくるとか、のプレイミスが重なりかなり有利に。同系でのアトランティス絡みのプレイングは慣れるまで意外と難しい。最終的にはマスティコアで盤面を壊滅させて勝ち。同系のマスティコアが強すぎてヤバイ。
×○○
ここで全勝が1人になったため終了。3-1のオポ差で4位でした。
やー、正直マスティコアは半分冗談のお遊びで入れたんですがやたら活躍しました。間違いなくMVPです。以前までの構成なら少なくとも緑白装備ビートには勝てなかったでしょうし、同系に1ゲーム目ミスって落とした後に残り2ゲームでまくり返せる可能性も低かったでしょう。十手とマスティのおかげで同系を安定して食える(気がする)のはいいですね。
また、ANTと同系以外に死ぬほど弱い《呪い捕らえ》も大建築家のおかげでマナソースとして有効活用できるため、デッキ全体の底上げがなされているように思えました。《メロウの騎兵》の能力が有効な場面は非常に少ないので、建築家の方が強いように思います。
この構成は一回限りで済ませるには惜しいくらいに魅力を感じたので、もうちょっと細部を詰めて完成させたいと思います。(土地の枚数とかね!朝からずっと島13の土地21だと思い込んでたのですが、知らない間に島が12枚になってました。よく事故らなかったな・・・)
新しい力を手に入れた今、もう長期戦も怖くないぜ!
とりあえず今日のうみんちゅレガシーのレポを。
最近ちょっと普段のマーフォークに限界を感じてきたので、思い切って大幅に手を加えることにしました。
ここ1~2ヶ月ほどで感じていた欠点は、
・サイズで負ける相手にどうしてもジリ貧になる
・単体除去の多いコントロールを倒しきれないことがある
・装備品を多用する白いビートダウンに装備品だけで負ける
などなど。
あとはせっかくミラディンの傷跡が出たことだし何か新しいカードを使いたいな、というのもあり、今回持ち込んだデッキがこちら。
『Next Level Merfolk』
土地:20
12《島/Island》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《変わり谷/Mutavault》
クリーチャー:23
4《呪い捕らえ/Cursecatcher》
4《銀エラの達人/Silvergill Adept》
4《アトランティスの王/Lord of Atlantis》
4《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》
4《大建築家/Grand Architect》
3《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》
スペル:17
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
3《目くらまし/Daze》
4《Force of Will》
4《行き詰まり/Standstill》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
サイドボード
2《呪文貫き/Spell Pierce》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《水没/Submerge》
4《水流破/Hydroblast》
3《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
スタンダードのマーフォークでも利用していた、《大建築家》+《溶鉄の尾のマスティコア》のシナジーを採用しました。ボードに直接触れる手段も増え、プレイヤーへの最後の押し込みにも使えるマスティコアはレガシーでも十分使えると判断。ソープロでは普通に除去されてしまいますが、逆に除去されなければゲームが終わります。
大建築家は《変わり谷》は強化できないというデメリットはあるものの、それ以外には問題なく作用しますし十手のキャストも容易になります。
ではレポを。
Round1:赤バーン
1-1:後手ダブルマリガン。相手が初動《ミシュラのガラクタ》で、さらに《渋面の溶岩使い》が普通に通る。しかし建築家からのマスティコアが間に合い勝ち。
1-2:マスティコアの巨大なクロックが一瞬でゲーム終わらせて勝ち。バーンには4/4再生持ちがまず除去られないですね。
○○
Round2:親和
2-1:先手で相手1マリ。Vialスタートで、相手の《囁きの大霊堂》からの《バネ葉の太鼓》は通して大霊堂を不毛で割ると相手ストップ。その後は司令官に十手付けて4ターン目から殴り始めて勝ち。
2-2:初動が薬瓶からの銀エラというヌルキープをしてしまい、《大霊堂の信奉者》×2と《電結の荒廃者》で負け。
2-3:痛恨のダブマリ。それでもかなりテンポ良さそうなハンドで薬瓶スタート・・・したところで《真髄の針》で指定薬瓶!これで一気に減速してしまう。それでもギリギリでマスティコアが間に合うか?といった所で建築家にスタックで司令官を《紅蓮破》されてマナが足りずに負け。
○××
Round3:緑白装備ビート
3-1:後手1マリ。不毛×2で相手の土地を壊すが教主×2が残り、《石鍛冶の神秘家》に十手が装備される。なんとか対消滅するものの、今度は《火と氷の剣》をサーチされて負け。
3-2:薬瓶からの不毛×3でハメて勝ち。
3-3:《肉体と精神の剣》を装備されて2発殴られるものの、司令官に十手を纏わせて空から殴って装備付きの教主を始末し、その後は地上をマスティコアで制圧して勝ち。
×○○
Round4:青単マーフォーク
4-1:先手。無色土地キープだったもののこちらだけ薬瓶スタートで勝てそうな感じだったけど、相手がアトランティス出した返しに薬瓶を起動してクリーチャーを追加するのをうっかり忘れて、そのせいでクロック足りなくて負け。酷い・・・。
4-2:やはり無色土地+薬瓶スタートだが、今回はクロックが間に合い勝ち。
4-3:相手が谷でアタック→こっち銀エラでブロックのあとに薬瓶からアトランティス出して結局相打ち・・・とか、こっちに司令官(Lv.0)がいるのにアトランティスも一緒に殴ってくるとか、のプレイミスが重なりかなり有利に。同系でのアトランティス絡みのプレイングは慣れるまで意外と難しい。最終的にはマスティコアで盤面を壊滅させて勝ち。同系のマスティコアが強すぎてヤバイ。
×○○
ここで全勝が1人になったため終了。3-1のオポ差で4位でした。
やー、正直マスティコアは半分冗談のお遊びで入れたんですがやたら活躍しました。間違いなくMVPです。以前までの構成なら少なくとも緑白装備ビートには勝てなかったでしょうし、同系に1ゲーム目ミスって落とした後に残り2ゲームでまくり返せる可能性も低かったでしょう。十手とマスティのおかげで同系を安定して食える(気がする)のはいいですね。
また、ANTと同系以外に死ぬほど弱い《呪い捕らえ》も大建築家のおかげでマナソースとして有効活用できるため、デッキ全体の底上げがなされているように思えました。《メロウの騎兵》の能力が有効な場面は非常に少ないので、建築家の方が強いように思います。
この構成は一回限りで済ませるには惜しいくらいに魅力を感じたので、もうちょっと細部を詰めて完成させたいと思います。(土地の枚数とかね!朝からずっと島13の土地21だと思い込んでたのですが、知らない間に島が12枚になってました。よく事故らなかったな・・・)
新しい力を手に入れた今、もう長期戦も怖くないぜ!
コメント
装備コストが支払いやすいのもあるし、溶鉄で無難っぽいですねw
スペル枠とかも練れそうで面白い。
6マナも出せなくはないですが、建築家に依存しすぎないためにこれ以上重いカードは避けた方が良いです。普通にマーフォークとして勝てなければ意味がないので。
ちなみに構造上の理由で負けたデッキへの耐性を付けるためにはマスティが最適だと考えたからであって、無難だからという理由で選択したわけではありません。
>SP君
メロウが建築家になってフリースロットにマスティと十手入れただけだから、見た目ほど中身は変わってないよ。
中盤以降の戦略に厚みは出たけど、唯一ANTには弱くなってる。だからこそのサイドボードなんだけどね。
スペルも何か選択肢ありそうだね。入れ替え得るとすれば行き詰まりのスペースかな。