ギリギリ間に合ったので行ってきました。
代理受付していただいたNATUさんに感謝。

参加者は思ったより少なくて31人。ADSLと被ってたから?
5回戦のTOP8シングルエリミ。

デッキは当然新型のマーフォーク。昨日上げたリストとはちょっとだけ変えました(メインは一緒ですが)。

『The Perfect Legacy Merfolk』
土地:22
4《不毛の大地/Wasteland》
4《変わり谷/Mutavault》
14《島/Island》

クリーチャー:20
4《呪い捕らえ/Cursecatcher》
4《銀エラの達人/Silvergill Adept》
4《アトランティスの王/Lord of Atlantis》
4《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》
4《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》

スペル:18
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
3《目くらまし/Daze》
4《Force of Will》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

サイドボード
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《水没/Submerge》
3《水流破/Hydroblast》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2《四肢切断/Dismember》

サイドからラワンと水没を1枚ずつ減らして《四肢切断》を2枚サイドに取りました。とりあえず試してみたかったっていうのと、同系でラワン云々で勝負が決まった試しがないから無駄スペースだったので。あと水没は少しだけクリーチャーの入ったCTGやチーアメに2枚だけサイドインすることが多かったので、もうZooとエルフ以外なら2枚でいいんじゃない?四肢切断でも代用効くし!ってことで減らしてみることに。

Round1:超起源
ミスステップの舞台裏で地味に話題になってたこのデッキ。《別館の大長/Chancellor of the Annex(NPH)》と《絡み森の大長/Chancellor of the Tangle(NPH)》が初手にあるとすごいつよいよ!ということらしいが・・・。

1-1:先手ワンマリ、相手ダブマリ。適当に並べて超起源をデイズして2枚目をwillして勝ち。
1-2:こっちダブマリ。やはり一発目をカウンターしつつ、土地が《反射池》と《真鍮の都》だったので都を不毛して相手のマナを止めて勝ち。
さっそく《精神的つまづき/Mental Misstep》が全く効かないマッチ。秒で4枚サイドアウトしましたw
○○

Round2:カウンターバーン(ヘギーおにいさん)
有名プレイヤーとの初顔合わせ!
2-1:後手。相手はビジョンを2枚待機していて、一枚はwillできたものの二枚は通ってしまう。が、ちょっと土地が詰まり気味っぽかったので引いたハンドを使い切らせないためにボルカを割る。
それでも十手とアトランティスがいる状態で爆薬2を置かれてしまうが、土地が2枚しか立ってなかったのでデイズ。返しにアトランティス+十手カウンター2個と変わり谷で合計9点パンチ、これでライフ2まで落とす。あとは変わり谷2体がなんとかしてくれて勝ち。ね、デイズもちゃんと使えば後半でもタイムウォークになるんですよ。

2-2:キャッチャーがコツコツ殴り、その後はヴェンディリオンと銀エラで殴る。一度《火山の流弾/Volcanic Fallout》されるものの、まだ銀エラが残っていたので再度展開。あとは単体除去の火力をミスステップとハイドロブラストで捌いて勝ち。
○○

Round3:リアニメイト
フィーチャーマッチ。カバレッジに載ってます。

3-1:後手ワンマリ。一発目の《動く死体/Animate Dead》はデイズで退けるも、二発目の《死体発掘/Exhume》はデイズをwillされてしまい《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》が登場。これでハンドが確定で空になるので仕方なくアトランティスを出して銀エラ2体で殴りきるプラン。しかしさすがに7枚ドローされてるのでリアニメイト三発目が飛んで来て、《納墓》から絶望の天使を釣られてアトランティスが壊れ、負け。
どう考えても1回捌いたあとに銀エラじゃなくてキャッチャーを出すべきだった。ケアできるものをケアしなかったのだから負けて当然。

3-2:相手ワンマリ。色マナ無かったけど遺産設置しつつ谷で殴るプランが見えたのでキープ。ミスステップこそ打たれるもののwillで通しに行って、あとは予定通り殴りつつ島を引き込んで銀エラも展開し、相手の墓地も終始からっぽにして勝ち。

3-3:こっちワンマリ。全くミスステップ引かずにまたインプが通る。ここでなぜか手成りで相手の《入念な研究/Careful Study(ODY)》にピアスを打ってしまい、返しにリアニが通ってしまい黒タイタン登場。何やってんだ・・・。
ブロッカーでトークンを止めてジェイスに繋げてタイタンバウンスし、相手のハンドが一枚だったのでワンチャン捲れるか?と思いきや、相手のトップデッキがまさかの《実物提示教育/Show and Tell(USG)》!噛み合いすぎて死亡。
まあピアス打ちどころ間違ってるので負けても仕方ないですね。土地3枚目引くか、キャッチャー引くまで我慢しなければいけなかった。
×○×

Round4:マーフォーク(海外型)
相手は外人の方。デッキはキラや誘惑蒔きが入ってる海外っぽい形。

4-1:後手ワンマリ。相手が1ターン目何もせずにこちらの初動薬瓶にデイズを打ってくれたので先手後手が変わり、さらに相手の土地を割りつつテンポ差をつける。あとはメロウをジェイスで2回バウンスして殴りきって勝ち。

4-2:お互いワンマリ。序盤は十手も相殺しつつ有利に進むが誘惑蒔きで珊瑚兜が取られ不利に。ていうか一回ジェイス出してピアス打たれた時、ハンドにミスステップあったのに打つの忘れてたw使うのに慣れてなさすぎw
そんなこんなでプレイミスもあり、上から何も引けずに負け。

4-3:こちらの薬瓶はミスステップされ相手からは薬瓶が出るが、普通に土地が伸びて適当に展開。相手は珊瑚兜一体を育てる展開だったので、メロウを囮にカウンターを消費させてジェイス登場。珊瑚兜をバウンスしてテンポを稼ぐ。あとはバウンスしつつアタックの黄金パターンで勝ち。
まさかジェイスで負けるとは思っていなかったのか相手ブチ切れwまあ、全体的に相手ヌルキープ気味でしたからね。土地2枚で何もできないキープする相手にはさすがに負けないですよ。
○×○

ここで3-0-2が4人抜け確定しているので、3-1ライン6人は全員ガチが確定。

Round5:竜巻CTG(よっしーさん)
ここで踏む強プレイヤー。まあデッキ相性的には悪くはないんですが、あくまでメインは、なんですよね。サイド後はいくらでもひっくり変える。

5-1:後手。銀エラ2枚、珊瑚兜、アトランティスとクロックが豊富なハンドで、結局相手が全て捌ききるのは無理だったようで、途中でアジャニが出てきたものの勝ち。

5-2:銀エラはパイロブラストされてしまい、好機と見て一気に展開すると返しで竜巻で3体全滅。RWMとタルモに殴られて死亡。

5-3:こっちワンマリ。無色土地からのバイアルで苦しいスタートだがなんとか通り、2枚目も出る。相手のドローステップにX=3からヴェンディリオンを出し、ハンドがパイロブラスト、流刑、グリップ、タルモ、土地3みたいなハンドだったので除去減らしたら殴り切れるな、と思いパイロを選択。グリップは飛んでくる前に薬瓶からアトランティスを出しておく。
ところが相手がそこから流刑とソープロを追加で1枚ずつ引いてしまい、こちらのクロックが全滅してしまいタルモに殴られることに。
それでも十手引いて相手のタルモを止めるが、アジャニが登場しさらにタルモ二体目も引かれてどうしようもなくなり負け。

流刑とパイロ見た時点サイド後は単体除去山盛り仕様になっていたのは明らかだったので、追加の除去より引かれる確率の低いフィニッシャーのタルモを下に送るべきだった。たぶんミスプレイ。

終わったあとによっしーさんにデッキ構築とプレイングをめっちゃ褒めてもらって嬉しかったです。土地22枚構成についてはネタ蒔きさんも評価してくれていた、ということも聞かせてもらいました。
僕は(レガシーに関しては特に)かなり断定的な口調でちょっと新しいことや一般的とは思われていないことをガンガン書くので割と反感を買っていることも多いんじゃないかと思ってるのですが、分かってくれてる人はちゃんと分かってくれてて安心しました。
○××

というわけで3-2でTOP8ならず。残念。
まあ、負けたマッチはどちらもミスを確認できたおかげで今後の糧になったので問題ないです。

その後はサイドイベントのデュアランチャレンジに参戦するものの、一戦目でヘギーさんにまた当たり、今度は0-2ストレート負け。あえなく一瞬で敗退となりました。
ここでやることも無くなったので帰宅。

今日は参加者31人に対して《精神的つまづき/Mental Misstep(NPH)》73枚という爆発的な使われ具合でしたが、僕はほとんど初手に引けなかったので(実は1ターン目には1度も打ってないし、ピッチでも一回しか打ってない)そこまで強さを実感はできませんでした。むしろ中盤以降に引いてお前誰やねん系の苛立ちを感じたタイミングの方が多かったですが、たぶん特殊な例でしょうw

今のところ「どの程度温存するか」の基準が自分の中でまだ固まってないので、しばらくミスステップ絡みのプレイミスはちょくちょくやらかすと思います。自分は新しい環境やカードの強さや使い方が頭だけですぐに分かるタイプではなく、何度か実戦でミスしないと身に着かないほうなので・・・慣れるまではちょっと負けが込むかもしれませんね。

で、スティルが無くなったのは別にいいんですがやっぱりジェイスはもう1枚欲しいですね。本当はデッキ解説記事の時点でジェイス3枚を入れておきたかったのですが、まだ抜くものが決まってなかったので。でもこれ十手以外に抜くものあるのかな・・・。十手はあんまり抜きたくないんですけどね。

あ、ちなみに《四肢切断/Dismember》は一度も引かなかったので使用感は全く分かりませんでしたw一応、同系とCTG相手には入れてみたんですけど。これもまだ可能性はありそうなので、もう少しお試しですかね。

というわけで新環境一発目の結果はまあそれなりという感じでした。
ここ数日連続で更新しているのでおとといのFNMのレポを書けてないのですが、これも近いうちに書こうと思います。
ちなみにカウブレードに赤白剣と殴打頭蓋を突っ込んだ形で、簡単な感想だけ言うと「赤白剣が強すぎて同系戦の世界観が全く変わる」という感じでした。もう同系で引き分けとか起こる気がしないですね。一瞬で終わります。

ではこのへんで。明日はBMで発売記念パーティーに出る予定。

コメント

rain
2011年5月15日16:30

恐らく、一般的と思われてない理論や新しい視点というのは、歓迎するプレイヤーの方が多いと思います

レガシーでは特に、デッキの完成度が高いだけで勝てるゲームが多く、「今までの常識」の枠を超えた構築に関する説明が読めるのはとてもありがたいです


個人的には、新しいアイディア・理論を「戦闘力のある60枚(75枚)のリスト」にする労力や、そのデッキで結果を残す大変さを無視して、「その発想はあった」とか 「先にやられた」と簡単に言うプレイヤーにこそ反感を持ちます

ポリス
2011年5月15日19:20

>rainさん
ありがとうございます。歓迎してくれる方が多いことを祈ります。

世間に自分のアイデアを示すにはこうやってDNなどで公開するか、もしくは実際の大会で高い成績を残すという選択肢があります。
都合が悪くてしばらく大会に出る機会がなく、かと言って戦う前からデッキのネタバレはしたくない・・・というジレンマを抱える人も少なくないので「先にやられた」と言いたくなる気持ちも分からないではないですが、理論面で読者を納得させることができれば十分にその価値は認めてもらえるということが分かったので最近はあまり気にせずすぐに記事にすることにしています。

fireheart(火心)
2011年5月17日2:00

自分もレガシーでのこのような考察していただける方がいて嬉しいです。
青使わなくてもとても参考になります。

《四肢切断/Dismember》の使用感についてはまた機会があれば教えていただきたいです。
白赤のバーンでも場合によってはサイドに仕込むのはありかな…と思うので。
興味深い記事ありがとうございました。

ポリス
2011年5月17日2:19

>fireheartさん
ありがとうございます。励みになります。

《四肢切断》は割と強いんじゃないかとは思っているのですが、同系はともかく緑のビートダウン対策ならやっぱり水没でもいいかなーと思ってます。
とりあえずあと何回か試してみる予定ではありますので、成果が上がったら報告しますね。

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