BM池袋平日レガシー(6/8)と、好きなカード
2011年6月9日 大会レポ コメント (4)今週も参加。デッキはCaw-blade。
・・・。
>デッキはCaw-blade
え?今日スタンじゃなくてレガシーだよ?
マーフォークは?もしかしてお前ついに諦めたの?
まあ待ってほしい。確かにカウブレ(もしくは青白石鍛冶)は流行っているし、それを対策しなければいけないのは判っている。というかずっと前からdismemberとか使って対策してたのはご存知の通りです。
しかし前回のAMCで石鍛冶系統に文句無しの惨敗を喫したため、もっと根本的な対策や相手が苦手としている部分を考える必要が出てきました。
対策したいデッキの弱点を見つけるための一番の近道は何か?何度もテストプレイで相手に使ってもらうことか?いいえ、違います。
それは、自分でそのデッキを使ってみることです。
これはトップメタのデッキを対策する時に特に有用で、なぜかというと基本的に他のプレイヤーもそのデッキをある程度メタっているために対策のアイデアを貰いやすいというメリットがあるからです。
というわけで、スタンで使っていたカウブレと単純に入れ替えられるパーツを選び、レガシー仕様に変形。これが今日使ったお試し用リスト。
とりあえず発想としては、
・エッジ4枚は不毛4枚にしていいよね
・ピアスとリークをウィルとMステに、preordainをブレストに、dismemberをソープロに
・メインの装備品を赤白剣から青緑剣に。赤白剣は同系用のサイド
・ジェイス4枚のままの方が強そうなのでそのまま
・自分で不毛使うし、カウブレは基本どれだけマナ出てもいいデッキなので土地25は欲しい
こんな感じ。
ツンドラはまあ持ってないので努力してマナベースを構築したのはいいとして、墨蛾はなんやねんという感じですがちらつき蛾持ってたはずなのに見つからなかったのでそのままにしました。実家に置いてきたかな。
あと普通土地は不毛+ミシュラとかミシュラ+谷ですが、とりあえず無色を6枚以上入れたくなかったのと不毛は4枚積みたかったというのが前提。
装備付けて殴るなら上から殴りたかった(あとプロテクション装備付いたフライヤーへのブロッカーとしても使いたかった)ので墨蛾をそのまま流用。
サイドの置物対策は普通に考えれば《解呪》《浄化の印章》《沈黙のオーラ》あたりでしょうけど、単純に手元に無かったのでオファリングをそのまま流用。まさか魚以外使うとは思ってなかったのでこのへんのコモンを持ってきてないんですよね。
そんな感じで多少のツッコミ所はあるものの、構造的な強み弱みを確認するという目的には十分だと考えて参加。
Round1:緑白スレッショルド
1-1:後手ダブマリ。相手は初動マングースで、こちらは石鍛冶で頭蓋サーチから。聖遺は面倒だったのでWill。クァーサルをソープロで弾いてから頭蓋着地。しばらく殴った後、青緑剣も追加して殴った返しのターンでクァーサル2号に頭蓋を割られるものの鷹に剣付けてブロッカー増やしつつ殴ってるだけで勝ち。タルモや《熊人間》並べられたけど青緑や鷹がいれば関係ないね。
削ったライブラリからテラボアとか《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》を確認。
1-2:相手は初動《熊人間》。これはスネアしようと思ったけどクァーサル用に取っておきたかったし、しばらくスレショしそうな様子も無かったのでスルー・・・すると相手が3T目に《ハルマゲドン/Armageddon》!しかも《トロウケアの敷石》から緑白ショックランドが出てくる。いやまあ、それでも土地2:2交換だから別にいいけど・・・。
そしてハンドにはまだ十分な色マナと不毛があったのでとりあえず不毛で《寺院の庭》を割ると相手が土地ストップ。1/1の熊人間で殴ってくる。こっちは大量の土地を生かしてすぐに回復し、鷹を並べる。そのうち石鍛冶も引き込み、あとは殴打頭蓋青緑剣で殴って勝ち。
やっぱ鷹はソープロされても鼻で笑えるのがいいですね。
○○
Round2:黒単
2-1:先手。相手初動でリチュアルから《脅迫》されジェイスが落ち、ウィルが無意味に。ボブが着地してしまう。ブン回りきちー。
まあ石鍛冶は持っていたのでとりあえず出してみるけどすぐ《喉首狙い》。その後は追加ボブ、さらに《鞭打ち悶え/Lashwrithe(NPH)》×2と登場し、鷹で多少凌ぐもののジェイスや黒緑剣に辿りつけず負け。
2-2:また初動デュレスだったので今度はブレストでジェイスを隠す。ハンドはソープロ3枚に鷹にブレストで、そこからソープロが落ちる。そして鷹スタート。しかし返しでさらに2枚目でジェイスを落とされて鷹とソープロくらいしかない貧弱なハンドに。とりあえず夜鷲2体はソープロで除去するが、やはり登場する《鞭打ち悶え》×2。早くラスかジェイス引けやと思ったけど引けず、そのまま負け。
サイドからオファリング入れるかどうか悩んだ(他に対象無さそうだったし)けど、入れるべきだったかな。
××
Round3:青単カウンタートップ
3-1:先手石鍛冶スタートだがwillされたので鷹からスタート。しかし《ヴィダルケンの枷》が辛く、針で石鍛冶も止まる。さらに《銀白のスフィンクス/Argent Sphinx(SOM)》が金属術達成してしまって割とどうしようもなくなり負け。
3-2:石鍛冶が針で止められるが青緑剣素出し、殴打頭蓋素出しがどちらも相殺をすりぬけて通ったので石鍛冶に装備させて枷圏外に持って行きながらビート。そのまま勝ち。
3-3:1~2本目に時間かかりすぎて引き分け。
×○△
1-1-1w残念ながら3週連続3-0はならず。
それでもとりあえず収穫はいくつか。
まず間に合わないレベルでのビートダウンはやはり十分有用。できれば一度除去に加えてカウンターもしくはハンデスを挟めれば言うことない。一応マーフォークでも実行可能。逆に、石鍛冶もカウンターもソープロも揃った完璧ハンドなんてそうそう来ないんだから見えてるものから対処して行けば良い。
そして、ちらほら言われているように《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》はとてもよく刺さる。継続的なコントロール奪取が弱いわけないんだけど。マーフォークが積めないこともないけど、最低でも島3枚(できれば4枚)並べたいから、島14ではさすがにきついか。
同じ理屈でタッパーも強いはずなんだけど、プロテクションに引っかからない上に軽くて除去体制があるのが《転倒の磁石》しか思いつかない。まあ弱くはないけど、さすがにレガシーでは微妙かな。でも試してみる価値はあるかも?
針は一見良さそうに見えるけど刺したいところ多すぎて3枚以上積まないと微妙かも。でも殴打頭蓋インスタント登場を止めるだけで魚的には十分意味があるし、ワンチャンあるかな?あと、ミシュラ止めるとブロッカーが消えるのも大きい。
あとは土地攻めかな。土地25ですらギリギリ(というか土地26~27のスタンでもたまに同系のエッジ合戦で土地止まって負ける)に感じたので、一般的な土地22~23のリストならそれこそ不毛をうまく使えれば勝てる気がする。普段は展開優先で不毛は後回しにしてるけど、お互い好きに回ったら魚の方が負けるのは明らかなんだから、必要マナ数が多いのに土地が相対的に少ない石鍛冶系に対してはマナベースを攻めるのが正しいのかもしれない。
つまり昔懐かしのManaDenial戦略?でもスタイフルはMステの対象になるのがイヤですね。相手にバイアルとスタイフルの両面受けを作らせてしまうのは微妙。でもまあ試してみないと判らないので一度やってみます。
そんな感じで、かなり大雑把ではありますが対策すべきポイントが見つかったので次からはここを刺しに行きたいと思います。やっぱり対策したいデッキは自分で使ってみるに限りますね。
(追記)
好きなカードの話はまた今度にしようと思ってたけど、すぐ旬を逃しそうなので今書きます。
クリーチャー:《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》
え、マーフォークじゃないの?残念ながら違います。リアニメイト・・・ではなくて、RAV期スタンのオルゾフ・コントロールで使っていたのが一番の思い出。このブログを色々な人に読んでもらえるようになったきっかけとなる記事の主役となったクリーチャーの一つでもあります。
ソーサリー:《神の怒り/Wrath of God(10E)》
これでも自分は昔、ひたすら青白系のコントロールっぽいデックをよく使っていました。あとは上記のオルゾフでも使いましたし、さらにスタンのマーフォークで「コントロール型サイドボード」という新しいプランを開発した時の主役。スタンの時にマーフォークで勝てたのはこのプランを完成させることができたから。
《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》もかなり迷いましたが、ジャンドよりマーフォーク&オルゾフの思い出の方が大きいのでこっち。
インスタント:《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
まあスタン・ブロック構築・エクテンのマーフォークとエクテン石鍛冶で使いまくったのでこれ以外ないですね。文句なしの最強スペル。
エンチャント:《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》
幅広い対象を擬似除去しつつライフゲインで序盤のライフを取り戻せるカード。このシンボルの軽さと4点ゲインという重量感がとっても丁度いい。地味に大好きなカード。オルゾフコンやトリコロールなどで使いました。
アーティファクト:《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet(GPT)》
無色で出せるのになぜか色マナが2つも出る上にマナブーストにもなれる上にアンタップイン、という意味不明のカード。こんなに強いマナ・アーティファクトは見たことがありません。
アゾリウスやボロスもよく使いましたが、やはり《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena(APC)》と《神の怒り/Wrath of God(10E)》を両立させつつ《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CHK)》や《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》までスムーズに繋げられる、という意味でオルゾフが一番お気に入りでした。
部族:《賢人の消火/Sage’s Dousing(MOR)》
たいてい横に《石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret(MOR)》がいたので1~2マナでマナリーク打ちつつワンドローするスペル。青命令とこのカードを一緒に使っていたので、僕にとってカウンターとはプレイするたびに相手と手札の差が付くスペルでした。手札が増えないカウンターとか弱くない?Will(笑)
土地:《不毛の大地/Wasteland(TMP)》
かなり《変わり谷/Mutavault(MOR)》と悩みました(こっちの方が使ってる回数は明らかに多い)が、僕に「レガシー」という世界をより強く意識させたという意味でこっち。不毛の使い方はレガシーにおける基礎技術なので、これについて自分なりの理論が確立した段階で「自分はレガシープレイヤーとして一人前になれた」と思うようになりました。
プレインズウォーカー:《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LRW)》
神ジェイスじゃないの?と思われそうですが、神ジェイスは好きだから使っているのではなくて単に強いから使ってるだけです。どちらかというとベレレンの方が好き。あのシンプルな+2と-1の使い分けの中にプレイングの全てが詰まっていました。
スタンのマーフォークでは赤白GAPPOのアドバンテージ環境に立ち向かうため、コントロールシフトしたマーフォークでPTのサイドイベントへ挑んだ思い出があります。勝ちたい赤系・GAPPO系には計算通りの勝ち方ができて嬉しかったですね。あの頃から、自分の極めたデッキでは誰にも負けたくないという気持ちが生まれ始めました。
こんな感じですね。基本的に選んだのはオルゾフとマーフォークに使われたカードばっかで、次点ラインにひたすらジャンドのカードが集まってる感じかな。これらがそのまんま、自分のデッキへの愛情を表していると思います。
・・・。
>デッキはCaw-blade
え?今日スタンじゃなくてレガシーだよ?
マーフォークは?もしかしてお前ついに諦めたの?
まあ待ってほしい。確かにカウブレ(もしくは青白石鍛冶)は流行っているし、それを対策しなければいけないのは判っている。というかずっと前からdismemberとか使って対策してたのはご存知の通りです。
しかし前回のAMCで石鍛冶系統に文句無しの惨敗を喫したため、もっと根本的な対策や相手が苦手としている部分を考える必要が出てきました。
対策したいデッキの弱点を見つけるための一番の近道は何か?何度もテストプレイで相手に使ってもらうことか?いいえ、違います。
それは、自分でそのデッキを使ってみることです。
これはトップメタのデッキを対策する時に特に有用で、なぜかというと基本的に他のプレイヤーもそのデッキをある程度メタっているために対策のアイデアを貰いやすいというメリットがあるからです。
というわけで、スタンで使っていたカウブレと単純に入れ替えられるパーツを選び、レガシー仕様に変形。これが今日使ったお試し用リスト。
土地:25
4《不毛の大地/Wasteland(TMP)》
3《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》
2《氷河の城砦/Glacial Fortress(M11)》
2《神聖なる泉/Hallowed Fountain(DIS)》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
1《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》
2《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》
3《島/Island(NPH)》
2《平地/Plains(NPH)》
クリーチャー:8
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》
4《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
スペル:27
4《精神的つまづき/Mental Misstep(NPH)》
4《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》
3《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》
4《Force of Will(ALA)》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares(4ED)》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
1《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
1《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(SOM)》
サイドボード
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》
3《ヨツンの兵卒/Jotun Grunt(CSP)》
2《神の怒り/Wrath of God(10E)》
2《流刑への道/Path to Exile(CON)》
1《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》
1《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》
1《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(NPH)》
2《神への捧げ物/Divine Offering(MBS)》
とりあえず発想としては、
・エッジ4枚は不毛4枚にしていいよね
・ピアスとリークをウィルとMステに、preordainをブレストに、dismemberをソープロに
・メインの装備品を赤白剣から青緑剣に。赤白剣は同系用のサイド
・ジェイス4枚のままの方が強そうなのでそのまま
・自分で不毛使うし、カウブレは基本どれだけマナ出てもいいデッキなので土地25は欲しい
こんな感じ。
ツンドラはまあ持ってないので努力してマナベースを構築したのはいいとして、墨蛾はなんやねんという感じですがちらつき蛾持ってたはずなのに見つからなかったのでそのままにしました。実家に置いてきたかな。
あと普通土地は不毛+ミシュラとかミシュラ+谷ですが、とりあえず無色を6枚以上入れたくなかったのと不毛は4枚積みたかったというのが前提。
装備付けて殴るなら上から殴りたかった(あとプロテクション装備付いたフライヤーへのブロッカーとしても使いたかった)ので墨蛾をそのまま流用。
サイドの置物対策は普通に考えれば《解呪》《浄化の印章》《沈黙のオーラ》あたりでしょうけど、単純に手元に無かったのでオファリングをそのまま流用。まさか魚以外使うとは思ってなかったのでこのへんのコモンを持ってきてないんですよね。
そんな感じで多少のツッコミ所はあるものの、構造的な強み弱みを確認するという目的には十分だと考えて参加。
Round1:緑白スレッショルド
1-1:後手ダブマリ。相手は初動マングースで、こちらは石鍛冶で頭蓋サーチから。聖遺は面倒だったのでWill。クァーサルをソープロで弾いてから頭蓋着地。しばらく殴った後、青緑剣も追加して殴った返しのターンでクァーサル2号に頭蓋を割られるものの鷹に剣付けてブロッカー増やしつつ殴ってるだけで勝ち。タルモや《熊人間》並べられたけど青緑や鷹がいれば関係ないね。
削ったライブラリからテラボアとか《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》を確認。
1-2:相手は初動《熊人間》。これはスネアしようと思ったけどクァーサル用に取っておきたかったし、しばらくスレショしそうな様子も無かったのでスルー・・・すると相手が3T目に《ハルマゲドン/Armageddon》!しかも《トロウケアの敷石》から緑白ショックランドが出てくる。いやまあ、それでも土地2:2交換だから別にいいけど・・・。
そしてハンドにはまだ十分な色マナと不毛があったのでとりあえず不毛で《寺院の庭》を割ると相手が土地ストップ。1/1の熊人間で殴ってくる。こっちは大量の土地を生かしてすぐに回復し、鷹を並べる。そのうち石鍛冶も引き込み、あとは殴打頭蓋青緑剣で殴って勝ち。
やっぱ鷹はソープロされても鼻で笑えるのがいいですね。
○○
Round2:黒単
2-1:先手。相手初動でリチュアルから《脅迫》されジェイスが落ち、ウィルが無意味に。ボブが着地してしまう。ブン回りきちー。
まあ石鍛冶は持っていたのでとりあえず出してみるけどすぐ《喉首狙い》。その後は追加ボブ、さらに《鞭打ち悶え/Lashwrithe(NPH)》×2と登場し、鷹で多少凌ぐもののジェイスや黒緑剣に辿りつけず負け。
2-2:また初動デュレスだったので今度はブレストでジェイスを隠す。ハンドはソープロ3枚に鷹にブレストで、そこからソープロが落ちる。そして鷹スタート。しかし返しでさらに2枚目でジェイスを落とされて鷹とソープロくらいしかない貧弱なハンドに。とりあえず夜鷲2体はソープロで除去するが、やはり登場する《鞭打ち悶え》×2。早くラスかジェイス引けやと思ったけど引けず、そのまま負け。
サイドからオファリング入れるかどうか悩んだ(他に対象無さそうだったし)けど、入れるべきだったかな。
××
Round3:青単カウンタートップ
3-1:先手石鍛冶スタートだがwillされたので鷹からスタート。しかし《ヴィダルケンの枷》が辛く、針で石鍛冶も止まる。さらに《銀白のスフィンクス/Argent Sphinx(SOM)》が金属術達成してしまって割とどうしようもなくなり負け。
3-2:石鍛冶が針で止められるが青緑剣素出し、殴打頭蓋素出しがどちらも相殺をすりぬけて通ったので石鍛冶に装備させて枷圏外に持って行きながらビート。そのまま勝ち。
3-3:1~2本目に時間かかりすぎて引き分け。
×○△
1-1-1w残念ながら3週連続3-0はならず。
それでもとりあえず収穫はいくつか。
まず間に合わないレベルでのビートダウンはやはり十分有用。できれば一度除去に加えてカウンターもしくはハンデスを挟めれば言うことない。一応マーフォークでも実行可能。逆に、石鍛冶もカウンターもソープロも揃った完璧ハンドなんてそうそう来ないんだから見えてるものから対処して行けば良い。
そして、ちらほら言われているように《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》はとてもよく刺さる。継続的なコントロール奪取が弱いわけないんだけど。マーフォークが積めないこともないけど、最低でも島3枚(できれば4枚)並べたいから、島14ではさすがにきついか。
同じ理屈でタッパーも強いはずなんだけど、プロテクションに引っかからない上に軽くて除去体制があるのが《転倒の磁石》しか思いつかない。まあ弱くはないけど、さすがにレガシーでは微妙かな。でも試してみる価値はあるかも?
針は一見良さそうに見えるけど刺したいところ多すぎて3枚以上積まないと微妙かも。でも殴打頭蓋インスタント登場を止めるだけで魚的には十分意味があるし、ワンチャンあるかな?あと、ミシュラ止めるとブロッカーが消えるのも大きい。
あとは土地攻めかな。土地25ですらギリギリ(というか土地26~27のスタンでもたまに同系のエッジ合戦で土地止まって負ける)に感じたので、一般的な土地22~23のリストならそれこそ不毛をうまく使えれば勝てる気がする。普段は展開優先で不毛は後回しにしてるけど、お互い好きに回ったら魚の方が負けるのは明らかなんだから、必要マナ数が多いのに土地が相対的に少ない石鍛冶系に対してはマナベースを攻めるのが正しいのかもしれない。
つまり昔懐かしのManaDenial戦略?でもスタイフルはMステの対象になるのがイヤですね。相手にバイアルとスタイフルの両面受けを作らせてしまうのは微妙。でもまあ試してみないと判らないので一度やってみます。
そんな感じで、かなり大雑把ではありますが対策すべきポイントが見つかったので次からはここを刺しに行きたいと思います。やっぱり対策したいデッキは自分で使ってみるに限りますね。
(追記)
好きなカードの話はまた今度にしようと思ってたけど、すぐ旬を逃しそうなので今書きます。
クリーチャー:《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》
え、マーフォークじゃないの?残念ながら違います。リアニメイト・・・ではなくて、RAV期スタンのオルゾフ・コントロールで使っていたのが一番の思い出。このブログを色々な人に読んでもらえるようになったきっかけとなる記事の主役となったクリーチャーの一つでもあります。
ソーサリー:《神の怒り/Wrath of God(10E)》
これでも自分は昔、ひたすら青白系のコントロールっぽいデックをよく使っていました。あとは上記のオルゾフでも使いましたし、さらにスタンのマーフォークで「コントロール型サイドボード」という新しいプランを開発した時の主役。スタンの時にマーフォークで勝てたのはこのプランを完成させることができたから。
《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》もかなり迷いましたが、ジャンドよりマーフォーク&オルゾフの思い出の方が大きいのでこっち。
インスタント:《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
まあスタン・ブロック構築・エクテンのマーフォークとエクテン石鍛冶で使いまくったのでこれ以外ないですね。文句なしの最強スペル。
エンチャント:《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》
幅広い対象を擬似除去しつつライフゲインで序盤のライフを取り戻せるカード。このシンボルの軽さと4点ゲインという重量感がとっても丁度いい。地味に大好きなカード。オルゾフコンやトリコロールなどで使いました。
アーティファクト:《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet(GPT)》
無色で出せるのになぜか色マナが2つも出る上にマナブーストにもなれる上にアンタップイン、という意味不明のカード。こんなに強いマナ・アーティファクトは見たことがありません。
アゾリウスやボロスもよく使いましたが、やはり《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena(APC)》と《神の怒り/Wrath of God(10E)》を両立させつつ《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CHK)》や《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》までスムーズに繋げられる、という意味でオルゾフが一番お気に入りでした。
部族:《賢人の消火/Sage’s Dousing(MOR)》
たいてい横に《石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret(MOR)》がいたので1~2マナでマナリーク打ちつつワンドローするスペル。青命令とこのカードを一緒に使っていたので、僕にとってカウンターとはプレイするたびに相手と手札の差が付くスペルでした。手札が増えないカウンターとか弱くない?Will(笑)
土地:《不毛の大地/Wasteland(TMP)》
かなり《変わり谷/Mutavault(MOR)》と悩みました(こっちの方が使ってる回数は明らかに多い)が、僕に「レガシー」という世界をより強く意識させたという意味でこっち。不毛の使い方はレガシーにおける基礎技術なので、これについて自分なりの理論が確立した段階で「自分はレガシープレイヤーとして一人前になれた」と思うようになりました。
プレインズウォーカー:《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(LRW)》
神ジェイスじゃないの?と思われそうですが、神ジェイスは好きだから使っているのではなくて単に強いから使ってるだけです。どちらかというとベレレンの方が好き。あのシンプルな+2と-1の使い分けの中にプレイングの全てが詰まっていました。
スタンのマーフォークでは赤白GAPPOのアドバンテージ環境に立ち向かうため、コントロールシフトしたマーフォークでPTのサイドイベントへ挑んだ思い出があります。勝ちたい赤系・GAPPO系には計算通りの勝ち方ができて嬉しかったですね。あの頃から、自分の極めたデッキでは誰にも負けたくないという気持ちが生まれ始めました。
こんな感じですね。基本的に選んだのはオルゾフとマーフォークに使われたカードばっかで、次点ラインにひたすらジャンドのカードが集まってる感じかな。これらがそのまんま、自分のデッキへの愛情を表していると思います。
コメント
もみ消し入れたタイプで昨日ソロ回ししてみたんだけど
開幕もみ消しは、決まるとやっぱり無双だけど、相手がフェッチ引かなかった時に
1マナ立てておくのがすごい寂しい気がした!噛み合わなかったときの減速が辛い。
フルタップしつつ攻めて出てきた障害はバウンスか除去ってのが妥当な気はしますた。
青マナ出す1/1マーフォーク出ないかなw
敵を知り、己を知ればってやつですねw
やっぱもみ消し構えた瞬間に途端にテンポ悪いのがダメですよねー。実際そういう理由でいつしかマーフォークから抜けていったわけですし。ミスステップよりΦマナのスタイフルが欲しかったw
フェッチ引かれなかったら今度は石鍛冶や鷹に打てばいいのでまあ腐りはしないと思いますが、それにしても構え続けるのはきついですね。やっぱ素直に《四肢切断》するしかないですかね。余ったときにWillで切れないのが微妙ですが、普通にブルーカウント30枚近くあるデッキなので気にしなくていいかな。
青マナ出す1/1マーフォークはシグでEDH組むときに探しましたw《海の占術師/Sea Scryer(MIR)》がもうちょっと強ければ・・・w
ただ、マナが出ない土地をどうしろと…と突っ込みがw
土地を削ることはできないのでスペル枠扱いになるのはいいとして、結局相手の不毛で割れちゃうのが微妙ですね。不毛取ってないタイプもたまにあるみたいですが・・・。ただ、カウンターされることはないので枷より手軽かもしれません。