久々のデッキ紹介記事…という名の週末記録です。
発売日前日~翌日くらいまでの間、自分の中で考えていたメタゲームとそれに対抗するためのデッキ、FNMで実際に使ったデッキと大会レポ、ついでに今回の初日シングル買い記録などをまとめて一気に。
●環境定義
まず新環境のスタート地点を理解するため、「相手に妨害をされなかった場合に最も安定して速いデッキ」を探さなければいけません。すなわち、環境定義となる速度を知る必要があります。
最近ではこのポジションは赤単だったりしたのですが、今回の環境定義は明らかに緑白ビートダウンでした。
《刃砦の英雄/Hero of Bladehold(MBS)》をマナ加速から1ターン早く展開するお決まりの動きはもちろん、緑英雄こと《ケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakers(ISD)》や、ラストターンに起動することで1ターン勝ちを早める《ガヴォニーの居住区/Gavony Township(ISD)》など、明らかに強いカードがてんこ盛りです。この動きをサポートする最良のマナクリーチャー、《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim(ISD)》も見逃せません。この生物が存在するだけで、緑白の事故率が激減することは明らかです。白ダブルシンボルに強いカードが多いですからね。
この速度に勝てるデッキ、もしくはこの動きを崩せるデッキを探そうというのが僕がこの環境で一番最初に考えたことでした。
●《審判の日/Day of Judgment》
緑白のビートダウンに勝つならばラスゴを撃てばいい。当たり前のことです。従って、僕はまずDoJを安定してプレイできるデッキを探そうとしました。
環境初期にラスゴを撃つといえば青白コンです。ドロー操作により安定した回りが期待できる上、ラスでは対処できないスペルやローグデッキ相手へも対処が可能なこの2色の組み合わせが一番です。
しかし、僕は(少なくとも、緑白に勝つためのデッキとしては)今の環境で組める青白コンでは力不足だと考えました。その理由は2点あります。1点目はドロー操作が弱すぎること。《定業/Preordain(M11)》の穴は大きい。《思案/Ponder》はさすがに論外です。《熟慮/Think Twice(ISD)》は決して弱いカードではないですが、悠長すぎます。《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》はさすがに強そうではありますが、重さが気になります。
2点目は除去が弱いこと。DoJ以外のまともな白除去と言えば《忘却の輪/Oblivion Ring》くらいしかありません。やはり2マナ域以下の除去がないのはきつい。なので、DoJの返しに英雄や《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》などをプレイされるだけで相当詰んでしまいます。そして、緑白は2~3マナ域の生物だけでも《ガヴォニーの居住区》と合わせるだけで十分にラスを撃たせる力があるので、明らかに受け切るためのカードが青白では足りていないように思えたのです。
これらの理由から僕は早々に青白ではなく、コントロール対決で不利になるリスクを負ってでも除去コントロールに寄せた色でデッキを組むことを決めました。
●《霊炎/Geistflame(ISD)》
ではどの色を使うか。そこで目に止まったのが《霊炎/Geistflame(ISD)》、《鞭打ち炎/Whipflare(NPH)》、そして《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》でした。
《霊炎》はマナクリを同マナ域で落とせ、かつ他のデッキでもよく使われるであろう《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》、《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》、《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》などにも対処できます。
《鞭打ち炎》に関してはその制約条件も多少は気にかかりましたが、銀生物がそこまで並ぶ環境ではないと判断。それよりも先手マナクリからのミラクルを落とせる点を優先しました。比較対象としては《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》がありますが、2点と3点ダメージに差が出るのは《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》を相手にした時ぐらいだと思ったので、これは自分でも接合者を使うという方法で補うことにしました。
そして《小悪魔の遊び》は僕がとても大好きなカードです。自由な範囲で単体除去としてプレイでき、なおかつ後半引いたら本体に撃って勝てる…というX点火力の強さを1枚で同時に味わえる素晴らしいカードだと思います。この手のおまけつきX点火力にありがちなマナコストの重さも一発目には無く、追加の除去として気楽に撃てるのが魅力的ですね。
また、赤白のボードコントロールを選択したことによってナチュラルに《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》デッキへの耐性が付いたのもうれしいところです。初動のマナクリーチャーを焼けばかなり減速できますし、種となるクリーチャーを残さなければ殻も怖くありません。
そんな感じで、完全に脳内理論および脳内構築によって完成したデッキが以下です。
きったねぇデッキリストデース!
なんか入れたいもの詰め込んでみたら酷いことになりました。さすがに4挿しが身代わりしかないのはどうなんだろう。霊炎とDoJはコンセプトの関係上4枚入ってないとおかしいんだけど…。
あとはこっそり入ってる《ステンシアの血の間》は何だよって感じですが、この時はまだ強いと思ってたんです。一応サイドの記憶殺しのためにタッチ黒をしたという言い訳のもと入っていますが、今改めて組むならば抜きますw
まあ実際にこのリストを使ってFNMに出たということで。
Round1:青黒テゼレットコントロール
だからボードコントロールはカウンターコントロールに勝てないっつってんだろ!(迫真)
1-1:こっちの土地が止まり気味でようやくたどり着いた4マナの身代わりはリークされ、相手からは身代わりでさらにマナ差が。さらにテゼレットで宝球が殴ってきてせっかく通ったコスも死亡。それでも除去の多さを生かしてワームコイルを生き残らせることに成功したり、相手がテゼと合わせて毒殺を狙ってきた墨蛾3枚もすべて霊炎で撃ち落としてみたものの、最終的にはバタースカルを対処できなくなり負け。
1-2:宝球スタートから3T目記憶殺しで相手のテゼを抜くが、相手も3T目記憶殺しでギデオンを抜きにくる。それでも2枚目の記憶殺しでバタースカルを抜き、相手のスフィンクスをリングで対処してコントロール完了し、あとは殴るだけ…となったところで時間切れ。1本目で投了するのが遅すぎた。
なんか100%無理かと思ったけどそうでもないかな。
×△
Round2:黒緑
2-1:相手の動きが完全にクリーチャービート+《情け知らずのガラク/Garruk Relentless(ISD)》だったので、パイロや霊炎で一層しつつギデオンでガラクをしばき、その後コスも降臨して勝ち。
2-2:グリッサとか危険なマイアが出てきたけど特に関係なく除去コンしまくって圧勝。危険なマイアが入ってるってことはたぶん《出産の殻》じゃなくて《心なき召喚/Heartless Summoning(ISD)》デッキなんじゃないかな?
○○
Round3:青白トークンビート(ピン象)
3-1:相手の盤面に《無形の美徳/Intangible Virtue(ISD)》が出るも、ひたすら除去で凌ぎつつこっちの身代わりだけ生き残り、相手のハンドも1枚になったのでビート開始…しようと思ったら相手エンド前に白頂点X=いっぱいで3/3警戒の猫の群れが出現。流石に無しやろ。
3-2:ワームコイルと幻影像でコピーが相打ち。メモを見た限りでは頑張って相手のライフ3まで削ってこっちはまだ12あったみたいだけどなぜか負けたらしい。どうやって負けたか忘れた。ミラクルに赤白剣が付いたんだったかな?
××
1-2w
まあ流石に当たったデッキが悪すぎた感は否めないwちなみに終わったあとにピン象に緑白ビートダウン回してもらったら何度やっても負け無しだったので、さしあたって緑白には勝てるんだと思う。
もうちょっとブラッシュアップして余計なところを削ったら(ステンシアとかw)まあまあ強くなるんじゃないかな?ちなみにステンシアのおかげで勝ったゲームはありませんでしたwだいたい《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》フラッシュバックしてトドメ差すことが多いです。やっぱりこの火力強いですね。
でもさすがにデッキ適当すぎたので後半は別デッキで参加しましたw
せっかく《霊誉の僧兵》を70円でゲットしてきたので使ってみたかっただけとも言う。というわけで色は同じ赤白だけど今度はクソビート仕様で。
微妙に違うかもしれないけど確かこんな感じ。5分で組んだから超適当w
Round1:青白赤コントロール(もやし君)
1-1:後手ワンマリ。相手のエンド前《深夜の出没》に合わせてこちらも出没プレイ。《聖トラフトの霊》で多少食らったけどキャッチして除去。あとは白英雄と本体X点で勝ち。
1-2:また出没鏡撃ちから。今度はブロックせずに殴り、さらに僧兵も出して超ビッグサイズに。僧兵が強すぎてそのまま勝ち。
○○
Round2:青白コン(木吉兄貴)
2-1:黒緑剣を互いに通しあうゲーム。相手のワームコイル連打でライフを狙うのが無理になったので毒殺しを狙って残り3毒まで削るものの、相手のギデオン3連打によって本体に通らず負け。
2-2:3ターン目エンド前に出没、4ターン目にコスと一緒にパンチ、5ターン目に黒緑剣付けてパンチのドブンでさすがに勝ち。
2-3:カウンターで捌かれて早々に黒緑剣マウント取られて負け。
×○×
Round3:緑白黒ビッグマナ
3-1:後手。相手2T目ランパン3T目身代わりでこっち3ターン目までノーアクションでさすがに負けただろと思ったけど、ギデオンを除去したカーンをX点火力で焼いて、再びギデオン登場。相手のビースト火葬しながら大ガラクを殴って落とし、こちらの僧兵にラスを使わせたところで僧兵おかわり。そのまま僧兵と本体X点フラッシュバックで勝ち。
3-2:相手ダブマリ。黒緑剣+墨蛾でハンデスしつつ、僧兵2体セットで超ビートして勝ち。僧兵強すぎだろww
○○
2-1。アホみたいなデッキの割にはまあまあ戦えたw
《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》はとてもお気に入りです。先日のTop10にもちゃんと入れましたし。ちなみに、こいつが出てると墨蛾を起動するだけでサイズが上がるので実質墨蛾をパンプ能力持ちの土地として使うこともできます。毒関係ないところでも墨蛾を働かせることができるのでこの組み合わせはまあまあ強いですね。
あとはそもそも接合者だったり白英雄だったり、白の強いところのカードはどれもトークンを出すものが多いのでナチュラルにサイズが凄いことになることが多いです。だいたい5/5~9/9らへんですね。もちろん横に1/1飛行が2体出るのも素晴らしい。剣の装備先にぴったりです。
そんな感じで、イニストラード初日は形の真逆なソリューション系(を目指した)ボードコントロールとトークンビートという赤白デッキを使ってみました。特に《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》と《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》はオススメなのでぜひ試してみてくださいね!
最後に、初日にシングル購入したカードのまとめ。
《断崖の避難所/Clifftop Retreat(ISD)》570×4
《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(ISD)》570×4
《血統の切断/Sever the Bloodline(ISD)》30×4
《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》30×3
《アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck(ISD)》150×4
《排水路の汚濁/Gutter Grime(ISD)》30×4
《ステンシアの血の間/Stensia Bloodhall(ISD)》70×4
《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》70×4
《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt(ISD)》250×2
合計6550
割とどうでもいいもの買いすぎwまあ、安くて面白そうなカードか確実に使う予定のあったカードしか買ってない感じですね。
とりあえずリリアナガラク瞬唱あたりにあまり興味が湧かなかったのでスルーしました。気が向いたら買う…かも?
発売日前日~翌日くらいまでの間、自分の中で考えていたメタゲームとそれに対抗するためのデッキ、FNMで実際に使ったデッキと大会レポ、ついでに今回の初日シングル買い記録などをまとめて一気に。
●環境定義
まず新環境のスタート地点を理解するため、「相手に妨害をされなかった場合に最も安定して速いデッキ」を探さなければいけません。すなわち、環境定義となる速度を知る必要があります。
最近ではこのポジションは赤単だったりしたのですが、今回の環境定義は明らかに緑白ビートダウンでした。
《刃砦の英雄/Hero of Bladehold(MBS)》をマナ加速から1ターン早く展開するお決まりの動きはもちろん、緑英雄こと《ケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakers(ISD)》や、ラストターンに起動することで1ターン勝ちを早める《ガヴォニーの居住区/Gavony Township(ISD)》など、明らかに強いカードがてんこ盛りです。この動きをサポートする最良のマナクリーチャー、《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim(ISD)》も見逃せません。この生物が存在するだけで、緑白の事故率が激減することは明らかです。白ダブルシンボルに強いカードが多いですからね。
この速度に勝てるデッキ、もしくはこの動きを崩せるデッキを探そうというのが僕がこの環境で一番最初に考えたことでした。
●《審判の日/Day of Judgment》
緑白のビートダウンに勝つならばラスゴを撃てばいい。当たり前のことです。従って、僕はまずDoJを安定してプレイできるデッキを探そうとしました。
環境初期にラスゴを撃つといえば青白コンです。ドロー操作により安定した回りが期待できる上、ラスでは対処できないスペルやローグデッキ相手へも対処が可能なこの2色の組み合わせが一番です。
しかし、僕は(少なくとも、緑白に勝つためのデッキとしては)今の環境で組める青白コンでは力不足だと考えました。その理由は2点あります。1点目はドロー操作が弱すぎること。《定業/Preordain(M11)》の穴は大きい。《思案/Ponder》はさすがに論外です。《熟慮/Think Twice(ISD)》は決して弱いカードではないですが、悠長すぎます。《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》はさすがに強そうではありますが、重さが気になります。
2点目は除去が弱いこと。DoJ以外のまともな白除去と言えば《忘却の輪/Oblivion Ring》くらいしかありません。やはり2マナ域以下の除去がないのはきつい。なので、DoJの返しに英雄や《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》などをプレイされるだけで相当詰んでしまいます。そして、緑白は2~3マナ域の生物だけでも《ガヴォニーの居住区》と合わせるだけで十分にラスを撃たせる力があるので、明らかに受け切るためのカードが青白では足りていないように思えたのです。
これらの理由から僕は早々に青白ではなく、コントロール対決で不利になるリスクを負ってでも除去コントロールに寄せた色でデッキを組むことを決めました。
●《霊炎/Geistflame(ISD)》
ではどの色を使うか。そこで目に止まったのが《霊炎/Geistflame(ISD)》、《鞭打ち炎/Whipflare(NPH)》、そして《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》でした。
《霊炎》はマナクリを同マナ域で落とせ、かつ他のデッキでもよく使われるであろう《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》、《幻影の像/Phantasmal Image(M12)》、《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》などにも対処できます。
《鞭打ち炎》に関してはその制約条件も多少は気にかかりましたが、銀生物がそこまで並ぶ環境ではないと判断。それよりも先手マナクリからのミラクルを落とせる点を優先しました。比較対象としては《金屑の嵐/Slagstorm(MBS)》がありますが、2点と3点ダメージに差が出るのは《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》を相手にした時ぐらいだと思ったので、これは自分でも接合者を使うという方法で補うことにしました。
そして《小悪魔の遊び》は僕がとても大好きなカードです。自由な範囲で単体除去としてプレイでき、なおかつ後半引いたら本体に撃って勝てる…というX点火力の強さを1枚で同時に味わえる素晴らしいカードだと思います。この手のおまけつきX点火力にありがちなマナコストの重さも一発目には無く、追加の除去として気楽に撃てるのが魅力的ですね。
また、赤白のボードコントロールを選択したことによってナチュラルに《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》デッキへの耐性が付いたのもうれしいところです。初動のマナクリーチャーを焼けばかなり減速できますし、種となるクリーチャーを残さなければ殻も怖くありません。
そんな感じで、完全に脳内理論および脳内構築によって完成したデッキが以下です。
クリーチャー9
3《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》
4《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(MRD)》
2《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
スペル25
3《太陽の宝球/Sphere of the Suns(MBS)》
3《霊炎/Geistflame(ISD)》
2《火葬/Incinerate(5ED)》
3《鞭打ち炎/Whipflare(NPH)》
3《忘却の輪/Oblivion Ring(M12)》
3《審判の日/Day of Judgment(M12)》
3《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》
2《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》
3《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
土地26
4《断崖の避難所/Clifftop Retreat(ISD)》
2《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(ISD)》
2《ステンシアの血の間/Stensia Bloodhall(ISD)》
3《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs(SOM)》
7《山/Mountain》
7《平地/Plains》
1《沼/Swamp》
サイド
4《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》
4《機を見た援軍/Timely Reinforcements(M12)》
3《記憶殺し/Memoricide(SOM)》
3《存在の破棄/Revoke Existence(SOM)》
1《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
きったねぇデッキリストデース!
なんか入れたいもの詰め込んでみたら酷いことになりました。さすがに4挿しが身代わりしかないのはどうなんだろう。霊炎とDoJはコンセプトの関係上4枚入ってないとおかしいんだけど…。
あとはこっそり入ってる《ステンシアの血の間》は何だよって感じですが、この時はまだ強いと思ってたんです。一応サイドの記憶殺しのためにタッチ黒をしたという言い訳のもと入っていますが、今改めて組むならば抜きますw
まあ実際にこのリストを使ってFNMに出たということで。
Round1:青黒テゼレットコントロール
だからボードコントロールはカウンターコントロールに勝てないっつってんだろ!(迫真)
1-1:こっちの土地が止まり気味でようやくたどり着いた4マナの身代わりはリークされ、相手からは身代わりでさらにマナ差が。さらにテゼレットで宝球が殴ってきてせっかく通ったコスも死亡。それでも除去の多さを生かしてワームコイルを生き残らせることに成功したり、相手がテゼと合わせて毒殺を狙ってきた墨蛾3枚もすべて霊炎で撃ち落としてみたものの、最終的にはバタースカルを対処できなくなり負け。
1-2:宝球スタートから3T目記憶殺しで相手のテゼを抜くが、相手も3T目記憶殺しでギデオンを抜きにくる。それでも2枚目の記憶殺しでバタースカルを抜き、相手のスフィンクスをリングで対処してコントロール完了し、あとは殴るだけ…となったところで時間切れ。1本目で投了するのが遅すぎた。
なんか100%無理かと思ったけどそうでもないかな。
×△
Round2:黒緑
2-1:相手の動きが完全にクリーチャービート+《情け知らずのガラク/Garruk Relentless(ISD)》だったので、パイロや霊炎で一層しつつギデオンでガラクをしばき、その後コスも降臨して勝ち。
2-2:グリッサとか危険なマイアが出てきたけど特に関係なく除去コンしまくって圧勝。危険なマイアが入ってるってことはたぶん《出産の殻》じゃなくて《心なき召喚/Heartless Summoning(ISD)》デッキなんじゃないかな?
○○
Round3:青白トークンビート(ピン象)
3-1:相手の盤面に《無形の美徳/Intangible Virtue(ISD)》が出るも、ひたすら除去で凌ぎつつこっちの身代わりだけ生き残り、相手のハンドも1枚になったのでビート開始…しようと思ったら相手エンド前に白頂点X=いっぱいで3/3警戒の猫の群れが出現。流石に無しやろ。
3-2:ワームコイルと幻影像でコピーが相打ち。メモを見た限りでは頑張って相手のライフ3まで削ってこっちはまだ12あったみたいだけどなぜか負けたらしい。どうやって負けたか忘れた。ミラクルに赤白剣が付いたんだったかな?
××
1-2w
まあ流石に当たったデッキが悪すぎた感は否めないwちなみに終わったあとにピン象に緑白ビートダウン回してもらったら何度やっても負け無しだったので、さしあたって緑白には勝てるんだと思う。
もうちょっとブラッシュアップして余計なところを削ったら(ステンシアとかw)まあまあ強くなるんじゃないかな?ちなみにステンシアのおかげで勝ったゲームはありませんでしたwだいたい《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》フラッシュバックしてトドメ差すことが多いです。やっぱりこの火力強いですね。
でもさすがにデッキ適当すぎたので後半は別デッキで参加しましたw
せっかく《霊誉の僧兵》を70円でゲットしてきたので使ってみたかっただけとも言う。というわけで色は同じ赤白だけど今度はクソビート仕様で。
4《刃の接合者/Blade Splicer(NPH)》
4《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》
4《刃砦の英雄/Hero of Bladehold(MBS)》
4《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》
4《火葬/Incinerate(5ED)》
3《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
3《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》
3《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》
4《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》
2《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
4《断崖の避難所/Clifftop Retreat(ISD)》
4《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》
9《平地/Plains(4ED)》
8《山/Mountain(10E)》
サイド
4《倦怠の宝珠/Torpor Orb(NPH)》
3《存在の破棄/Revoke Existence(SOM)》
4《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
3《機を見た援軍/Timely Reinforcements(M12)》
1《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(NPH)》
微妙に違うかもしれないけど確かこんな感じ。5分で組んだから超適当w
Round1:青白赤コントロール(もやし君)
1-1:後手ワンマリ。相手のエンド前《深夜の出没》に合わせてこちらも出没プレイ。《聖トラフトの霊》で多少食らったけどキャッチして除去。あとは白英雄と本体X点で勝ち。
1-2:また出没鏡撃ちから。今度はブロックせずに殴り、さらに僧兵も出して超ビッグサイズに。僧兵が強すぎてそのまま勝ち。
○○
Round2:青白コン(木吉兄貴)
2-1:黒緑剣を互いに通しあうゲーム。相手のワームコイル連打でライフを狙うのが無理になったので毒殺しを狙って残り3毒まで削るものの、相手のギデオン3連打によって本体に通らず負け。
2-2:3ターン目エンド前に出没、4ターン目にコスと一緒にパンチ、5ターン目に黒緑剣付けてパンチのドブンでさすがに勝ち。
2-3:カウンターで捌かれて早々に黒緑剣マウント取られて負け。
×○×
Round3:緑白黒ビッグマナ
3-1:後手。相手2T目ランパン3T目身代わりでこっち3ターン目までノーアクションでさすがに負けただろと思ったけど、ギデオンを除去したカーンをX点火力で焼いて、再びギデオン登場。相手のビースト火葬しながら大ガラクを殴って落とし、こちらの僧兵にラスを使わせたところで僧兵おかわり。そのまま僧兵と本体X点フラッシュバックで勝ち。
3-2:相手ダブマリ。黒緑剣+墨蛾でハンデスしつつ、僧兵2体セットで超ビートして勝ち。僧兵強すぎだろww
○○
2-1。アホみたいなデッキの割にはまあまあ戦えたw
《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》はとてもお気に入りです。先日のTop10にもちゃんと入れましたし。ちなみに、こいつが出てると墨蛾を起動するだけでサイズが上がるので実質墨蛾をパンプ能力持ちの土地として使うこともできます。毒関係ないところでも墨蛾を働かせることができるのでこの組み合わせはまあまあ強いですね。
あとはそもそも接合者だったり白英雄だったり、白の強いところのカードはどれもトークンを出すものが多いのでナチュラルにサイズが凄いことになることが多いです。だいたい5/5~9/9らへんですね。もちろん横に1/1飛行が2体出るのも素晴らしい。剣の装備先にぴったりです。
そんな感じで、イニストラード初日は形の真逆なソリューション系(を目指した)ボードコントロールとトークンビートという赤白デッキを使ってみました。特に《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》と《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》はオススメなのでぜひ試してみてくださいね!
最後に、初日にシングル購入したカードのまとめ。
《断崖の避難所/Clifftop Retreat(ISD)》570×4
《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(ISD)》570×4
《血統の切断/Sever the Bloodline(ISD)》30×4
《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》30×3
《アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck(ISD)》150×4
《排水路の汚濁/Gutter Grime(ISD)》30×4
《ステンシアの血の間/Stensia Bloodhall(ISD)》70×4
《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》70×4
《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt(ISD)》250×2
合計6550
割とどうでもいいもの買いすぎwまあ、安くて面白そうなカードか確実に使う予定のあったカードしか買ってない感じですね。
とりあえずリリアナガラク瞬唱あたりにあまり興味が湧かなかったのでスルーしました。気が向いたら買う…かも?
コメント
赤メインのコントロールを組もうとしているので、小悪魔の遊び使ってみたいと思いました。
リンクさせて頂きましたー。
一応、白タイタンには青タイタンぶつけて、幻影の像には転倒の磁石っていうのもあるんですけど。
太陽拳流行るようならオリヴィアヴォルダーレン ワンチャンあるんじゃないかなぁと。
DN面白かったのでリンクさせていただきます。
リンクさせて頂きます!
二回使えるX点火力は構築でもとても便利です!ぜひ試してくださいね。
リンクありがとうございます。
>やんばるさん
鋼は強化されてない上に簡単にメタられて死ぬだろうという読みと、単純に除去コン戦術が刺さるのであまり気にしてませんでしたw太陽拳は適当なボードコンだと負けてしまうので対策が必要ですね。
リンクありがとうございます。
>エリオをかまってちゃんさん
Os-宇宙人はいい曲ですね!リンクありがとうございます。