【BM池袋M13ゲームデーカバレッジ】準々決勝
2012年8月6日 戦略記事・読み物準々決勝:オガサワラ ケン vs. ヒガキ モトヒデ
参加者33名にて行われた今回のMagic2013ゲームデーも残す所シングルエリミネーションのみ。ここでは準々決勝4試合の中から、それぞれ予選ラウンドを1位-8位で通過したオガサワラとヒガキの試合をピックアップしよう。
オガサワラの使用デッキは本人謹製のナヤケッシグ。デッキ完成度の高さは折り紙付きで、マジックワールドカップ東京予選でもオガサワラ本人がこのデッキを駆りTOP8に入賞している。その完成度に惚れ込んだ多くのプレイヤーが彼のデッキをリストをシェア続けた結果、BigMagic池袋店は「ナヤケッシグが異常に多いメタゲーム」となっている。
対するヒガキは緑単ダングローブ。《絡み根の霊》や《ダングローブの長老》、《捕食者のウーズ》などの除去耐性に優れる生物を多用し、《ウルヴェンワルドの足跡追い》が除去能力の薄さを補う構成のようだ。
ヒガキのビートダウンにオガサワラの《終末》が間に合うかどうかがポイントとなりそうなゲームである。
Game1
ダイスロールに勝ったオガサワラはマリガンを選択し、手札6枚からゲームをスタート。対するヒガキは満足できる7枚を貰えたようだ。
《陽花弁の木立ち》《森》と並べて《不屈の自然》で土地を伸ばす、というケッシグの基本動作を行うオガサワラ。しかしヒガキは1、2ターン目に連続して《ウルヴェンワルドの足跡追い》をプレイし、2T目にはその片割れが《怨恨》を纏い3点アタックを開始。3ターン目には《ダングローブの長老》も追加した。
その後も土地をセットし続けるだけのオガサワラ。それでも手札には《原始のタイタン》や《終末》がその出番を待ち続けているのだが、5ターン目に肝心の6枚目の土地をドローできない。
結局、2ターン目から3点クロックを受け続けていたオガサワラは5ターンキルされてしまったのであった。
ヒガキ 1-0 オガサワラ
Game2
今度は互いにノーマリガン。
再びオガサワラは土地を並べ続け、ヒガキは《ウルヴェンワルドの足跡追い》に《怨恨》をエンチャント、さらに《ダングローブの長老》を追加…と、ほぼ1本目と同様の試合運びとなっている。
が、ここでオガサワラのターンのドローで《終末》『奇跡』キャスト!一旦盤面がリセットされ、オガサワラに再び猶予が与えられる。
返しにヒガキは《捕食者のウーズ》をプレイし、先ほどハンドに帰ってきた《怨恨》をエンチャントしておく。
この無敵のアタッカーはケッシグ系にはとても辛いところだが、オガサワラの手札には握り続けていたもう1枚の《終末》がある。これを唱えるマナを確保するため《真面目な身代わり》で6マナ目を調達し、次ターンに備える。
…が、ここでお返しだと言わんばかりにヒガキがトップから《狩られる者の逆襲》を『奇跡』キャスト!《捕食者のウーズ》は3/1から9/7へ育ち、さらに攻撃時の誘発によって10/8へ。《真面目な身代わり》を貫通して本体に8点のダメージが通り、オガサワラのライフはもう残り6になってしまった。《真面目な身代わり》が墓地に落ちたことでウーズは更に成長し、+1/+1カウンターの2つ目が載せられた。
戦闘後、ヒガキは少し考えたが《緑の太陽の頂点》から5/5の《ダングローブの長老》を追加戦力として呼び出した。盤面だけを見れば次のターンに《捕食者のウーズ》が6/3へと成長しちょうどライフを削りきれるが、さすがにケッシグが6マナに到達するということは《原始のタイタン》をケアしないわけにはいかない。次のターンに土地を置ければ長老も6/6になるため、タイタン1体が出てきただけならば残るライフを削り切ることができる。
しかし、前述の通りオガサワラは手札に2枚目の《終末》を握っている。当然返しのターンにこれをキャスト。大きなアドバンテージを得た。
これで手札の脅威を使い尽くしてしまったヒガキは土地を置くだけでターンを返すが、オガサワラもフィニッシャーを引けず《墨蛾の生息地》で1点ずつ毒を与えることしかできない。
ここで《ウルヴェンワルドの足跡追い》を引き込むヒガキ。ただの1/1だが、手札に戻っていった《怨恨》がある。これをエンチャントしようとしたところで、オガサワラはこの1/1へ《内にいる獣》をキャスト。《怨恨》を潰すために仕方なく、といったところか。
《微光地》でライフを9に引き上げ、まだビーストトークンの攻撃には十分耐えられるはずだったオガサワラ。しかし、ヒガキは手札に《狩られる者の逆襲》をもう1枚握っていた。これによってビーストトークンは9/9へと成長し、オガサワラのライフをピッタリ削りきった。
ヒガキ 2-0 オガサワラ
ヒガキ、準決勝進出!
参加者33名にて行われた今回のMagic2013ゲームデーも残す所シングルエリミネーションのみ。ここでは準々決勝4試合の中から、それぞれ予選ラウンドを1位-8位で通過したオガサワラとヒガキの試合をピックアップしよう。
オガサワラの使用デッキは本人謹製のナヤケッシグ。デッキ完成度の高さは折り紙付きで、マジックワールドカップ東京予選でもオガサワラ本人がこのデッキを駆りTOP8に入賞している。その完成度に惚れ込んだ多くのプレイヤーが彼のデッキをリストをシェア続けた結果、BigMagic池袋店は「ナヤケッシグが異常に多いメタゲーム」となっている。
対するヒガキは緑単ダングローブ。《絡み根の霊》や《ダングローブの長老》、《捕食者のウーズ》などの除去耐性に優れる生物を多用し、《ウルヴェンワルドの足跡追い》が除去能力の薄さを補う構成のようだ。
ヒガキのビートダウンにオガサワラの《終末》が間に合うかどうかがポイントとなりそうなゲームである。
Game1
ダイスロールに勝ったオガサワラはマリガンを選択し、手札6枚からゲームをスタート。対するヒガキは満足できる7枚を貰えたようだ。
《陽花弁の木立ち》《森》と並べて《不屈の自然》で土地を伸ばす、というケッシグの基本動作を行うオガサワラ。しかしヒガキは1、2ターン目に連続して《ウルヴェンワルドの足跡追い》をプレイし、2T目にはその片割れが《怨恨》を纏い3点アタックを開始。3ターン目には《ダングローブの長老》も追加した。
その後も土地をセットし続けるだけのオガサワラ。それでも手札には《原始のタイタン》や《終末》がその出番を待ち続けているのだが、5ターン目に肝心の6枚目の土地をドローできない。
結局、2ターン目から3点クロックを受け続けていたオガサワラは5ターンキルされてしまったのであった。
ヒガキ 1-0 オガサワラ
Game2
今度は互いにノーマリガン。
再びオガサワラは土地を並べ続け、ヒガキは《ウルヴェンワルドの足跡追い》に《怨恨》をエンチャント、さらに《ダングローブの長老》を追加…と、ほぼ1本目と同様の試合運びとなっている。
が、ここでオガサワラのターンのドローで《終末》『奇跡』キャスト!一旦盤面がリセットされ、オガサワラに再び猶予が与えられる。
返しにヒガキは《捕食者のウーズ》をプレイし、先ほどハンドに帰ってきた《怨恨》をエンチャントしておく。
この無敵のアタッカーはケッシグ系にはとても辛いところだが、オガサワラの手札には握り続けていたもう1枚の《終末》がある。これを唱えるマナを確保するため《真面目な身代わり》で6マナ目を調達し、次ターンに備える。
…が、ここでお返しだと言わんばかりにヒガキがトップから《狩られる者の逆襲》を『奇跡』キャスト!《捕食者のウーズ》は3/1から9/7へ育ち、さらに攻撃時の誘発によって10/8へ。《真面目な身代わり》を貫通して本体に8点のダメージが通り、オガサワラのライフはもう残り6になってしまった。《真面目な身代わり》が墓地に落ちたことでウーズは更に成長し、+1/+1カウンターの2つ目が載せられた。
戦闘後、ヒガキは少し考えたが《緑の太陽の頂点》から5/5の《ダングローブの長老》を追加戦力として呼び出した。盤面だけを見れば次のターンに《捕食者のウーズ》が6/3へと成長しちょうどライフを削りきれるが、さすがにケッシグが6マナに到達するということは《原始のタイタン》をケアしないわけにはいかない。次のターンに土地を置ければ長老も6/6になるため、タイタン1体が出てきただけならば残るライフを削り切ることができる。
しかし、前述の通りオガサワラは手札に2枚目の《終末》を握っている。当然返しのターンにこれをキャスト。大きなアドバンテージを得た。
これで手札の脅威を使い尽くしてしまったヒガキは土地を置くだけでターンを返すが、オガサワラもフィニッシャーを引けず《墨蛾の生息地》で1点ずつ毒を与えることしかできない。
ここで《ウルヴェンワルドの足跡追い》を引き込むヒガキ。ただの1/1だが、手札に戻っていった《怨恨》がある。これをエンチャントしようとしたところで、オガサワラはこの1/1へ《内にいる獣》をキャスト。《怨恨》を潰すために仕方なく、といったところか。
《微光地》でライフを9に引き上げ、まだビーストトークンの攻撃には十分耐えられるはずだったオガサワラ。しかし、ヒガキは手札に《狩られる者の逆襲》をもう1枚握っていた。これによってビーストトークンは9/9へと成長し、オガサワラのライフをピッタリ削りきった。
ヒガキ 2-0 オガサワラ
ヒガキ、準決勝進出!
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