週末記＠ネオ青白デルバーでFNM、GPT、BMスタン
2012年10月22日 大会レポ コメント (3)週末はいつも通りエスパー奇跡かなーと思っていたのですが唐突に飽きたので何か殴るデッキが使いたくなり、新しくデッキを構築することに。
最近流行りのトリコトラフトですが、製作者本人が少なくともメインに火柱いらない、2マナ3点が欲しいとか、イゼチャはルーティングばっかり使うとか言ってたし、そもそもデッキ的にSCMを2T目はおろか3T目にプレイできる場面すら少なそうでトラフト引かなかったら全く殴ることができなさそうだったので、だったら青白にして占い師の代わりにデルバーに戻せばよくね？と思ったので由緒正しい（？）青白デルバーを組んでみました。
見ての通り生物構成は旧デルバーと全く同じで、スペルも可能な限り似たようなカードで埋めてあります。
このデッキだと奇跡デッキと違ってアゾリウスチャームのライフリンクも強く使える場面が多いので、強いカードをフル活用している気分になれますね。
環境から過剰なゾンビメタが一旦落ち着いて《火柱》のメイン採用率が落ち、代わりに2マナ以上の除去が増えたため、逆にデルバーにはありがたい環境になっています。
《思案》も《ギタクシア派の調査》もないのにまともにデルバーが運用できるのか？という意見もあると思いますが、キャントリップの枚数とデルバーの変身確率自体には関係はありません。
《思案》に関してはその効果が確実に変身に影響を与えていますが、どうでしょう、前の環境を思い出してみてください。
あなたの、もしくは対戦相手のデルバーは必ず思案を挟んでから変身していましたか？そんなことはありません。特に何もしなくても、デッキに20枚のスペルがあれば変身することはそこそこ普通に起こりえることでした。
もちろんデルバー→思案&デルバー2号→まとめて変身、のブン回りが一つ無くなってしまうのは大きな痛手ですが、現在はそこまで求めていません。トラフトだけでなく、何かもうひとつ序盤からクロックになり得る生物が欲しいという条件を満たしてくれればそれでいいのです。もしくは、相手が変身を恐れて変身前から除去を使ってくれて、それでターンとマナを消費してくれれば。
それに、もう一つ僕がデルバーを使いたい！と思う理由があって、それは「変身するしないに関わらずアップキープにトップを確認させてくれる」からです。言うまでもなく《思考掃き》との相性の良さですね。
有用なキャントリップが一気に落ちてしまい、このスペルへの依存度が大きく上がったからにはやはり少しでも相性のいいカードがあるに越したことはありません。もちろんマナを使いきりたかったり、次のターンに既にプレイすべきものが決まっている場合にはその限りではありませんが、少しでも無駄ドローを減らす動きに貢献できる1マナ生物なのですから、弱い理由はないはずです。
メインに1枚、多くの人には見慣れないカードであろう《素早い正義/Swift Justice(RTR)》が投入してあります。
これはRTRの白1マナのインスタントで、「対象のクリーチャーはターン終了時まで+1/+0、先制攻撃、ライフリンクを持つ」という効果です。どう見てもただのリミテッド用カードですが、これは1マナインスタントにしてはものすごく効果が強い！
特に《聖トラフトの霊》との相性は抜群で、相手に《吸血鬼の夜鷲》だろうが《スラーグ牙》だろうが無視してアタックに行くことができます。この環境はタフネス3が地味に多く、トラフトが特攻しても相打ちすら取れない場面がちょくちょくあり、パワーのプラス1は見た目より強力です。
「どうせ《修復の天使》でブリンクだろ」と思いながらなんとなくブロックに来た相手を1マナで打ち取りつつトラフトが生存し、なおかつ3点もゲインできるのは素晴らしい強さ。かと言ってトラフトが殴ってきたらブロックしないわけにはいけないので、仮に存在を知っていてケアしようとしてもそもそもケアできない場面が多いです。
《ルーン唱えの長槍》が見えている脅威なのに対し、こいつは物凄い角度からシャクりに行くことができます。長槍と組み合わせて1マナのすごいライフゲインとして使うこともできなくはありません（既に何度かやりました）。
これとアゾチャの2種類のライフゲイン手段により、赤が含まれていなくてもダメージレースを制することが簡単になりました。
その他のメインボードは割と見たままでしょうか。やはり青白だと安定したマナベースで1ターン目から確実にデルバーをプレイできるのが強みです。白マナを使う関係が（サイドも含めて）やや増えているので11枚目として《アゾリウスのギルド門》を1枚だけ。2枚は入れたくありませんが、1枚だけならギリギリ許容範囲です。
火力がない分カウンターは多く、バウンスやチャーム、コンバットトリックで対処できないスペル向けのカウンター構成になっています。終末も1発くらいは許せますけど、できれば何度も喰らいたくはないですからね。また、リムーブ系のスペルが多いので以前よりも《未練ある魂》系のデッキに少しだけ相性が改善されています。
サイド後はゾンビ用に白騎士と、ゾンビ含む生物デッキに必殺の《戦慄の感覚》。コントロール系相手には先出し用ジェイスや追加のカウンター、トラフト温存したりSCMを強く使うため（あとリリアナ等から守るため）《深夜の出没》などを。
少しだけ強そうには見えるけれど、結局以前のデッキの劣化焼き直しにほぼ近いので軽く試してダメそうだったらおとなしく奇跡コンにしよう･･･と思いながら、まずはFNMに参加。
＜FNM＠BM池袋＞
Round1:グリクシスコントロール ○○
《吸血鬼の夜鷲》や《血統の守り手》に突っ込んだトラフトが《素早い正義》→瞬唱でFB、と完璧な捌き方で活躍したり、リリアナから《深夜の出没》でトラフトを守ったり、とまさに想定通りの動きで快勝。
Round2:忘れた ○○
なぜかライフメモに何も相手のカードをメモしてないけど、3点ゲインしながら相手のライフが4点→6点と削れているのでトラフトに《素早い正義》したんだと思う。2本目はデルバーが即変身して殴り続けた模様。
Round3:トリコトラフト ○○
1本目はデルバーが2体変身して片方が生き残ってカウンター構えて勝ち･･･だったかな？2本目は《素早い正義》が綺麗に刺さって盤面掌握して勝ち。やはりトリコ相手だとデルバーの有無が大きく響きますね。
というわけでストレート勝ち×3の3-0でした。あれ、思ったよりデッキ強い？
デルバーならではのブン回りも残しつつ、アゾチャによる擬似ドローロックや《素早い正義》など、以前とは違った良さも少しだけ生まれてそれなりに戦えるデッキにはなっているようです。
そんなわけでGPTで使うために土曜日に身内と調整し、主に苦手そうなジャンドやラクドススライ等のプランを練り直してから日曜のGPT名古屋＠新宿PWCに参加。
メインは変更なく、サイドから《本質の散乱》と《信仰の盾》が。
＜GPT名古屋＠新宿PWC＞
参加者226名の8回戦。
Round1:ゴルガリゾンビ（ロッテス育成ゲーム型） ○××
《ヴェール生まれのグール》をロッテスでポイポイ捨てて沼セットや《グール呼びの詠唱》で回収しては捨てて激しく巨大化したグールで殴ったり、元々あるトランプルを活かして《ウルフィーの銀心》と結魂させて殴るデッキ。
バウンスとアゾチャに死ぬほど弱そうなので考えうるかぎり負ける要素がない相手だが･･･
1本目はアンサモン掘り起こしてロッテス戻して勝ち、2本目はものすごいマナフラッドして負け、3本目はSCMとアンサモン・アゾチャ多めという若干微妙かなーと思うハンドをキープしたら結局クロックを全然引かず負け。
2本目は仕方ないけど3本目はマリガンミス。凌げるパーツは後からいくらでも引けるし序盤に打つ意味がないのだから、栄光の騎士かトラフトを探しに行くべきだった。
Round2:ラクドススライ（赤寄り）××
1本目は先手でなんとなく土地とスペルがあったのでキープ宣言してしまったけど、よく見たら否認、中略、ルーン、天使、救助の手、島、M10土地とプランも糞もない完全に脳が死んでるキープ。もはや先手の利を活かして2T目の中略から相手を止めて天使を間に合わせるしかないな･･･と思っているとワンマリの相手からは《ラクドスの哄笑者》→《石大工》と結魂して3点、次ターンに6点、とヌルキープした自分を戒めるかのような動きで負け。
2本目は島2枚とデルバー、SCM、トラフト、アゾチャ、あと何かでキープしたら死ぬまで引いた土地があと島3枚で絶望しながら負け。確かに白マナ11枚しかないけども･･･
Round3:緑単タッチ赤ステロ ×○×
1本目は絡み根で殴られてトラフトルーンで殴り返したら《巨大化》されてトラフト死んで負け。
2本目はイエヴァ出されて引っかき回されたけど天使で殴って勝ち。
3本目は泉1枚とデルバー2枚でキープして、土地は引かないけど両方変身した後で片方は《押し潰す蔦》。それはともかく5ターン目まで土地引かず酸スラで唯一の土地を割られ、返しのターンから続けて土地2枚までは引けたけど相手が赤マナ引いてケッシグ起動されない限りなんとかなる！というところであっさり赤マナ引かれてしまって負け･･･。
0-3ドロップ。
マリガンミスが2回、事故で3回死んでるのでデッキが弱いというか俺が弱い･･･？いや事故が3回ある時点でそもそもデッキが弱いのか･･･？
もうちょっと試したかったのでそのまま夕方からBMスタンへ。
＜BMスタン＞
Round1:BGWハートレスビッグマナ（クロロくん）○××
1本目はトラフトだして割と普通に勝ち。2本目はハートレス置かれてから《金輪際》で指定された中略が（1枚減らしてるのに）ハンドでヒットして、さらにデルバーが10ターンくらい変身せずに延々と土地を提供してくれたので何もカウンターできず負け。
3本目は再び土地祭りで負け。なんだこれ･･･
Round2:緑黒ゾンビ ○○
1本目は全く殴れずにひたすら天使+パイクで延々とブロック。相手がゲラルフに活用でカウンター載せてくれたおかげで不死が誘発せずにライフが1点残り、返しにルーン2本とトラフト&天使で21点削って勝ち。
2本目は栄光の騎士とトラフトで殴って勝ち。
Round3:ラクドスゾンビスライ（冥府くん）×○×
1本目はワンマリ。先手の相手に1マナゾンビ4体並べられてトラフトルーンが間に合わず負け。
2本目はトラフトからのバウンスで勝ち。
3本目はライフ残り1で戦慄の感覚持ってたので相手に6枚目の土地（3点火力のFB用）かゲラルフか貴種を引かれない限りは返しの天使ルーンで勝ちだったけど土地を引かれて3点食らって負け。おしい。
Round4:ドラントークン（ヒナタク）○××
1本目はデルバー3体が次々と変身して一瞬で勝ち。
2本目は物量で押しつぶされて負け。
3本目は色マナ出る土地引かずに結局5マリガンwww初手がトラフトと瞬唱だけでキープし、それでも両方着地して相手のPW倒したりして頑張ったけど未練→ソリン紋章→ソリン落としたあとにソリン2号の紋章+美徳で4/3トークン2体にどつかれ続けて負け。
1-3...。
一日合わせて1-6。そう1-6である。1回しか勝っていないのに6回負けた。
どうやらフラッドとスクリューで同じくらいの回数負けてるみたいだし、やっぱりポンダーの抜けた穴は大きいのかもしれない･･･と思ったけど、冷静に考えたら土地の枚数は別にトリコデルバーと変わらないしむしろ色マナの分安定しているはずなんだから、マナフラとマナスクリューで負けたから弱いというのは理由にはならない気もする。
とりあえず思ったこととしては、やっぱり思案がないせいで序盤のマナ安定と中盤以降の無駄ドロー解消ができないし、瞬唱の能動的なプレイがしづらい。
2T目にドローしながら瞬唱みたいな動きもできないし、たまに4マナ揃ってようやくアゾチャFBしながら出てくることもある。もう面倒だから2T目に何もFBせず出すこともかなり多い。
だからこその《ボーラスの占い師》なんだろうけど、こいつはルーンがないとアタッカーにならないし、やっぱりデルバー使いたいしなー･･･クリーチャー合計数をこれ以上増やすとデルバーも占い師も共倒れになるし。
単に運が悪かっただけで実際はそこまで弱くないという説もある（実際、金曜と土曜はすごく強く感じてた）んだけど、何か改善点がありそうなのも事実。
何かないですかね？主に2マナまででプレイしやすい生物とか、瞬唱用のスペルとか。まあ、一応カードサーチで条件に合うマナ域のカードは一通り見たんですけど、何か見落としてるかもしれない。
結果は散々だったけどもう少し頑張ってみて、どうしても無理そうなら再びコントロールに戻す予定。
最近流行りのトリコトラフトですが、製作者本人が少なくともメインに火柱いらない、2マナ3点が欲しいとか、イゼチャはルーティングばっかり使うとか言ってたし、そもそもデッキ的にSCMを2T目はおろか3T目にプレイできる場面すら少なそうでトラフト引かなかったら全く殴ることができなさそうだったので、だったら青白にして占い師の代わりにデルバーに戻せばよくね？と思ったので由緒正しい（？）青白デルバーを組んでみました。
クリーチャー15
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
4《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》
3《修復の天使/Restoration Angel》
スペル20
4《送還/Unsummon(M13)》
4《思考掃き/Thought Scour(DKA)》
1《救助の手/Saving Grasp(DKA)》
1《素早い正義/Swift Justice(RTR)》
4《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm(RTR)》
3《中略/Syncopate(RTR)》
2《否認/Negate(M12)》
1《雲散霧消/Dissipate(ISD)》
置物3
3《ルーン唱えの長槍/Runechanter’s Pike(ISD)》
土地22
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain(RTR)》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress(M13)》
1《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(RTR)》
2《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt(ISD)》
9《島/Island(RTR)》
2《平地/Plains(RTR)》
サイドボード
4《栄光の騎士/Knight of Glory(M13)》
3《戦慄の感覚/Feeling of Dread(ISD)》
2《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》
1《隔離する成長/Sundering Growth(RTR)》
1《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》
1《否認/Negate(M12)》
1《幽体の飛行/Spectral Flight(ISD)》
2《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》
見ての通り生物構成は旧デルバーと全く同じで、スペルも可能な限り似たようなカードで埋めてあります。
このデッキだと奇跡デッキと違ってアゾリウスチャームのライフリンクも強く使える場面が多いので、強いカードをフル活用している気分になれますね。
環境から過剰なゾンビメタが一旦落ち着いて《火柱》のメイン採用率が落ち、代わりに2マナ以上の除去が増えたため、逆にデルバーにはありがたい環境になっています。
《思案》も《ギタクシア派の調査》もないのにまともにデルバーが運用できるのか？という意見もあると思いますが、キャントリップの枚数とデルバーの変身確率自体には関係はありません。
《思案》に関してはその効果が確実に変身に影響を与えていますが、どうでしょう、前の環境を思い出してみてください。
あなたの、もしくは対戦相手のデルバーは必ず思案を挟んでから変身していましたか？そんなことはありません。特に何もしなくても、デッキに20枚のスペルがあれば変身することはそこそこ普通に起こりえることでした。
もちろんデルバー→思案&デルバー2号→まとめて変身、のブン回りが一つ無くなってしまうのは大きな痛手ですが、現在はそこまで求めていません。トラフトだけでなく、何かもうひとつ序盤からクロックになり得る生物が欲しいという条件を満たしてくれればそれでいいのです。もしくは、相手が変身を恐れて変身前から除去を使ってくれて、それでターンとマナを消費してくれれば。
それに、もう一つ僕がデルバーを使いたい！と思う理由があって、それは「変身するしないに関わらずアップキープにトップを確認させてくれる」からです。言うまでもなく《思考掃き》との相性の良さですね。
有用なキャントリップが一気に落ちてしまい、このスペルへの依存度が大きく上がったからにはやはり少しでも相性のいいカードがあるに越したことはありません。もちろんマナを使いきりたかったり、次のターンに既にプレイすべきものが決まっている場合にはその限りではありませんが、少しでも無駄ドローを減らす動きに貢献できる1マナ生物なのですから、弱い理由はないはずです。
メインに1枚、多くの人には見慣れないカードであろう《素早い正義/Swift Justice(RTR)》が投入してあります。
これはRTRの白1マナのインスタントで、「対象のクリーチャーはターン終了時まで+1/+0、先制攻撃、ライフリンクを持つ」という効果です。どう見てもただのリミテッド用カードですが、これは1マナインスタントにしてはものすごく効果が強い！
特に《聖トラフトの霊》との相性は抜群で、相手に《吸血鬼の夜鷲》だろうが《スラーグ牙》だろうが無視してアタックに行くことができます。この環境はタフネス3が地味に多く、トラフトが特攻しても相打ちすら取れない場面がちょくちょくあり、パワーのプラス1は見た目より強力です。
「どうせ《修復の天使》でブリンクだろ」と思いながらなんとなくブロックに来た相手を1マナで打ち取りつつトラフトが生存し、なおかつ3点もゲインできるのは素晴らしい強さ。かと言ってトラフトが殴ってきたらブロックしないわけにはいけないので、仮に存在を知っていてケアしようとしてもそもそもケアできない場面が多いです。
《ルーン唱えの長槍》が見えている脅威なのに対し、こいつは物凄い角度からシャクりに行くことができます。長槍と組み合わせて1マナのすごいライフゲインとして使うこともできなくはありません（既に何度かやりました）。
これとアゾチャの2種類のライフゲイン手段により、赤が含まれていなくてもダメージレースを制することが簡単になりました。
その他のメインボードは割と見たままでしょうか。やはり青白だと安定したマナベースで1ターン目から確実にデルバーをプレイできるのが強みです。白マナを使う関係が（サイドも含めて）やや増えているので11枚目として《アゾリウスのギルド門》を1枚だけ。2枚は入れたくありませんが、1枚だけならギリギリ許容範囲です。
火力がない分カウンターは多く、バウンスやチャーム、コンバットトリックで対処できないスペル向けのカウンター構成になっています。終末も1発くらいは許せますけど、できれば何度も喰らいたくはないですからね。また、リムーブ系のスペルが多いので以前よりも《未練ある魂》系のデッキに少しだけ相性が改善されています。
サイド後はゾンビ用に白騎士と、ゾンビ含む生物デッキに必殺の《戦慄の感覚》。コントロール系相手には先出し用ジェイスや追加のカウンター、トラフト温存したりSCMを強く使うため（あとリリアナ等から守るため）《深夜の出没》などを。
少しだけ強そうには見えるけれど、結局以前のデッキの劣化焼き直しにほぼ近いので軽く試してダメそうだったらおとなしく奇跡コンにしよう･･･と思いながら、まずはFNMに参加。
＜FNM＠BM池袋＞
Round1:グリクシスコントロール ○○
《吸血鬼の夜鷲》や《血統の守り手》に突っ込んだトラフトが《素早い正義》→瞬唱でFB、と完璧な捌き方で活躍したり、リリアナから《深夜の出没》でトラフトを守ったり、とまさに想定通りの動きで快勝。
Round2:忘れた ○○
なぜかライフメモに何も相手のカードをメモしてないけど、3点ゲインしながら相手のライフが4点→6点と削れているのでトラフトに《素早い正義》したんだと思う。2本目はデルバーが即変身して殴り続けた模様。
Round3:トリコトラフト ○○
1本目はデルバーが2体変身して片方が生き残ってカウンター構えて勝ち･･･だったかな？2本目は《素早い正義》が綺麗に刺さって盤面掌握して勝ち。やはりトリコ相手だとデルバーの有無が大きく響きますね。
というわけでストレート勝ち×3の3-0でした。あれ、思ったよりデッキ強い？
デルバーならではのブン回りも残しつつ、アゾチャによる擬似ドローロックや《素早い正義》など、以前とは違った良さも少しだけ生まれてそれなりに戦えるデッキにはなっているようです。
そんなわけでGPTで使うために土曜日に身内と調整し、主に苦手そうなジャンドやラクドススライ等のプランを練り直してから日曜のGPT名古屋＠新宿PWCに参加。
メインは変更なく、サイドから《本質の散乱》と《信仰の盾》が。
＜GPT名古屋＠新宿PWC＞
参加者226名の8回戦。
Round1:ゴルガリゾンビ（ロッテス育成ゲーム型） ○××
《ヴェール生まれのグール》をロッテスでポイポイ捨てて沼セットや《グール呼びの詠唱》で回収しては捨てて激しく巨大化したグールで殴ったり、元々あるトランプルを活かして《ウルフィーの銀心》と結魂させて殴るデッキ。
バウンスとアゾチャに死ぬほど弱そうなので考えうるかぎり負ける要素がない相手だが･･･
1本目はアンサモン掘り起こしてロッテス戻して勝ち、2本目はものすごいマナフラッドして負け、3本目はSCMとアンサモン・アゾチャ多めという若干微妙かなーと思うハンドをキープしたら結局クロックを全然引かず負け。
2本目は仕方ないけど3本目はマリガンミス。凌げるパーツは後からいくらでも引けるし序盤に打つ意味がないのだから、栄光の騎士かトラフトを探しに行くべきだった。
Round2:ラクドススライ（赤寄り）××
1本目は先手でなんとなく土地とスペルがあったのでキープ宣言してしまったけど、よく見たら否認、中略、ルーン、天使、救助の手、島、M10土地とプランも糞もない完全に脳が死んでるキープ。もはや先手の利を活かして2T目の中略から相手を止めて天使を間に合わせるしかないな･･･と思っているとワンマリの相手からは《ラクドスの哄笑者》→《石大工》と結魂して3点、次ターンに6点、とヌルキープした自分を戒めるかのような動きで負け。
2本目は島2枚とデルバー、SCM、トラフト、アゾチャ、あと何かでキープしたら死ぬまで引いた土地があと島3枚で絶望しながら負け。確かに白マナ11枚しかないけども･･･
Round3:緑単タッチ赤ステロ ×○×
1本目は絡み根で殴られてトラフトルーンで殴り返したら《巨大化》されてトラフト死んで負け。
2本目はイエヴァ出されて引っかき回されたけど天使で殴って勝ち。
3本目は泉1枚とデルバー2枚でキープして、土地は引かないけど両方変身した後で片方は《押し潰す蔦》。それはともかく5ターン目まで土地引かず酸スラで唯一の土地を割られ、返しのターンから続けて土地2枚までは引けたけど相手が赤マナ引いてケッシグ起動されない限りなんとかなる！というところであっさり赤マナ引かれてしまって負け･･･。
0-3ドロップ。
マリガンミスが2回、事故で3回死んでるのでデッキが弱いというか俺が弱い･･･？いや事故が3回ある時点でそもそもデッキが弱いのか･･･？
もうちょっと試したかったのでそのまま夕方からBMスタンへ。
＜BMスタン＞
Round1:BGWハートレスビッグマナ（クロロくん）○××
1本目はトラフトだして割と普通に勝ち。2本目はハートレス置かれてから《金輪際》で指定された中略が（1枚減らしてるのに）ハンドでヒットして、さらにデルバーが10ターンくらい変身せずに延々と土地を提供してくれたので何もカウンターできず負け。
3本目は再び土地祭りで負け。なんだこれ･･･
Round2:緑黒ゾンビ ○○
1本目は全く殴れずにひたすら天使+パイクで延々とブロック。相手がゲラルフに活用でカウンター載せてくれたおかげで不死が誘発せずにライフが1点残り、返しにルーン2本とトラフト&天使で21点削って勝ち。
2本目は栄光の騎士とトラフトで殴って勝ち。
Round3:ラクドスゾンビスライ（冥府くん）×○×
1本目はワンマリ。先手の相手に1マナゾンビ4体並べられてトラフトルーンが間に合わず負け。
2本目はトラフトからのバウンスで勝ち。
3本目はライフ残り1で戦慄の感覚持ってたので相手に6枚目の土地（3点火力のFB用）かゲラルフか貴種を引かれない限りは返しの天使ルーンで勝ちだったけど土地を引かれて3点食らって負け。おしい。
Round4:ドラントークン（ヒナタク）○××
1本目はデルバー3体が次々と変身して一瞬で勝ち。
2本目は物量で押しつぶされて負け。
3本目は色マナ出る土地引かずに結局5マリガンwww初手がトラフトと瞬唱だけでキープし、それでも両方着地して相手のPW倒したりして頑張ったけど未練→ソリン紋章→ソリン落としたあとにソリン2号の紋章+美徳で4/3トークン2体にどつかれ続けて負け。
1-3...。
一日合わせて1-6。そう1-6である。1回しか勝っていないのに6回負けた。
どうやらフラッドとスクリューで同じくらいの回数負けてるみたいだし、やっぱりポンダーの抜けた穴は大きいのかもしれない･･･と思ったけど、冷静に考えたら土地の枚数は別にトリコデルバーと変わらないしむしろ色マナの分安定しているはずなんだから、マナフラとマナスクリューで負けたから弱いというのは理由にはならない気もする。
とりあえず思ったこととしては、やっぱり思案がないせいで序盤のマナ安定と中盤以降の無駄ドロー解消ができないし、瞬唱の能動的なプレイがしづらい。
2T目にドローしながら瞬唱みたいな動きもできないし、たまに4マナ揃ってようやくアゾチャFBしながら出てくることもある。もう面倒だから2T目に何もFBせず出すこともかなり多い。
だからこその《ボーラスの占い師》なんだろうけど、こいつはルーンがないとアタッカーにならないし、やっぱりデルバー使いたいしなー･･･クリーチャー合計数をこれ以上増やすとデルバーも占い師も共倒れになるし。
単に運が悪かっただけで実際はそこまで弱くないという説もある（実際、金曜と土曜はすごく強く感じてた）んだけど、何か改善点がありそうなのも事実。
何かないですかね？主に2マナまででプレイしやすい生物とか、瞬唱用のスペルとか。まあ、一応カードサーチで条件に合うマナ域のカードは一通り見たんですけど、何か見落としてるかもしれない。
結果は散々だったけどもう少し頑張ってみて、どうしても無理そうなら再びコントロールに戻す予定。
コメント
やっぱ天使４にして２マナ2/1留置を試すしか…