BM池袋 『ラヴニカへの回帰』ゲームデーカバレッジ(準々決勝)
2012年10月29日 戦略記事・読み物 コメント (2)(準決勝:http://police.diarynote.jp/201210300213246146/)
(決勝戦:http://police.diarynote.jp/201210301550179732/)
準々決勝:宮地 健太 vs. 成田 安正
参加者32名で行われた今回のゲームデー。
早々に3-0を達成し、ID二連続からいち早くシングルエリミネーション進出を決めた成田と、その成田にスイスラウンドで一度敗北している宮地のリベンジマッチが早くも準々決勝で設けられた。
"JAL"こと成田のデッキは本大会でも優勝候補の筆頭として警戒されている、いわゆる4色リアニメイトの『Frites』ならぬ『JALites』。《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth(AVR)》の採用がその大きな特徴であり、環境一週目から迷わずこのデッキを使い続けた成田本人の手によって非常に洗練されたリストに仕上がっている。
成田は参加者の大半を占める常連メンバーからの激しい対策をくぐり抜け、当然のようにシングルエリミネーションへと勝ち上がってきた。
対する"紅蓮"宮地健太はオリジナルのバントカラーテンポデッキ。《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》を強く使う、という現環境のアプローチのうちの一つに特化させたデッキタイプだ。
宮地曰く「トラフト&ムーア&ランカー&ルーンデッキ」とのことで、《怨恨/Rancor(M13)》によるトランプル付与を生かし切る構成のようだ。
スイスラウンドではマリガンや事故による不本意な形でマッチを落としてしまったという宮地。今回こそはデッキが微笑んでくれるだろうか。
Game1
宮地がダイスロールに勝利し貴重な先手を獲得。お互いマリガンすることなく、7枚同士の初手でゲームが開幕した。
1ターン目こそ互いに《氷河の城砦/Glacial Fortress(M13)》、《血の墓所/Blood Crypt(RTR)》と土地をタップインするというこの環境の典型的なスタートを切るが、2ターン目から早くもゲームが動き始める。
宮地が《ボーラスの占い師/Augur of Bolas(M13)》から《議事会の招集/Call of the Conclave(RTR)》を公開する力強い流れを見せると、対する成田は《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》で応える。《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》を使うテンポデッキの宮地には厳しいクリーチャーだ。
宮地は《寺院の庭》をタップインし《ボーラスの占い師》で攻撃。緑マナが立っていないため強化系スペルをケアする必要がない成田は当然これをブロックするが、《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm(RTR)》によってシャーマンをライブラリトップに返される。
しかしまだ盤面にクロックも出揃っていない現状ではそこまで厳しい動きではなく、成田は逆に返しのターンで《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer(RTR)》を召喚し、大きく優位に立つ。
宮地は3/3に向かって特攻するわけにもいかず、2体目の占い師から《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm(RTR)》を獲得。さらに先ほど公開した《議事会の招集》をプレイし、3/3のケンタウルスがにらみ合う形になる。
膠着を打開すべく成田は《忌まわしい回収/Grisly Salvage(RTR)》をプレイ。その中から《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》を拾い、先ほど戻されたシャーマンを展開し直す。
こうなると素早くゲームを決めにかからなければまずい宮地は《怨恨》を占い師に纏わせ、ケンタウルストークンと共に2体の3/3クリーチャーで攻撃を宣言する。トークンは《ケンタウルスの癒し手》と相打ちし、占い師のみが本体に3点のダメージを通すことになった。さらに宮地は《送還/Unsummon(M13)》でシャーマンをバウンスし、頑なに召喚酔いが解けることを拒む。
先ほどの《忌まわしい回収》で墓地に落ちた《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》をフラッシュバックしつつシャーマンを三度出し直した成田は返しの占い師による3点パンチをスルー。土地を立たせてターンを渡した宮地だが、成田の《スラーグ牙》は無事に着地。ここまで合計8点のライフを獲得している成田のライフは何度も攻撃を受けているにも関わらず未だ22と原点すら割っておらず、この環境のライフゲイン生物の強さを見せつける。
それでも愚直に殴り続けるしかない宮地は占い師で攻撃し、《スラーグ牙》がブロックしたのを確認してから《セレズニアの魔除け》で追放。《怨恨》のトランプルによって3点のダメージは全て本体へ貫通する。この2種の《魔除け》と《怨恨》のシナジーが宮地のデッキの持ち味だ。
宮地の唯一の生物を除去すべく《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》を繰り出す成田だったが、宮地はこれに《否認/Negate(M13)》。最後のクロックを除去することは許さない。
さらに2枚目の《怨恨》をエンチャントし、5/3へと成長した占い師はブロックされることなく成田のライフを13へと落ち込ませる。トランプル相手ではスピリット・トークンも延命にはならない。ターン終了時にようやく起動を許されたシャーマンにより《否認》を取り除き、宮地のライフを2点失わせる。
このままでは殴り切られてしまいそうな成田であったが、8枚目の土地をセットするとフルタップからデッキの顔である《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth(AVR)》をキャスト!生物へのカウンターを握っていない宮地は《瞬唱の魔道士》で《送還》をフラッシュバックしてビースト・トークンを除去してみるが、それでも成田はビヒモス本体を含めて1/1のスピリットを2体、1/2のシャーマンと合計4体をコントロールしており、全員が+4/+4の修整と共にトランプルを得ることになる。
一撃必殺!
成田 1-0 宮地
Game2
スイスラウンドと同様厳しい内容に終わった1本目。
宮地の口からポツリと「勝ちたいな」という言葉が溢れる。
再びの先手となったその宮地だが、土地とスペルは見かけ上揃っているものの肝心の生物が1枚もないハンドではキープすることはできず、マリガン。成田は余裕を持って7枚のハンドでキープを宣言する。
互いにタップインからの宮地の《ボーラスの占い師》、と1本目と同様の展開になった2ゲーム目だが、そこで公開されたカードは《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》!成田のリアニメイト・プランを崩壊させる一枚が早くも宮地の手に渡った。
しかし、1ゲーム目の流れでも分かるように成田のデッキは一度も《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》を唱えずとも殴り切ることのできる構成である。この調子で勝ち手段を一つずつ潰していくことができるだろうか。
成田が返しでプレイした《死儀礼のシャーマン》まで1本目と同じだが、今回は3ターン目から宮地が《怨恨》を占い師に纏わせアタックを開始。さすがにこれはシャーマンでブロックするわけにいかない。
そしてまた1本目と同様、3ターン目に《ケンタウルスの癒し手》を唱える成田だったが、ここには宮地の《本質の散乱/Essence Scatter(M13)》が突き刺さる。
これによって実質2ターン程度稼げていたはずの時間を失った成田だが、宮地が返しで《思考掃き/Thought Scour(DKA)》+《議事会の招集》でマナを使い切ったのを確認すると、《死儀礼のシャーマン》で宮地の墓地に落ちた土地を追放しながらマナを出し、4ターン目にして《スラーグ牙》を降臨させ、今度こそ大きく宮地を減速させることに成功する。
それでも構わず占い師と3/3トークンで攻撃を続ける宮地。当然《スラーグ牙》は3/3トークンをブロックに向かうが、宮地の《素早い正義/Swift Justice(RTR)》によって一方的に討ち取られることになった。それでもビーストトークンによって守りを固めている成田は《殺戮遊戯/Slaughter Games(RTR)》で逆転の可能性となる《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》を抜き去る。
しかしビーストトークンを《送還》してアタックを続ける宮地。返しに《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells(DKA)》が登場するが、3/3が2体でアタックしている現状ではやや力不足か。宮地は「変身」だけ防ぐためにメインで《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》をプレイ。
《ケンタウルスの癒し手》を追加し延命を図る成田。さらに《死儀礼のシャーマン》が少しずつではあるがライフを供給し続けており、ついに宮地の行動が尽きたことによる変身した《高原の荒廃者/Ravager of the Fells(DKA)》がアタックを開始する。さらに《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》、《ケンタウルスの癒し手》と連打して再び《高原の狩りの達人》へと「変身」させ直すことで成田はさらにライフとトークンを獲得し、防御を固める。いつの間にか、成田と宮地のライフは逆転していた。
こうなると《死儀礼のシャーマン》が今度は宮地に牙を剥き始める。墓地のスペルを追放しながら宮地のライフを削り、再び「変身」した《高原の荒廃者》、《ケンタウルスの癒し手》、狼トークンが《ガヴォニーの居住区/Gavony Township(ISD)》のバックアップを受けながらアタックを行ったことで宮地のライフは削りきられてしまったのであった。
対ビートダウン(特にクロック・パーミッション)相手ではリアニメイトにほぼ頼ることなく、緑白黒ボードコントロールとして動く成田のデッキ。そのサイドプランも、まさに対戦相手である宮地と何度も練習することで生まれたものであるという。
練習の成果を生かした素晴らしいゲームプランを構築した成田が予選ラウンドに続いて宮地を下し、優勝へとさらに一歩近づいた。
成田 2-0 宮地
成田 安正、準決勝進出!
(決勝戦:http://police.diarynote.jp/201210301550179732/)
準々決勝:宮地 健太 vs. 成田 安正
参加者32名で行われた今回のゲームデー。
早々に3-0を達成し、ID二連続からいち早くシングルエリミネーション進出を決めた成田と、その成田にスイスラウンドで一度敗北している宮地のリベンジマッチが早くも準々決勝で設けられた。
"JAL"こと成田のデッキは本大会でも優勝候補の筆頭として警戒されている、いわゆる4色リアニメイトの『Frites』ならぬ『JALites』。《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth(AVR)》の採用がその大きな特徴であり、環境一週目から迷わずこのデッキを使い続けた成田本人の手によって非常に洗練されたリストに仕上がっている。
成田は参加者の大半を占める常連メンバーからの激しい対策をくぐり抜け、当然のようにシングルエリミネーションへと勝ち上がってきた。
対する"紅蓮"宮地健太はオリジナルのバントカラーテンポデッキ。《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》を強く使う、という現環境のアプローチのうちの一つに特化させたデッキタイプだ。
宮地曰く「トラフト&ムーア&ランカー&ルーンデッキ」とのことで、《怨恨/Rancor(M13)》によるトランプル付与を生かし切る構成のようだ。
スイスラウンドではマリガンや事故による不本意な形でマッチを落としてしまったという宮地。今回こそはデッキが微笑んでくれるだろうか。
Game1
宮地がダイスロールに勝利し貴重な先手を獲得。お互いマリガンすることなく、7枚同士の初手でゲームが開幕した。
1ターン目こそ互いに《氷河の城砦/Glacial Fortress(M13)》、《血の墓所/Blood Crypt(RTR)》と土地をタップインするというこの環境の典型的なスタートを切るが、2ターン目から早くもゲームが動き始める。
宮地が《ボーラスの占い師/Augur of Bolas(M13)》から《議事会の招集/Call of the Conclave(RTR)》を公開する力強い流れを見せると、対する成田は《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》で応える。《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》を使うテンポデッキの宮地には厳しいクリーチャーだ。
宮地は《寺院の庭》をタップインし《ボーラスの占い師》で攻撃。緑マナが立っていないため強化系スペルをケアする必要がない成田は当然これをブロックするが、《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm(RTR)》によってシャーマンをライブラリトップに返される。
しかしまだ盤面にクロックも出揃っていない現状ではそこまで厳しい動きではなく、成田は逆に返しのターンで《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer(RTR)》を召喚し、大きく優位に立つ。
宮地は3/3に向かって特攻するわけにもいかず、2体目の占い師から《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm(RTR)》を獲得。さらに先ほど公開した《議事会の招集》をプレイし、3/3のケンタウルスがにらみ合う形になる。
膠着を打開すべく成田は《忌まわしい回収/Grisly Salvage(RTR)》をプレイ。その中から《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》を拾い、先ほど戻されたシャーマンを展開し直す。
こうなると素早くゲームを決めにかからなければまずい宮地は《怨恨》を占い師に纏わせ、ケンタウルストークンと共に2体の3/3クリーチャーで攻撃を宣言する。トークンは《ケンタウルスの癒し手》と相打ちし、占い師のみが本体に3点のダメージを通すことになった。さらに宮地は《送還/Unsummon(M13)》でシャーマンをバウンスし、頑なに召喚酔いが解けることを拒む。
先ほどの《忌まわしい回収》で墓地に落ちた《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》をフラッシュバックしつつシャーマンを三度出し直した成田は返しの占い師による3点パンチをスルー。土地を立たせてターンを渡した宮地だが、成田の《スラーグ牙》は無事に着地。ここまで合計8点のライフを獲得している成田のライフは何度も攻撃を受けているにも関わらず未だ22と原点すら割っておらず、この環境のライフゲイン生物の強さを見せつける。
それでも愚直に殴り続けるしかない宮地は占い師で攻撃し、《スラーグ牙》がブロックしたのを確認してから《セレズニアの魔除け》で追放。《怨恨》のトランプルによって3点のダメージは全て本体へ貫通する。この2種の《魔除け》と《怨恨》のシナジーが宮地のデッキの持ち味だ。
宮地の唯一の生物を除去すべく《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》を繰り出す成田だったが、宮地はこれに《否認/Negate(M13)》。最後のクロックを除去することは許さない。
さらに2枚目の《怨恨》をエンチャントし、5/3へと成長した占い師はブロックされることなく成田のライフを13へと落ち込ませる。トランプル相手ではスピリット・トークンも延命にはならない。ターン終了時にようやく起動を許されたシャーマンにより《否認》を取り除き、宮地のライフを2点失わせる。
このままでは殴り切られてしまいそうな成田であったが、8枚目の土地をセットするとフルタップからデッキの顔である《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth(AVR)》をキャスト!生物へのカウンターを握っていない宮地は《瞬唱の魔道士》で《送還》をフラッシュバックしてビースト・トークンを除去してみるが、それでも成田はビヒモス本体を含めて1/1のスピリットを2体、1/2のシャーマンと合計4体をコントロールしており、全員が+4/+4の修整と共にトランプルを得ることになる。
一撃必殺!
成田 1-0 宮地
Game2
スイスラウンドと同様厳しい内容に終わった1本目。
宮地の口からポツリと「勝ちたいな」という言葉が溢れる。
再びの先手となったその宮地だが、土地とスペルは見かけ上揃っているものの肝心の生物が1枚もないハンドではキープすることはできず、マリガン。成田は余裕を持って7枚のハンドでキープを宣言する。
互いにタップインからの宮地の《ボーラスの占い師》、と1本目と同様の展開になった2ゲーム目だが、そこで公開されたカードは《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》!成田のリアニメイト・プランを崩壊させる一枚が早くも宮地の手に渡った。
しかし、1ゲーム目の流れでも分かるように成田のデッキは一度も《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》を唱えずとも殴り切ることのできる構成である。この調子で勝ち手段を一つずつ潰していくことができるだろうか。
成田が返しでプレイした《死儀礼のシャーマン》まで1本目と同じだが、今回は3ターン目から宮地が《怨恨》を占い師に纏わせアタックを開始。さすがにこれはシャーマンでブロックするわけにいかない。
そしてまた1本目と同様、3ターン目に《ケンタウルスの癒し手》を唱える成田だったが、ここには宮地の《本質の散乱/Essence Scatter(M13)》が突き刺さる。
これによって実質2ターン程度稼げていたはずの時間を失った成田だが、宮地が返しで《思考掃き/Thought Scour(DKA)》+《議事会の招集》でマナを使い切ったのを確認すると、《死儀礼のシャーマン》で宮地の墓地に落ちた土地を追放しながらマナを出し、4ターン目にして《スラーグ牙》を降臨させ、今度こそ大きく宮地を減速させることに成功する。
それでも構わず占い師と3/3トークンで攻撃を続ける宮地。当然《スラーグ牙》は3/3トークンをブロックに向かうが、宮地の《素早い正義/Swift Justice(RTR)》によって一方的に討ち取られることになった。それでもビーストトークンによって守りを固めている成田は《殺戮遊戯/Slaughter Games(RTR)》で逆転の可能性となる《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》を抜き去る。
しかしビーストトークンを《送還》してアタックを続ける宮地。返しに《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells(DKA)》が登場するが、3/3が2体でアタックしている現状ではやや力不足か。宮地は「変身」だけ防ぐためにメインで《墓場の浄化/Purify the Grave(ISD)》をプレイ。
《ケンタウルスの癒し手》を追加し延命を図る成田。さらに《死儀礼のシャーマン》が少しずつではあるがライフを供給し続けており、ついに宮地の行動が尽きたことによる変身した《高原の荒廃者/Ravager of the Fells(DKA)》がアタックを開始する。さらに《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》、《ケンタウルスの癒し手》と連打して再び《高原の狩りの達人》へと「変身」させ直すことで成田はさらにライフとトークンを獲得し、防御を固める。いつの間にか、成田と宮地のライフは逆転していた。
こうなると《死儀礼のシャーマン》が今度は宮地に牙を剥き始める。墓地のスペルを追放しながら宮地のライフを削り、再び「変身」した《高原の荒廃者》、《ケンタウルスの癒し手》、狼トークンが《ガヴォニーの居住区/Gavony Township(ISD)》のバックアップを受けながらアタックを行ったことで宮地のライフは削りきられてしまったのであった。
対ビートダウン(特にクロック・パーミッション)相手ではリアニメイトにほぼ頼ることなく、緑白黒ボードコントロールとして動く成田のデッキ。そのサイドプランも、まさに対戦相手である宮地と何度も練習することで生まれたものであるという。
練習の成果を生かした素晴らしいゲームプランを構築した成田が予選ラウンドに続いて宮地を下し、優勝へとさらに一歩近づいた。
成田 2-0 宮地
成田 安正、準決勝進出!
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