先週はプレリに出たりしてましたが微妙に忙しくて更新しておらず。
GW中もいろいろ用事があったけどスタンはやりたかったのでCoSに参加。普段よりちょっと参加人数多めだったかな?

デッキは新環境向けの青信心タッチ白。
土地25
4《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment(BNG)》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain(RTR)》
2《マナの合流点/Mana Confluence(JOU)》
3《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx(THS)》
12《島/Island(THS)》

クリーチャー27
4《惑乱のセイレーン/Hypnotic Siren(JOU)》
3《審判官の使い魔/Judge’s Familiar(RTR)》
4《潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage(M14)》
4《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird(RTR)》
4《夜帷の死霊/Nightveil Specter(GTC)》
4《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea(THS)》
4《波使い/Master of Waves(THS)》

スペル8
2《急速混成/Rapid Hybridization(GTC)》
4《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》
2《タッサの二叉槍/Bident of Thassa(THS)》

サイド
3《変わり谷/Mutavault(M14)》
2《反論/Gainsay(THS)》
3《否認/Negate(M13)》
2《復仇/Reprisal(JOU)》
2《家畜化/Domestication(ROE)》
1《神討ち/Deicide(JOU)》
2《異端の輝き/Glare of Heresy(THS)》


信心デッキ+タッチカラーは2色土地が8枚しか取れない関係で微妙に安定性が低かったのが欠点でした。色の合わないショックランド(《神無き祭殿》など)を入れた構築も見られましたね。ただ、やはり2ターン目のダブルシンボルは安定させたいので個人的にはあまり好きではありませんでした。

そこで今回最注目カードの一つである《マナの合流点/Mana Confluence(JOU)》の出番です。
アンタップインする青白2色地形というだけでなく、このデッキでは《夜帷の死霊/Nightveil Specter(GTC)》が奪った相手のスペルをプレイできる可能性を大きく引き上げるという細かい仕事もあります。

続いて、新たな1マナ生物枠として《惑乱のセイレーン/Hypnotic Siren(JOU)》をフル投入してみました。入れ替え先は《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor(GTC)》。
これまで中盤以降に引いてしまった猛禽はどうしようもないカードだったのですが、そこと入れ替えになったセイレーンの「授与」により、青信心が一気に長期戦向けの逆転要素を手に入れることになりました。

もともと青信心のメインはニクソス型でサイドから相手によって谷に入れ替えるスタイルの方が好みだったという個人的な事情もあり、1ターン目の飛行クロック兼ニクソスからのマナ注ぎ先やマナフラ対策として最適なこのクリーチャーを入れない選択肢はありませんでした。
単体で一応クロックになるので(猛禽に比べれば)わずかながらラスへの耐性も上がっています。

ちなみに、ニクソスや合流点のおかげで相手から奪った生物の起動型能力なども割と起動できることが多いです(ジャンドモンスター相手の時などは特に重要ですね)。

サイドには《復仇/Reprisal(JOU)》と《神討ち/Deicide(JOU)》を。前者はポルクラノスやハイドラへの対策として。後者は同系やコントロール系だけでなく、エンチャント系追放除去を多めに取るナヤやボロスなどにもインすることがあります。

では実際の大会レポを。

Round1:青白コントロール
1本目は先手ダブマリ。フロストバーン→夜帳の動きだが夜帳は《中略》される。その後もそこそこドローは噛み合い、残り5点まで詰めたもののそこで息切れして《霊異種/AEtherling(DGM)》の介錯で終了。
2本目は相手がトリマリ。こちらはフロストバーンと夜帳でビートダウンしてそのまま勝ち。
3本目はいつものプラン通り1~2マナ生物と谷で殴り2マナ立たせてジェイスを待ち構える展開。予定通り《否認》で捉えることができたのであとは返しの二股槍でアドバンテージ差を広げる。グレアや神討ちでスフィアやリングを剥がしてタッサを生還させたりして、ペスを出された上から殴りきって勝ち。
×○○

Round2:赤単英雄的
1本目は後手ダブマリ、相手ワンマリ。《サテュロスの重装歩兵》に《タイタンの力》で5点パンチを貰うところから始まり、さらに《向こう見ずな技術》。なんとかスフィアで対処したがブロッカーの夜帳もコンバットトリックで打ち取られ、ずっと合流点からダメージを受けていたこともあり波使いを出す前に本体火力で負け。
2本目はワンマリ。土地が詰まってカックラー+向こう見ずにいかれそうになるけどなんとかブロッカー使い尽くして間に合い、お互い消耗したところで波使いに到達して勝ち。
3本目もダブマリ、相手ワンマリ。《灼熱の血》などを貰いながらライフが減っていくが向こう見ず生物はなんとか《復仇》で捌き、夜帳からの波使い2連打。エンド前にボロチャ2連続で打たれて残り2となり、相手に2ターン中に火力引かれたら負けだったけど引かれず殴りきって勝ち。
×○○

Round3:黒単アグロ
1本目は先手。《ラクドスの哄笑者》と《節くれの傷皮持ち》2体を早々に並べられて突撃され、こちらはフロストバーン2体。怪しいけどライフ余裕なかったので素直に2/1を2体ブロックすると《胆汁病》で壊滅。その後もブロッカーで《夜帷の死霊》を出した返しに《モーギスの匪賊》からの全軍突撃はブロック後に《エレボスの加護》、と思惑通りに道をこじ開けられる。波使いで1:2交換取ったりはしたけど結局《饗宴の主》で負け。
2本目は一通りコンバットトリックをケアしながらプレイはしたけど《苦痛の予見者》へスフィアを使う羽目になり、《饗宴の主》へ対処するカードを引けず飛行でチャンプを繰り返すだけに。なんとか盤面作ってライフ6、相手はデーモンだけでライフ3、ハンド0になり、何も引かれなければ勝てるところまで来たけど《凱旋の間》トップされてぴったり6点になり負け。
××

Round4:ボロスバーン
1本目は先手ワンマリ。フロストバーンに繋ぎ止め→スフィアで剥がして波使いでトークン4体出して、へリックスでゲインされたりしたけど圧殺。
2本目は土地が島2で止まったけど使い魔とセイレーン、フロストバーン連打。相手が除去しつつチャンフェニで殴ってきて、へリックスも2回打たれたけど使い魔や否認で回復させず。そこで突然《神々の憤怒》がプレイされ、相手のチャンフェニが追放され、こちらの使い魔とセイレーンは流れたけどフロストバーン2体は残る。そのまま残った2体で殴って島2枚のまま勝ち。
○○

Round5:ジャンドモンスター
1本目は先手でセイレーンから。1ターン目がショックランドタップインだったけど、3ターン目ポルクラノスするためにこっちの先手2ターン目の潮縛りケアで1ターンずらしてプレイして来なかった可能性がありそうだったので、こちらもプレイせずエンド。想定通り返しにエルフが出てきたけど2体まとめて出てきたので仕方なく1体タップ。
結局ポルクラノスは出てきたけどこちらも急速混成構えながら波使い出せる状態になったので展開し、2体目も追加して勝ち。

2本目は早々にマナクリからポルクラが出てくる。こちらの夜帳と相手の狩猟者が同時にいる関係で相手の占術やセットランドが難しい状態。こっちは波使い2枚いたので、1体は避雷針でいいやと思ってプレイするとフルタップ中に怪物化されず、相手はドムリでドラゴンを手札に加える。
次ターンに急速混成も引いたのでじゃあいいやと思って2体目も出して殴るとゴルチャで全滅。完全に忘れてた。とはいえ占術で上にセイレーン置いてあるのを把握してるので返しのドラゴン展開→パンチはポルクラを急速混成で落とし、予定通りセイレーンでドラゴンを奪取。
まあ勝ったかなと思ってたら狩猟者で霧裂きハイドラが見えてしまい、ドムリで引かれてX=9が唐突に殴ってくる。(残りライフ2)しかしこちらもニクソスのおかげでドラゴンが怪物化できるので、アタックと合わせて11点叩き込んで勝ち。
○○

というわけで4-1でした。
ニクソス+セイレーンの構成はかなり手に馴染みます。主に1/1飛行クロックとして運用して、たまにコンマジできたらいいなという目論見通りの仕事をしてくれたので言うことないですね。序盤と終盤のどちらで引いても強いのはうれしい。
色マナも前よりだいぶ安定していい感じですが、やはりダメージは多少気になりますね。なくても回らないことはないので2枚に抑えましたが、これくらいでちょうど良かった感じです。3枚だとたぶん多い。

青単系はそもそもメイン谷3~4がメジャーということもあり今回のようなリスト自体が敬遠されそうな気もしますが、強いことは強いので気が向いたら試してみてください。(僕はメインなら谷よりニクソスの方が強いと確信しています)

青単の出来にはそれなりに満足できたので、黒単とか赤単も平行して調整していきたいと思います。《予言の炎語り/Prophetic Flamespeaker(JOU)》をうまく使いたい・・・。あ、4枚買ったあとに賞品から出てしまったので1枚余りました。誰か欲しい人がいたら出すので言ってください。いなければそのうち売ります。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索